JPH0128611Y2 - - Google Patents

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JPH0128611Y2
JPH0128611Y2 JP1981136506U JP13650681U JPH0128611Y2 JP H0128611 Y2 JPH0128611 Y2 JP H0128611Y2 JP 1981136506 U JP1981136506 U JP 1981136506U JP 13650681 U JP13650681 U JP 13650681U JP H0128611 Y2 JPH0128611 Y2 JP H0128611Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電磁継電器に関する。
従来の小型電磁継電器は一般に、第1図に示す
ように、電磁石1の継鉄2の端面角部2aにL字
状の接極子3の折曲部3aの内角部3bが当接す
るようにバネ部材4の支点用板バネ部4aで外角
部3cを押圧し、接極子3の長片3dをバネ部材
4の復旧用板バネ部4bで押圧して、接極子3を
端面角部2aを支点として時計回り(第1図にお
いて)に回動させる復旧力を付与している。そし
て、電磁石1に通電されると接極子3は短片3e
が鉄心1aに吸着されて第1図に鎖線で示す位置
まで回動し、通電が解除されると復旧用板バネ部
4bの押圧力で第1図に実線で示す位置まで回動
する。この接極子3の回動による接極子3の長片
3dの先端部3d′の上下方向(第1図において)
の移動を利用して可動接点バネ5を移動して接点
の開閉がなされる。
しかして、可動接点バネ5及び接極子3はいず
れも導電性であるので、従来では、接極子3の長
片3dの先端部3d′に絶縁材料から成るカード6
を取付け、このカード6を介して可動接点バネ5
を駆動している。
このカード6の取付けは、第2図aに示すよう
に先端部3d′にカード6をインサートモールドに
よつて形成したり、第2図bに示すようにカード
6を先端部3d′にカシメて固定したり、あるいは
第2図cに示すように先端部3d′に設けた穴3f
に突起6aを嵌込んで行つている。
しかし、このように接極子3に復旧用板バネ部
4bがフリーな状態で当接していると、電磁継電
器が外部からの振動などを受けると、接極子3が
位置づれしたり、ガタツキを生じたり、復旧用板
バネ部4bと接極子3との当接位置がずれたりす
る不都合がある。
このため、特開昭52−38153号において、接極
子の先端にバネ部材の先端を接着固定する方法が
提案され、また、特公昭56−30648号において、
接極子及びバネ部材をカードの切欠部の上下に収
容する方法が提案されている。
しかし、前者のようにバネ部材先端と接極子先
端とを接着固定する方法では、この接着工程が煩
雑であるばかりでなく、バネ部材の復旧力が均一
となるように均一に接着固定するのが難しく、接
着の状態によつて復旧力にバラツキが生じやすい
という問題があり、また、バネ部材を接着固定す
ると、その交換が不可能となるという問題もあつ
た。
また、後者の方法では、バネ部材と接極子とが
カードの切欠部に収容されてそれぞれ切欠部の上
縁、下縁に当接しているだけなので、外部からの
振動や衝撃などで、ズレを生じたり、ガタツキを
生じたり、はずれたりするという問題があつた。
本考案は上記の欠点を改めた小型電磁継電器を
提供することを目的としている。
以下、図面に基いて本考案の実施例を説明す
る。
第3図は本考案による小型電磁継電器の一実施
例を示す分解斜視図である。
同図において、10は電磁石ブロツクで、ほぼ
L字型の継鉄11が電磁石12の下面及び一端面
を覆う如く取り付けられている。継鉄11の両側
端面には凸部13が形成されている。
接点ブロツク20は、合成樹脂などから成るほ
ぼ長方体状の絶縁部材21に一端に端子22〜2
5が形成された導電部材がモールドされていて、
これらの導電部材は端子22〜25の他端側にそ
れぞれ延設されたコイル接続端子26、台座片2
7、固定接点用板片28,29などを有し、台座
片27には可動接点バネ30の一端が固着され、
固定接点用板片28,29には接点31が固着さ
れて接点バネ組みが構成されている。
また、絶縁部材21の前記端子22〜25が突
出した面とは反対側の面のほぼ中央には頭部32
が突設され、前記継鉄31の凸部13に嵌合する
嵌込み穴33がこの頭部32に設けられている。
また絶縁部材21の前記頭部32が突出したのと
同一の面の一端側には、後述するバネ部材40の
第2の板バネ部42の先端部42bを係止するよ
うに凹状に切欠いた係止溝34が複数個設けられ
ている。
バネ部材40は金属板バネで形成され、第4図
a,bに示すようにくの字状に鋭角に折曲された
帯状の板状片41a,41bから成る第1の板バ
ネ部41と、この第1の板バネ部41の一方の板
状片41aの先端部41a′近傍から二叉状に第1
の板バネ部41の折曲部41cより僅かに外側方
向へ折曲部42aで折曲げられ、板状片41aを
超える長さで延設された同一長さ、同一形状の二
つの帯状の第2の板バネ部42,42とによつて
構成されている。なお第1の板バネ部41を構成
する板状片41a,41bのうち、板状片41b
の方が長さが大に設定されている。第1の板バネ
部41の板状片41bの先端41b′にはカード4
3がインサートモールドされている。このカード
43は接極子50の長辺50aの先端に二叉状に
形成された挿込片51が挿装される挿込固定溝4
4を両側端面に備えている。
接極子50は第5図に示すように、ほぼL字状
に鋭角に折曲され、その長辺50aの先端部には
カード43の両側の溝44に挿入される薄肉の挿
込片51が形成されている。なお、52は軽量化
するため、且つ第1の板バネ部41の板状片41
bが収容される逃げを作るために、長辺50aに
長手方向に刻設された凹部である。
60は下面が開口したケース、70はこの開口
部を塞ぐ底蓋で、底蓋70は端子22〜25が貫
通する端子穴71〜74を備えている。
電磁継電器を組立てるには、第6図に示すよう
に、接極子50の長辺50aの先端の挿込片51
をカード43の両側の挿込固定溝44,44に挿
込固定して、接極子50の背面の凹部52に第1
の板バネ部41の一部が収容された状態でバネ部
材40を取り付ける。そして第7図に示すように
接極子50の折曲部50cの内角部50dが継鉄
11の端面角部11aに当接するように、継鉄1
1の背面に配置し、次に二つの接点ブロツク2
0,20の係止溝34の一つにバネ部材40の第
2の板バネ部42の先端部42bをそれぞれ嵌め
込み、接点ブロツク20,20の嵌込み穴33に
継鉄11の凸部13を嵌め込んで電磁石ブロツク
10の両側下部に二つの接点ブロツク20,20
を取り付ける、このようにして電磁石ブロツク1
0、接極子50、バネ部材40、接点ブロツク2
0,20を一体に取り付けたものを、ケース60
内に挿入し、第8図に示すように、各端子22〜
25を端子穴71〜74に通して底蓋70でケー
ス60の開口部を塞ぎ、接着剤を底蓋70の周縁
部に塗布して底蓋70をケース60の開口部に固
定する。
このようにして組立てられた小型電磁継電器で
は、バネ部材40の第1の板バネ部41はくの字
状の鋭角の折曲部41cの曲げ角度がやや第1の
板バネ部21のバネ性に抗して開くように押し付
けられ、第2の板バネ部42は第2の板バネ部4
2のバネ性に抗して第1の板バネ部41側に撓む
ように押し付けられた状態になつている。
このため、第1の板バネ部41の板状片41b
の先端のカード43と板状片41aの先端部41
a′によつて、接極子50の短片50b及び長片5
0aは挾圧された状態で継鉄11の端面角部11
aに押圧されるから、接極子50の内角部50d
が端面角部11aからはずれないように充分な押
圧力F1が付与され、この端面角部11aを支点
として接極子50は揺動自在に継鉄11とバネ部
材40との間に挾圧支持された状態になつてい
る。
また、それと同時に、第2の板バネ部42はバ
ネ性に抗して板状片41a側へ押圧されているか
ら、第2の板バネ部42の復元力は第2の板バネ
部42の基部側、即ち第1の板バネ部41の先端
部41a′を矢印c方向へ移動させる力として作用
する。このため、第2の板バネ部42による復元
力は第1の板バネ部41を介して、接極子50が
継鉄11の端面角部11aを中心として短片50
bが鉄心12aを離れる方向のモーメントMとし
て作用する。
従つて、電磁石12に通電されると、バネ部材
40による復旧力に抗して接極子50は短片50
aが鉄心12aに吸着される方向に回動し、通電
が解除されると復旧力によつて接極子50は回動
し短片50bが鉄心12aから離れる。
カード43は可動接点バネ30に当接している
ので、接極子50の回動に応じて可動接点バネ3
0はカード43と共に移動し、これによつて接点
の開閉がなされる。なお、この復旧力は第2の板
バネ部42の先端部42bを取り付ける係止溝3
4の選択によつて調整される。
以上説明したように、上記実施例の小型電磁継
電器では、バネ部材40の第1の板バネ部41の
板状片41bの先端部41b′にカード43がイン
サートモールドによつて取り付けられていて、こ
のカード43の溝44に、接極子50の長片50
aの先端の挿込片51を挿入することによつて、
接極子50の長片50aの先端にカード43及び
第1の板バネ部41の先端が固定されるようにな
つている。従つて、接極子50へのカード43の
取り付けが簡単であり、またカード43の両側端
面に形成された二つの溝44に二本の挿入片51
を嵌め込むのでカード43のガタツキなどは生じ
ず堅固に取り付けられる。また復旧力を接極子5
0に与える第1の板バネ部41の先端部41b′が
カード43を介して接極子50に固定されるか
ら、所定の位置に固定されたバネ部材40によつ
て接極子50はずれたりすることがない。
第9図は本考案の他の実施例を示している。
この実施例では、バネ部材80は、基部80a
からそれぞれ延設された支点用板バネ部80b及
び復旧用板バネ部80cを備えていて、復旧用板
バネ部80cの先端部80c′にカード43がイン
サートモールドされ、カード43の両側端面に形
成された溝44に、接極子50の長片50bの先
端部50a′の挿込片51が挿入され、バネ部材8
0の基部80aはケース60に固定されている。
このようにバネ部材の先端部にインサートモー
ルドによつてカードを取り付け、このカードに接
極子の先端部を係止するようにすれば、接極子の
先端部へのカードの取り付けが簡単になり、また
復旧力を接極子に与えるバネ部材の先端部が、カ
ードを介して接極子に固定されるので、バネ部材
が接極子からずれたりすることがない。
以上説明したように本考案の小型電磁継電器で
は接極子の一片の先端に二叉状の挿込片51,5
1を設け、且つ該一片の幅方向の中央に該先端方
向の凹部52を設けると共に、 前記バネ部材の先端に、前記接極子の一片の先
端の前記挿込片51,51が挿込固定される挿込
固定溝44,44を有するカード43を、インサ
ートモールドによつて設け、 前記カード43の前記挿込固定溝44,44
に、前記接極子の前記一片の先端の前記挿込片5
1,51を挿込固定することによつて、前記接極
子の前記一片の前記凹部52内に前記バネ部材の
一部が収容されるようにしたため、バネ部材40
の先端のカード43に接極子50の先端の二叉状
の挿込片51,51を挿込むだけでよいので、組
立てが極めて簡単で製造工程が少なくなり、また
挿込片51,51を着脱するだけでよいので、バ
ネ部材の交換も容易となり、また、挿込片51,
51を挿込むだけで、強く固定されるので、外部
振動や衝撃によつてもガタツキやズレやハズレを
生じなくなる。また、バネ部材40の一部が接極
子50の凹部52内に一部収容されるので、狭い
スペースに接極子50に近接して設けられた可動
接点バネ5側へ従来のように大きく突出しなくて
済むため、小型化の要求される電磁継電器の一層
の小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁継電器を示す正面断面図、
第2図は従来の接極子とカードとの取り付け方法
を示す図、第3図は本考案の一実施例を示す分解
斜視図、第4図a,bは第3図のバネ部材を示す
斜視図、第5図は接極子を示す斜視図、第6図は
接極子にバネ部材を配置した状態の斜視図、第7
図は電磁石ブロツクに接極子、バネ部材、接点ブ
ロツクを組合せた状態の斜視図、第8図は本考案
の一実施例を示す断面図、第9図は本考案の他の
実施例を示す斜視図である。 10……電磁石ブロツク、11……継鉄、11
a……端面角部、12……電磁石、12a……鉄
心、20……接点ブロツク、21……絶縁部材、
22,23,24,25……端子、30……可動
接点バネ、34……係止溝、40……バネ部材、
41……第1の板バネ部、41a,41b……板
状片、42……第2の板バネ部、50……接極
子、50a……長片、50b……短片、51……
挿込片、52……長穴、50d……内角部、60
……ケース、70……底蓋、80……バネ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電磁石の吸引力によつて回動するL字状の接極
    子に、バネ部材の先端部によつて復旧力を付与す
    る小型電磁継電器において、 前記接極子の一片の先端に二叉状の挿込片5
    1,51を設け、且つ該一片の幅方向の中央に該
    先端方向の凹部52を設けると共に、 前記バネ部材の先端に、前記接極子の一片の先
    端の前記挿込片51,51が挿込固定される挿込
    固定溝44,44を有するカード43を、インサ
    ートモールドによつて設け、 前記カード43の前記挿込固定溝44,44
    に、前記接極子の前記一片の先端の前記挿込片5
    1,51を挿込固定することによつて、前記接極
    子の前記一片の前記凹部52内に前記バネ部材の
    一部が収容されるようにしたことを特徴とする小
    型電磁継電器。
JP13650681U 1981-09-15 1981-09-15 小型電磁継電器 Granted JPS5841964U (ja)

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