JP2533476Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2533476Y2
JP2533476Y2 JP1988139338U JP13933888U JP2533476Y2 JP 2533476 Y2 JP2533476 Y2 JP 2533476Y2 JP 1988139338 U JP1988139338 U JP 1988139338U JP 13933888 U JP13933888 U JP 13933888U JP 2533476 Y2 JP2533476 Y2 JP 2533476Y2
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yoke
coil
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正徳 元山
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Matsushita Electric Works Ltd
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電磁継電器に関するものである。
[従来の技術] 従来より第2図に示すような形状の電磁継電器が提供
されている。この種の電磁継電器において、コイルブロ
ック20は、コイル22が巻装された棒状の鉄芯24と、鉄芯
24に結合された一対のヨーク25,26とを備えており、一
方のヨーク25は略L形に形成されていて、一端部が鉄芯
24の一端部に結合され、他端部が鉄芯24の他端部側方に
対向する。コイルブロック20は、鉄芯24の上記他端部を
ベース11に形成された凹所18に嵌合するとともに、ヨー
ク25の下面に形成された突起27をベース11に形成された
凹所(図示せず)に嵌合することにより、ベース11に対
して固定されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、この種の電磁継電器ではコイルブロック20
のベース11に対する位置がずれたり、アマチュアブロッ
ク30のベース11に対する支点がずれたりすると、動作特
性が不安定になるという問題が生じる。このような位置
ずれは、組立時と動作時との両方で生じる可能性があ
る。
上記従来構成について考察すれば、鉄芯24が上記他端
部でベース11に固定され、ヨーク25が鉄芯24の側方でベ
ース11に固定されているのであって、鉄芯24の上記一端
部側ではコイルブロック20の一方の側部でしかベース11
に対する固定が行われていないから、コイルブロック20
の他方の側部ではベース11からコイルブロック20が浮き
上がりやすくなる。すなわち、組立時にはヨーク25に設
けた突起27をベース11に圧入し、かつ鉄芯24およびヨー
ク25の上記他端部をベース11の凹所18に嵌合した状態で
は、コイルブロック20の固定強度が十分ではなく、コイ
ルブロック20のベース11に対する位置がずれる可能性が
ある。
また、アマチュアブロック30は鉄芯24の長手方向の一
端部側でのみ固定された片持ち型であるから、コイル22
への通電に伴ってアマチュアブロック30が揺動する際に
は、鉄芯24の長手方向の上記他端部側でのみ磁気吸引力
や衝撃力が作用する。これらの磁気吸引力や衝撃力はベ
ースの表面(上面)から離れた部位で作用し、かつコイ
ルブロック20の下部をベース11に固定しているものであ
るから、これらの磁気吸引力や衝撃力はベース11に対し
てコイルブロック20を倒そうとする力として作用するこ
とになる。コイルブロック20の上記他端部側は鉄芯24お
よびヨーク25の一部をベース11に設けた凹所18に嵌合さ
せているからこのような力が作用しても移動しないので
あるが、コイルブロック20の上記一端部側では突起27を
ベース11の底壁に圧入していることによって、コイルブ
ロック20を倒そうとする力がベース11の底壁に作用する
ことになり、小形の電磁継電器のように薄肉のベース11
であるとベース11の底壁が厚み方向に撓みやすくなりベ
ース11の底壁にねじれが生じることがある。しかも、ア
マチュアブロック30がベース11の周壁に固定されている
ことによって、アマチュアブロック30の揺動に伴ってベ
ース11の周壁に応力が作用し、周壁の撓みに伴ってアマ
チュアブロック30の支点位置がずれることもある。
上述のように、ベース11にねじれや撓みが生じると、
コイルブロック20とアマチュアブロック30との相対位置
が変化し、接点圧などの動作特性に影響するという問題
が発生する。
本考案は上記問題点を解決することを目的とするもの
であり、コイルブロックのベースに対する位置固定を強
固にすることにより、ベースにねじれが発生するのを防
止し、動作特性を安定させるようにした電磁継電器を提
供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案では上記目的を達成するために、底壁から周壁
が突設された一面開口する形状のベースを設け、コイル
が巻装された棒状の鉄芯と、ベースの一周壁に沿う形で
配置される一端部が鉄芯の長手方向の一端部に磁気的に
結合されベースの他周壁に沿う形で配置される他端部が
鉄芯の他端部の少なくとも一側面に対向するヨークとを
備えるコイルブロックをベース上に固定し、鉄芯の上記
一端部側でベースの上記一周壁に固定された保持板と、
ベースの表面に沿う面内で可撓性を有した平衡ばねと、
保持板に平衡ばねを介して連結された可動基板と、可動
基板に保持され鉄芯の上記他端部の各側面に対向する一
対の磁極板と、各磁極板を各磁極面に当接させた永久磁
石とを備え、コイルへの通電に応じて磁極板を介して鉄
芯とヨークとを結ぶ閉磁路を形成することによりベース
の表面に沿う面内で揺動するアマチュアブロックを設
け、アマチュアブロックの揺動に伴って開閉される接点
部を設けた電磁継電器において、ヨークにおける上記一
端部と上記他端部との中間部であってベースの底壁に対
向する部位に設けた突起をベースの底壁に圧入固定する
とともに、鉄芯およびヨークの上記他端部をベースの上
記一周壁に対向する周壁に設けた第1の凹所に嵌合し、
ヨークの上記一端部においてベースからの距離が鉄芯よ
りも遠い位置に突設した突部をベースの上記一周壁に形
成した第2の凹所に嵌合しているのである。
[作用] 上記構成によれば、鉄芯の両端部においてベースに設
けた凹所にコイルブロックの一部が嵌合するから、ベー
スに対するコイルブロックの固定強度が従来よりも大き
くなり、ベースにねじれが生じることが防止されるので
あって、結果的にコイルブロックとアマチュアブロック
との相対位置が一定し、動作特性が製品ごとにばらつく
のを防止することができるのである。つまり、ヨークに
設けた突起をベースの底壁に圧入し、かつ鉄芯およびヨ
ークをベースの上記一周壁に対向する周壁に設けた第1
の凹所に嵌合する従来構成では3点固定であってヨーク
の上記一端部がベースに対して移動可能であるのに対し
て、本考案の構成では突部が上記一周壁に設けた第2の
凹所に嵌合することによって4点固定になるからコイル
ブロックがベースに対して移動できなくなって組立時に
おけるコイルブロックのベースに対する位置ずれを確実
に防止することができる。とくに、突部はベースからの
距離が鉄芯よりも遠い位置に設けられているから、突起
と突部との距離が長くなってコイルブロックの固定強度
を一層高めることができる。このように、ベースに対す
るコイルブロックの位置決め精度が高くなるのである。
また、アマチュアブロックの揺動に伴ってベースに対
してコイルブロックを倒そうとする力が作用するが、鉄
芯およびヨークの上記他端部の一部をベースの上記一周
壁に対向する周壁に形成した第1の凹所に嵌合し、コイ
ルブロックにおけるヨークの一端面に突部を突設し、こ
の突部をベースの上記一周壁に形成した第2の凹所に嵌
合していることによって、ベースに対してコイルブロッ
クを倒そうとする力が作用しても、この力はベースの周
壁に沿う方向に作用するからこれらの周壁に撓みが発生
することはなく、小形でベースが薄肉に形成されている
場合でも、ベースの底壁にねじれが生じるのを防止する
ことができる。しかも、アマチュアブロックの揺動時に
はアマチュアブロックの保持板が固定されているベース
の上記一周壁に応力が作用するが、この周壁にヨークの
一端部を沿わせてあり、かつこの周壁に設けた第2の凹
所に突部が嵌合するから、ベースの周壁がコイルブロッ
クによって補強され、アマチュアブロックの揺動に対す
るベースの変形を防止することができる。
以上のように、組立時におけるベースへのコイルブロ
ックの位置精度が高く、かつ動作時におけるアマチュア
ブロックの支点の位置精度が高いことによって、動作特
性の安定度が高くなるのである。
[実施例] 第1図に示すように、ハウジング10内にコイルブロッ
ク20とアマチュアブロック30とからなる電磁石装置を納
装して構成される。
ハウジング10は、ともに合成樹脂で形成されたベース
11と、ベース11に被嵌されるカバー12とにより形成され
る。ベース11は上方に開口する形状に形成されており、
下方に開口する形状に形成されたカバー12が被嵌される
のである。ベース11内は長手方向に走る仕切板13によっ
て、磁石部収納室14と接点部収納室15とに仕切られる。
磁石部収納室14内にはコイルブロック20が納装され、接
点部収納室15に対応するベース11の底面には可動接触子
42,43とともに接点部40を構成する固定接触子41が挿通
される。また、ベース11の長手方向の一方の周壁16の上
面には挿入孔17が開口する。
コイルブロック20は、筒状のコイル枠21に巻装された
コイル22を有し、コイル22の末端はベース11を貫通する
コイル端子23に接続される。コイル枠21内には棒状の鉄
芯24が挿通され、鉄芯24の一端部には一対のヨーク25,2
6の各一端部が磁気的かつ機械的に結合される。ここ
に、ヨーク25はコイル22の側面に沿って延長され、また
ヨーク26の一部はコイル22の下面に沿って延長され、鉄
芯24の上記一端部側で一体化されている。鉄芯24の他端
部はコイル22から突出しており、両ヨーク25,26の他端
部が鉄芯24の上記他端部の両側方にそれぞれ対向する。
ヨーク25の一部は、仕切板13の略全面に亘って当接し、
この部位においてヨーク25の下面には突起27が突設され
ている。また、ヨーク25の上記一端部には、鉄芯24の長
手方向に突出する突部28が形成される。この突部28は、
ダボとして形成したり、切り起こしにより形成したりす
ることができる。鉄芯24の上記他端部、突部28に対応す
る部位でベース11には、それぞれ凹所18,19が形成され
ており、鉄芯24、突部28は、対応する凹所18,19に圧入
される。このように、鉄芯24の長手方向の両端部でコイ
ルブロック20がベース11に固定されるから、ベース11の
ねじれが防止されるのである。また、従来構成と同様
に、ヨーク25に設けた突起27はベース11の底壁に形成さ
れた凹所(図示せず)に嵌合する。
アマチュアブロック30は、コイルブロック20に対して
揺動自在な合成樹脂よりなる可動基板31を備えており、
可動基板31は平衡ばね32によりベース11に対して揺動自
在に保持されている。可動基板31の一端部には永久磁石
33と、永久磁石33の各磁極面に当接する一対の磁極板3
4,35の一端部とが埋め込まれており、各磁極板34,35の
他端部は上述した各ヨーク25,26と鉄芯24との間に形成
されるギャップ内にそれぞれ挿入される。可動基板31の
揺動方向における一方の側面には、それぞれ下端部に可
動接触子42,43を保持した一対の保持片44が設けられ
る。可動接触子42,43は互いに略平行であって、かつ可
動基板31の揺動方向においては若干離間して配設され
る。各可動接触子42,43はそれぞれ長手方向の中央部が
保持片44に保持されるのであって、長手方向において一
端部同士が若干重複するように配置される。また、各可
動接触子42,43の先端部には可動接触子42,43の長手方向
に走るスリットが形成されており、上下に分割されてい
る。
可動基板31は平衡ばね32を介してベース11に固定され
る。平衡ばね32は、ばね材料である金属薄板を折曲して
矩形状に形成されており、可動基板31の揺動方向(横方
向)に可撓な一対のばね片32a,32bと、両ばね片32a,32b
の一端部間を連結する固定片32cと、両ばね片32a,32bの
他端部間を連結する連結片32dとを備えている。両ばね
片32a,32bは互いに略平行であって、固定片32cと連結片
32dとは同じ長さに設定される。可動基板31の平衡ばね3
2の固定片32cとは固着されており、連結片32dと保持板3
6も固着される。したがって、保持板36の下端部をベー
ス11の周壁16に形成された挿入孔17内に圧入すれば、可
動基板31がベース11に対して揺動自在となるようにアマ
チュアブロック30がベース11に固定されるのである。
接点部収納室15内には、その内周面をほぼ全面に亘っ
て覆うシールドケース50が配設される。シールドケース
50は、金属薄板を折曲して形成されたものであり、接点
部収納室15の内周面に密着するように接点部収納室15内
に圧入される。ここに、ヨーク25とシールドケース50と
の間には仕切板13が介在しているから、ヨーク25とシー
ルドケース50との間が絶縁される。シールドケース50に
はベース11を貫通する4本の接地端子51が一体に設けら
れている。接点部収納室15内にはベース11を貫通するピ
ン状の3本の固定接触子41の一端部が挿入されており、
可動接触子42,43とともに接点部40を構成する。すなわ
ち、可動基板31の揺動に伴なって、中央の固定接触子41
と残りのいずれか一方の固定接触子41との間を一方の可
動接触子42,43で短絡させることにより、接点部40が開
閉されるのである。固定接触子41間を短絡させていない
ほうの可動接触子42,43は、シールドケース50に接触す
るように設定されている。
[考案の効果] 本考案は上述のように、底壁から周壁が突設された一
面開口する形状のベースを設け、コイルが巻装された棒
状の鉄芯と、ベースの一周壁に沿う形で配置される一端
部が鉄芯の長手方向の一端部に磁気的に結合されベース
の他周壁に沿う形で配置される他端部が鉄芯の他端部の
少なくとも一側面に対向するヨークとを備えるコイルブ
ロックをベース上に固定し、鉄芯の上記一端部側でベー
スの上記一周壁に固定された保持板と、ベースの表面に
沿う面内で可撓性を有した平衡ばねと、保持板に平衡ば
ねを介して連結された可動基板と、可動基板に保持され
鉄芯の上記他端部の各側面に対向する一対の磁極板と、
各磁極板を各磁極面に当接させた永久磁石とを備え、コ
イルへの通電に応じて磁極板を介して鉄芯とヨークとを
結ぶ閉磁路を形成することによりベースの表面に沿う面
内で揺動するアマチュアブロックを設け、アマチュアブ
ロックの揺動に伴って開閉される接点部を設けた電磁継
電器において、ヨークにおける上記一端部と上記他端部
との中間部であってベースの底壁に対向する部位に設け
た突起をベースの底壁に圧入固定するとともに、鉄芯お
よびヨークの上記他端部をベースの上記一周壁に対向す
る周壁に設けた第1の凹所に嵌合し、ヨークの上記一端
部においてベースからの距離が鉄芯よりも遠い位置に突
設した突部をベースの上記一周壁に形成した第2の凹所
に嵌合しているから、ベースに対するコイルブロックの
固定強度が従来よりも大きくなり、ベースにねじれが生
じることが防止されるのであって、結果的にコイルブロ
ックとアマチュアブロックとの相対位置が一定し、動作
特性が製品ごとにばらつくのを防止することができると
いう利点を有する。つまり、ヨークに設けた突起をベー
スの底壁に圧入し、かつ鉄芯およびヨークをベースの上
記一周壁に対向する周壁に設けた第1の凹所に嵌合する
従来構成では3点固定であってヨークの上記一端部がベ
ースに対して移動可能であるのに対して、本考案の構成
では突部が第2の凹所に嵌合することによって4点固定
になるからコイルブロックがベースに対して移動できな
くなって組立時におけるコイルブロックのベースに対す
る位置ずれを確実に防止することができるという利点が
ある。とくに、突部はベースからの距離が鉄芯よりも遠
い位置に設けられているから、突起と突部との距離が長
くなってコイルブロックの固定強度を一層高めることが
できるという効果を奏する。このように、ベースに対す
るコイルブロックの位置決め精度が高くなるのである。
また、アマチュアブロックの揺動に伴ってベースに対
してコイルブロックを倒そうとする力が作用するが、鉄
芯およびヨークの上記他端部の一部をベースの上記一周
壁に対向する周壁に形成した第1の凹所に嵌合し、コイ
ルブロックにおけるヨークの一端面に突部を突設し、こ
の突部をベースの上記一周壁に形成した第2の凹所に嵌
合していることによって、ベースに対してコイルブロッ
クを倒そうとする力が作用しても、この力はベースの周
壁に沿う方向に作用するから周壁に撓みが発生すること
はなく、小形でベースが薄肉に形成されている場合で
も、ベースの底壁にねじれが生じるのを防止することが
できるという利点がある。しかも、アマチュアブロック
の揺動時にはアマチュアブロックの保持板が固定されて
いるベースの上記一周壁に応力が作用するが、この周壁
にヨークの一端部を沿わせてあり、かつこの周壁に設け
た第2の凹所に突部が嵌合するから、ベースの周壁がコ
イルブロックによって補強され、アマチュアブロックの
揺動に対するベースの変形を防止することができるとい
う効果を奏する。
以上のように、組立時におけるベースへのコイルブロ
ックの位置精度が高く、かつ動作時におけるアマチュア
ブロックの支点の位置精度が高いことによって、動作特
性の安定度が高くなるという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す分解斜視図、第2図は従
来例を示す分解斜視図である。 11……ベース、18,19……凹所、20……コイルブロッ
ク、22……コイル、24……鉄芯、25……ヨーク、28……
突部、30……アマチュアブロック、32は平衡ばね、31は
可動基板、34は磁極板、35は磁極板、36は保持板、40…
…接点部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底壁から周壁が突設された一面開口する形
    状のベースを設け、コイルが巻装された棒状の鉄芯と、
    ベースの一周壁に沿う形で配置される一端部が鉄芯の長
    手方向の一端部に磁気的に結合されベースの他周壁に沿
    う形で配置される他端部が鉄芯の他端部の少なくとも一
    側面に対向するヨークとを備えるコイルブロックをベー
    ス上に固定し、鉄芯の上記一端部側でベースの上記一周
    壁に固定された保持板と、ベースの表面に沿う面内で可
    撓性を有した平衡ばねと、保持板に平衡ばねを介して連
    結された可動基板と、可動基板に保持され鉄芯の上記他
    端部の各側面に対向する一対の磁極板と、各磁極板を各
    磁極面に当接させた永久磁石とを備え、コイルへの通電
    に応じて磁極板を介して鉄芯とヨークとを結ぶ閉磁路を
    形成することによりベースの表面に沿う面内で揺動する
    アマチュアブロックを設け、アマチュアブロックの揺動
    に伴って開閉される接点部を設けた電磁継電器におい
    て、ヨークにおける上記一端部と上記他端部との中間部
    であってベースの底壁に対向する部位に設けた突起をベ
    ースの底壁に圧入固定するとともに、鉄芯およびヨーク
    の上記他端部をベースの上記一周壁に対向する周壁に設
    けた第1の凹所に嵌合し、ヨークの上記一端部において
    ベースからの距離が鉄芯よりも遠い位置に突設した突部
    をベースの上記一周壁に形成した第2の凹所に嵌合して
    成る電磁継電器。
JP1988139338U 1988-10-26 1988-10-26 電磁継電器 Expired - Lifetime JP2533476Y2 (ja)

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