JPH04223017A - リレーの構造 - Google Patents

リレーの構造

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Publication number
JPH04223017A
JPH04223017A JP40553390A JP40553390A JPH04223017A JP H04223017 A JPH04223017 A JP H04223017A JP 40553390 A JP40553390 A JP 40553390A JP 40553390 A JP40553390 A JP 40553390A JP H04223017 A JPH04223017 A JP H04223017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
slit
piece
movable contact
coil
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP40553390A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nakahata
厚 仲畑
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒンジバネにて接極子
ブロックを揺動自在に支持しているリレーの構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のこの種のリレーについて説
明する。図3に示すようにケーシング1は上方に開放さ
れた箱状のベース11と、下方に開放された箱状であっ
てベース11の上方からベース11の側壁の外側を覆う
形で被嵌されるカバー12とから構成されている。
【0003】ベース11は略直方体に形成された合成樹
脂のような絶縁性材料の成型品であり、両側の中央部に
は上方および内側面が開放された凹所13がそれぞれ形
成してある。各凹所13の底面にはそれぞれ共通端子2
1が臨み、共通端子21はベース11の巾方向の側壁の
外側に露出して下方に突出する共通端子片22と一体に
導電板で形成されている。
【0004】ベース11の内側の四隅には上端がベース
11の上面よりも下方に位置するリブ14がそれぞれ形
成されている。リブ14の上面には上面に固定接点23
を有した固定接点板24が重複し、固定接点板24はベ
ース11の巾方向の側壁の外側に露出して下方に突出す
る固定端子片25と一体に導電板で形成してある。ベー
ス11の両端の側壁の中央部において上方および側壁の
表裏に開放された切欠部15が形成されており、各切欠
部15の底面からはそれぞれ一対のコイル端子結合片2
6が上方に向かって突設してある。コイル端子結合片2
6はベース11の巾方向の両側壁の外側に露出して下方
に突出するコイル端子片27と一体に導電板で形成され
ている。
【0005】このように、共通端子21と共通端子片2
2、固定接点板24と固定端子片25、およびコイル端
子結合片26とコイル端子片27は、それぞれ導電板で
一体に形成され、ベース11と各導電板とはインサート
成形によって一体化されている。導電板はベース11の
側壁内で引き回され、ベース11の側壁内の略全長に亘
って導電板が内装されるようにしている。したがって、
ベース11の側壁は導電板によって補強されることにな
り、ベース11が箱形であることと相まって強度が大き
くなっている。
【0006】カバー12はベース11と同様に略直方体
に形成された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であ
って、天井面から4枚の仕切片16が垂設されている。 ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはコイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブ
ロック5とが配設されている。コイルブロック3は図4
に示すように、上方に開放された略コ字形の鉄心31の
横片にコイル32が巻装されるとともに、鉄心31の脚
片がそれぞれ絶縁性材料で形成された鍔33に覆われ鍔
33の周面の一所から脚片の先端部が露出した形状に形
成されている。コイル32に接続されたコイル端子34
は各鍔33に対応してそれぞれ一対設けられ、鍔33の
上端よりも上方に突出するとともに上記コイル端子結合
片26に当接するように折曲されている。
【0007】コイルブロック3がベース11内に収納さ
れた状態でコイル端子34とコイル端子結合片26とは
溶接結合、あるいは半田結合などの方法で電気的および
機械的に結合される。鉄心31の脚片の露出部分の間に
は上記磁石ブロック4が磁極を当接させる形で介装され
ている。コイル32の上方に位置する永久磁石4は板状
であって、表面は合成樹脂のような絶縁材で被覆され、
上面中央部にベース11の巾方向に走る断面略半円形の
凹溝41が形成されている。永久磁石4の上面はベース
11の長手方向における中央部でもっとも厚みが大きく
端部に向かって次第に厚みが小さくなるように傾斜した
傾斜面42となっている。
【0008】また、ベース11の長手方向における永久
磁石4の両端部はそれぞれ同極に着磁され、中央部が異
なる磁極に着磁されている。すなわち、両端部がN極で
あれば、中央部はS極となるように着磁されているので
ある。そして、その両端部の磁極がコイルブロック3の
鉄心31の各脚片の内側面に当接した形で両脚片間に介
装されるのである。
【0009】接極子ブロック5は略矩形の平板状に形成
された磁性体製の接極子51と、接極子51の巾方向の
両側において接極子51と略同一平面に配設された可動
接触ばね片52と、接極子51および可動接触ばね片5
2とともに一体に成形された合成樹脂のような絶縁性材
料の成形品であるばね支持体53とから構成されている
【0010】接極子51の下面には図5に示すように、
接極子51の巾方向に突条に形成された断面略半円形の
支点部54が形成されている。可動接触ばね片52は細
長い導電性の板ばねであって、長手方向の中央部には巾
方向に向かって先端部が略T字形に形成されたヒンジバ
ネとなる支持片55が一体に突設されている。また、長
手方向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリット56
が形成され、可動接触ばね片52の先端部が撓みやすく
なっている。
【0011】ばね支持体53には接極子51の巾方向に
おける両端縁に開口する切欠57が形成されている。こ
の切欠57の奥端から支持片55が突設され、支持片5
5の先端部が接極子51の巾方向においてばね支持体5
3よりも外方に突出している。すなわち、可動接触ばね
片52は長手方向の中央部においてばね支持体53によ
って固定され、また支持片55がばね支持体53から突
設されているものであるから、可動接触ばね片52の長
手方向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してば
ね力を作用させることになる。この接極子ブロック5は
接極子51の下面に設けた支点部54を永久磁石4の凹
溝41に収めるとともに、支持片55をベース11の側
壁に設けた凹所13に嵌合させることによってベース1
1内の定位置に配設されるものであって、接極子ブロッ
ク5は支持片55を軸として揺動自在となるのである。
【0012】以上のようにして、ベース11内にコイル
ブロック3と永久磁石4と接極子ブロック5とが収納さ
れた状態でベース11にはカバー12が被嵌される。カ
バー12の内周面に突設された4枚の仕切片16は、ベ
ース11にカバー12を被嵌した状態でそれぞれ接極子
51と可動接触ばね片52との間の隙間に挿入され、接
極子51と可動接触ばね片52との間に絶縁性の仕切片
16が介在することにより両者間の絶縁距離が大きく取
れるようにしている。
【0013】以上の構成により、コイル32に通電すれ
ば、磁化の向きに応じて接極子51の長手方向の一端部
が鉄心31の一方の脚片に吸引されて接極子ブロック5
が揺動し、鉄心31→接極子51→永久磁石4→鉄心3
1の閉磁路が形成され、可動接触ばね片52の長手方向
の一方の端部が対応する固定接点23に接触するのであ
る。この状態でコイル32への通電を停止すると、永久
磁石4の磁力により上記閉磁路がそのまま維持され、接
極子51が鉄心31の一方に接触した状態が保たれるの
である。
【0014】また、コイル32への通電方向を逆向きに
すれば、接極子51は鉄心31の他方の脚片に吸引され
、可動接触ばね片52の長手方向の他方の端部が対応す
る固定接点23に接触する。この状態においても通電を
停止した後、そのままの状態が維持されるものであり、
いわゆる双安定動作を行なうことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来例において
図6に示すように、支持片55の細幅となっているヒン
ジ部55aは機械的衝撃により変形しやすく、そのため
、感動、開放特性が変動するという問題があった。本発
明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、落下な
どの機械的衝撃に対してヒンジ部の変形を抑えて、リレ
ーの動作特性の変動を少なくし、実使用での耐衝撃性を
向上させることを目的としたリレーの構造を提供するも
のである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、切欠内で可動
接触ばね片とスリットを介して支持片のヒンジ部を形成
し、このスリットを極小寸法に形成したものである。ま
た、請求項2では、スリットをレーザー加工により形成
している。更に、請求項3においては、スリットをエッ
チング加工により形成している。
【0017】
【作  用】而して、機械的衝撃が加わった場合でも、
支持片のヒンジ部は可動接触ばね片側と当たり、ヒンジ
部の変形はスリットの極小寸法の幅で抑えられ、機械的
衝撃による変形もこの範囲で抑えるようにしている。ま
た、スリットをレーザー加工やエッチング加工にて行う
ことで、スリットの幅を容易に極小寸法に形成できるよ
うにしている。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、リレー全体の構成は従来と同じなので、要旨
の部分について詳述する。図1に示すように、接極子ブ
ロック5のばね支持体53の切欠57内において、支持
片55が可動接触ばね片52から一体に側方へ突出形成
されている。
【0019】尚、図1(a)の右側の支持片55はレー
ザー加工前を示しており、穴58が予め穿設してある。 この穴58の外側の部分を図1(a)の左側に示すよう
にレーザー加工によりスリット59を形成している。従
って、レーザー加工によりスリット59を形成するため
、加工が容易であり、且つスリット59の幅を極小に形
成することができる。
【0020】而して、落下等の機械的衝撃があっても、
支持片55のヒンジ部55aは可動接触ばね片52側に
当たるため、ヒンジ部55aの変形はスリット59の幅
程度に抑えることができ、機械的衝撃性を向上させるこ
とができる。尚、この場合、衝撃の瞬間でも、0.1m
m以下に抑えることができる。図2は他の実施例を示し
、スリット59をエッチング加工により形成したもので
ある。このエッチング加工により可動接触ばね片53の
板厚が0.1mmであれば、0.1mm以下のスリット
59を形成することができる。
【0021】従って、この実施例においても、機械的衝
撃による変形はこのスリット59の幅以下に抑えること
ができ、衝撃の瞬間でも、0.1mm以下に抑えること
ができる。
【0022】
【発明の効果】本発明は上述のように、切欠内で可動接
触ばね片とスリットを介して支持片のヒンジ部を形成し
、このスリットを極小寸法に形成したものであるから、
機械的衝撃が加わった場合でも、支持片のヒンジ部は可
動接触ばね片側と当たり、ヒンジ部の変形はスリットの
極小寸法の幅で抑えられ、機械的衝撃による変形もこの
範囲で抑えることができる効果を奏するものである。従
って、落下衝撃に強く、耐振動、耐衝撃性能を向上させ
ることができ、組立途中での特性のバラツキを小さくす
ることができる。
【0023】また、スリットをレーザー加工やエッチン
グ加工にて行うことで、スリットの幅を容易に極小寸法
に形成できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例の接極子ブロックの平
面図である。 (b)は図1(a)のA−B断面図である。
【図2】(a)は他の実施例の接極子ブロックの平面図
である。 (b)は図2(a)のA−B断面図である。
【図3】従来例のリレー全体の分解斜視図である。
【図4】従来例のリレーの断面図である。
【図5】従来例の接極子ブロックの斜視図である。
【図6】(a)は従来例の接極子ブロックの平面図であ
る。 (b)は図6(a)のA−B断面図である。第6図(a
)(b)は従来例の実施例の接極子ブロックの平面図及
び同図(a)のA−B断面図である。
【符号の説明】
4  永久磁石 5  接極子ブロック 31  鉄心 32  コイル 51  接極子 52  可動接触ばね片 53  ばね支持体 55  支持片 57  切欠 59  スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コイルを巻回した鉄芯の磁極間に介装
    された永久磁石と、コイルの上方に位置する永久磁石の
    上面に揺動自在に枢支される接極子ブロックとを有し、
    コイルの励磁時に接極子の端部が鉄芯の磁極面に吸引さ
    れて接極子が揺動することにより接点を開閉するように
    したリレーであって、上記接極子と、接点を開閉する可
    動接触ばね片と、接極子及び可動接触ばね片をその中間
    部で保持する成形材からなるばね支持体と、ばね支持体
    の端面に開口された切欠より上記可動接触ばね片から一
    体に側方に突出した支持片とで上記接極子ブロックを構
    成したリレーにおいて、上記切欠内で可動接触ばね片と
    スリットを介して支持片のヒンジ部を形成し、このスリ
    ットを極小寸法に形成したことを特徴とするリレーの構
    造。
  2. 【請求項2】  スリットをレーザー加工により形成し
    たことを特徴とする請求項1記載のリレーの構造。
  3. 【請求項3】  スリットをエッチング加工により形成
    したことを特徴とする請求項1記載のリレーの構造。
JP40553390A 1990-12-25 1990-12-25 リレーの構造 Withdrawn JPH04223017A (ja)

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JP40553390A JPH04223017A (ja) 1990-12-25 1990-12-25 リレーの構造

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JP40553390A JPH04223017A (ja) 1990-12-25 1990-12-25 リレーの構造

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JP (1) JPH04223017A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07182962A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp 電磁リレー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07182962A (ja) * 1993-12-22 1995-07-21 Nec Corp 電磁リレー

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A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

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Effective date: 19980312