JP2000285783A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JP2000285783A
JP2000285783A JP11093328A JP9332899A JP2000285783A JP 2000285783 A JP2000285783 A JP 2000285783A JP 11093328 A JP11093328 A JP 11093328A JP 9332899 A JP9332899 A JP 9332899A JP 2000285783 A JP2000285783 A JP 2000285783A
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card
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movable
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JP11093328A
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Inventor
Kazunari Matsuoka
和成 松岡
Taisuke Ueda
泰介 上田
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な金型強度を確保し、寿命の長い金型で
製造できるカードからなる電磁リレーを提供することに
ある。 【解決手段】 カード40に設けた係止孔42aの対向
する内側面に、前記可動接触片21の表裏面の異なる位
置にそれぞれ当接する突部44a,44bを1個ずつ形
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁リレー、特に、
往復移動して可動接触片を駆動する絶縁カードの形状に
関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来、往
復移動して可動接触片を駆動する絶縁カードとしては、
例えば、特開平6−176676号公報に記載のものが
ある。すなわち、カードの側端面に所定のピッチで形成
したスリットに可動接触片の中間部を側方から挿入す
る。そして、前記カードを往復移動させ、前記可動接触
片を回動させることにより、接点を開閉していた。この
ような電磁リレーでは、動作特性を高めるため、カード
と可動接触片とのクリアランスを最小にする必要があ
る。特に、小型で省エネルギータイプの電磁リレーで
は、電磁石ブロックの駆動力を小さくするため、可動接
触片に薄い板材を使用する必要がある。このため、前述
のような可動接触片の支持構造では、より一層、巾寸法
の小さいスリットをカードに設ける必要がある。
【0003】しかしながら、前記カードを成形するため
の成形金型、特に、その中子ピンが薄くなると、十分な
金型強度を確保できず、その寿命が短いという問題点が
あった。
【0004】本発明は、前記問題点に鑑み、十分な金型
強度を確保し、寿命の長い金型で製造できるカードから
なる電磁リレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる電磁リレ
ーは、電磁石ブロックの励磁,消磁に基づき、可動接触
片の表裏面を係止部で挟持したカードを往復移動させ、
前記可動接触片を駆動して接点を開閉する電磁リレーに
おいて、前記カードの係止部の対向する内側面に、前記
可動接触片の表裏面の異なる位置にそれぞれ当接する突
部を、少なくとも1個ずつ設けた構成としてある。
【0006】また、本発明にかかる電磁リレーは、電磁
石ブロックの励磁,消磁に基づき、可動接触片の表裏面
を係止部で挟持したカードを往復移動させ、前記可動接
触片を駆動して接点を開閉する電磁リレーにおいて、前
記可動接触片の挟持される表裏面に、前記カードの係止
部の対向する内側面の異なる位置にそれぞれ当接する突
部を、少なくとも1個ずつ設けた構成であってもよい。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を4極の電磁リレーに適用
した場合について説明する。本実施形態に係る電磁リレ
ーは、図1に示すように、大略、ベース10と、可動接
触片21および固定接触片25からなる4組の接点機構
部20と、調整バネ30と、カード40と、可動ブロッ
ク50と、電磁石ブロック60と、で構成されている。
【0008】ベース10は、平面略Π字形の第1絶縁壁
11と、平面略T字形の第1,第2絶縁壁12,13
と、を一体成形した樹脂成形品である。第1絶縁壁11
と、第2絶縁壁12とは連続している。また、第2絶縁
壁12と第3絶縁壁13とは絶縁空間14を介して対向
している。
【0009】前記第1絶縁壁11は、その対向する側壁
縁部に、可動ブロック50を回動可能に支持する一対の
軸孔11a,11aと、電磁石ブロック60を位置決め
固定するための一対の位置決め孔11b,11bと、を
形成してある。さらに、前記第1絶縁壁11の基部近傍
には、後述する組立調整用ゲージ70を挿入するための
挿入孔10aを設けてある。
【0010】前記第2,第3絶縁壁12,13間に形成
されている絶縁空間14は強化絶縁を図るためのもので
ある。さらに、この絶縁空間14は後述する調整バネ3
0を配置するためのものである。そして、第2,第3絶
縁壁12,13は、補強用ガイド連結部14aによって
連結されている。さらに、第2,第3絶縁壁12,13
の両側には、位置規制壁15をそれぞれ立設してある。
そして、この位置規制壁15の表裏面の基部には、可動
接触片21および固定接触片25を側方から圧入するた
めの圧入溝16,17がそれぞれ形成されている。前記
圧入溝16の中間部には、図示しないシール材の侵入を
防止する略C字形のシール溜め溝16aを形成してある
(図7(a)および図8(b))。このため、可動接触
片21の圧入部23を圧入した圧入溝16にシール材を
注入しても、シール溜め溝16aでシール材が固化し、
シール材が内部深くに侵入できないという利点がある。
【0011】接点機構部20を構成する可動接触片21
は、図4に示すように、その上端に可動接点22をカシ
メ固定したものである。また、可動接触片21は、その
上端縁部21aをカード40に係止可能としてある。一
方、可動接触片21は、その下端に、一体成形した圧入
部23および端子部24をカシメ固定してある。この圧
入部23および端子部24は、肉厚の板状導電材を打ち
抜いて屈曲したものである。なお、23aは抜け止め突
起である。
【0012】接点機構部20を構成する固定接触片25
は、図5および図6に示すように、その上端に設けたカ
シメ孔25a(図5(a))に固定接点26(図6
(a))をカシメ固定したものである。さらに、固定接
触片25は、その下端に圧入部27および端子部28を
一体に形成してある。
【0013】また、前記固定接触片25は、前記固定接
点26の両側に位置する縁部を曲げ起こしてリブ25
b,25bを形成してある。さらに、片方の前記リブ2
5bには、位置規制用ストッパー25cを突設してあ
る。このストッパー25cは、前記リブ25bを曲げ起
こすと同時に曲げ起こされるものである。このため、1
回の曲げ加工でリブ25bとストッパー25cとを形成
できるという利点がある。そして、前記ストッパー25
cの下方側にはスリット25dを上下方向に形成してあ
る。
【0014】前記位置規制用ストッパー25cは、図6
(b)に示すように、可動接点22と固定接点26とが
溶着した場合に、ベース10の位置規制壁15に当接す
ることにより、接点溶着を解消するものである。さら
に、リブ25b,25bが固定接触片25の剛性を高め
ているので、より効果的に接点溶着を防止できるという
利点がある。なお、固定接触片25の剛性を高めるため
には、図6(c)に示すように、突き出し加工で突条2
5eを形成してもよい。
【0015】一方、圧入部27は、図5(b)に示すよ
うに、支持強度を高めるため、折り重ね部27aを部分
的に設けて剛性を高めている。同様に、端子部28も、
支持強度を高めるため、折り重ね部28aを設けて剛性
を高めている(図5(c))。
【0016】ついで、ベース10に形成した圧入溝1
6,17に可動接触片21,固定接触片25をそれぞれ
側方から圧入することにより、可動接点22および固定
接点26が接離可能に対向し、接点機構部20を形成す
る。さらに、固定接触片25のストッパー25cが位置
規制壁15に当接可能に対向する。
【0017】調整バネ30は、図9に示すように、2分
割した板バネ部31,31の下端に調整部32を一体に
形成したものである。さらに、調整部32の下端には圧
入部33が一体に形成されている。前記調整部32およ
び圧入部33は一枚板を打ち抜き、折り重ねて補強した
ものである。ただし、調整を容易にすため、調整部32
と圧入部33との間に切り欠き34,34を形成するこ
とにより、巾寸法を小さくしてある。さらに、調整部3
2の片側には調整用腕部35が形成されている。なお、
36は抜け止め突起である。
【0018】本実施形態では、調整部32が板バネ部3
1の2倍の厚さを有する。このため、調整部32を曲げ
て調整しても、その影響が板バネ部31に及ばない。ま
た、圧入部33も実質的に肉厚となっているので、ベー
ス10に圧入しやすいという利点がある。
【0019】調整バネ30は、前述の形状のものに限ら
ず、例えば、図10に示すように、板バネ部31を連結
してもよい。また、調整部32に貫通孔37,37を設
けて調整容易にしてもよい。さらに、調整用腕部35は
左右に一対設けてもよい。このように一対の調整用腕部
35,35を形成することにより、両側から調整バネ3
0を調整でき、便利である。また、調整バネ30は、例
えば、図11に示すように、折り重ねない1枚の弾性板
材で形成してもよい。この場合には、調整部32および
圧入部33の剛性を高めるため、両者に突起35を突き
出し加工で適宜形成することが好ましい。さらに、折り
重ねて補強する場合であっても、調整部32および圧入
部33は、別々に切り出した切り出し片をそれぞれ折り
重ねて補強してもよい。この方法によれば、調整部32
および圧入部33の間に薄肉部が形成される。このた
め、この薄肉部を中心として調整部32を正確に折り曲
げできるという利点がある。
【0020】そして、絶縁空間14の底面に形成された
圧入溝14b(図2)に調整バネ30の圧入部33を圧
入することにより、調整バネ30が絶縁空間14内に立
設される。
【0021】カード40は、図12に示すように、前記
ベース10の第1,第2,第3絶縁壁11,12,13
の上端部にスライド可能に嵌合する枠体形状を有してい
る。そして、一端側縁部に可動ブロック50に係止する
一対の係止爪41,41を側方に延在している。さら
に、前記カード40は、前記可動接触片21の上端縁部
21aに係止する係止孔42a,42b,42c,42
dを形成してある。また、カード40は、その下面に一
対の調整突部43を突設してある。この調整突部43
は、前記調整バネ30の板バネ部31,31の上端に係
止する。
【0022】前記係止孔42aないし42dの対向する
内側面には、可動接触片21の上端縁部21aを挟持す
るための一対の突部44a,44bがそれぞれ設けられ
ている(図13(b))。前記突部44a,44bは相
互に対向しておらず、可動接触片21の片側半分にそれ
ぞれ当接する。このため、間隙巾S(図14(b))を
大きくできる。この結果、成形金型、特に、中子ピンを
厚くできるので、成形金型の寿命が長くなるという利点
がある。
【0023】そして、前記カード40を第1,第2,第
3絶縁壁11,12,13に嵌合し、係止孔42aない
し42dに可動接触片21の上端縁部21aをそれぞれ
係止することにより、カード40がスライド可能に支持
される。そして、カード40の調整突部43が調整バネ
30の上端部に圧接可能となる。
【0024】なお、カード40の突部は2個に限らず、
3個以上であってもよい。また、突部は係止孔の対向す
る内側面だけでなく、スリットの対向する内側面に設け
てもよい。さらに、カード40は、可動接触片21の上
端縁部21aに係止する場合に限らず、その中間部に係
止してもよい。そして、前記突部は、可動接触片21に
線接触するだけでなく、点接触してもよい。一方、カー
ド40に突部を必ずしも設ける必要はない。例えば、可
動接触21の異なる位置から複数の突部を逆方向にそれ
ぞれ突き出し、これをカード40に設けた係止孔あるい
はスリットの内側面に当接させてもよい。この変形例に
よっても、カードの係止孔あるいはスリットの巾寸法を
大きくでき、カードの成形が容易になるという利点があ
る。
【0025】可動ブロック50は、図20に示すよう
に、可動鉄片51の片面に当接させた永久磁石52を樹
脂材で一体成形したものである。また、可動ブロック5
0は、その上端縁部に係止突部53を突設してある。さ
らに、可動ブロック50は、その両側端面から一対の軸
部54を同一軸心上に突出している(図1)。
【0026】そして、前記可動ブロック50の軸部54
を前記ベース10の軸孔11aに嵌合することにより、
可動ブロック50が回動可能に支持される。さらに、係
止突部53にカード40の係止爪41,41を係止する
ことにより、両者が連結される。このため、可動ブロッ
ク50の回転動作がカード40の往復動作に変換され
る。
【0027】電磁石ブロック60は、コイル61を巻回
したスプール62の中心孔に鉄心63を挿入し、突出す
る両端部に略L字形に屈曲したヨーク64,65をそれ
ぞれカシメ固定したものである。前記スプール62は、
両端に鍔部62a,62bをそれぞれ有する。そして、
前記鍔部62bには,一対のコイル端子66,66が圧
入されている。このコイル端子66,66には、前記コ
イル61の両端部がそれぞれからげてハンダ付けされて
いる。一方,前記ヨーク64には,一対の位置決め用突
起64aが側方に突出している。
【0028】したがって、電磁石ブロック60をベース
10の第1絶縁壁11内に側方から挿入することによ
り、ヨーク64の位置決め用突起64aがベース10の
位置決め孔11b内に圧入され、位置決めされる。この
結果、ヨーク64,65の自由端部に可動鉄片51の上
下端部が交互に接離可能に対向する。
【0029】次に、本実施形態にかかる電磁リレーの組
立,調整方法について説明する。まず、ベース10の圧
入溝16,17に可動接触片21および固定接触片25
を側方から圧入し、接点機構部20を形成する。さら
に、ベース10の圧入溝14bに調整バネ30を側方か
ら圧入し、絶縁空間14内に立設する。ついで、ベース
10の第1,第2,第3絶縁壁11,12,13の上端
部に、カード40をスライド可能に嵌合する。これと同
時に、係止孔42a,42b,42c,42dに各可動
接触片21の上端縁部21aをそれぞれ挿入することに
より、各可動接触片21が回動可能に支持される(図1
5)。
【0030】そして、ベース10の軸孔11aに可動ブ
ロック50の軸部54を側方から圧入して回動可能に支
持する。さらに、可動ブロック50の係止突部53をカ
ード40の係止爪41,41に係止し、連結する(図1
6)。
【0031】さらに、ベース10の底面に設けた挿入孔
10aに組立調整用ゲージ70を下方側から挿入し(図
17)、その上端部をベース10の底面から突出させる
(図18)。このとき、図20に示すように、ゲージ7
0の上端部が可動鉄片51の下端部に当接する。
【0032】最後に、ベース10の第1絶縁壁11内に
電磁石ブロック60を側方から挿入し、第1絶縁壁11
の位置決め孔11bにヨーク64の位置決め用突起64
aをスライドさせながら圧入する。このとき、コイル6
1に電圧を印加して励磁状態のままで圧入する。そし
て、ヨーク65の自由端部が前記ゲージ70の上端部を
介して可動鉄片51の下端部に当接するまで圧入するこ
とにより、電磁石ブロック60の組立が完了する。そし
て、前記ベース10に図示しないケースを嵌合し、ベー
ス10とケースとの間、および、端子部の基部に接着シ
ール剤を注入,硬化させる。このとき、前記挿入孔10
aは内部空気の逃げ孔として利用できる。さらに、前記
シール剤が硬化した後、前記挿入孔10aを熱カシメあ
るいは接着剤で密封する。なお、動作特性が許容範囲か
ら逸脱している場合には、図2に示すように、側方から
露出する調整用腕部35を介して調整部32を曲げるこ
とにより、カード40に対するバネ力を調整できる。
【0033】次に、前述の組立が完了した電磁リレーの
動作について説明する。電磁石ブロック60のコイル6
1に電圧が印加されていない場合、永久磁石52の磁力
に基づき、可動鉄片51の上端が電磁石ブロック60の
ヨーク64に吸着している。このため、各接点機構部2
0の可動接点22および固定接点26がそれぞれ接離し
ている。
【0034】永久磁石52の磁束を打ち消す磁束が生じ
るように、前記コイル61に電圧を印加して励磁する。
これにより、永久磁石52の磁力に抗し、可動ブロック
50が回転し、可動鉄片51の下端部がヨーク65に吸
着する。このため、調整バネ30のバネ力に抵してカー
ド40が水平方向にスライドする。この結果、各可動接
触片21が回転し、可動接点22が固定接点26に接離
する。このとき、突部44a,44bが可動接触片21
にそれぞれ片当たりし、可動接触片21に捩れを生じさ
せる。このため、可動接点22が固定接点26にワイピ
ングしながら当接するので、接点溶着が生じにくいとい
う利点がある。
【0035】そして、前述の励磁を解くと、可動接触片
21,調整バネ30のバネ力および永久磁石52の磁力
に基づき、可動鉄片51が逆回転して復帰する。このた
め、カード40が元の状態に復帰し、各接点機構部20
の可動接触片21が復帰する。この結果、可動接点22
と固定接点26とが接離し、元の状態に復帰する。
【0036】
【発明の効果】請求項1によれば、可動接触片を挟持す
るカードの対向する内側面の間隙寸法を、可動接触片の
板厚よりも極めて大きくできる。このため、カードを成
形する成形金型のうち、スリット等を形成する中子ピン
を厚くできる。この結果、十分な金型強度を確保でき、
成形金型の寿命が延びる。また、カードの対向する内側
面の異なる位置に設けた突部が、可動接触に当接してい
る。このため、カードを往復移動させると、可動接触片
に捩じりが生じる。このため、可動接点が固定接点にワ
イピングしながら当接し、接点溶着の生じにくい電磁リ
レーが得られる。
【0037】請求項2によれば、可動接触片を挟持する
カードの対向する内側面間の間隙寸法を、可動接触片の
板厚よりも極めて大きくできる。このため、カードを成
形する成形金型のうち、スリット等を形成する中子ピン
を厚くできる。この結果、十分な金型強度を確保でき、
成形金型の寿命が延びる。また、可動接触片の異なる位
置に設けた複数の突部が、カードに設けた係止部の対向
する内側面に当接している。このため、カードを往復移
動させると、可動接触片に捩じりが生じる。このため、
可動接点が固定接点にワイピングしながら当接し、接点
溶着の生じにくい電磁リレーが得られるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる電磁リレーの分解
斜視図である。
【図2】 図1に示した電磁リレーの斜視図である。
【図3】 図1に示した電磁リレーの平面図である。
【図4】 図1に示した可動接触片の斜視図である。
【図5】 図1の固定接触片を示し、図(a)は全体斜
視図、図(b)は圧入部の部分拡大斜視図、図(c)は
端子部の拡大斜視図である。
【図6】 図1の固定接触片を示し、図(a)は異なる
角度から見た全体斜視図、図(b)は使用状態を示す概
略断面図、図(c)は固定接触片の変形例である。
【図7】 図1に示すベースを示し、図(a)は可動接
触片を圧入する前の拡大斜視図であり、図(b)は可動
接触片を圧入した後の拡大斜視図である。
【図8】 図1のベースを示し、図(a)はベースの側
面図、図(b)は図(a)の横断面図である。
【図9】 図1に示した調整バネの拡大斜視図である。
【図10】 図9に示した調整バネの変形例である。
【図11】 図9に示した調整バネの別の変形例であ
る。
【図12】 図1に示したカードの平面図である。
【図13】 図1のカードの取付状態を示し、図(a)
は部分斜視図、図(b)は図(a)の部分拡大斜視図で
ある。
【図14】 図1のカードと可動接触片との取付状態を
示し、図(a)は拡大断面図、図(b)は係止孔の部分
拡大平面図である。
【図15】 図1で示した電磁リレーの組立工程を説明
するための分解斜視図である。
【図16】 ベースに可動ブロックを組み付けた状態を
示す斜視図である。
【図17】 ベースに組立調整用ゲージを挿入する前の
斜視図である。
【図18】 ベースに組立調整用ゲージを挿入した後の
斜視図である。
【図19】 ベースに電磁石ブロックを組み付けた状態
を示す斜視図である。
【図20】 図1に示した電磁リレーの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
10…電磁石ブロック、10a…挿入孔、11,12,
13…第1,第2,第3絶縁壁、14…絶縁空間、14
a…ガイド連結部、15…位置規制壁、16,17…圧
入溝。20…接点機構部、21…可動接触片、22…可
動接点、21a…上端縁部、23…圧入部、24…端子
部、25…固定接触片、25b…リブ、25c…ストッ
パー、26…固定接点、27…圧入部、28…端子部、
27a,28a…折り重ね部。30…調整バネ、31…
板バネ部、32…調整部、33…圧入部、34…切り欠
き、35…調整用腕部、37…貫通孔。40カード、4
1…係止爪、42a,42b,42c,42d…係止
孔、43…調整突部、44a,44b…突部。50…可
動ブロック、51…可動鉄片、52…永久磁石、53…
係止突部、54…軸部。60…電磁石ブロック、61…
コイル、62…スプール、63…鉄芯、64,65…ヨ
ーク、64a…位置決め用突起、66…コイル端子。7
0…調整用ゲージ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁石ブロックの励磁,消磁に基づき、
    可動接触片の表裏面を係止部で挟持したカードを往復移
    動させ、前記可動接触片を駆動して接点を開閉する電磁
    リレーにおいて、 前記カードの係止部の対向する内側面に、前記可動接触
    片の表裏面の異なる位置にそれぞれ当接する突部を、少
    なくとも1個ずつ設けたことを特徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 電磁石ブロックの励磁,消磁に基づき、
    可動接触片の表裏面を係止部で挟持したカードを往復移
    動させ、前記可動接触片を駆動して接点を開閉する電磁
    リレーにおいて、 前記可動接触片の挟持される表裏面に、前記カードの係
    止部の対向する内側面の異なる位置にそれぞれ当接する
    突部を、少なくとも1個ずつ設けたことを特徴とする電
    磁リレー。
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