JP3846105B2 - 電磁リレー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電磁リレー、特に、電磁リレーに使用される固定接点端子の構造に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
従来、電磁リレーに使用される固定接点端子の構造としては、例えば、特開平6−267388号公報に開示のものがある。
すなわち、固定端子67には、導電性板材の上部一端側を前部に延設して突起部68が形成されているとともに、その上部に固定接点69を備えている。そして、ベース10の固定端子固定部16に固定端子67を圧入して嵌合することにより、前記突起部68がベース10の固定端子規制部18に当接し、固定端子67が固定される。さらに、固定接点69が可動端子64の可動接点65に接離可能に対向している。
したがって、固定端子67の突起部68はベース10の固定端子規制部18に当接して位置規制されている。このため、前記可動接点65が固定接点69に溶着しても、可動端子64が復帰すると、これに固定接点69が追従しないので、接点溶着を防止できる。
【0003】
しかしながら、前述の端子構造では、突起部68が固定端子規制部18に圧接状態である。このため、固定端子67が可動端子64側に撓みが生じやすく、可動接点65と固定接点69との間に所定の遮断間隔を得にくい。特に、小型リレーのうち、高い安全性を要求される、いわゆるセーフティリレーの強制ガイド接点機構では、安全規格として0.5mm以上の遮断間隔が要求されている。しかし、前述の撓みによって所定の遮断間隔を確保することは容易でないという問題点があった。
【0004】
本発明は、前記問題点に鑑み、接点溶着を防止し、所定の遮断間隔を確保できる電磁リレーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる電磁リレーは、前記目的を達成するため、ベースに立設した固定接点端子の固定接点を、前記ベースに立設した可動接点端子の可動接点に接離可能に対向させるとともに、前記固定接点端子に突設したストッパーを、前記ベースに突設した位置規制壁に当接させて前記固定接点端子を位置規制する電磁リレーであって、前記固定接点端子のうち、前記ストッパーの作用点から固定接点までの間に位置する両側縁部を折り曲げて補強用リブを形成するとともに、前記補強用リブと、前記固定接点端子の一部を切り起こして形成する前記ストッパーとを折り曲げ線を間にして略同一平面上に配置した構成としてある。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明を4極の電磁リレーに適用した場合について説明する。
本実施形態に係る電磁リレーは、図1に示すように、大略、ベース10と、可動接触片(可動接点端子)21および固定接触片(固定接点端子)25からなる4組の接点機構部20と、調整バネ30と、カード40と、可動ブロック50と、電磁石ブロック60と、で構成されている。
【0007】
ベース10は、平面略Π字形の第1絶縁壁11と、平面略T字形の第2,第3絶縁壁12,13と、を一体成形した樹脂成形品である。第1絶縁壁11と、第2絶縁壁12とは連続している。また、第2絶縁壁12と第3絶縁壁13とは絶縁空間14を介して対向している。
【0008】
前記第1絶縁壁11は、その対向する側壁縁部に、可動ブロック50を回動可能に支持する一対の軸孔11a,11aと、電磁石ブロック60を位置決め固定するための一対の位置決め孔11b,11bと、を形成してある。さらに、前記第1絶縁壁11の基部近傍には、後述する接点調整用ゲージ70を挿入するための調整孔10aを設けてある。
【0009】
前記第2,第3絶縁壁12,13間に形成されている絶縁空間14は強化絶縁を図るためのものである。さらに、この絶縁空間14は後述する調整バネ30を配置するためのものである。そして、第2,第3絶縁壁12,13は、補強用ガイド連結部14aによって連結されている。さらに、第2,第3絶縁壁12,13の両側には、位置規制壁15をそれぞれ立設してある。そして、この位置規制壁15の表裏面の基部には、可動接触片21および固定接触片25を側方から圧入するための圧入溝16,17がそれぞれ形成されている。前記圧入溝16の中間部には、図示しないシール材の侵入を防止する略C字形のシール溜め溝16aを形成してある(図7(a)および図8(b))。このため、可動接触片21の圧入部23を圧入した圧入溝16にシール材を注入しても、シール溜め溝16aでシール材が固化し、シール材が内部深くに侵入できないという利点がある。
【0010】
接点機構部20を構成する可動接触片21は、図4に示すように、その上端に可動接点22をカシメ固定したものである。また、可動接触片21は、その上端縁部21aをカード40に係止可能としてある。一方、可動接触片21は、その下端に、一体成形した圧入部23および端子部24をカシメ固定してある。この圧入部23および端子部24は、肉厚の板状導電材を打ち抜いて屈曲したものである。なお、23aは抜け止め突起である。
【0011】
接点機構部20を構成する固定接触片25は、図5および図6に示すように、その上端に設けたカシメ孔25a(図5(a))に固定接点26(図6(a))をカシメ固定したものである。さらに、固定接触片25は、その下端に圧入部27および端子部28を一体に形成してある。
【0012】
また、前記固定接触片25は、前記固定接点26の両側に位置する縁部を曲げ起こして補強用リブ25b,25bを形成してある。さらに、片方の前記リブ25bには、位置規制用ストッパー25cを突設してある。このストッパー25cは、前記リブ25bを曲げ起こすと同時に曲げ起こされるものである。このため、1回の曲げ加工で補強用リブ25bとストッパー25cとを形成できるという利点がある。そして、前記ストッパー25cの下方側にはスリット25dを上下方向に形成してある。
【0013】
前記位置規制用ストッパー25cは、図6(b)に示すように、可動接点22と固定接点26とが溶着した場合に、ベース10の位置規制壁15に当接することにより、接点溶着を解消するものである。
さらに、補強用リブ25b,25bを設けて固定接触片25の剛性を部分的に高めている。このため、固定接点26からストッパー25cまでの領域において撓みが生じにくくなる。この結果、可動接点22と固定接点26との間に所定の遮断間隔を確保でき、安全性が高くなるとともに、より効果的に接点溶着を防止できるという利点がある。
なお、固定接触片25の剛性を高めるためには、図6(c)に示すように、突き出し加工で突条25eを形成してもよい。
【0014】
一方、圧入部27は、図5(b)に示すように、支持強度を高めるため、折り重ね部27aを部分的に設けて剛性を高めている。同様に、端子部28も、支持強度を高めるため、折り重ね部28aを設けて剛性を高めている(図5(c))。
【0015】
ついで、ベース10に形成した圧入溝16,17に可動接触片21,固定接触片25をそれぞれ側方から圧入することにより、可動接点22および固定接点26が接離可能に対向し、接点機構部20を形成する。さらに、固定接触片25のストッパー25cが位置規制壁15に当接可能に対向する。
【0016】
調整バネ30は、図9に示すように、2分割した板バネ部31,31の下端に調整部32を一体に形成したものである。さらに、調整部32の下端には圧入部33が一体に形成されている。前記調整部32および圧入部33は一枚板を打ち抜き、折り重ねて補強したものである。ただし、調整を容易にするため、調整部32と圧入部33との間に切り欠き34,34を形成することにより、巾寸法を小さくしてある。さらに、調整部32の片側には調整用腕部35が形成されている。なお、36は抜け止め突起である。
【0017】
本実施形態では、調整部32が板バネ部31の2倍の厚さを有する。このため、調整部32を曲げて調整しても、その影響が板バネ部31に及ばない。また、圧入部33も実質的に肉厚となっているので、ベース10に圧入しやすいという利点がある。
【0018】
調整バネ30は、前述の形状のものに限らず、例えば、図10に示すように、板バネ部31を連結したものでもよい。また、調整部32に貫通孔37,37を設けて調整容易にしてもよい。さらに、調整用腕部35は左右に一対設けてもよい。このように一対の調整用腕部35,35を形成することにより、両側から調整バネ30を調整でき、便利である。
また、調整バネ30は、例えば、図11に示すように、折り重ねない1枚の弾性板材で形成してもよい。この場合には、調整部32および圧入部33の剛性を高めるため、両者に突条38を突き出し加工で適宜形成することが好ましい。
さらに、折り重ねて補強する場合であっても、調整部32および圧入部33は、別々に切り出した切り出し片をそれぞれ折り重ねて補強してもよい。この方法によれば、調整部32および圧入部33の間に薄肉部が生じる。このため、この薄肉部を中心として調整部32を正確に折り曲げできるという利点がある。
【0019】
そして、絶縁空間14の底面に形成された圧入溝14b(図2)に調整バネ30の圧入部33を圧入することにより、調整バネ30が絶縁空間14内に立設される。
【0020】
カード40は、図12に示すように、前記ベース10の第1,第2,第3絶縁壁11,12,13の上端部にスライド可能に嵌合する枠体形状を有している。そして、一端側縁部に可動ブロック50に係止する一対の係止爪41,41を側方に延在している。さらに、前記カード40は、前記可動接触片21の上端縁部21aに係止する係止孔42a,42b,42c,42dを形成してある。また、カード40は、その下面に一対の調整突部43を突設してある(図20)。この調整突部43は、前記調整バネ30の板バネ部31,31の上端に係止する。
【0021】
前記係止孔42aないし42dの対向する内側面には、可動接触片21の上端縁部21aを挟持するための一対の突部44a,44bがそれぞれ設けられている(図13(b))。前記突部44a,44bは相互に対向しておらず、可動接触片21の片側半分にそれぞれ当接する。このため、間隙巾S(図14(b))を大きくできる。この結果、成形金型、特に、中子ピンを厚くできるので、成形金型の寿命が長くなるという利点がある。
【0022】
そして、前記カード40を第1,第2,第3絶縁壁11,12,13に嵌合し、係止孔42aないし42dに可動接触片21の上端縁部21aをそれぞれ係止することにより、カード40がスライド可能に支持される。そして、カード40の調整突部43が調整バネ30の上端部に圧接する。
【0023】
なお、可動接触片21の上端部を挟持するカード40の突部は2個に限らず、3個以上であってもよい。また、突部は係止孔の対向する内側面だけでなく、スリットの対向する内側面に設けてもよい。さらに、カード40は、可動接触片21の上端縁部21aに係止する場合に限らず、その中間部に係止してもよい。そして、前記突部は、可動接触片21に線接触するだけでなく、点接触してもよい。
一方、カード40に突部を必ずしも設ける必要はない。例えば、可動接触21の異なる位置から複数の突部を逆方向にそれぞれ突き出し、これをカード40に設けた係止孔あるいはスリットの内側面に当接させてもよい。この変形例によっても、カードの係止孔あるいはスリットの巾寸法を大きくでき、カードの成形が容易になるという利点がある。
【0024】
可動ブロック50は、図20に示すように、可動鉄片51の片面に当接させた永久磁石52を樹脂材で一体成形したものである。また、可動ブロック50は、その上端縁部に係止突部53を突設してある。さらに、可動ブロック50は、その両側端面から一対の軸部54を同一軸心上に突出している(図1)。
【0025】
そして、前記可動ブロック50の軸部54を前記ベース10の軸孔11aに嵌合することにより、可動ブロック50が回動可能に支持される。さらに、係止突部53にカード40の係止爪41,41を係止することにより、両者が連結される。このため、可動ブロック50の回転動作がカード40の往復動作に変換される。
【0026】
電磁石ブロック60は、コイル61を巻回したスプール62の中心孔に鉄心63を挿入し、突出する両端部に略L字形に屈曲したヨーク64,65をそれぞれカシメ固定したものである。前記スプール62は、両端に鍔部62a,62bをそれぞれ有する。そして、前記鍔部62bには、一対のコイル端子66,66が圧入されている。このコイル端子66,66には、前記コイル61の両端部がそれぞれからげてハンダ付けされている。一方,前記ヨーク64には,一対の位置決め用突起64aが側方に突出している。
【0027】
したがって、電磁石ブロック60をベース10の第1絶縁壁11内に側方から挿入することにより、ヨーク64の位置決め用突起64aがベース10の位置決め孔11b内に圧入され、位置決めされる。この結果、ヨーク64,65の自由端部に可動鉄片51の上下端部が交互に接離可能に対向する。
【0028】
次に、本実施形態にかかる電磁リレーの組立,調整方法について説明する。
まず、ベース10の圧入溝16,17に可動接触片21および固定接触片25を側方から圧入し、接点機構部20を形成する。さらに、ベース10の圧入溝14bに調整バネ30を側方から圧入し、絶縁空間14内に立設する。ついで、ベース10の第1,第2,第3絶縁壁11,12,13の上端部に、カード40をスライド可能に嵌合する。これと同時に、係止孔42a,42b,42c,42dに各可動接触片21の上端縁部21aをそれぞれ挿入することにより、各可動接触片21が回動可能に支持される(図15)。
【0029】
そして、ベース10の軸孔11aに可動ブロック50の軸部54を側方から圧入して回動可能に支持する。さらに、可動ブロック50の係止突部53をカード40の係止爪41,41に係止し、連結する(図16)。
【0030】
さらに、ベース10の底面に設けた調整孔10aに接点調整用ゲージ70を下方側から挿入し(図17)、その上端部をベース10の底面から突出させる(図18)。このとき、図20に示すように、ゲージ70の上端部が可動鉄片51の下端部に当接する。
【0031】
最後に、ベース10の第1絶縁壁11内に電磁石ブロック60を側方から挿入し、第1絶縁壁11の位置決め孔11bにヨーク64の位置決め用突起64aをスライドさせながら圧入する。このとき、コイル61に電圧を印加して励磁状態のままで圧入する。そして、ヨーク65の自由端部が前記ゲージ70の上端部を介して可動鉄片51の下端部に当接するまで圧入する。さらに、接点対の導通状態をモニターしながら圧入作業を続け、常開接点対が開離したときに、圧入作業を中止する。これにより、常開接点対において所定の接点フォローを確保でき、電磁石ブロック60の組立が完了する。
そして、前記ベース10に図示しないケースを嵌合し、ベース10とケースとの間、および、端子部の基部に接着シール剤を注入,硬化させる。このとき、前記調整孔10aは内部空気の逃げ孔として利用できる。さらに、前記シール剤が硬化した後、前記調整孔10aを熱カシメあるいは接着剤で密封する。
なお、動作特性が許容範囲から逸脱している場合には、図2に示すように、側方から露出する調整バネ30の調整用腕部35を介し、その調整部32を曲げることにより、カード40に対するバネ力を調整できる。
【0032】
本実施形態にかかる電磁リレーでは、可動接触片21の本体に曲げ加工を施しておらず、真直である。このため、従来例よりも高い部品精度,組立精度が得られる。この結果、組立完了後、各可動接点の接点フォローを調整するため、各可動接触片21の本体を板厚方向に塑性変形させる調整作業が激減する。特に、多数の可動接点を有する多極の電磁リレーでは、調整作業の軽減により、生産性が著しく向上するという利点がある。
【0033】
次に、前述の組立が完了した電磁リレーの動作について説明する。
電磁石ブロック60のコイル61に電圧が印加されていない場合、永久磁石52の磁力に基づき、可動鉄片51の上端が電磁石ブロック60のヨーク64に吸着している。このため、各接点機構部20の可動接点22および固定接点26がそれぞれ接離している。
【0034】
永久磁石52の磁束を打ち消す磁束が生じるように、前記コイル61に電圧を印加して励磁する。これにより、永久磁石52の磁力に抗し、可動ブロック50が回転し、可動鉄片51の下端部がヨーク65に吸着する。このため、調整バネ30のバネ力に抗してカード40が水平方向にスライドする。この結果、各可動接触片21が回転し、可動接点22が固定接点26に接離する。
このとき、カード40の突部44a,44bが可動接触片21にそれぞれ片当たりし、可動接触片21に捩れを生じさせる。このため、可動接点22が固定接点26にワイピングしながら当接するので、接点溶着が生じにくいという利点がある。
【0035】
そして、前述の励磁を解くと、可動接触片21,調整バネ30のバネ力および永久磁石52の磁力に基づき、可動鉄片51が逆回転して復帰する。このため、カード40が元の状態に戻り、各接点機構部20の可動接触片21が復帰する。この結果、可動接点22と固定接点26とが接離し、元の状態に復帰する。
【0036】
【発明の効果】
請求項1によれば、固定接点端子のうち、前記ストッパーの作用点から固定接点までの間に位置する両側縁部を折り曲げて補強用リブを形成してある。このため、ストッパーと固定接点との間に位置する領域の剛性が部分的に大きくなり、撓みが生じにくくなる。この結果、小型リレーであっても、可動接点と固定接点との間に所定の遮断間隔を確保でき、安全性の高い接点機構が得られる。
【0037】
また、ストッパーと補強用リブとが折り曲げ線を間にして同一平面上に形成されている。このため、補強用リブを折り曲げて形成すると同時に、ストッパーを形成できる。この結果、少ない生産工数で形成できるので、生産性の高い電磁リレーが得られるという効果がある。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかる電磁リレーの分解斜視図である。
【図2】 図1に示した電磁リレーの斜視図である。
【図3】 図1に示した電磁リレーの平面図である。
【図4】 図1に示した可動接触片の斜視図である。
【図5】 図1の固定接触片を示し、図(a)は全体斜視図、図(b)は圧入部の部分拡大斜視図、図(c)は端子部の拡大斜視図である。
【図6】 図1の固定接触片を示し、図(a)は異なる角度から見た全体斜視図、図(b)は使用状態を示す概略断面図、図(c)は固定接触片の変形例である。
【図7】 図1に示すベースを示し、図(a)は可動接触片を圧入する前の拡大斜視図であり、図(b)は可動接触片を圧入した後の拡大斜視図である。
【図8】 図1のベースを示し、図(a)はベースの側面図、図(b)は図(a)の横断面図である。
【図9】 図1に示した調整バネの拡大斜視図である。
【図10】 図9に示した調整バネの変形例である。
【図11】 図9に示した調整バネの別の変形例である。
【図12】 図1に示したカードの平面図である。
【図13】 図1のカードの取付状態を示し、図(a)は部分斜視図、図(b)は図(a)の部分拡大斜視図である。
【図14】 図1のカードと可動接触片との取付状態を示し、図(a)は拡大断面図、図(b)は係止孔の部分拡大平面図である。
【図15】 図1で示した電磁リレーの組立工程を説明するための分解斜視図である。
【図16】 ベースに可動ブロックを組み付けた状態を示す斜視図である。
【図17】 ベースに接点調整用ゲージを挿入する前の斜視図である。
【図18】 ベースに接点調整用ゲージを挿入した後の斜視図である。
【図19】 ベースに電磁石ブロックを組み付けた状態を示す斜視図である。
【図20】 図1に示した電磁リレーの縦断面図である。
【符号の説明】
10…ベース、10a…調整孔、11,12,13…第1,第2,第3絶縁壁、14…絶縁空間、14a…ガイド連結部、15…位置規制壁、16,17…圧入溝。
20…接点機構部、21…可動接触片(可動接点端子)、22…可動接点、21a…上端縁部、23…圧入部、24…端子部、25…固定接触片(固定接点端子)、25b…補強用リブ、25c…ストッパー、25e…突条、26…固定接点、27…圧入部、28…端子部、27a,28a…折り重ね部。
30…調整バネ、31…板バネ部、32…調整部、33…圧入部、34…切り欠き、35…調整用腕部、37…貫通孔、38…突条。
40…カード、41…係止爪、42a,42b,42c,42d…係止孔、43…調整突部、44a,44b…突部。
50…可動ブロック、51…可動鉄片、52…永久磁石、53…係止突部、54…軸部。
60…電磁石ブロック、61…コイル、62…スプール、63…鉄芯、64,65…ヨーク、64a…位置決め用突起、66…コイル端子。
70…接点調整用ゲージ。
Claims (1)
- ベースに立設した固定接点端子の固定接点を、前記ベースに立設した可動接点端子の可動接点に接離可能に対向させるとともに、前記固定接点端子に突設したストッパーを、前記ベースに突設した位置規制壁に当接させて前記固定接点端子を位置規制する電磁リレーであって、
前記固定接点端子のうち、前記ストッパーの作用点から固定接点までの間に位置する両側縁部を折り曲げて補強用リブを形成するとともに、前記補強用リブと、前記固定接点端子の一部を切り起こして形成する前記ストッパーとを折り曲げ線を間にして略同一平面上に配置したことを特徴とする電磁リレー。
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