JPH0143805Y2 - - Google Patents

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JPH0143805Y2
JPH0143805Y2 JP19466083U JP19466083U JPH0143805Y2 JP H0143805 Y2 JPH0143805 Y2 JP H0143805Y2 JP 19466083 U JP19466083 U JP 19466083U JP 19466083 U JP19466083 U JP 19466083U JP H0143805 Y2 JPH0143805 Y2 JP H0143805Y2
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coil
yoke
piece
armature
iron core
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JP19466083U
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、鉄芯に吸引される接極子の復帰力を
スプリングにより与えている電磁継電器に関する
ものである。
(考案の目的) 本考案は、コイルと接点間との絶縁用の絶縁壁
を復帰用のスプリングの抜け防止に兼用した電磁
継電器を提供することを目的とするものである。
(考案の開示) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
第1図は電磁石ブロツクAを示し、図中2は絶縁
材からなるコイルボビンで、このコイルボビン2
の中央洞4にはコイル1が巻回され、中央洞4の
両側には矩形状の鍔片15,16が夫々一体に形
成されている。コイルボビン2の中央洞4内には
左右に貫通する貫通孔17が穿孔されていて、こ
の貫通孔17内に鉄芯3が嵌挿されている。ま
た、鍔片15,16の端面にはコイル端子18,
19が埋設されていて、このコイル端子18,1
9にコイル1の両端が接続される。5は磁性体か
らなり略L字形に折曲形成されているヨークで、
このヨーク5の縦片6には固定穴20が穿孔され
ており、コイルボビン2の鍔片15より突出して
いる鉄芯3の一端部を上記固定穴20に挿通し
て、鉄芯3とヨーク5の縦片6とを固着するよう
にしている。鉄芯3の他端部を貫通孔17より突
出してその端面を吸着面8としている。ヨーク5
の横片7の先端部には凹部21が削設してあり、
この凹部21に略L形に折曲された接極子9の枢
支部22が揺動自在に枢支されるものである。接
極子9は鉄芯3の吸着面8に吸引される吸引片2
3と、後述する接点閉成用の可動バネ13を駆動
するための略く字形に折曲された駆動片26とか
ら構成されている。また、接極子9には吸引片2
3の面と同方向に棒状の引掛片24が一体に延出
形成されている。この引掛片24の先端部には溝
25が削設されている。10は接極子9復帰用の
コイル状のスプリングで、スプリング10の一端
には略J字状の係止部28と、他端には略円形の
引掛部29が形成されている。一方、接極子9の
駆動片26の中央には四角状の挿通孔27が穿孔
され、また、ヨーク5の横片7には大孔30と小
孔31とが穿孔され、大孔30と小孔31との間
の橋絡片32には溝33が形成されている。上記
挿通孔27と大孔30とはスプリング10が挿通
するものであり、第2図および第5図に示すよう
にヨーク5に枢支された接極子9の引掛片24の
溝25にスプリング10の引掛部29を引掛ける
と共に、スプリング10の係止部28をヨーク5
の溝33及び小孔31を介して橋絡片32にその
先端をコイル1とは反対方向に係止している。こ
のとき、係止部28の基部の曲成部側はコイル1
側に対向するようになつている。従つて、このス
プリング10のばね力により接極子9の引掛片2
4が枢支部22を支点として回動付勢され、吸引
片23は鉄芯3の吸着面8より離れている。
34は合成樹脂からなる上面が開口したベース
で、この絶縁材からなるベース34の凹所35内
に上記電磁石ブロツクAが収納配置される。凹所
35内底面上には略コ字形の薄い絶縁材からなる
絶縁壁36がベース34と一体に立設されてお
り、電磁石ブロツクAを凹所35内に収納配置し
た際に、つまり、コイルボビン2の鍔片15,1
6に削設されているスリツト37を絶縁壁36の
両側の位置決め片38に挿入することで、電磁石
ブロツクAは凹所35内に位置決め片38により
固定される。また、第5図に示すように、コイル
1とヨーク5の横片7との間に絶縁壁36が位置
することになり、コイル1とヨーク5側の後述す
る接点との絶縁を図つている。この時、絶縁壁3
6の側面に上面が開口した溝39内にスプリング
10の係止部28が位置し、この係止部28の基
部の曲成部側が溝39の壁面に近接乃至当接し
て、スプリング10の抜けの防止を図つている。
つまり、スプリング10の係止部28が第5図中
下方に移動しても係止部28が絶縁壁36の側面
に当つて、係止部28が橋絡片32から抜けない
ものである。
40は略Z字形に折曲された導電性の固定端子
板40で、その中央片40aには固定接点12が
固着され、中央片40a両側より夫々逆方向に固
定端子42と外部端子板43が一体形成されてい
る。この固定接点板40の中央片40aはベース
34のスリツト41に、L形の係止片44は係止
溝46に、外部端子板43の基部はスリツト45
に夫々挿入されて、固定接点板40はベース34
に位置決め係止される。また、中央片40aの下
部の圧入片40bをベース34の底面の穴に圧入
してめることで、固定端子板40がベース34
に固定される。このとき、固定端子板40の外部
端子板43はベース34より突出し、固定端子4
2はベース35の側壁面に当接している。48は
略Z字形に折曲された導電性の可動接点板で、そ
の中央片48aの両側より逆方向に可動端子49
と外部端子板50が一体に形成されている。この
可動接点板48の中央片48aはベース34のス
リツト47に、外部端子板50の基部に形成した
L形の係止片51は係止溝53に、外部端子板5
0はスリツト54に夫々挿入係止することで、ベ
ース34に位置決めされ、中央片48a下部の圧
入片48bをベース34の穴に圧入してめるこ
とで、可動接点板40はベース34に固定され
る。この時、可動接点板40はベース34より突
出し、可動端子49はベース34の側壁面に固定
端点板40と同様に当接している。13は導電性
でばね性を有する平板状の可動バネで、この可動
バネ13は略Z字形に折曲されて、その基部は可
動接点板48の中央片48aにめ鋲52にて
め固定されている。可動バネ13の先端には固定
接点12と相対する可動接点11が固着されてい
る。可動接点11は第5図に示すようにヨーク5
側に位置して固定接点12と対向しており、通常
の状態においては両接点11,12は開離してお
り、両接点11,12が閉成してからの復帰は、
可動バネ13自体のばね性により行なわしめてい
る。第5図および第6図において、可動バネ13
の下面には接極子9の駆動片26が位置して、駆
動片26の先端が接触しており、接極子9の側部
より第7図に示すように略L字形のL形片55が
一体に突設されている。L形片55は可動バネ1
3の上面より上方に位置するように上方へ折曲形
成され、L形片55の先端の爪片14は可動バネ
13の上方に位置し、可動バネ13の上面と爪片
14の下端との間には所定のすきまHを設けてい
る。
56はベース34内に装着された電磁石ブロツ
クA等を覆設するケースで、このケース56は合
成樹脂からなり一面が開口した箱状に形成してあ
る。ケース56の開口面とは反対側の面にはコイ
ル端子18,19、固定端子42および可動端子
49挿通用の挿通孔57,58が穿孔されてお
り、両側面にはベース34の係合突起61と係合
する係合孔59が夫々設けられている。各端子1
8,19,42,49をケース56の挿通孔5
7,58に挿通しながら、ケース56の開口側端
面をベース34の鍔部60の面に当接すると同時
に、係合突起61と係合孔59とが係合し、ケー
ス56はベース34に嵌着される。これが第4図
の状態である。
しかして、コイル1を励磁すると、接極子9の
吸引片23は鉄芯3の吸着面8に吸着される。す
ると、接極子9は枢支部22を支点として時計方
向に回動して、接極子9の駆動片26は可動バネ
13を上方へ押し上げる。従つて、可動接点11
は固定接点12と閉成する。そして、コイル1の
励磁を遮断すると、接極子9はスプリング10の
復帰力により復帰し、接極子9の駆動片26も可
動バネ13より離れる。可動バネ13は駆動片2
6により押接駆動されなくなると、可動バネ13
自体が有するばね性により第5図に示す位置まで
復帰し、両接点11,12は開離することにな
る。この時は、可動バネ13もすぐに復帰するた
め、接極子9の爪片14は可動バネ13には作用
しない。次に、接点溶着が発生した場合には、次
のような動作で両接点11,12を強制的に開離
させる。すなわち、接極子9の爪片14は可動バ
ネ13の上方に位置しているために、接極子9が
スプリング10の復帰力にて復帰すると、これと
同時に爪片14も復帰方向に動作して爪片14が
可動バネ13の上面に衝撃を与えて引掛け、可動
バネ13を強制的に復帰させて両接点11,12
を開離させる。この時、可動バネ13と爪片14
との間にはすきまHを設けているために、このす
きまHの分だけ慣性が大となつて爪片14を可動
バネ13に衝撃的に衝突させ、両接点11,12
をより大きな力で確実に開離させるものである。
また、固定接点12、可動接点11を固着した可
動バネ13、接極子9、ヨーク5の横片7等は、
絶縁壁36を介してコイル1とは反対側に配置し
てあり、しかも、絶縁壁36はコイル1の長手方
向の全長より長くしてあつて、絶縁材からなるコ
イルボビン2の鍔片15,16に橋絡してあるの
で、コイル1と接点側とは絶縁の向上を図ること
ができるものである。また、この絶縁用の絶縁壁
36に、絶縁壁36にヨーク5の横片7つまりス
プリング10の係止部28を近接させていること
で、スプリング10の抜けの防止をも兼用してい
るものである。
(考案の効果) 本考案は上述のように、コイルが巻回されるコ
イルボビンと、コイルボビンの中央洞に嵌挿され
る鉄芯と、鉄芯の一端に縦片が固着され横片がコ
イルに近接配置されてコイルの励磁により鉄芯と
磁路を形成する縦片と横片とからなる略L形のヨ
ークと、ヨークの横片の端部に揺動自在に枢支さ
れて下部が鉄芯の吸着面に対応する接極子と、接
極子の復帰用であつて一端が接極子のコイルとは
ヨークの横片に対して反対側の要所に引掛けら
れ、他端がヨークの横片に穿孔した孔を介してコ
イル側のヨークの側面に引掛け係止されるスプリ
ングと、コイルの励磁により接極子が鉄芯の吸着
面に吸引された際に接極子にて駆動されて先端に
固着した可動接点と相対する固定接点と閉成し、
コイルとは反対側のヨークの側方に位置する可動
バネとで電磁ブロツクを形成し、電磁石ブロツク
を収納配置する絶縁材からなるベースの底面上に
コイルとヨークの横片との間に位置する絶縁材か
らなる絶縁壁を一体的に立設し、該絶縁壁とスプ
リングの他端とを近接配置するようにしたもので
あるから、電磁石ブロツクをベースに配置した際
には、コイルとヨークとの間に絶縁壁が位置する
ことになつて、該絶縁壁をはさんでコイルと、コ
イルの反対側に配置される固定接点、可動接点を
有する可動バネ、接極子、ヨーク等と絶縁を図る
ことができるものであり、しかも、絶縁壁とスプ
リングの他端を近接配置し、一端が接極子のコイ
ルとはヨークの横片に対して反対側の要所に引掛
けたスプリングの他端をヨークの孔を介してコイ
ル側のヨークの側面に引掛け係止していること
で、スプリングの他端がヨークの側面から外れよ
うとしても絶縁壁の側面に当つて外れないもので
あり、このように、絶縁壁をスプリングの抜けの
防止をも兼用したので、小スペースで実現できる
と共に、組立時にスプリングの余分な抜け防止用
の加工作業が不用となる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電磁石ブロツクの分
解斜視図、第2図は同上の電磁継電器の分解斜視
図、第3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の
斜視図、第5図は同上の破断平面図、第6図は同
上の要部正面図、第7図は同上の要部斜視図であ
る。 1はコイル、2はコイルボビン、3は鉄芯、4
は中央洞、5はヨーク、6は縦片、7は横片、8
は吸着面、9は接極子、10はスプリング、11
は可動接点、12は固定接点、13は可動バネ、
14は爪片、36は絶縁壁、Aは電磁石ブロツク
を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルが巻回されるコイルボビンと、コイルボ
    ビンの中央洞に嵌挿される鉄芯と、鉄芯の一端に
    縦片が固着され横片がコイルに近接配置されてコ
    イルの励磁により鉄芯と磁路を形成する縦片と横
    片とからなる略L形のヨークと、ヨークの横片の
    端部に揺動自在に枢支されて下部が鉄芯の吸着面
    に対応する接極子と、接極子の復帰用であつて一
    端が接極子のコイルとはヨークの横片に対して反
    対側の要所に引掛けられ、他端がヨークの横片に
    穿孔した孔を介してコイル側のヨークの側面に引
    掛け係止されるスプリングと、コイルの励磁によ
    り接極子が鉄芯の吸着面に吸引された際に接極子
    にて駆動されて先端に固着した可動接点と相対す
    る固定接点と閉成し、コイルとは反対側のヨーク
    の側方に位置する可動バネとで電磁石ブロツクを
    形成し、電磁石ブロツクを収納配置する絶縁材か
    らなるベースの底面上にコイルとヨークの横片と
    の間に位置する絶縁材からなる絶縁壁を一体的に
    立設し、該絶縁壁とスプリングの他端とを近接配
    置して成る電磁継電器。
JP19466083U 1983-12-16 1983-12-16 電磁継電器 Granted JPS60101361U (ja)

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