JP2552418B2 - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JP2552418B2
JP2552418B2 JP4314675A JP31467592A JP2552418B2 JP 2552418 B2 JP2552418 B2 JP 2552418B2 JP 4314675 A JP4314675 A JP 4314675A JP 31467592 A JP31467592 A JP 31467592A JP 2552418 B2 JP2552418 B2 JP 2552418B2
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和弘 信時
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • H01H51/2281Contacts rigidly combined with armature
    • H01H51/229Blade-spring contacts alongside armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H11/00Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
    • H01H11/0056Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches comprising a successive blank-stamping, insert-moulding and severing operation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/18Movable parts of magnetic circuits, e.g. armature
    • H01H50/30Mechanical arrangements for preventing or damping vibration or shock, e.g. by balancing of armature

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接極子が揺動自在に可
動して接点切換が行われるいわゆるバランスアマチュア
構造の有極リレーにおける端子配列構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の有極リレーとしては、概略構成
的には、両端部が磁極部となる鉄心と、鉄心に絶縁状態
で巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置され
る永久磁石とからなる電磁石ブロックと、上記鉄心の磁
極部に両端部を対向させて永久磁石上に揺動自在に載置
される接極子と、接極子に一体的に取り付けられ接極子
と共に揺動する接点ばねとからなる接極子ブロックとで
構成され、接点ばねに固着された可動接点を、電磁石ブ
ロック側に配置される固定接点に、コイルの通電制御に
伴う接極子ブロックの揺動に応じて接離させて接点切換
を行ういわゆるバランスアマチュア構造のものがある。
【0003】この種の有極リレーとしては、板金を打抜
き加工することにより端子を一体形成し、この一体形成
された端子と上記電磁石ブロックとを一体に合成樹脂で
モールドするものがある。図6にこの種の有極リレーに
おける一体形成される端子7と電磁石ブロック14との
モールド前の位置合わせ状態を示す。電磁石ブロック1
4は、略コ字状の鉄心1をコイルボビン2にインサート
成形することで鉄心1にコイルボビン2を一体形成し、
コイルボビン2の胴部2bにコイル3を巻装し、鉄心1
の両側片1a間に永久磁石4を配置して形成してある。
ここで、鉄心1の磁極部となる両側片1aの先端部は、
コイルボビン2の鍔部2aから露呈させてある。
【0004】端子7としては、基端に固定接点9が形成
された固定接点端子71 と、基端に接点ばね(図示せ
ず)のヒンジばね片が固着される固着片7aが形成され
た共通接点端子72 と、コイル3に通電を行うコイル端
子73 とを備える。この有極リレーは2回路タイプであ
るので、電磁石ブロック14の両側に、2本の固定接点
端子71 ,1本の共通接点端子72 及び2本のコイル端
子73 が夫々植設される。
【0005】上記端子71 〜73 は板金を打抜くことに
より図7(a)に示す形形成される。なお、このよう
に端子71 〜73 を打抜き形成した部材を以下の説明で
はフープ材15’と呼ぶ。このようにして打抜き形成さ
れたフープ材15’は図6に示す形で、電磁石ブロック
14との位置合わせを行って、合成樹脂で一体にモール
ドされる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の有極リレーで
は、コイル3とコイル端子73 との接続部と固定接点9
との間の絶縁距離を確保する必要がある。そこで、図6
の有極リレーにおいては、コイル端子73 を固定接点端
子71 よりも低い位置とするように段差を付け、絶縁距
離を確保するようにしてある。なお、この有極リレーの
場合には、コイル3の端部が接続された固定片22をコ
イルボビン2の鍔部2aに植設してあり、この固定片2
2の植設位置を固定接点9位置よりも下方とし、この固
定片22に対してコイル端子73 を溶着する方法を採用
している。
【0007】ここで、フープ材15’は、図7(a)に
示すように、各端子71 〜73 を列設する形に打抜き加
工して形成し、その後コイル端子73 に他の端子71
3との段差を付けるように曲げ加工を加えることによ
り、図6で示す形に形成される。しかしながら、上記有
極リレーの場合には、固定片22をコイルボビン2の鍔
部2aの外端面から電磁石ブロック14の長手方向に沿
う側方に突出させてあり、電磁石ブロック14の長手方
向において固定接点9から離れた位置において、コイル
端子73 を固定片22に溶着する構造としてある。この
ため、有極リレーの電磁石ブロック14の長手方向にお
ける寸法が大きくなるという欠点がある。つまり、この
種の有極リレーでは極力小型にすることが要求されるた
め、上記有極リレーの構造は好ましいものではない。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、コイル端子とコイルと
の接続部と固定接点との絶縁距離を確保でき、且つ小型
化できる有極リレーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、両端が磁極部となる鉄心と、鉄心に絶
縁状態で巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配
置される永久磁石と、鉄心の磁極部に両端部を対向させ
て永久磁石上に揺動自在に載置される接極子と、接極子
に一体的に取り付けられ接極子と共に揺動する接点ばね
と、接極子の両端方向に直交する方向における鉄心の磁
極部の側方部に配置される固定接点と、固定接点が固着
された第1の端子と、接点ばねに固着され接極子の揺動
に伴って固定接点に接離する可動接点と、接点ばねに接
続される第2の端子と、コイルへの通電を行う第3の端
子とを備え、上記可動接点と固定接点との接離方向に沿
う方向における可動接点と反対側に固定接点と離間して
第3の端子とコイルとの接続部を配置して成る有極リレ
ーにおいて、フープ材に鉄心と略平行な折り曲げ片を延
設すると共に折り曲げ片の先端に第1の端子と略平行な
第3の端子を形成し、折り曲げ片を可動接点と固定接点
との接離方向に沿う方向に折り曲げることによって、第
1の端子の先端と第3の端子の先端を可動接点と固定接
点との接離方向に沿う方向に対向させて成ることを特徴
とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、上述のようにフープ材に鉄心と略平
行な折り曲げ片を延設すると共に折り曲げ片の先端に第
1の端子と略平行な第3の端子を形成し、折り曲げ片を
可動接点と固定接点との接離方向に沿う方向に折り曲げ
ることによって、第1の端子の先端と第3の端子の先端
を可動接点と固定接点との接離方向に沿う方向に対向さ
せたので、折り曲げ片の曲げ角度を調整して鉄心と略平
行な方向における第3の端子の位置を自由に設定するこ
とができ、鉄心と略平行な方向におけるフープ材への第
3の端子の形成位置によって鉄心と略平行な方向におけ
る大きさが限定されないようにすることができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図5に基づいて
説明する。本実施例の有極リレーは、図1に示すよう
に、鉄心1、コイル3及び永久磁石4からなる電磁石ブ
ロック14を端子7と共に合成樹脂で一体にモールドし
てブロック化されるものである。なお、このブロックを
以下ボディブロック11と呼ぶ。そして、この有極リレ
ーは、ボディブロック11上に接極子ブロック12を載
置し、カバー13を被着して構成される。
【0012】電磁石ブロック14は、図4に示すよう
に、略コ字状の鉄心1をコイルボビン2にインサート成
形することで鉄心1にコイルボビン2を一体形成し、コ
イルボビン2の胴部2bにコイル3を巻装し、鉄心1の
両側片1a間に永久磁石4を介装して形成してある。こ
こで、鉄心1の磁極部となる両側片1aの先端部は、コ
イルボビン2の鍔部2aから露呈させてある。また、上
記永久磁石4は中央部と両端部とが異極に着磁されてい
る。
【0013】上記コイルボビン2の夫々の鍔部2aに
は、コイル3の両端を接続する接続片21と、この接続
片21と一体となった固定片22とを植設してあり、鉄
心1の両側の上面からは位置決め突起23を突設してあ
る。上記電磁石ブロック14は、端子7と共に合成樹脂
でモールドして図3に示すボディブロック11として一
体形成される。端子7としては、基端に固定接点9が形
成された第1の端子としての固定接点端子71 と、基端
に後述する接点ばね6のヒンジばね片6aが固着される
固着片7aが形成された第2の端子としての共通接点端
子72 と、コイル3に通電を行う第3の端子としてのコ
イル端子73とを備える。この有極リレーは2回路タイ
プであるので、電磁石ブロック14の両側に、2本の固
定接点端子71 ,1本の共通接点端子72 及び2本のコ
イル端子73 が夫々植設される。
【0014】上記端子7〜7は板金を打抜くことに
より図2(a)に示すフープ材15として形成される。
端子7は、一対の固定接点端子7 とこの間に形成され
る一つの共通接点端子7 と各固定接点端子7 の共通
接点端子7 と反対側にそれぞれ形成されるコイル端子
とで一組である。固定接点端子7 はフレーム部1
5aの一方の長辺に一体に形成されており、各固定接点
端子7 の共通接点端子7 と反対側においてフレーム
部15aの上記長辺には補助片31がそれぞれ形成され
ている。各補助片31には固定接点端子7 側と反対側
に突出する折り曲げ片30がそれぞれ延設されており、
各折り曲げ片30の先端には固定接点端子7 の先端側
に突出するコイル端子7 がそれぞれ形成されている。
このようにして打抜き形成されたフープ材15は図1に
示す形で、電磁石ブロック14との位置合わせを行っ
て、合成樹脂で一体にモールドされる。ところで、上述
のようにボディブロック11を形成する場合、成形時に
端子7に及ぶ成形圧で固定接点9の位置が変動する恐れ
がある。そこで、固定接点9部を強固に保持した状態で
ボディブロック11を成形する必要がある。
【0015】従来ではこの固定接点9部の位置決めのた
めに、固定接点9部を金型で直接に位置決めしていた。
しかし、本実施例のように電磁石ブロック14と端子7
とを一体に合成樹脂でモールドするいわゆる同時成形加
工を施す場合、電磁石ブロック14を一体にモールドす
るので、固定接点9部を保持するために金型を入れるス
ペースを設けることができない。
【0016】そこで、本実施例では、上記電磁石ブロッ
ク14と端子7とを合成樹脂でモールドする際に、コイ
ルボビン2の鍔部2aに形成した位置決め突起23上に
固定接点端子71 の固定接点9が形成された基部を載置
し、金型で鍔部2aを介して固定接点9が形成された基
部を挟んで保持する。このようにすれば、成形圧で固定
接点9の位置が変動することがない。
【0017】なお、共通接点端子72 は従来のように金
型で位置決めすればよく、この共通接点端子72 の基部
の上面はボディブロック11の上面から露呈させるよう
にしてモールドされる。また、この種の有極リレーは小
型であることが要望されるものである。そこで、本実施
例の有極リレーでは、コイル端子73 とコイル3との接
続位置を固定接点の下方としてある。コイル端子73
その基部がコイルボビン2の鍔部2aに植設された固定
片22に溶接により連結される。そこで、固定片22を
鍔部2aの上下方向における中央部に設けて、電磁石ブ
ロック14の長手方向に沿う方向での長さが短くなるよ
うにしてある。なお、固定片22を固定接点9の下方に
離間して設けてあるため、固定片22とコイル端子73
との溶着部と、固定接点9との位置を離して、絶縁距離
は従来同様に確保される。
【0018】ここで、コイル端子7を電磁石ブロック
14とモールドする際の位置を上下にずらすため、フー
プ材15を図2(a)に示すように打抜き加工した後
に、同図(b)に示すように曲げ加工を施す。つまり折
り曲げ片30を補助片31と連接する基部付近で下方に
折り曲げると共に、折り曲げ片30をコイル端子7
連接する先端付近で補助片31と反対側に折り曲げる。
そして折り曲げ片30を補助片31と連接する基部付近
で下方に折り曲げることによって、コイル端子7の上
下方向における位置を他の端子7,7と異ならせる
ことができると共にコイル端子7 の先端を固定接点端
子7 の先端の下方に対向させて配置することができ
る。上述のようにして端子7〜7を電磁石ブロック
14と共にモールドした後には、フープ材15の各端子
〜7が一体的に連結された部分を切り離し、夫々
の端子7の成形部から露呈する部分を下方に折り曲げ、
図3に示す形にボディブロック11を形成する。
【0019】このように鉄心1、永久磁石4及び固定接
点9をボディブロック11として一体に形成すると、後
述する接極子ブロック12が揺動自在に載置される揺動
面、鉄心1の両側片1aの上面である磁極面、及び固定
接点9の位置精度を高くすることができる。つまり、各
部材を個別に組み付けて形成する場合には、夫々の部材
の組付状態のばらつきで、上記揺動面、磁極面及び固定
接点9の位置にばらつきを生じる。しかし、本実施例の
ようにボディブロック11として一体成形すれば、揺動
面、磁極面及び固定接点9の位置精度を容易に高くする
ことができる。従って、製品の品質が安定する。
【0020】接極子ブロック12は、図3に示すよう
に、平板状の接極子5と、この接極子5に一体に取り付
けられた接点ばね6とで構成されている。つまり、接極
子5と接点ばね6とは合成樹脂でモールドして一体成形
し、2回路タイプであるので、接極子5の両側に2本の
接点ばね6を設けてある。ここで、接極子5と接点ばね
6とを合成樹脂でモールドして接極子ブロック12とし
て一体成形することで、成形部12aにより接極子5と
接点ばね6とを絶縁してある。このようにすれば、成形
部12aで、接極子5を介する接点ばね6とコイル3と
の間の絶縁距離が実質的に短くなることを防止すること
ができる。しかも、本実施例の場合には、ボディブロッ
ク11の成形部材内にコイル3が埋設されるので、ボデ
ィブロック11の成形部材でも接点ばね6とコイル3と
の間の絶縁が施され、このため入出力耐圧を充分に確保
することが可能となる。
【0021】上記接点ばね6の両端には夫々可動接点8
が固着され、中央部の一側部からヒンジばね片6aを突
設してある。ヒンジばね片6aは上記共通接点端子72
の固着片7aに固着され、これにより接点ばね6が共通
接点端子72 に電気的に接続される。ところで、本実施
例の有極リレーでは、図3に示すように、上記ヒンジば
ね片6aの接点ばね6からの延出部の基部を、接極子ブ
ロック12のセンター位置、つまりは接極子5の揺動支
点としての突条5aの形成位置(図5参照)からずらせ
た位置から延出してある。そして、ヒンジばね片6aの
先端を接極子ブロック12のセンター位置で共通接点端
子72 の固着片7aに固着してある。
【0022】このようにヒンジばね片6aの接点ばね6
からの延出位置を接極子ブロック12のセンター位置か
らずらすと、接極子ブロック12の揺動支点の両側のば
ね負荷をアンバランスとすることができ、ヒンジばね片
6aのばね力を、永久磁石4による接極子5を鉄心1の
磁極面に吸着させる起磁力よりも大きくすれば、永久磁
石4による接極子5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に
抗して接極子5を一定状態に復帰回動させることができ
る。従って、有極リレーが単安定動作する。
【0023】つまり、図3におけるヒンジばね片6aの
接点ばね6からの延出位置を接極子ブロック12のセン
ター位置からずらした側でのヒンジばね片6aによる復
帰力が強くなるため、接極子ブロック12のこの方向が
ノーマリオープン(NO)側となり、逆側がノーマリク
ローズ(NC)側となる。上記接極子ブロック12をボ
ディブロック11の永久磁石4上に載置して、図1に示
すカバー13を被嵌する。このカバー13は下面が開口
する箱状であり、上面の1コーナ部に内部を封止するた
めの封止部13aを形成してある。本実施例の有極リレ
ーの組立後の構造を図6に示す。
【0024】上記実施例の有極リレーの動作について簡
単に説明する。この有極リレーでは、コイル3への通電
が停止されている定常時には、永久磁石4の起磁力でヒ
ンジばね片6aの延出位置をずらせた側と反対側の接極
子5の端部が鉄心1の磁極面に吸着された状態になって
いる。いま、接極子5が吸着されていない側の端部が鉄
心1の磁極面に吸着されるようにコイル3に通電を行う
と、接極子5の上記端部が鉄心1に吸引され、接極子ブ
ロック12が揺動して接極子5が鉄心1の側片1aに吸
着される。この際、接点ばね6の一端側の可動接点8が
固定接点9に接触する。この状態はコイル3に通電を行
っている間保持される。
【0025】そして、コイル3への通電を停止すると、
ヒンジばね片6aのばね力で、永久磁石4による接極子
5と鉄心1の磁極面との間の吸着力に抗して接極子5を
一定状態に復帰回動させる。なお、本実施例では単安定
型のバランスアマチュア構造の有極リレーを例として本
発明の説明を行ったが、ヒンジばね片6aの延出位置を
接極子ブロック12のセンターと一致させ、コイル3に
正逆方向で通電を行うと、接極子5が鉄心1のいずれか
の側片1aに吸着され、コイル3への通電を停止して
も、その吸着状態を保持する双安定型の場合にも本発明
を適用できることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように、フープ材に鉄心
と略平行な折り曲げ片を延設すると共に折り曲げ片の先
端に第1の端子と略平行な第3の端子を形成し、折り曲
げ片を可動接点と固定接点との接離方向に沿う方向に折
り曲げることによって、第1の端子の先端と第3の端子
の先端を可動接点と固定接点との接離方向に沿う方向に
対向させたので、折り曲げ片の曲げ角度を調整して鉄心
と略平行な方向における第3の端子の位置を自由に設定
することができ、鉄心と略平行な方向におけるフープ材
への第3の端子の形成位置によって鉄心と略平行な方向
における大きさが限定されないようにすることができて
設計の自由度を高くすることができるものである。特に
折り曲げ片の曲げ角度を調整して第3の端子の配置位置
を鉄心の端部よりも内側に設定することによって、第3
の端子とコイルの接続部の位置を鉄心の端部から大きく
突出させないようにすることができ、絶縁性を十分に確
保しつつ、且つ鉄心の両端方向における外径寸法が長く
なることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電磁石ブロックと端子との
一体成形方法を示す説明図である。
【図2】(a),(b)は端子が一体形成されたフープ
材の加工方法の説明図である。
【図3】有極リレーの全体構成を示す分解斜視図であ
る。
【図4】電磁石ブロックの一部を破断した斜視図であ
る。
【図5】(a)〜(d)は組立後の有極リレーの横断面
図、縦断面図、同図(a)中のA−B線断面図、同図
(a)中のC−D線断面図である。
【図6】従来の有極リレーの電磁石ブロックと端子との
一体成形方法を示す説明図である。
【図7】(a),(b)は同上のフープ材の加工方法の
説明図である。
【符号の説明】
1 鉄心 1a 側片 3 コイル 4 永久磁石 5 接極子 6 接点ばね 7 固定接点端子 7 共通接点端子 7 コイル端子 8 可動接点 9 固定接点15 フープ材 22 固定片30 折り曲げ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−231829(JP,A) 特開 昭63−231830(JP,A) 特開 昭63−231831(JP,A) 特開 平1−197932(JP,A) 特開 昭62−17921(JP,A) 実開 平2−14650(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が磁極部となる鉄心と、鉄心に絶縁
    状態で巻装されたコイルと、上記鉄心の磁極部間に配置
    される永久磁石と、鉄心の磁極部に両端部を対向させて
    永久磁石上に揺動自在に載置される接極子と、接極子に
    一体的に取り付けられ接極子と共に揺動する接点ばね
    と、接極子の両端方向に直交する方向における鉄心の磁
    極部の側方部に配置される固定接点と、固定接点が固着
    された第1の端子と、接点ばねに固着され接極子の揺動
    に伴って固定接点に接離する可動接点と、接点ばねに接
    続される第2の端子と、コイルへの通電を行う第3の端
    子とを備え、上記可動接点と固定接点との接離方向に沿
    う方向における可動接点と反対側に固定接点と離間して
    第3の端子とコイルとの接続部を配置して成る有極リレ
    ーにおいて、フープ材に鉄心と略平行な折り曲げ片を延
    設すると共に折り曲げ片の先端に第1の端子と略平行な
    第3の端子を形成し、折り曲げ片を可動接点と固定接点
    との接離方向に沿う方向に折り曲げることによって、第
    1の端子の先端と第3の端子の先端を可動接点と固定接
    点との接離方向に沿う方向に対向させて成ることを特徴
    とする有極リレー。
JP4314675A 1992-11-25 1992-11-25 有極リレー Expired - Fee Related JP2552418B2 (ja)

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