JP3251965B2 - リレーの構造 - Google Patents

リレーの構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リレーの構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のこの種のリレーについて説
明する。図9に示すようにケーシング1は上方に開放さ
れた箱状のベース11と、下方に開放された箱状であっ
てベース11の上方からベース11の側壁の外側を覆う
形で被嵌されるカバー12とから構成されている。
【0003】ベース11は略直方体に形成された合成樹
脂のような絶縁性材料の成型品であり、両側の中央部に
は上方および内側面が開放された凹所13がそれぞれ形
成してある。各凹所13の底面にはそれぞれ共通端子2
1が臨み、共通端子21はベース11の巾方向の側壁の
外側に露出して下方に突出する共通端子片22と一体に
導電板で形成されている。
【0004】ベース11の内側の四隅には上端がベース
11の上面よりも下方に位置するリブ14がそれぞれ形
成されている。リブ14の上面には上面に固定接点23
を有した固定接点板24が重複し、固定接点板24はベ
ース11の巾方向の側壁の外側に露出して下方に突出す
る固定端子片25と一体に導電板で形成してある。ベー
ス11の両端の側壁の中央部において上方および側壁の
表裏に開放された切欠部15が形成されており、各切欠
部15の底面からはそれぞれ一対のコイル端子結合片2
6が上方に向かって突設してある。コイル端子結合片2
6はベース11の巾方向の両側壁の外側に露出して下方
に突出するコイル端子片27と一体に導電板で形成され
ている。
【0005】このように、共通端子21と共通端子片2
2、固定接点板24と固定端子片25、およびコイル端
子結合片26とコイル端子片27は、それぞれ導電板で
一体に形成され、ベース11と各導電板とはインサート
成形によって一体化されている。導電板はベース11の
側壁内で引き回され、ベース11の側壁内の略全長に亘
って導電板が内装されるようにしている。したがって、
ベース11の側壁は導電板によって補強されることにな
り、ベース11が箱形であることと相まって強度が大き
くなっている。
【0006】カバー12はベース11と同様に略直方体
に形成された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であ
って、天井面から4枚の仕切片16が垂設されている。
ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはコイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブ
ロック5とが配設されている。コイルブロック3は図1
0に示すように、上方に開放された略コ字形の鉄心31
の横片にコイル32が巻装されるとともに、鉄心31の
脚片がそれぞれ絶縁性材料で形成された鍔33に覆われ
鍔33の周面の一所から脚片の先端部が露出した形状に
形成されている。コイル32に接続されたコイル端子3
4は各鍔33に対応してそれぞれ一対設けられ、鍔33
の上端よりも上方に突出するとともに上記コイル端子結
合片26に当接するように折曲されている。
【0007】コイルブロック3がベース11内に収納さ
れた状態でコイル端子34とコイル端子結合片26とは
溶接結合、あるいは半田結合などの方法で電気的および
機械的に結合される。鉄心31の脚片の露出部分の間に
は上記磁石ブロック4が磁極を当接させる形で介装され
ている。コイル32の上方に位置する永久磁石4は板状
であって、表面は合成樹脂のような絶縁材で被覆され、
上面中央部にベース11の巾方向に走る断面略半円形の
凹溝41が形成されている。永久磁石4の上面はベース
11の長手方向における中央部でもっとも厚みが大きく
端部に向かって次第に厚みが小さくなるように傾斜した
傾斜面42となっている。
【0008】また、ベース11の長手方向における永久
磁石4の両端部はそれぞれ同極に着磁され、中央部が異
なる磁極に着磁されている。すなわち、両端部がN極で
あれば、中央部はS極となるように着磁されているので
ある。そして、その両端部の磁極がコイルブロック3の
鉄心31の各脚片の内側面に当接した形で両脚片間に介
装されるのである。
【0009】接極子ブロック5は略矩形の平板状に形成
された磁性体製の接極子51と、接極子51の巾方向の
両側において接極子51と略同一平面に配設された可動
接触ばね片52と、接極子51および可動接触ばね片5
2とともに一体に成形された合成樹脂のような絶縁性材
料の成形品であるばね支持体53とから構成されてい
る。
【0010】接極子51の下面には図11に示すよう
に、接極子51の巾方向に突条に形成された断面略半円
形の支点部54が形成されている。可動接触ばね片52
は細長い導電性の板ばねであって、長手方向の中央部に
は巾方向に向かって先端部が略T字形に形成されたヒン
ジバネとなる支持片55が一体に突設されている。ま
た、長手方向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリッ
ト56が形成され、可動接触ばね片52の先端部が撓み
やすくなっている。
【0011】ばね支持体53には接極子51の巾方向に
おける両端縁に開口する切欠57が形成されている。こ
の切欠57の奥端から支持片55が突設され、支持片5
5の先端部が接極子51の巾方向においてばね支持体5
3よりも外方に突出している。すなわち、可動接触ばね
片52は長手方向の中央部においてばね支持体53によ
って固定され、また支持片55がばね支持体53から突
設されているものであるから、可動接触ばね片52の長
手方向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してば
ね力を作用させることになる。この接極子ブロック5は
接極子51の下面に設けた支点部54を永久磁石4の凹
溝41に収めるとともに、支持片55をベース11の側
壁に設けた凹所13に嵌合させることによってベース1
1内の定位置に配設されるものであって、接極子ブロッ
ク5は支持片55を軸として揺動自在となるのである。
【0012】以上のようにして、ベース11内にコイル
ブロック3と永久磁石4と接極子ブロック5とが収納さ
れた状態でベース11にはカバー12が被嵌される。カ
バー12の内周面に突設された4枚の仕切片16は、ベ
ース11にカバー12を被嵌した状態でそれぞれ接極子
51と可動接触ばね片52との間の隙間に挿入され、接
極子51と可動接触ばね片52との間に絶縁性の仕切片
16が介在することにより両者間の絶縁距離が大きく取
れるようにしている。
【0013】以上の構成により、コイル32に通電すれ
ば、磁化の向きに応じて接極子51の長手方向の一端部
が鉄心31の一方の脚片に吸引されて接極子ブロック5
が揺動し、鉄心31→接極子51→永久磁石4→鉄心3
1の閉磁路が形成され、可動接触ばね片52の長手方向
の一方の端部が対応する固定接点23に接触するのであ
る。この状態でコイル32への通電を停止すると、永久
磁石4の磁力により上記閉磁路がそのまま維持され、接
極子51が鉄心31の一方に接触した状態が保たれるの
である。
【0014】また、コイル32への通電方向を逆向きに
すれば、接極子51は鉄心31の他方の脚片に吸引さ
れ、可動接触ばね片52の長手方向の他方の端部が対応
する固定接点23に接触する。この状態においても通電
を停止した後、そのままの状態が維持されるものであ
り、いわゆる双安定動作を行なうことができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図12はベー
ス11を示し、図13はコイルを除いたコイルブロック
3を示している。コイル端子結合片26は上述のように
ベース11内に一体成形され、その上端は平面状に形成
される。また、コイル端子34は鉄心31の端部と一体
成形した鍔33の下部に一体成形されており、コイル端
子34を鍔33から外方へ引き出し、その引き出し部分
で90°に鍔33の外側面に沿うように折曲している。
更に、コイル端子34の上端を外方へ略90°に折曲し
て、コイル端子結合片26との溶接接続を行う接続片3
4aとしている。尚、図9において、コイル端子結合片
26とコイル端子34とあ上方に延出してあるが、図1
2及び図13に示すように、折曲ないし切断して形成さ
れる。
【0016】コイル端子結合片26とコイル端子34と
をレーザ溶接する場合には以下のように行っている。ま
ず、コイルブロック3をベース11内に配設し、コイル
端子結合片26の上側にコイル端子34の接続片34a
が位置することになる。そこで、接続片34aを上から
押さえて溶接を行うが、コイル端子34が図13(b)
の矢印に示すように、両方向に動く可能性があり、その
ため、、コイル端子34の接続片34aがどちらに変位
するか分からず、溶接位置が決まらないという問題があ
った。
【0017】また、コイル端子34の接続片34aは水
平状態となっているが、もし、接続片34aの基部より
先端が高いと(接続片34aの折曲角度が90°以内の
場合)、接続片34aをいくら押さえても、溶接位置で
コイル端子結合片26との間に隙間が生じてしまう。本
発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、ベース
側のコイル端子結合片とコイルブロックのコイル端子と
を安定して溶接することを目的としたリレーの構造を提
供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、ベースブロッ
ク内にコイルブロックを配設し、コイルブロックへの通
電により接極子ブロックを駆動して接点を開閉するリレ
の構造であって、コイルブロックは、コイルと、コイ
ルの軸方向両端部に配設される鍔と、鍔の一端部よりコ
イルの軸方向に沿って外側に突設されるコイル端子とを
具備してなり、ベースブロックは、一面が開放された箱
状のベースと、ベースの外側に突出するコイル端子片
と、このコイル端子片と導通しベース側壁の開放面に配
設されてコイルブロックのコイル端子と溶接結合される
コイル端子結合片とを具備してなり、コイル端子をコイ
ルの軸方向から鍔の外側面に沿う方向へ鋭角に折曲する
とともにコイル端子の先端部を鋭角に折曲した部位をコ
イル端子結合片と溶接結合される接続片としたものであ
る。
【0019】また、請求項2では、コイル端子結合片
は、フープ材を打ち抜いた後に他の部位から突出した所
定の切断位置で切断して形成され、この切断位置よりも
内方の位置でコイル端子の接続片と溶接結合されるよう
している。
【0020】
【作用】而して、コイル端子をコイルの軸方向から鍔の
外側面に沿う方向へ鋭角に折曲しているため、コイル端
子の先端部を鍔の外側面に沿う方向に押さえたときにコ
イル端子が鍔に近づく向きのみに変位し、そのため、
イル端子結合片との溶接位置が一定となり、両方向にず
れることなく、確実にコイル端子の先端がコイル端子結
合片に当たり、安定した溶接が可能となる。しかも、コ
イル端子の先端部を鋭角に折曲した部位をコイル端子結
合片と溶接結合される接続片としているから、接続片の
根元とベースとの間に隙間が生じ、異物のかみ込みや、
接続片の押さえ不良がなくなる。
【0021】また、請求項2では、コイル端子結合片を
有する端子板を打ち抜いた時に生じるコイル端子結合片
の端部のカット部分とは関係なく、溶接ができるので、
また、寸法も一定となるため、安定した溶接を行うこと
ができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。尚、リレー全体の構成は従来例と同じなので、同
じところは説明を省略し、要旨の部分について詳述す
る。尚、図2は図1(a)のX部分の拡大図を示し、図
3は図1(b)のY部分の拡大図を示している。
【0023】図1〜図4において、コイル端子34の引
き出し部より上方の鍔33の外側面を内側に傾斜する傾
斜面35とし、この傾斜面35に沿う形でコイル端子3
4をコイル32の軸方向から鍔33の外側面に沿う方向
へ鋭角に折曲している。ここで、「鋭角に折曲」すると
は、折曲部位のなす角が鋭角となるように折曲すること
を意味する。更に、コイル端子34の先端部を鋭角に折
曲した部位をコイル端子結合片26と溶接結合される接
続片34aとする。すなわち、接続片34aの先端34
bを根元34cより下方に位置するようにする。
【0024】レーザ溶接をする場合には、まず、図3の
矢印に示すように、コイル端子34の接続部34aを
33の外側面に沿う方向、すなわち上方から押さえる。
すると、コイル端子34は、コイル端子34をコイル3
2の軸方向から鍔33の外側面に沿う方向へ鋭角に折曲
しているために、傾斜面35側に必ず一方向に変位す
る。従って、レーザ溶接の位置が安定する。尚、図2及
び図3の○印がレーザ溶接の部分を示し、斜め上方から
レーザ溶接を行う。
【0025】また、図3に示すように、接続片34aの
先端34bを根元34cより下げているので、接続片3
4aの先端34bがコイル端子結合片26の上面に当接
しやすく、また、当たらなくてもコイル端子結合片26
との隙間を減少させることができる。更に、接続片34
aの根元34c側の下面とベース11の上面との間に隙
間36が生じるため、ベース11の成形バリのかみ込み
や、接続片34aの押さえ不良がなくなるものである。
【0026】(実施例2)図4及び図5に実施例2を示
す。コイル端子結合片26を有する端子板をフープ材か
らつなぎ部を設けたまま、端子形状に打ち抜いた場合に
は、コイル端子結合片26の端部の上部角部が削除され
た、いわゆる、抜きダレ28(図5の斜線部分)が生じ
る。この抜きダレ28の部分でコイル端子34とのレー
ザ溶接を行うと、溶接が不安定となる。
【0027】そこで、本実施例では、コイル端子結合片
26が、フープ材を打ち抜いた後に他の部位から突出し
た所定の切断位置で切断して形成され、この切断位置よ
りも内方の位置でコイル端子34の接続片34aと溶接
結合されるようにしている。具体的には、フープ材(図
示せず)とコイル端子結合片26とのつなぎ部8の切断
箇所29をコイル端子結合片26の抜きダレ28が生じ
ている端部より、外側としているものである。尚、この
つなぎ部8の切断はコイル端子結合片26をベース11
との成形後に行う。つなぎ部8は、成形後、分断が可能
で、この部分のみ金型の抜き方向を変更できる。つまり
抜きダレ28を無くすことができる。
【0028】また、分断を成形後に行うため、成形時に
多少端子が変形しても、レーザ溶接位置のコイル端子結
合片26は、この変形に関係なく一定の位置で分断がで
きる。図4及び図5の○印がレーザ溶接の部分を示し、
斜め上方からレーザ溶接を行う。このように、つなぎ部
8の切断箇所29の内方でレーザ溶接をするため、抜き
ダレ28に関係なく溶接ができ、また、切断による寸法
も一定となるため、安定したレーザ溶接を行うことがで
きる。
【0029】(実施例3)図6〜図8に実施例3を示
す。本実施例では、図示するように、コイル端子34の
接続片34aの端部を斜めに切断して、その傾斜した端
部37がコイル端子結合片26の端部と交差するように
したものである。これは、部品寸法、組み込み寸法等に
よって、コイル端子34の位置が変わった場合に、レー
ザ溶接の位置を変更することで、容易に安定したレーザ
溶接を可能とするものである。尚、レーザ溶接は斜め4
5°より照射していたが、本発明によって、横からのレ
ーザ照射を可能にするものである。
【0030】図7及び図8に示すように、接続片34a
の端部37とコイル端子結合片26の端部とが交差する
○印の箇所でレーザ溶接を行うものであり、レーザ照射
は図8に示すように、斜め45°又は横から行うことが
できる。このように、本実施例では、コイル端子34の
位置によってレーザ溶接が不安定になる場合でも、レー
ザの位置を変更することで、容易に安定したレーザ溶接
が可能となった。また、レーザの方向も、斜め45°だ
けでなく、横からも可能となった。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように、ベースブロック
内にコイルブロックを配設し、コイルブロックへの通電
により接極子ブロックを駆動して接点を開閉するリレー
の構造であって、コイルブロックは、コイルと、コイル
の軸方向両端部に配設される鍔と、鍔の一端部よりコイ
ルの軸方向に沿って外側に突設されるコイル端子とを具
備してなり、ベースブロックは、一面が開放された箱状
のベースと、ベースの外側に突出するコイル端子片と、
このコイル端子片と導通しベース側壁の開放面に配設さ
れてコイルブロックのコイル端子と溶接結合されるコイ
ル端子結合片とを具備してなり、コイル端子をコイルの
軸方向から鍔の外側面に沿う方向へ鋭角に折曲するとと
もにコイル端子の先端部を鋭角に折曲した部位をコイル
端子結合片と溶接結合される接続片としたものであるか
ら、コイル端子をコイルの軸方向から鍔の外側面に沿う
方向へ鋭角に折曲しているため、コイル端子の先端部を
鍔の外側面に沿う方向に押さえたときにコイル端子が鍔
に近づく向きのみに変位し、そのため、コイル端子結合
片との溶接位置が一定となり、両方向にずれることな
く、確実にコイル端子の先端がコイル端子結合片に当た
り、安定した溶接が可能となり、しかも、コイル端子の
先端部を鋭角に折曲した部位をコイル端子結合片と溶接
結合される接続片としているから、接続片の根元とベー
スとの間に隙間が生じ、異物のかみ込みや、接続片の押
さえ不良がなくなる効果を奏するものである。
【0032】また、請求項2では、コイル端子結合片
は、フープ材を打ち抜いた後に他の部位から突出した所
定の切断位置で切断して形成され、この切断位置よりも
内方の位置でコイル端子の接続片と溶接結合されるよう
していることにより、コイル端子結合片を有する端子
板を打ち抜いたときに生じるコイル端子結合片の端部の
カット部分とは関係なく、溶接ができるので、また、寸
法も一定となるため、安定した溶接を行うことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施例の平面図である。
(b)は同上の図1(a)のA−A断面図である。
【図2】同上の図1(a)のX部分の拡大平面図であ
る。
【図3】同上の図1(b)のY部分の拡大断面図であ
る。
【図4】同上の実施例2の拡大断面図である。
【図5】同上の拡大平面図である。
【図6】(a)は同上の実施例の平面図である。(b)
は同上の断面図である。
【図7】同上の拡大平面図である。
【図8】同上の拡大断面図である。
【図9】従来例のリレー全体の分解斜視図である。
【図10】従来例のリレーの断面図である。
【図11】従来例の接極子ブロックの斜視図である。
【図12】(a)は同上のベースの平面図である。
(b)は同上の図12(a)のA−A断面図である。
【図13】(a)は同上のコイルブロックの平面図であ
る。(b)は同上の図13(a)のA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
3 コイルブロック 5 接極子ブロック 8 つなぎ部 11 ベース 26 コイル端子結合片 34 コイル端子 34a 接続片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースブロック内にコイルブロックを配
    設し、コイルブロックへの通電により接極子ブロックを
    駆動して接点を開閉するリレーの構造であって、コイル
    ブロックは、コイルと、コイルの軸方向両端部に配設さ
    れる鍔と、鍔の一端部よりコイルの軸方向に沿って外側
    に突設されるコイル端子とを具備してなり、ベースブロ
    ックは、一面が開放された箱状のベースと、ベースの外
    側に突出するコイル端子片と、このコイル端子片と導通
    しベース側壁の開放面に配設されてコイルブロックのコ
    イル端子と溶接結合されるコイル端子結合片とを具備し
    てなり、コイル端子をコイルの軸方向から鍔の外側面に
    沿う方向へ鋭角に折曲するとともにコイル端子の先端部
    を鋭角に折曲した部位をコイル端子結合片と溶接結合さ
    れる接続片としたことを特徴とするリレーの構造。
  2. 【請求項2】 コイル端子結合片は、フープ材を打ち抜
    いた後に他の部位から突出した所定の切断位置で切断し
    て形成され、この切断位置よりも内方の位置でコイル端
    子の接続片と溶接結合されることを特徴とする請求項1
    記載のリレーの構造。
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