JP2000182496A - 電磁継電器及びその製造方法 - Google Patents

電磁継電器及びその製造方法

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JP2000182496A
JP2000182496A JP10353298A JP35329898A JP2000182496A JP 2000182496 A JP2000182496 A JP 2000182496A JP 10353298 A JP10353298 A JP 10353298A JP 35329898 A JP35329898 A JP 35329898A JP 2000182496 A JP2000182496 A JP 2000182496A
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Japan
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coil terminal
coil
hole
holding portion
contact plate
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JP10353298A
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English (en)
Inventor
Toyotaka Nishikawa
豊隆 西川
Tsutomu Shimomura
勉 下村
Masakatsu Makino
全勝 牧野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/44Magnetic coils or windings
    • H01H50/443Connections to coils

Abstract

(57)【要約】 【課題】コイル端子をコイル端子保持部に保持させる際
にコイル端子保持部に割れが生じるのを防ぐ。 【解決手段】コイル端子保持部13はコイルボビン3と
一体に形成される。コイル端子保持部13の壁部13b
には、主部13aと反対側に突出する台部20が下端か
ら略中央程度まで形成されている。この台部20の両端
近傍には、コイル端子14が圧入される貫通孔21と、
コイル端子14の圧入方向に沿って台部20の側面に開
口し且つ貫通孔21と連通する開口溝22とが設けてあ
る。従って、貫通孔21への圧入前にコイル端子14の
接続片14aを予め曲げておき、接続片14aを開口溝
22に挿入するようにしてコイル端子14をコイル端子
保持部13の貫通孔21に圧入することができる。故
に、コイル端子保持部13に過大な応力がかかることが
なく、コイル端子保持部13に割れが生じるのを防ぐこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁継電器及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁継電器における電磁石ブロッ
クは、図23及び図24に示すように、略中心に鉄芯2
が挿着されたコイルボビン3にコイル4が巻設されて成
る電磁石1と、一端部が電磁石1の一方の磁極部1aに
磁気結合され、他端部が電磁石1の軸方向に沿って他方
の磁極部1b近傍まで延出された略L字形のヨーク5
と、電磁石1の一方の磁極部1bに対向しヨーク5の先
端部を支点として往復移動(回動)自在に配設されたア
マチュア(図示せず)と、一端側がヨーク5に固定され
るとともに他端側がアマチュアに固定されてアマチュア
を回動自在に支持するヒンジばね8と、一端部にコイル
4の端末がそれぞれ接続される一対のコイル端子14
と、合成樹脂製のコイルボビン3の一端側に一体に形成
されコイル端子14の両端部を除く部位を保持するコイ
ル端子保持部13とを備えている。
【0003】ところで、上記従来構成では、コイル端子
保持部13に形成された貫通孔21にコイル端子14を
圧入し、貫通孔21から突出するコイル端子14の先端
部を図24に示すようにコイルボビン3から離れる向き
に略90度曲げ、この状態でコイル端子14の先端部に
コイル4の端末をからげて接続した後にコイル4の端末
に接続されたコイル端子14の先端部が所定の方向へ曲
げられていた(図23参照)。つまり、コイル端子14
の先端部にコイル端末をからげ易くするために、コイル
端子14をコイル端子保持部13の貫通孔21に圧入し
た後に先端部を曲げているのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、貫通孔21の部位におけるコイル端子保持
部13の肉厚が薄いため、コイル端子14の圧入時や圧
入後に先端部を曲げる時にコイル端子保持部13の上記
肉厚の薄い部分に過大な応力が加わって割れが生じる虞
があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、コイル端子をコイル端
子保持部に保持させる際にコイル端子保持部に割れが生
じるのを防ぐことができる電磁継電器及びその製造方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、コイルへの通電状態に応じて往
復移動するアマチュアを具備した電磁石ブロックと、カ
ードを介してアマチュアによって駆動される可動接点板
と、可動接点板に設けられた可動接点に接離自在に接触
する固定接点を有する固定接点板と、電磁石ブロックと
可動接点板と固定接点板とを取り付けたボディと、一端
部にコイルの端末が接続されるコイル端子と、コイル端
子の両端部を除く部位を保持するコイル端子保持部とを
備え、コイル端子保持部にはコイル端子が挿通される貫
通孔と、コイル端子の挿通方向に沿って一面に開口し且
つ貫通孔と連通する開口溝とを設けて成ることを特徴と
し、コイル端子のコイル端末と接続される一端部を予め
曲げておき、この曲げられた一端部を開口溝に挿入する
ようにしてコイル端子をコイル端子保持部の貫通孔に挿
通することができる。このため、コイル端子を貫通孔に
挿通してコイル端子保持部に保持した後でコイル端子を
曲げる必要がないから、コイル端子保持部に過大な応力
がかかることがなく、コイル端子保持部に割れが生じる
のを防ぐことができる。また、開口溝を設けることでコ
イル端子保持部の貫通孔の部位に弾性を持たせることが
でき、コイル端子を貫通孔に圧入する際にコイル端子保
持部に割れが生じるの防止することができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、コイル端子の開口溝と対向する面にコイル端子をコ
イル端子保持部に固定する接着剤の這い上がりを防止す
るための突起を設けたことを特徴とし、請求項1の発明
の作用に加えて、コイル端末と接続されているコイル端
子の一端部にまで接着剤が達するのを防ぐことができ、
その結果、コイル端末との接続後にコイル端子を所定の
向きに安定且つ容易に曲げることができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、コイル端子の貫通孔に挿通される部位の側面
に抜け止め用の爪片を設けたことを特徴とし、請求項1
の発明の作用に加えて、コイル端子の爪片を貫通孔の内
周面に突き立てて貫通孔からのコイル端子の抜けを防止
することができる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は2又は3
の発明において、コイル端子のコイル端子保持部に保持
されない部位にクランク部を設けたことを特徴とし、請
求項1の発明の作用に加えて、コイル端子を押圧してコ
イル端子保持部の貫通孔にコイル端子を挿通する治具を
クランク部に当接させれば、コイル端子を変形させるこ
となく貫通孔に挿通することができる。
【0010】請求項5の発明は、上記目的を達成するた
めに、コイルへの通電状態に応じて往復移動するアマチ
ュアを具備した電磁石ブロックと、カードを介してアマ
チュアによって駆動される可動接点板と、可動接点板に
設けられた可動接点に接離自在に接触する固定接点を有
する固定接点板と、電磁石ブロックと可動接点板と固定
接点板とを取り付けたボディと、一端部にコイルの端末
が接続されるコイル端子と、コイル端子の両端部を除く
部位を保持するコイル端子保持部とを備え、コイル端子
保持部にはコイル端子が挿通される貫通孔と、コイル端
子の挿通方向に沿って一面に開口し且つ貫通孔と連通す
る開口溝とを設けて成る電磁継電器の製造方法であっ
て、一端部が折曲されたコイル端子の該一端部を開口溝
から突出させるようにしてコイル端子をコイル端子保持
部の貫通孔に圧入することを特徴とし、コイル端子のコ
イル端末と接続される一端部を予め曲げておき、この曲
げられた一端部を開口溝に挿入するようにしてコイル端
子をコイル端子保持部の貫通孔に挿通することができ
る。このため、コイル端子を貫通孔に挿通してコイル端
子保持部に保持した後でコイル端子を曲げる必要がない
から、コイル端子保持部に過大な応力がかかることがな
く、コイル端子保持部に割れが生じるのを防ぐことがで
きる。また、開口溝を設けることでコイル端子保持部の
貫通孔の部位に弾性を持たせることができ、コイル端子
を貫通孔に圧入する際にコイル端子保持部に割れが生じ
るの防止することができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、コイル端子のコイル端子保持部に保持されない部位
に設けられたクランク部に治具を当接させ、この治具に
よりクランク部を押圧してコイル端子をコイル端子保持
部の貫通孔に圧入することを特徴とし、請求項5の発明
の作用に加えて、コイル端子を押圧してコイル端子保持
部の貫通孔にコイル端子を挿通する治具をクランク部に
当接させれば、コイル端子を変形させることなく貫通孔
に挿通することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態を図1
〜図9を参照して詳細に説明する。
【0013】図6〜図9に示すように、この電磁継電器
は、略中心に鉄芯2が挿着されたコイルボビン3にコイ
ル4が巻設されて成る電磁石1、電磁石1の一方の磁極
部1aに磁気結合された立ち上げ片5a並びに立ち上げ
片5aの端部から電磁石1の軸方向に沿って他方の磁極
部1b近傍まで延出された横片5bが一体に略L字形に
形成されたヨーク5、電磁石1の一方の磁極部1bに対
向し横片5bの先端部を支点として回動自在に配設され
たアマチュア6、一端側がヨーク5の横片5bに固定さ
れるとともに他端側がアマチュア6に固定されてアマチ
ュア6を回動自在に支持するヒンジばね8、先端部にコ
イル4の端末がそれぞれ接続された一対のコイル端子1
4、コイルボビン3の磁極部1b側端部に一体に形成さ
れてコイル端子14を保持するコイル端子保持部13を
具備する電磁石ブロックと、一端部がアマチュア6の自
由端側に固定されてアマチュア6の回動により略平行に
往復移動するカード7と、一端部にそれぞれ固定接点9
a,10aが固着されるとともに固定接点9a,10a
を対向させるように配設された一対の固定接点板9,1
0と、各固定接点9a,10aに接離自在に接触する可
動接点11aが一端部両面に固着されカード7の往復移
動に応じて揺動する可動接点板11と、絶縁性を有する
合成樹脂によって形成され一端側に固定接点板9,10
及び可動接点板11が配置されるとともに他端側に上記
電磁石ブロックが配置されるボディ15と、各固定接点
板9,10並びに可動接点板11と電気的に接続されボ
ディ15の下面より突出する外部端子12と、外部端子
12並びにコイル端子14を外部に突出させるようにし
てボディ15に被着される略箱形のカバー16とを備え
ている。
【0014】合成樹脂製のボディ15は、短幅方向の一
面側に上記電磁石ブロックを収納する取付凹所17が形
成され、他面側には固定接点板9,10および可動接点
板11を取り付ける収納溝18,19が形成されてい
る。このように、固定接点板9及び可動接点板11と電
磁石ブロックとをボディ15の異なる面に配置している
のは、固定接点板9,10及び可動接点板11と電磁石
ブロックとの絶縁距離を大きくとるためである。また、
取付凹所17の一面を開放していることによって、取付
凹所17を閉塞する場合に比較して短幅方向の全体とし
ての寸法を小さくしている。
【0015】両端に鍔部3b,3cを有するコイルボビ
ン3はコイル端子14を支持する端子支持部13と合成
樹脂により一体に形成されており、コイルボビン3の略
中心には軸方向に沿って板状の鉄芯2が挿着されてい
る。磁極部1aとなる鉄芯2の一端部をヨーク5の立ち
上げ片5aに設けられた嵌合孔(図示せず)に挿入して
かしめることにより、ヨーク5と鉄芯2が磁気的及び機
械的に結合される。
【0016】鉄芯2の他端部には磁極部1bとなる扁平
なヘッド部2aが形成されており、このヘッド部2aに
対向するように略矩形板状のアマチュア6がヨーク5の
横片5b先端部を支点として回動自在に配置されてい
る。
【0017】アマチュア6の下端部は、一端側でヨーク
5の横片5bに固定されたヒンジばね8の他端側に固定
されており、ヒンジばね8によって電磁石1の磁極部1
bから離れた位置でアマチュア6が回動自在に支持され
ている。
【0018】また、アマチュア6の上端部にはカード7
の一端部が係合されている。このカード7は絶縁性を有
する合成樹脂等によって略板状に形成され、上述のよう
に一端部に形成された係止爪7aがアマチュア6の上端
部両側縁に設けられた係止凹部6aに係合されるととも
に、他端部に突設された略円錐形の突起7bが可動接点
板11の上端に穿孔された挿通孔11bに挿通されてい
る。さらに、カード7のアマチュア6との係合部近傍に
設けられた長孔7cに、コイルボビン3の一方の鍔部3
c上面に突設されたリブ3aが移動自在に挿通されてカ
ード7の位置決めが為されており、アマチュア6と可動
接点板11との間に橋架された状態でカード7が電磁石
ブロックとともにボディ15の取付凹所17内に組み込
まれる。なお、ボディ15の取付凹所17の内側面下方
にボディ15の底面と略平行にリブ15aが突設されて
おり、電磁石ブロックが取付凹所17内に組み込まれた
状態で電磁石1とヨーク5との間に上記リブ15aが介
装される。さらに、リブ15aと取付凹所17内底面と
の間には、ヨーク5の横片5b略中央に形成されている
凹部5cに圧入されて電磁石ブロックをボディ15に固
定する圧入突起(図示せず)が突設されている。
【0019】ボディ15に設けられた収納溝18,19
の内、両側の収納溝18には、固定接点板9,10が固
定接点9a、10aを互いに対向させるようにして圧入
される。ここで、固定接点板9,10には外部端子12
が連続一体に形成されており、固定接点板9,10を収
納溝18に圧入した状態では外部端子12がボディ15
の下面側から突出するようになっている。また、可動接
点板11の他端側にはかしめないし溶接によって外部端
子12が結合されており、外部端子12の一部を中央の
収納溝19に圧入することにより、可動接点板11が収
納溝19内に固定される。この時、可動接点板11の先
端部両面に夫々形成された可動接点11aは各固定接点
9a,10aと対向している。
【0020】ところで、取付凹所17の天井を構成する
壁17aにおける電磁石ブロックと接点部(固定接点9
a,10a及び可動接点11a)との間の部位には突台
17bが設けられており、壁17aが平面に形成されて
いる場合に比べて、電磁石ブロックと接点部との間の沿
面距離を長くしている。これにより、電磁石ブロックと
接点部との間の絶縁距離が長くなり絶縁性が向上する。
したがって、突台17bの形状や寸法を適宜設定するこ
とにより、所定の絶縁距離を確保することができ、例え
ばドイツ電気技術者協会(VDE)によって規格化され
たVDE0700の安全規格(空間距離8mm以上、沿
面距離8mm以上)を満たした小型の電磁継電器を実現
することができる。また、突台17bを壁17aから突
出させているので、突台17bの端面がカード7と当接
することにより、カード7の移動範囲が規制され、コイ
ルボビン3の鍔部3cに設けたリブ3aとともにカード
7の移動範囲を規制するストッパとしての機能も備えて
いる。なお、17cはリブ3aとともにカバー16の内
面に当接してボディ15に対するカバー16の高さ方向
の位置決めを行うための突部である。
【0021】また、ボディ15の取付凹所17と上記接
点部が配置される端部との間に絶縁壁25が設けられ、
さらにこの絶縁壁25と、絶縁壁25と固定接点板9と
の間のボディ15の部位とには、取付凹所17の開口側
に開放された溝26,27がそれぞれ設けられている。
一方、カバー16内面の溝26,27に対応する部位に
は溝26,27内にそれぞれ入り込むリブ(図示せず)
が形成されている。而して、ボディ15にカバー16を
被着すると、上記リブがそれぞれ溝26,27に入り込
み、絶縁壁25とリブとで電磁石ブロックと接点部の間
が2重に絶縁されることになる。
【0022】次に本発明の要旨であるコイル端子保持部
13及びコイル端子14について説明する。
【0023】コイル端子保持部13は、図1及び図2に
示すように、ボディ15と結合される主部13aと、主
部13aの一端面より立ち上がる壁部13bとが一体に
断面形状略L字形に形成され、壁部13bの一端部にて
コイルボビン3の鍔部3cと連結されている。壁部13
bには、主部13aと反対側に突出する台部20が下端
から略中央程度まで形成されている。また、この台部2
0の両端近傍には、コイル端子14が圧入される貫通孔
21と、コイル端子14の圧入方向に沿って台部20の
側面に開口し且つ貫通孔21と連通する開口溝22とが
設けられている。さらに、壁部13bの台部20が形成
されていない部位には、一端が2つの貫通孔21間の略
中央からコイルボビン3との結合部位近傍にかけて突出
し各貫通孔21に圧入されたコイル端子14を隔てる隔
絶壁23が形成されている。
【0024】一方、コイル端子14は、図3〜図5に示
すように、先端部にコイル4の端末が接続される接続片
14aと、貫通孔21内に圧入されてコイル端子保持部
13に保持される保持片14bと、コイル端子保持部1
3から突出する端子片14cとが、帯板状のフレーム材
24を打ち抜いて一体に形成されており、フレーム材2
4から切り離す前に接続片14aを略90度折曲した状
態でコイル端子保持部13の貫通孔21に2つ同時に圧
入される。なお、保持片14bと端子片14cとが段違
いとなるように両者の境界部分が折曲されており、この
折曲部位が貫通孔21の挿入側の周縁に当接することで
コイル端子14の圧入量が規制されている。
【0025】而して、コイル4の端末とコイル端子14
の接続片14aとの接続作業を容易にするために、従来
例ではコイル端子保持部13の貫通孔21にコイル端子
14を圧入した後で接続片14aを略90度折曲してい
たのであるが、本実施形態においては、上述のように貫
通孔21に連通する開口溝22を設けることで圧入前に
コイル端子14の接続片14aを曲げておくことができ
る。すなわち、コイル端子14の接続片14aを予め曲
げておき、接続片14aを開口溝22に挿入するように
してコイル端子14をコイル端子保持部13の貫通孔2
1に圧入することができるのである。このため、コイル
端子14を貫通孔21に圧入してコイル端子保持部13
に保持した後でコイル端子14を曲げる必要がないか
ら、コイル端子保持部13に過大な応力がかかることが
なく、コイル端子保持部13に割れが生じるのを防ぐこ
とができる。また、開口溝22を設けることでコイル端
子保持部13の貫通孔21の部位に弾性を持たせること
ができ、コイル端子14を貫通孔21に圧入する際にコ
イル端子保持部13に割れが生じるの防止することがで
きるという利点もある。さらに、従来では貫通孔21の
部位におけるコイル端子保持部13の肉厚が薄いため、
コイル端子保持部13をコイルボビン3と一体成形する
場合に上記部位に割れが生じ易く製造が困難であった
が、この部位を開口溝22とすることで製造が容易にな
るという利点もある。
【0026】なお、保持片14bの両側端面には爪14
dが突設されており、これらの爪14dを貫通孔21内
周面に突き立てて貫通孔21からのコイル端子14の抜
けを防止している。さらに、コイル端子保持部13の開
口溝22に接着剤を塗布してコイル端子14を強固に固
定している。
【0027】ところで、図23及び図24に示すよう
に、従来例においてもコイル端子保持部13には隔絶壁
23が形成されていた。そのため、コイルボビン3との
連結部位に近い方の貫通孔21に挿通されるコイル端子
14の長さ寸法を、図24(c)に示すように、隔絶壁
23に当たらないように他方のコイル端子14よりも短
くする必要があり、コイル4の端末との接続作業が困難
になっていた。しかしながら、本実施形態では接続片1
4aを予め曲げておくことができるため、コイルボビン
3との連結部位に近い方の貫通孔21に挿通されるコイ
ル端子14についても他方の貫通孔21に挿通されるコ
イル端子14と同程度の長さ寸法とすることができ、従
来例に比較してコイル4の端末との接続作業が容易にな
るという利点がある。
【0028】上述のようにしてコイル端子保持部13に
保持されたコイル端子14の接続片14aにコイル4の
端末をからげ、さらにからげた部分を半田付けすること
でコイル4の端末と接続片14aとが接続される。そし
て、両者を接続した後、図6に示すようにコイルボビン
3との連結部位から遠い方のコイル端子14の接続片1
4aを壁部13bに沿って真っ直ぐに曲げ起こし、上記
連結部位に近い方のコイル端子14の接続片14aを隔
絶壁23に沿って壁部13bの方へさらに曲げることで
接続片14aがコイル端子保持部13の台部20よりも
前方(台部20が突出する方向)へ突出しないようにし
ている。なお、図7に示すようにコイル端子保持部13
の主部13aには、コイル端子保持部13と対向するボ
ディ15の端面に突設された突起15bと嵌合する溝1
3cが形成されており、電磁石ブロックをボディ15の
取付凹所17に組み付けたときに、コイル端子保持部1
3の溝13cにボディ15の突起15bを嵌合させるこ
とでコイル端子保持部13をボディ15に結合してい
る。
【0029】最後に上記電磁継電器の動作について説明
する。コイル端子14間に感動電圧を越える電圧が印加
されていない定常時においては、電磁石1による吸引力
が作用しないからアマチュア6が電磁石1の磁極部1b
から離れた位置(以下、「定常位置」という。)に保持
される。一方、可動接点板11は電磁石ブロックに近い
側(常閉側)の固定接点9aに可動接点11aを圧接さ
せるようにボディ15に配設されている。よって、アマ
チュア6が上記定常位置にあるときには、カード7がコ
イル端子保持部13側に移動しており、可動接点板11
がカード7の先端部によって押操作されないために可動
接点11aが常閉側の固定接点9aと接触する状態(以
下、「定常状態」という。)に保持されている。なお、
このときには弾性を有する材料で形成された可動接点板
11のばね力によって可動接点11aと固定接点9aと
の接触圧を得ている。
【0030】上記定常状態からコイル端子14間に感動
電圧以上の電圧を印加すれば、電磁石1の磁極部1bに
吸引されたアマチュア6がヨーク5の先端部を支点とし
てヒンジばね8及び可動接点板11のばね力に抗して回
動し、電磁石1の磁極部1bに吸着する。すると、アマ
チュア6の回動によってカード7が接点部側に平行移動
し、カード7の先端部で可動接点板11を押操作して揺
動させる。そして、可動接点板11に固着されている可
動接点11aは常閉側の固定接点9aから離れて他方
(常開側)の固定接点10aと接触し、接点が切り換え
られることになる。そして、コイル端子14間に印加さ
れる電圧が開放電圧以下になると、電磁石1の吸引力か
ら解放されたアマチュア6がヒンジばね8及び可動接点
板11のばね力によって定常位置に復帰し、カード7に
よる押圧がなくなることで可動接点板11が定常状態に
復帰し、可動接点11aが常開側の固定接点10aから
離れて常閉側の固定接点9aに接触して接点が切り換え
られる。
【0031】(実施形態2)図10〜図14を参照して
本実施形を説明する。但し、本実施形態の基本構成は実
施形態1と共通であるから、共通部分については同一の
符号を付して図示並びに説明を省略し、本実施形態の特
徴となる部分についてのみ説明する。
【0032】従来例並びに実施形態1においては、フレ
ーム材24から切り離さない状態でフレーム材24を押
圧してコイル端子14をコイル端子保持部13の貫通孔
21に圧入しているため、コイル端子14の端子片14
cに無理な力が加わって変形してしまう虞がある。
【0033】そこで、本実施形態においては、図12〜
図14に示すようにコイル端子14の端子片14cにお
ける保持片14bとの境界部分にクランク部14eを設
けている。而して、このクランク部14eに治具(図示
せず)を当接させ、その治具によりコイル端子14を押
圧してコイル端子保持部13の貫通孔21にコイル端子
14を圧入するようにして、コイル端子14を変形させ
ることなく貫通孔21に圧入することができる。
【0034】なお、図12に示すように、フレーム材2
4から切り離す前の状態において一対のコイル端子14
の各クランク部14eは、互いの端子片14cが離れる
方向に形成されている。このため、一対のコイル端子1
4の端子片14cの間に上記治具を挿通することで2つ
のコイル端子14のクランク部14eを同時に押圧する
ことができる。
【0035】(実施形態3)図15〜図22を参照して
本実施形を説明する。但し、本実施形態の基本構成は実
施形態1及び2と共通であるから、共通部分については
同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
【0036】実施形態1においては、上述のように、コ
イル端子保持部13の貫通孔21にコイル端子14を圧
入した後に開口溝22に接着剤を塗布してコイル端子1
4を固定している。ところが、塗布した接着剤が開口溝
22を伝ってコイル端子14の接続片14aにまで到達
して固着してしまう場合がある。このように接続片14
aに接着剤が固着すると、コイル4の端末との接続作業
後にコイル端子14の接続片14aを曲げる作業が困難
になってしまう。
【0037】そこで、本実施形態においては、図15〜
図20に示すように、コイル端子14の保持片14bの
開口溝22と対向する面に、塗布された接着剤をせき止
めて接着剤の這い上がりを防止する突起14fを切り起
こして形成している。すなわち、図16(b)に示すよ
うに、コイル端子14をコイル端子保持部13の貫通孔
21に圧入した状態では、保持片14bに設けた突起1
4fが開口溝22を塞ぐことになる。そのため、塗布さ
れた接着剤が開口溝22を伝って接続片14aの方へ移
動したとしても突起14fによってせき止められから、
コイル端子14の接続片14aにまで接着剤が達するの
を防ぐことができる。その結果、コイル4の端末との接
続後にコイル端子14の接続片14aを所定の向きに安
定且つ容易に曲げることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、コイルへの通電状態
に応じて往復移動するアマチュアを具備した電磁石ブロ
ックと、カードを介してアマチュアによって駆動される
可動接点板と、可動接点板に設けられた可動接点に接離
自在に接触する固定接点を有する固定接点板と、電磁石
ブロックと可動接点板と固定接点板とを取り付けたボデ
ィと、一端部にコイルの端末が接続されるコイル端子
と、コイル端子の両端部を除く部位を保持するコイル端
子保持部とを備え、コイル端子保持部にはコイル端子が
挿通される貫通孔と、コイル端子の挿通方向に沿って一
面に開口し且つ貫通孔と連通する開口溝とを設けて成る
ので、コイル端子のコイル端末と接続される一端部を予
め曲げておき、この曲げられた一端部を開口溝に挿入す
るようにしてコイル端子をコイル端子保持部の貫通孔に
挿通することができる。このため、コイル端子を貫通孔
に挿通してコイル端子保持部に保持した後でコイル端子
を曲げる必要がないから、コイル端子保持部に過大な応
力がかかることがなく、コイル端子保持部に割れが生じ
るのを防ぐことができるという効果がある。また、開口
溝を設けることでコイル端子保持部の貫通孔の部位に弾
性を持たせることができ、コイル端子を貫通孔に圧入す
る際にコイル端子保持部に割れが生じるの防止すること
ができるという効果がある。
【0039】請求項2の発明は、コイル端子の開口溝と
対向する面にコイル端子をコイル端子保持部に固定する
接着剤の這い上がりを防止するための突起を設けたの
で、請求項1の発明の効果に加えて、コイル端末と接続
されているコイル端子の一端部にまで接着剤が達するの
を防ぐことができ、その結果、コイル端末との接続後に
コイル端子を所定の向きに安定且つ容易に曲げることが
できるという効果がある。
【0040】請求項3の発明は、コイル端子の貫通孔に
挿通される部位の側面に抜け止め用の爪片を設けたの
で、請求項1の発明の効果に加えて、コイル端子の爪片
を貫通孔の内周面に突き立てて貫通孔からのコイル端子
の抜けを防止することができるという効果がある。
【0041】請求項4の発明は、コイル端子のコイル端
子保持部に保持されない部位にクランク部を設けたの
で、請求項1の発明の効果に加えて、コイル端子を押圧
してコイル端子保持部の貫通孔にコイル端子を挿通する
治具をクランク部に当接させれば、コイル端子を変形さ
せることなく貫通孔に挿通することができるという効果
がある。
【0042】請求項5の発明は、コイルへの通電状態に
応じて往復移動するアマチュアを具備した電磁石ブロッ
クと、カードを介してアマチュアによって駆動される可
動接点板と、可動接点板に設けられた可動接点に接離自
在に接触する固定接点を有する固定接点板と、電磁石ブ
ロックと可動接点板と固定接点板とを取り付けたボディ
と、一端部にコイルの端末が接続されるコイル端子と、
コイル端子の両端部を除く部位を保持するコイル端子保
持部とを備え、コイル端子保持部にはコイル端子が挿通
される貫通孔と、コイル端子の挿通方向に沿って一面に
開口し且つ貫通孔と連通する開口溝とを設けて成る電磁
継電器の製造方法であって、一端部が折曲されたコイル
端子の該一端部を開口溝から突出させるようにしてコイ
ル端子をコイル端子保持部の貫通孔に圧入するので、コ
イル端子のコイル端末と接続される一端部を予め曲げて
おき、この曲げられた一端部を開口溝に挿入するように
してコイル端子をコイル端子保持部の貫通孔に挿通する
ことができる。このため、コイル端子を貫通孔に挿通し
てコイル端子保持部に保持した後でコイル端子を曲げる
必要がないから、コイル端子保持部に過大な応力がかか
ることがなく、コイル端子保持部に割れが生じるのを防
ぐことができるという効果がある。また、開口溝を設け
ることでコイル端子保持部の貫通孔の部位に弾性を持た
せることができ、コイル端子を貫通孔に圧入する際にコ
イル端子保持部に割れが生じるの防止することができる
という効果がある。
【0043】請求項6の発明は、コイル端子のコイル端
子保持部に保持されない部位に設けられたクランク部に
治具を当接させ、この治具によりクランク部を押圧して
コイル端子をコイル端子保持部の貫通孔に圧入するの
で、請求項5の発明の効果に加えて、コイル端子を押圧
してコイル端子保持部の貫通孔にコイル端子を挿通する
治具をクランク部に当接させれば、コイル端子を変形さ
せることなく貫通孔に挿通することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の要部を示す斜視図である。
【図2】同上の要部を示し、(a)は側面図、(b)は
一部破断した正面図である。
【図3】同上におけるコイル端子の斜視図である。
【図4】同上におけるコイル端子の正面図である。
【図5】同上におけるコイル端子の側面断面図である。
【図6】同上のカバーを除く分解斜視図である。
【図7】同上のカバーを除く斜視図である。
【図8】同上の分解斜視図である。
【図9】同上の斜視図である。
【図10】実施形態2の要部を示す斜視図である。
【図11】同上の要部を示し、(a)は側面図、(b)
は一部破断した正面図である。
【図12】同上におけるコイル端子の斜視図である。
【図13】同上におけるコイル端子の正面図である。
【図14】同上におけるコイル端子の側面図である。
【図15】実施形態3の要部を示す斜視図である。
【図16】同上の要部を示し、(a)は側面図、(b)
は一部破断した正面図、(c)は下面図である。
【図17】同上の要部を示す斜視図である。
【図18】同上におけるコイル端子の斜視図である。
【図19】同上におけるコイル端子の正面図である。
【図20】同上におけるコイル端子の側面図である。
【図21】同上のカバーを除く分解斜視図である。
【図22】同上のカバーを除く斜視図である。
【図23】従来例の要部を示す斜視図である。
【図24】同上の要部を示し、(a)は側面図、(b)
は正面図、(c)は下面図である。
【符号の説明】
3 コイルボビン 13 コイル端子保持部 13b 壁部 14 コイル端子 14a 接続片 14b 保持片 14c 端子片 20 台部 21 貫通孔 22 開口溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルへの通電状態に応じて往復移動す
    るアマチュアを具備した電磁石ブロックと、カードを介
    してアマチュアによって駆動される可動接点板と、可動
    接点板に設けられた可動接点に接離自在に接触する固定
    接点を有する固定接点板と、電磁石ブロックと可動接点
    板と固定接点板とを取り付けたボディと、一端部にコイ
    ルの端末が接続されるコイル端子と、コイル端子の両端
    部を除く部位を保持するコイル端子保持部とを備え、コ
    イル端子保持部にはコイル端子が挿通される貫通孔と、
    コイル端子の挿通方向に沿って一面に開口し且つ貫通孔
    と連通する開口溝とを設けて成ることを特徴とする電磁
    継電器。
  2. 【請求項2】 コイル端子の開口溝と対向する面にコイ
    ル端子をコイル端子保持部に固定する接着剤の這い上が
    りを防止するための突起を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の電磁継電器。
  3. 【請求項3】 コイル端子の貫通孔に挿通される部位の
    側面に抜け止め用の爪片を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の電磁継電器。
  4. 【請求項4】 コイル端子のコイル端子保持部に保持さ
    れない部位にクランク部を設けたことを特徴とする請求
    項1又は2又は3記載の電磁継電器。
  5. 【請求項5】 コイルへの通電状態に応じて往復移動す
    るアマチュアを具備した電磁石ブロックと、カードを介
    してアマチュアによって駆動される可動接点板と、可動
    接点板に設けられた可動接点に接離自在に接触する固定
    接点を有する固定接点板と、電磁石ブロックと可動接点
    板と固定接点板とを取り付けたボディと、一端部にコイ
    ルの端末が接続されるコイル端子と、コイル端子の両端
    部を除く部位を保持するコイル端子保持部とを備え、コ
    イル端子保持部にはコイル端子が挿通される貫通孔と、
    コイル端子の挿通方向に沿って一面に開口し且つ貫通孔
    と連通する開口溝とを設けて成る電磁継電器の製造方法
    であって、一端部が曲げられたコイル端子の該一端部を
    開口溝から突出させるようにしてコイル端子をコイル端
    子保持部の貫通孔に圧入することを特徴とする電磁継電
    器の製造方法。
  6. 【請求項6】 コイル端子のコイル端子保持部に保持さ
    れない部位に設けられたクランク部に治具を当接させ、
    この治具によりクランク部を押圧してコイル端子をコイ
    ル端子保持部の貫通孔に圧入することを特徴とする請求
    項5記載の電磁継電器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1271593A2 (en) * 2001-06-22 2003-01-02 TYCO Electronics Austria GmbH Relay
US6731190B2 (en) 2001-02-09 2004-05-04 Takamisawa Electric Co., Ltd. Electromagnetic relay
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CN104051194A (zh) * 2014-05-27 2014-09-17 任国良 继电器定触片及动触连接片与基座固定的结构及其方法

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