JPH10255630A - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH10255630A
JPH10255630A JP5475597A JP5475597A JPH10255630A JP H10255630 A JPH10255630 A JP H10255630A JP 5475597 A JP5475597 A JP 5475597A JP 5475597 A JP5475597 A JP 5475597A JP H10255630 A JPH10255630 A JP H10255630A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
movable iron
iron piece
electromagnetic relay
piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP5475597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yamazaki
弘章 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP5475597A priority Critical patent/JPH10255630A/ja
Publication of JPH10255630A publication Critical patent/JPH10255630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、可動鉄片を、損傷の心配なく
容易に組み付けて安定して支持する。 【解決手段】 ベース11に、電磁石ブロック12と、
該電磁石ブロック12の側方に回動自在に配設された可
動鉄片48とを備える。前記ベース11は、少なくとも
前記可動鉄片48の回動面に平行な壁部16,32を備
えた第1ベース14及び第2ベース15とで構成されて
いる。前記可動鉄片48の下端部両側に軸部50a,5
0bがそれぞれ形成されている。一方、前記両ベース1
4,15には、前記各軸部50a,50bを回転自在に
支持する軸受部22,35がそれぞれ形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電磁継電器、特に、
その可動鉄片の支持構造に特徴を有する電磁継電器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁継電器として、図4に示すよ
うに、ベース1上に配設した電磁石ブロック2の側方で
可動鉄片3を回動させるようにしたものがある(例え
ば、実公平7―29554号公報参照)。電磁石ブロッ
ク2は、スプール4に鉄心5を挿通し、コイル6を巻回
したものである。スプール4の鍔部4aには、水平に押
さえ部7が延在している。また、可動鉄片3の下端部両
側には軸部8が形成されている。可動鉄片3は、その軸
部8がベース1に形成した凹部9に位置し、その上方を
前記スプール4の押さえ部7によって抜け止めされるこ
とにより回動自在に支持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電磁継電器では、ベース1に電磁石ブロック2を搭
載した後、可動鉄片3を組み付けなければならない。つ
まり、可動鉄片3の軸部8をベース1の凹部9に位置さ
せる場合、スプール4の鍔部4aに形成した押さえ部7
を弾性変形させる必要がある。このため、前記押さえ部
7が損傷する恐れがある。また、押さえ部を弾性変形可
能に形成するためには、材質、形状等に制約があり、可
動鉄片3を安定して支持することは困難である。その
上、可動鉄片3の組付け方向が、電磁石ブロック2等を
載置したベース1の上方から行われるため、作業性が非
常に悪い。
【0004】これに対し、別部材(例えば、板ばね)で
可動鉄片3を支持することも考えられるが、これでは部
品点数が増え、組付け作業が面倒になる。
【0005】そこで、本発明は、簡単な構成で、可動鉄
片を、損傷の心配なく容易に組み付けて安定して支持す
ることのできる電磁継電器を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するた
め、本発明では、ベースに、電磁石ブロックと、該電磁
石ブロックの側方に回動自在に配設された可動鉄片とを
備えた電磁継電器において、前記ベースを、少なくとも
前記可動鉄片の回動面に平行な壁部を備え、前記回動面
と直交する方向から一体化される第1ベース及び第2ベ
ースとで構成し、前記可動鉄片の下端部両側に軸部をそ
れぞれ形成する一方、前記両ベースに、前記各軸部を回
転自在に支持する軸受部をそれぞれ形成したものであ
る。
【0007】前記軸受部は、前記軸部が回転自在に支持
される円形の凹部であるのが好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0009】図1は、本発明に係る電磁継電器の斜視図
である。この電磁継電器は、ベース11、電磁石ブロッ
ク12、接点開閉機構13を備える。
【0010】ベース11は、第1ベース14と第2ベー
ス15とで構成される。
【0011】第1ベース14は、図2に示すように、第
1正面壁部16の両端側に第1,第2側壁部17,18
を有し、略中央部に中央絶縁部19を有する。そして、
第1正面壁部16、第1側壁部17及び中央絶縁部19
で後述する可動鉄片48用の凹所20を構成する。
【0012】前記第1正面壁部16には、凹所20内の
上方位置に第1位置決め孔21が穿設され、下方位置に
円形の第1軸受凹部22が形成されている。前記第1側
壁部17は、外面側に第1係合受部23を有し、下端部
に幅方向に延びる圧入スリット24を有する。圧入スリ
ット24の天井面にはガイド溝25が形成されている。
前記中央絶縁部19は、中央絶縁溝26と嵌合用凹部2
7とを有する。中央絶縁溝26は上下方向に延びて中央
絶縁部19をほぼ2分する。嵌合用凹部27は断面略C
字形状で、第2側壁部18側に形成されている。前記第
2側壁部18は、外面側に第2係合受部28及び第1端
子溝29を有し、その内側基部に絶縁溝30及び第2端
子溝31を有する。
【0013】第2ベース15は、図3に示すように、前
記第1正面壁部16と略同一形状の第2正面壁部32に
中央絶縁壁33を突設したものである。前記第2正面壁
部32の上方位置には第2位置決め孔34が穿設され、
下方には第2軸受凹部35が形成されている。前記中央
絶縁壁33は、前記第1ベース14の中央絶縁溝26に
嵌合するようになっている。また、中央絶縁壁33の両
側端部からは、前記第1,第2係合受部23,28に弾
性係合する係合腕部36,37がそれぞれ突出してい
る。係合腕部37と中央絶縁壁33との間には、正面逆
T字形の絶縁壁38および嵌合用凸部39が突出してい
る。絶縁壁38は前記絶縁溝30に嵌合し、嵌合用凸部
39は前記嵌合用凹部27に嵌合するようになってい
る。
【0014】電磁石ブロック12は、図2に示すよう
に、略L字形の鉄心40をインサート成形したスプール
41にコイル42を巻回し、その引き出し線を前記スプ
ール41の下端側鍔部41aに圧入したコイル端子43
にそれぞれ巻き付け、ハンダ付けしたものである。前記
鉄心40の一端部は、スプール41の上端側鍔部41b
から突出し、そこには略L字形のヨーク44の一端部が
カシメ固定されている。ヨーク44の他端部は、コイル
42とは所定間隔を維持して下方に延びる吸引部45と
なっており、その両側には突起45a,45bがそれぞ
れ設けられている。また、前記鉄心40の他端部は、ス
プール41の下端側鍔部41aから側方に突出する水平
先端部40aとなっており、その上面には一対の突き出
し突起40bが形成されている。
【0015】接点開閉機構13は、図1に示すように、
可動接触片46、固定接触片47、可動鉄片48及びカ
ード49で構成される。
【0016】可動接触片46及び固定接触片47は、前
記第1ベース14の第1,第2端子溝29,31にぞれ
ぞれ圧入され、可動接点46aと固定接点47aとは所
定間隔で対向している。可動鉄片48は、磁性材料を板
状に形成したもので、下端部両側には側方に軸部50
a,50bがそれぞれ突設されている(図2参照)。可
動鉄片48の下端部は、軸部50a,50bと共に下面
が曲面状に形成されている。カード49は、その両端部
が可動接触片46と可動鉄片48の上端部にそれぞれ係
止されている。
【0017】前記構成からなる電磁継電器は、次のよう
にして組み立てる。
【0018】まず、第1ベース14に、可動接触片4
6、固定接触片47及び電磁石ブロック12を取り付け
る。可動接触片46及び固定接触片47は、第1ベース
14の第1,第2端子溝29,31にそれぞれ圧入する
ことにより組み付ける。電磁石ブロック12は、鉄心4
0の水平先端部40aを前記第1ベース14の圧入スリ
ット24に挿入し、その突起40bを前記圧入スリット
24のガイド溝25にガイドさせることにより組み付け
る。このとき、ヨーク44の一方の突起45aを第1ベ
ース14の第1位置決め孔21に位置決めする。
【0019】次に、第1ベース14の凹所20に可動鉄
片48を配設し、その一方の軸部50aを、第1軸受凹
部22に位置決めする。そして、第1ベース14に第2
ベース15を組み付ける。この組付けでは、中央絶縁溝
26に中央絶縁壁33を、第1,第2係合受部23,2
8に係合腕部36,37を、絶縁溝30に絶縁壁38
を、嵌合用凹部27に嵌合用凸部39をそれぞれ嵌合又
は係合する。これにより、組付け状態は安定した強固な
ものとなっている。また、この組付けにより、可動鉄片
48の他方の軸部50bは、第2ベース15の第2軸受
凹部35に位置する。これにより、可動鉄片48は、下
端部が前記鉄心40の水平先端部40aの近傍に位置決
めされ、両軸部50a,50bをそれぞれ第1,第2軸
受凹部22,35にガイドされて回動自在となる。な
お、各軸部50a,50bと第1,第2軸受凹部22,
35との間には所定の間隙寸法が形成され、可動鉄片4
8の回動動作がスムーズに行えるようになっている。
【0020】その後、可動接触片46と可動鉄片48と
をカード49で連結し、前記各部材を図示しないケース
で被覆して電磁継電器を完成する。
【0021】このようにして完成された電磁継電器で
は、可動鉄片48の軸部50a,50bがプレス加工に
より一体的に形成されるため、高い剛性を有する。ま
た、第1,第2軸受凹部22,35は、第1,第2ベー
ス14,15を成形加工する際、同時に形成され、弾性
変形部分は存在しない。そして、第1ベース14に第2
ベース15を側方から組み付ける際、前記軸部50a,
50bをガイドする。つまり、高い剛性を有する軸部5
0a,50bを、弾性変形部分のない第1,第2軸受凹
部22,35により確実にガイドできる。したがって、
落下等によりたとえ可動鉄片48に衝撃力が作用したと
しても、この可動鉄片48が位置ずれすることはない。
【0022】次に、前記構成の電磁継電器の動作につい
て説明する。
【0023】電磁石ブロック12を励磁すると、可動鉄
片48は、下端部を鉄心40の水平先端部40aに、上
端部をヨーク44の吸引部45にそれぞれ吸引されるこ
とにより回動する。第1,第2軸受凹部22,35は円
形に形成され、軸部50a,50bの下面は曲面状とな
っている。また、軸部50a,50bは、前述のよう
に、第1,第2軸受凹部22,35に所定の間隙寸法を
有してそれぞれガイドされる。したがって、前記可動鉄
片48はスムーズに回動する。
【0024】前記可動鉄片48の回動動作により、カー
ド49を介して可動接触片46が駆動し、可動接点46
aが固定接点47aに当接する。
【0025】また、前記電磁石ブロック12を消磁する
と、可動接触片46がそのバネ力により元の位置に復帰
し、可動接点46aを固定接点47aから離間させる。
そして、カード49を介して可動鉄片48を元の位置に
回動させる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電磁継電器によれば、ベースを2部材で構成し、
それぞれに可動鉄片の軸部を支持する軸受部を形成する
ようにしたので、従来のスプールに形成した押さえ部の
ように、可動鉄片の組付け作業時に損傷に至ることはな
い。また、支持状態も安定しており、可動鉄片の組付け
も容易である。しかも、前記軸部及び軸受部は簡単に形
成可能であり、従来の金型構造に僅かに変更を加えただ
けで対処できる。
【0027】特に、前記軸受部を円形の凹部で構成する
ようにしたので、可動鉄片の軸部の支持状態を安定させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電磁継電器の正面図(a)及び
A―A線断面図である。
【図2】 図1の第1ベース、電磁石ブロック及び可動
鉄片を示す分解斜視図である。
【図3】 図1の第2ベースの斜視図である。
【図4】 従来例に係る電磁継電器の正面図である。
【符号の説明】
11 ベース 12 電磁石ブロック 14 第1ベース 15 第2ベース 16 第1正面壁部 22 第1軸受凹部 32 第2正面壁部 35 第2軸受凹部 48 可動鉄片 50a,50b 軸部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースに、電磁石ブロックと、該電磁石
    ブロックの側方に回動自在に配設された可動鉄片とを備
    えた電磁継電器において、 前記ベースを、少なくとも前記可動鉄片の回動面に平行
    な壁部を備え、前記回動面と直交する方向から一体化さ
    れる第1ベース及び第2ベースで構成し、 前記可動鉄片の下端部両側に軸部をそれぞれ形成する一
    方、前記両ベースに、前記各軸部を回転自在に支持する
    軸受部をそれぞれ形成したことを特徴とする電磁継電
    器。
  2. 【請求項2】 前記軸受部は、前記軸部が回転自在に支
    持される円形の凹部であることを特徴とする請求項1に
    記載の電磁継電器。
JP5475597A 1997-03-10 1997-03-10 電磁継電器 Pending JPH10255630A (ja)

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JP5475597A JPH10255630A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 電磁継電器

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JP5475597A JPH10255630A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 電磁継電器

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ID=12979601

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JP5475597A Pending JPH10255630A (ja) 1997-03-10 1997-03-10 電磁継電器

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JP (1) JPH10255630A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102800528A (zh) * 2011-05-24 2012-11-28 松下电器产业株式会社 电磁继电器
WO2017022225A1 (ja) * 2015-08-03 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 電磁リレー

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