JPH0512901Y2 - - Google Patents

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JPH0512901Y2
JPH0512901Y2 JP1986043238U JP4323886U JPH0512901Y2 JP H0512901 Y2 JPH0512901 Y2 JP H0512901Y2 JP 1986043238 U JP1986043238 U JP 1986043238U JP 4323886 U JP4323886 U JP 4323886U JP H0512901 Y2 JPH0512901 Y2 JP H0512901Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は電磁継電器等に用いる接続端子金具の
取付構造に関するものである。
[背景技術] 従来電磁継電器等の接点端子金具23は第8図
に示すように接点板24の側端縁より垂直方向に
延設した接続端子25を取付ベース17に穿設し
たスリツト21に取付ベース17内部より圧入し
て接続端子25基部を支持し、更に接続端子25
の側方に設けた突片33の先端を折り曲げてこの
折り曲げ片と、接点板24とで取付ベース17を
挟持させ、更に接点板24の他側縁を取付ベース
17に設けてある側壁のスリツト34に圧入して
取付ベース17に固定されていた。ところがこの
従来例では接続端子25にリセプクタルを挿入す
る際に接続端子25に圧力が加えられると圧入点
Aを支点として接点板24が変位して、接点板2
4に取着している固定接点27の位置が変化する
という問題があつた。
[考案の目的] 本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは接続端子に荷重が加
わつても荷重により固定接点を設けてある端子板
側が影響を受けず変位しない接点端子金具の取付
構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案は、固定接点を設けた接点板より一体に
延設して該接点板に対して略垂直方向に突出する
接続端子を有する接点端子金具において、接点板
と接続端子との間の延設部においてコ字型に屈曲
した屈曲部を少なくとも一箇所以上設け、接続端
子の基部を圧入支持して接続端子を取付ベースの
外へ突出させるスリツトを取付ベースに設けると
ともに該スリツトに連通し上記屈曲部の断面形と
同形の断面形を有する圧入凹所を取付ベースに設
け、該圧入凹所に屈曲部を圧入し且つスリツトに
接続端子基部を圧入して取付ベースに取付られた
ことを特徴とするものである。
以下実施例により説明する。
実施例 第1図は本考案の接点端子金具を用いた電磁継
電器の分解斜視図を示している。本考案では接点
端子金具23は接点板24を中心に持ち、該接点
板24の一側端縁より上方に向けてフアーストン
型の接続端子25を延設し、また他の側端縁より
下型に向けてプリント板用の接続端子26を延設
し、更に接点板24の中央には固定接点27を固
着したもので、第2図に示すように接続端子25
と接点板24との延設部には断面形がコ字型の屈
曲部25aを設け、更にこの屈曲部25aの側方
に飛び出した接続端子25の下端より外方へ突片
25bを一体突設し、更にまた屈曲部25aの垂
直片の側端より外側方へ突起25cを一体突設し
てある。そして取付ベース17に対しては第3図
に示すように取り付けられる。つまり取付ベース
17の天井面に形成した側面開口のスリツト21
に側方より接続端子25を圧入して突出させるす
るとともにこのスリツト21に連通して屈曲部2
5aの断面形と同形のコ字状の圧入凹所28に側
面開口より圧入する。そして圧入凹所28の外端
部側の上片に連通した水平溝28aに突片25b
が挿入される。又接点板24の他の側端縁は取付
ベース17の側壁に設けた側面開口のスリツト3
4に圧入する。このようにして接点端子金具23
は取付ベース17に固定される。
而して接続端子25をリセプクタルに挿入する
際に接続端子25に荷重が加わると第3図のa,
b,cの経路に伝わることになるが、屈曲部25
aの各片は圧入された状態であるため荷重は小さ
く変位も小さくなり、突片25bの部分で変位が
生じるのみである。したがつて端子板24の変位
は殆どなく固定接点27の位置変化は殆ど生じな
いのである。
さて電磁ブロツクは励磁コイル6を巻装するコ
イルボビン7の中心透孔には鉄心5を貫挿し、コ
イルボビン7の上部にヨーク2の水平片2aを載
置するとともにヨーク2の垂下片2bを一方の鍔
7aの外面に沿うように垂下させ該垂下片2bに
穿孔した孔2cに鉄心5の一端を嵌着結合するこ
とにより構成される。コイル端子8はコイルボビ
ン7の鍔7a,7bの下部に穿孔してある溝9内
に側面開口より係合片8aを圧入することにより
コイルボビン7に固定されるもので、励磁コイル
6の始端、終端を巻き付け片8bに巻き付けて
夫々半田付けする。
接極子1は磁性材を略L字状に折曲して形成し
たもので、垂直片1aの折り曲げ部よりやや下方
の両側には上記ヨーク2の水平片2aの端部両側
に設けてある突起2dを遊嵌する切り欠き1bを
設け、また水平片1cは中央部で略Z状に折り曲
げ後ろ半分を前半分より下位置となるよう形成し
てる。そして接極子1の中央部にはこの水平片1
bの前半分から折り曲げ部よりやや下方の垂直片
1cに至る孔部4を穿孔してある。この孔部4は
ヨーク2の水平片2aの上面に形成したダボ10
を固定孔3bに挿通してかしめることにより固定
されるヒンジ押さえばね3の自由端を内側から挿
通させるためのものであり、ヒンジ押さえばね3
の自由端が孔部4の内側の上向き端面に押圧する
ことにより、折り曲げ部よりやや下方より構成さ
れる吸着面の一部をヨーク2の水平片2aの先端
の上側縁部に押し付けて当接させるのである。つ
まりこの当接部位が接極子1の枢支部位となり、
接極子1は電磁ブロツクに回動自在に枢支され
る。
ヒンジ押さえばね3の接触部3aは接極子1と
ヨーク2の水平片2aとの間にの間隙寸法を一定
にするとともに接極子1の復帰時の衝撃を防ぐた
めのものである。
接触ばね11は接極子1の水平片1cの上記前
半分の上面両側に突設したダボ12を一端部両側
に穿孔した固定孔13に嵌めてかしめることによ
り接極子1に固定されるもので、自由端の中央上
面には可動接点14を固定している。そして中央
には窓孔11aが形成され、固定孔13側の端縁
の中央より平衡ばね15が一体延設され、また反
対側の端縁の両側には下方に向けてL字状突起片
16を延設してある。平衡ばね15は後述のベー
ス17の天井面に自由端を弾接するものであり、
突起片16は接極子1の水平片1cの先端に係合
するものである。
端子金具18は上端に所謂フアーストン型の端
子19を、下端にプリント板用の端子20を形成
したもので、ベース17の天井面に形成した側面
開口のスリツト21に側方より端子19を挿入し
て上方に突出させベース17内に固定されるもの
で、一端を接触ばね11に溶着するリード線22
の他端を溶着して接触ばね11と電気的に接続さ
れる。
而して電磁継電器を組み立てるに際しては上述
のように端子金具18,23を固定し、さらにヒ
ンジ押さえばね3を取り付けてあるヨーク2の水
平片2aをベース17の底片17aの上面に載置
するように側方開口部より挿入して第4図に示す
ようにヨーク2の水平片2aの側端面に突設した
突起29を第5図、第6図に示すようにベース1
7の内壁に設けた嵌合穴35に嵌着して固定し、
然る後にコイルボビン7をベース17の底片17
aの両端に設けた下向け片17bを鍔7a,7b
の上端に形成した係合溝30に嵌入させてコイル
ボビン7を底片17aに固定し、更に鉄心5をコ
イルボビン7の中心透孔に貫挿させて一端をヨー
ク2の孔2cの嵌着する。このようにして電磁ブ
ロツクをベース17に固定し、更に平衡ばね15
を取付けた接極子1をヨーク2の水平片2aの先
端にヒンジ押さえばね3を用いて枢支させる。
このようにベース17に各部材を組み込んだ
後、ベース17をケース31の上面開口部より嵌
着することにより電磁継電器が第7図のように完
成するのである。この際ケース31の底部に設け
た孔より各端子を外部に貫通させるとともに、ベ
ース17の両端に設けた突起32をケース31の
両端側の壁に穿孔した係合孔33に係合させてベ
ース17がケース31に固定される。
次に接極子1の構造の動作に付いて説明する。
まず励磁コイル6に励磁電流を通電しない状態、
可動接点14が固定接点27から開離している状
態で接極子1は自重と平衡ばね15の付勢力とが
つり合つた状態で安定して鉄心5の端面より接極
子1の吸着面が離れた状態にある。次に励磁コイ
ル6に励磁電流を流すと、接極子1の垂直片1a
の吸着面が鉄心5に吸引され、接極子1は枢支部
位を中心として第2図において反時計方向に回動
し、可動接点14を固定接点27の接触させるの
である。そして励磁電流を遮断すると接極子1は
元の状態に戻り、固定接点27より可動接点14
を開離させる。
[考案の効果] 本考案は、接点板と接続端子との間の延設部に
おいてコ字型に屈曲した屈曲部を設けるととも
に、この屈曲部の側方に飛び出した接続端子の下
端より接続端子に対して略垂直方向で且つ接点板
とは反対方向に突片を一体突設し、接続端子の基
部を圧入支持して接続端子を取付ベースの外へ突
出させるスリツトを取付ベースに設けるとともに
スリツトに連通し上記屈曲部の断面形と同形の断
面形を有する圧入凹所と突片を挿入する溝とを取
付けベースに設け、圧入凹所に屈曲部を圧入し且
つスリツトに接続端子基部を圧入し、溝に突片を
挿入して取付けベースに取付けられたので、屈曲
部と、突片とで接続端子の下端の両側を支持する
形で取付けペースに取り付けることができる上
に、接続端子にリセプクタルを挿着する際に接続
端子に荷重が加わつても屈曲部により荷重の影響
が接点板に及ぶのを少なくすることができ、その
ため接点板が変位し固定接点の位置が変化して電
磁継電器の特性が変化するのを防止できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を使用した電磁継電器
の全体分解斜視図、第2図は同上の接点端子金具
の拡大斜視図、第3図は同上の使用説明図、第4
図は同上のヨークの拡大斜視図、第5図は同上の
取付ベースの拡大斜視図、第6図は同上の取付ベ
ースの背面図、第7図は同上の電磁継電器の断面
図、第8図は従来例の説明図であり、17は取付
ベース、21はスリツト、23は接続端子金具、
24は接点板、25は接続端子、25aは屈曲
部、27は固定接点、28は圧入凹所である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定接点を設けた接点板より一体に延設して該
    接点板に対して略垂直方向に突出する接続端子を
    有する接点端子金具において、接点板と接続端子
    との間の延設部においてコ字型に屈曲した屈曲部
    を設けるとともに、この屈曲部の側方に飛び出し
    た接続端子の下端より接続端子に対して略垂直方
    向で且つ接点板とは反対方向に突片を一体突設
    し、接続端子の基部を圧入支持して接続端子を取
    付ベースの外へ突出させるスリツトを取付ベース
    に設けるとともにスリツトに連通し上記屈曲部の
    断面形と同形の断面形を有する圧入凹所と突片を
    挿入する溝とを取付けベースに設け、圧入凹所に
    屈曲部を圧入し且つスリツトに接続端子基部を圧
    入し、溝に突片を挿入して取付けベースに取付け
    られたことを特徴とする接点端子金具の取付け構
    造。
JP1986043238U 1986-03-25 1986-03-25 Expired - Lifetime JPH0512901Y2 (ja)

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JPS62155439U JPS62155439U (ja) 1987-10-02
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JP4826682B1 (ja) * 2011-02-02 2011-11-30 オムロン株式会社 電磁継電器
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