JPH0641319Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPH0641319Y2
JPH0641319Y2 JP7448488U JP7448488U JPH0641319Y2 JP H0641319 Y2 JPH0641319 Y2 JP H0641319Y2 JP 7448488 U JP7448488 U JP 7448488U JP 7448488 U JP7448488 U JP 7448488U JP H0641319 Y2 JPH0641319 Y2 JP H0641319Y2
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JP
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movable iron
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yoke
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正一 美川
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の分野〉 この考案は電磁継電器に係り、詳しくは平板状の可動鉄
片の枢支部分の構造に関するものである。
〈従来技術と課題〉 従来、この種電磁継電器では、第8図および第9図に示
すように電磁石ブロツク101におけるヨーク102の一端部
側の先端に平板状可動鉄片103の基端側を枢支し、中央
部104cがC字形にわん曲形成された略L形のヒンジばね
104の一端部104aを上記可動鉄片103の基端部にスポツト
溶接で固定し、該ヒンジばね104の他端部104bを上記ヨ
ーク102にスポツト溶接もしくはビス105で固定してい
た。
すなわち、上記従来のものは、略L形のヒンジばね104
を可動鉄片103やヨーク102に対してスポツト溶接やビス
105で固定しなければならず、組立の作業性に劣る不具
合がある。
〈考案の目的〉 この考案は上記従来のものの不具合を解消するためにな
されたもので、ヒンジばねの組付性に優れた電磁継電器
を提供することを目的としている。
〈考案の構成と効果〉 この考案に係る電磁継電器は、合成樹脂製コイルスプー
ルのつば部から露出したヨークの一端部側先端面を前方
へ向つて上昇する傾斜面で構成し、この先端面に平板状
の可動鉄片の基端部を揺動可能に枢支し、上記可動鉄片
の基端部上面を弾性的に押圧する水平片部と、この水平
片部の両端に連成された1対の垂設片部とで略コ字形の
ヒンジばねを構成し、上記ヒンジばねの両垂設片部に上
記コイルスプールのつば部の両側面に形成された係合部
をそれぞれ係止される係止部を形成し、上記可動鉄片の
基端部両側面と上記ヒンジばねとに、ヒンジばねの位置
決め用嵌合部を形成したものである。
この考案によれば、コイルスプールのつば部側に係止さ
れる略コ字形のヒンジばねで可動鉄片の基端部をヨーク
一端側における先端傾斜面に押圧して該可動鉄片を枢支
したから、ヒンジばねの取付をワンタツチの係止操作で
行なえるため、ヒンジばねをスポツト溶接やビス止めす
るものに比して組立の作業性が改善される。
〈実施例の説明〉 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説明する。
第1図はこの考案に係る電磁継電器の一例をカバーを省
略して示す分解斜視図、第2図および第3図はそれぞれ
同電磁継電器の側面断面図および前面断面図である。
同図において、1は電磁石ブロツクであり、ヨーク2
と、ヨーク2に合成樹脂製のつば付コイルスプール3を
介して巻装されたコイル4とからなる。上記ヨーク2は
第2図に示すように前後の両立ち上り片部2a,2bを有す
る略コ字形に形成されており、前側立ち上り片部2aの先
端2cは前方へ延出されている。このヨーク2は上記コイ
ルスプール3にインサート成形で固定されるとともに、
前後両立ち上り片部2a,2bの各先端面2c,2dは第6図に示
すように上記コイルスプール3の前後両つば部3a,3bか
らそれぞれ露出しており、後側立ち上り片部2bの先端面
2dは前方へ向つて上昇する傾斜面で構成されている。5
A,5Bは上記前側つば部3aに植設された1対のコイル端子
である。
6は基端部6aが上記ヨーク2の後側立ち上り片部2bの先
端面2dに揺動可能に枢支される平板状の可動鉄片、7は
上記可動鉄片6の先端部6bで駆動されるカードである。
8,9は上記電磁石ブロツク1の下方に配置された上下1
対のコ字形絶縁フレームである。上側の絶縁フレーム8
の連結片部8aには、第4図に示すように複数本、たとえ
ば4本の可動側固定端子片10(10A,10B,10C,10D)が植
設されており、これら固定端子片10の各内端部には、互
いに平行で前方側へ向つて延びる4本の上側可動接触片
11(11A,11B,11C,11D)の各基端部がそれぞれ接合固定
されている。12(12A,12B,12C,12D)は上記可動接触片1
1の各先端部に固着された可動接点である。
上記絶縁フレーム8の両側片部8b,8cの各先端部には、
可動接触片11A,11Bに対応する固定側端子片13A,13Bなら
びに可動接触片11C,11Dに対応する固定側端子片13C,13D
がそれぞれ植設されている。これら固定側端子片13の各
内端部は固定接触片として構成されるとともに、上面に
それぞれ常開固定接点14(14A,14B,14C,14D)が固着さ
れている。
下側の絶縁フレーム9の連結片部9aには、第5図に示す
ように複数本、たとえば上記固定側端子片13B,13Cに対
応する2本の可動側固定端子片15A,15Bが植設されてお
り、これら固定端子片15A,15Bの各内端部には、互いに
平行で前方へ向つて延びる2本の下側可動接触片16(16
A,16B)の各基端部が接合固定されている。両可動接触
片16A,16Bの各先端部は2股状に形成されるとともに、
上記固定端子片13B,13Cの下面にそれぞれ設けられた常
閉固定接点17A,17Bに対応する可動接点18A,18Bがツイン
接点として固着されている。
上記上側絶縁フレーム8の連結片部8aには、コイルスプ
ール3のつば部3bの下面の突設された第1の連結ピン19
A,19Bに対応して連結孔20A,20Bが形成され、下側絶縁フ
レーム9の連結片部9aにも、連結孔21A,21Bが形成され
ている。また、上側絶縁フレーム8の両側片部8b,8cの
各先端部には、上記コイルスプール3のつば部3aの下面
に突設された第2の連結ピン22A,22Bに対応する連結孔2
3A,23Bが形成され、下側絶縁フレーム9の両側片部9b,9
cの各先端部にも、連結孔24A,24Bが形成されている。上
記第1の連結ピン19A,19Bを上記各連結孔20A,20Bならび
に連結孔21A,21Bにそれぞれ圧入し、第2の連結ピン22
A,22Bを上記連結孔23A,23Bならびに連結孔24A,24Bにそ
れぞれ圧入することにより、上下の絶縁フレーム8,9を
互いに連結固定して接点機構ブロツク25を構成させると
ともに、この接点機構ブロツク25を電磁石ブロツク1の
下面に結合してある。
26は上記両絶縁フレーム8,9間に挾着固定された略コ字
形の復帰ばねであり、その連結片部26aに形成された孔2
7A,27Bに上記連結ピン19A,19Bをそれぞれ圧入させてあ
る。この復帰ばね26の左右の弾性腕片26b,26cの各先端
部には、上記カードの下端に形成された突起28A,28Bに
それぞれ係合する小孔29A,29Bが形成してある。前記カ
ード7は上記両弾性腕片26b,26cの復帰ばね力を受けて
その上端7aで前記可動鉄片6の先端側突出部6cを上下動
可能に弾性支持しており、上記突出部6cはカード7の両
側腕部7b,7cで位置決めされている。上記カード7の下
部に形成されたスリツト7dに上記可動接触片11の各先端
部を遊嵌してある。
30は水平片部30aならびにこの水平片部30aの両端に連成
された左右1対の垂設片部30b,30cからなる略コ字形の
ヒンジばねであり、上記水平片部30aは第2図,第6図
および第7図に示すように上記可動鉄片6の基端部6aを
弾性的に押圧するために略逆への字形に形成されてい
る。上記両垂設片部30b,30cには、上記コイルスプール
3の後側つば部3bの左右両側面に突設された凸条31A,31
Bにそれぞれ係合される矩形状の係合孔32A,32Bが形成さ
れている。33A,33Bは上記ヒンビばね30における水平片
部30aと両垂設片部30b,30cとにまたがつて形成された長
孔であり、各長孔33A,33Bは第7図に示すように上記可
動鉄片6の基端部6aの左右両側面に形成された位置決め
用突起34A,34Bに嵌合されている。
なお、図中、35は上記コイルスプール3の前側つば部3a
の上面側に形成されて、可動鉄片6の先端部6bに対して
上方への位置を規制するストツパ枠、36は上記電磁石ブ
ロツク1や接点機構ブロツク25が設置される電気絶縁性
合成樹脂製の底カバーであり、端子片挿入孔37を有す
る、38は底カバー36とでケース39を構成する上カバーで
ある。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
コイル4を励磁すると、ヨーク2の前側立ち上り片部2a
の先端延出部2cが磁極面となり、可動鉄片6の先端部6b
が吸引されて下方へ変位する。このため、カード7を介
して下側可動接触片16(16A,16B)が下方へ駆動され
て、可動接点18(18A,18B)と常閉固定接点17(17A,17
B)との間が開放され、さらに上側可動接触片11(11A,1
1B,11C,11D)も自らのばね力で下方へ変位して、可動接
点12(12A,12B,12C,12D)と常開固定接点14(14A,14B,1
4C,14D)との間が閉成される。
コイル4の無励磁状態では、上記可動鉄片6に対する吸
引力がなくなり、可動鉄片6はカード7を介して復帰ば
ね26のばね力で上方へ変位して復帰し、上側可動接触片
11(11A,11B,11C,11D)ならびに下側可動接触片16(16
A,16B)も自らのばね力で復帰し、可動接点12(12A,12
B,12C,12D)と常開固定接点14(14A,14B,14C,14D)との
間が開放され、可動接点18(18A,18B)と常閉固定接点1
7(17A,17B)との間が閉成される。
ここで、上記可動鉄片6の基端部6aを第6図に示すよう
にヒンジばね30の水平片部30aでヨーク2の後側立ち上
り片部2aの先端傾斜面2dに弾性的に押圧しているから、
上記復帰時に可動鉄片6の基端部6aとヨーク2の後側立
ち上り片部2aの先端傾斜面6aとが密着して、復帰状態が
安定的に保持される。
とくに、上記ヒンジばね30の両垂設片部30b,30cに形成
した係合孔32A,32Bをコイルスプール3の後側つば部3b
に形成した凸条31A,31Bに係合するだけの簡単な操作
で、該ヒンジばね30を取り付けることができ、組立の作
業性が改善される。
なお、上記ヒンジばね30の両垂設片部30b,30cとコイル
スプール3の後側つば部3bとの係合構造は、上記係合孔
32A,32Bと凸条31A,31Bによるものに限定されることな
く、適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電磁継電器の一例を上カバーを
省略して示す分解斜視図、第2図および第3図はそれぞ
れ同電磁継電器の側面断面図および前面断面図、第4図
は同電磁継電器の上側絶縁フレーム周辺を示す一部破断
斜視図、第5図は同電磁継電器の下側絶縁フレーム周辺
を示す斜視図、第6図は同電磁継電器の可動鉄片のヒン
ジ部を示す拡大断面図、第7図は同電磁継電器における
ヒンジばねの係止状態を示す電磁石ブロツク周辺の斜視
図、第8図は従来の電磁継電器におけるヒンジばね取付
構造を示す電磁石ブロツク周辺の斜視図、第9図は第8
図のものの要部断面説明図である。 2……ヨーク、2d……先端面、3……コイルスプール、
3b……つば部、6……可動鉄片、6a……基端部、30……
ヒンジばね、30a……水平片部、30b,30c……垂設片部、
32A(31A),32B(31B)……係合部、33A(34A),33B(3
4B)……位置決め用嵌合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂製コイルスプールのつば部から露
    出したヨークの一端部側先端面を前方へ向つて上昇する
    傾斜面で構成し、この先端面に平板状の可動鉄片の基端
    部を揺動可能に枢支し、上記可動鉄片の基端部上面を弾
    性的に押圧する水平片部と、この水平片部の両端に連成
    された1対の垂設片部とで略コ字形のヒンジばねを構成
    し、上記ヒンジばねの両垂設片部に上記コイルスプール
    のつば部の両側面に形成された係合部にそれぞれ係止さ
    れる係止部を形成し、上記可動鉄片の基端部両側面と上
    記ヒンジばねとにヒンジばねの位置決め用嵌合部を形成
    したことを特徴とする電磁継電器。
JP7448488U 1988-06-03 1988-06-03 電磁継電器 Expired - Lifetime JPH0641319Y2 (ja)

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JP7448488U JPH0641319Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 電磁継電器

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JP7448488U JPH0641319Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPH01177853U JPH01177853U (ja) 1989-12-19
JPH0641319Y2 true JPH0641319Y2 (ja) 1994-10-26

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ID=31299594

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JP7448488U Expired - Lifetime JPH0641319Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03 電磁継電器

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JP (1) JPH0641319Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8952116B2 (en) 2009-09-29 2015-02-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Particulate water absorbent and process for production thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8952116B2 (en) 2009-09-29 2015-02-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Particulate water absorbent and process for production thereof

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JPH01177853U (ja) 1989-12-19

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