JPS6344932Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6344932Y2
JPS6344932Y2 JP9435181U JP9435181U JPS6344932Y2 JP S6344932 Y2 JPS6344932 Y2 JP S6344932Y2 JP 9435181 U JP9435181 U JP 9435181U JP 9435181 U JP9435181 U JP 9435181U JP S6344932 Y2 JPS6344932 Y2 JP S6344932Y2
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JP
Japan
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latch
iron core
movable
electromagnetic relay
piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP9435181U
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English (en)
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JPS58340U (ja
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Publication of JPS58340U publication Critical patent/JPS58340U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁継電器、特にヒンジ形電磁継電器
に関するものである。
従来、ヒンジ形電磁継電器において、可動鉄片
をヒンジ支持する掛金をコイルスプールに固定す
るには、掛金をコイルスプールに圧入あるいはね
じ止めする方式が採用されていた。
しかしながら、単なる圧入によるものでは、が
たつくおそれがあり、交流用とした場合にはうな
り発生の原因ともなる。また、ねじ止めによるも
のでは、部品点数、組立工数が増加するという欠
点を有している。
本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は掛金をコイルスプールに簡単な構成で
かつがたつくことなく簡単な作業で組立てること
ができ、交流を印加してもうなりの発生を除去で
きる電磁継電器を提供することにある。
以下、本考案を一実施例である添付図面に従つ
て説明する。
本考案に係る電磁継電器には、概略、電磁石部
1と、可動鉄片15と、固定接点26を有する固
定端子25を備えた端子台20と、可動接点36
をを有する可動接触片35を備えた可動絶縁台3
0とから構成されている。
電磁石部1は第3図に示すように左右に二分割
したコイルスプール4にてC形の積層鉄心2と掛
金10を挾着固定し、掛金10の突片11,11
間に可動鉄片15の上部をヒンジ支持したもので
ある。鉄心2は下部磁極面2bにくまとりコイル
3を嵌着したもので、上下の磁極面2a,2bは
スプール4から露出している。コイルスプール4
は中央部で二分割され、上下の鍔部5,6を有
し、鉄心2を嵌合可能な凹部7a,7bを有する
とともに、掛金10の基部及び切起し片12,1
2,13を挿入可能な溝部8a,8b,9a,9
bを有している。掛金10は弾性を有する板材か
らなり、板厚方向に折り曲げた二股状の突片1
1,11を有し、後端に切起し片12,12,1
3を有する。上記鉄心2、掛金10はいずれかの
スプール4a,4bの凹部7a,7b、突片1
1、切起し片12を溝部8a,8b,9a,9b
に位置させ、他方のスプール4a,4bを重ね合
わせる(第4図参照)。スプール4の上下鍔部5,
6間にはコイル14が巻回される。
このとき、掛金10は切起し片12,12がス
プール4の溝部9a,9bに位置することにより
抜け止めされ、切起し片13が上方に突出すると
ともに、突片11,11が溝部8a,8bの壁部
8′a,8′bと鉄心2の壁部2c,2cとの間に
圧接して上下のがたつきを防止した状態で固定さ
れる。なお、鉄心2、掛金10の左右方向はいず
れもスプール4の側壁にて位置規制される。
可動鉄片15は上部両側の切欠16,16を上
記掛金10の突片11,11に係合されることに
より第1図中左右に回動自在にヒンジ支持され、
突片17と掛金10の切起し片13との間に復帰
ばね18を張設することにより、常時時計回り方
向への復帰力を付与されている。
端子台20は固定接点26を有する固定端子2
5、コイル端子27を第2図中左右に一対ずつ圧
入固定したもので、各端子25,27は隔壁21
にて仕切られている。
可動絶縁台30は上記端子台20内の第2図中
央部に前後方向に移動自在に収納され、第5図に
示すように、移動方向とは直交方向に貫通する溝
部31に左右に一対の可動接点36を有する可動
接触片35を挿通し、溝部31に連通して上部に
開口する溝部32に接点ばね37を装着したもの
で、後端に設けた復帰ばね38にて第1図中左方
に付勢されている。
上記電磁石部1は端子台20上に絶縁板39を
介して載置し、その上からケース40を被せる。
このとき、電磁石部1のコイルスプール4に固定
するとともに、コイルの巻線に接続した圧着金具
28がコイル端子27に上方から圧着して電気的
な導通を図り、可動鉄片15の下端部が可動絶縁
台30の凹部33に係合する。また、可動絶縁台
30の先端は端子台20の前面開口22から突出
している。
以上の構成において、本電磁継電器の動作は従
来の同種のものと同様である。すなわち、コイル
14が非励磁時において、可動鉄片15は復帰ば
ね18にて第1図中左方に付勢され、可動絶縁台
30も復帰ばね38にて左方に付勢され、可動接
点36は固定接点26から離間している。また、
復帰時の位置決めは可動鉄片15の下端が端子台
20の段部23に当接することにより行われる。
ここで、コイル14が励磁されると、可動鉄片
15が鉄心2の下部磁極面2bに吸引されて右方
に回動するとともに可動絶縁台30が右方に水平
移動し、可動接点36が固定接点26を閉成す
る。
なお、可動絶縁台30の先端突出部を内方に押
圧することにより、手動で接点の動作確認を行う
ことができる。
以上の説明で明らかなように、本考案はコイル
スプールを二分割して、鉄心及び可動鉄片をヒン
ジ支持するための掛金を挾着固定するという簡単
な構成からなり、組立作業も容易である。しか
も、上記従来の掛金圧入方式に比べてがたつきが
なく交流を印加してもうなりを生じることがな
く、また上記従来のねじ止め方式に比べて部品点
数が少なく、組立作業も簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電磁継電器を示し、第1
図、第2図は断面図、第3図はコイルスプール部
の分解斜視図、第4図はその組立斜視図、第5図
は可動絶縁台の斜視図である。 1……電磁石部、2……鉄心、2a,2b……
磁極面、4……コイルスプール、8a,8b,9
a,9b……溝部、10……掛金、11……突
片、12,13……切起し片、14……コイル、
15……可動鉄片、20……端子台、26……固
定接点、30……可動絶縁台、36……可動接
点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 鉄心の周部にコイルスプールを取付け、掛金
    にてヒンジ支持された可動鉄片が上記鉄心の磁
    極面に吸引、離間することにより接点を開閉す
    る電磁継電器において、上記コイルスプールを
    鉄心を挾着可能なように二分割するとともに、
    分割面に上記掛金の基部及び切起し片を挿入可
    能な溝部を形成し、二分割したコイルスプール
    にて鉄心と掛金とを挾着固定したことを特徴と
    する電磁継電器。 (2) 上記コイルスプールの溝部と鉄心の一端面と
    で掛金の板厚方向に対向する壁部を構成すると
    ともに、板厚方向に折り曲げた掛金の一部を上
    記壁部に弾性的に圧接せしめたことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁継
    電器。
JP9435181U 1981-06-24 1981-06-24 電磁継電器 Granted JPS58340U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9435181U JPS58340U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9435181U JPS58340U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58340U JPS58340U (ja) 1983-01-05
JPS6344932Y2 true JPS6344932Y2 (ja) 1988-11-22

Family

ID=29889280

Family Applications (1)

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JP9435181U Granted JPS58340U (ja) 1981-06-24 1981-06-24 電磁継電器

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JPS58340U (ja) 1983-01-05

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