JPS5846505Y2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JPS5846505Y2
JPS5846505Y2 JP1978022094U JP2209478U JPS5846505Y2 JP S5846505 Y2 JPS5846505 Y2 JP S5846505Y2 JP 1978022094 U JP1978022094 U JP 1978022094U JP 2209478 U JP2209478 U JP 2209478U JP S5846505 Y2 JPS5846505 Y2 JP S5846505Y2
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JP
Japan
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block
movable contact
armature
poles
insulator
Prior art date
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Expired
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JP1978022094U
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JPS54125435U (ja
Inventor
忠司 釜屋
吉男 高橋
源広 清水
雅英 石川
正治 村山
俊之 田中
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は継鉄に回動自在に支持された接極子に取付けら
れた絶縁物ブロックで可動接触子を保持するようにした
電磁継電器に関する。
第1図は上記形式の電磁継電器における従来のブロック
を示している。
第1図において、先端に可動接点8が取付けられたばね
弾性をもつ可動接触子7を保持するブロック6が接触子
4に絶縁板9を介してリベット10により固定されてい
る。
ブロック6は可動接触子7の回りに合成樹脂材料を射出
するなどの製法により、可動接触子7と一体に成形され
ている。
この第1図に示す従来装置においては、ブロック6を可
動接触子7と一体に成形しているため、成形時に合成樹
脂材料の流れの抵抗差によって可動接触子7に反り、変
形などが生じ、これが各製造ロフト間の、あるいは多極
接触子を有する継電器においては各極間の接触圧力、接
点間空隙および動作・復帰・接点切換時間のばらつきの
原因となっていた。
ちなみに、この反り、変形等は可動接触子支持端側で起
こるので、接点側ではばらつきが拡大される傾向にある
そこで、これらのばらつきを少なくし特性の安定した製
品とするには組立作業の中での調整を必要とし、工数増
加の一因となり、また安価な継電器を作るための自動組
立化をも阻害していた。
そこでこのような問題を解決するものとして実開昭50
−118446号公報(考案の名称電磁継電器)に記載
された考案が知られている。
この考案においてはブロックを上下の二つのブロックに
分割して両ブロックにそれぞれ可動接触子を収納するた
めの溝を設け、かつ前記二つに分割されたブロックの下
部ブロックに上部ブロックを貫通する柱状突起を設け、
両ブロック間に可動接触子を収納して下部ブロックの柱
状突起を上部ブロックに貫通させてその先端をかしめる
ようにされている。
この従来装置においては組立てが容易で自動化が可能と
なり、その組立て時に可動接触子に反り、変形等が生じ
ることがないという利点を有する。
ところで一般にこの種の電磁継電器においては2極、3
極、4極のシリーズ化を図っているのが常であるが、前
記従来装置では奇数(3極)のものでは偶数(2極、4
極)のものの絶縁を得る部分に可動接触子を配置せねば
ならず、両ブロックに可動接触子を収納する単純な溝を
設けるものではブロックの共用化が図れないという欠点
を有する。
このためシリーズ化を図るには可動接触子を保持するブ
ロックの製作のために奇数・偶数の極数毎に高価な一体
成形型を用意しなければならず価格が高価となる欠点を
有する。
そこで本考案の目的は従来装置の欠点を除去し、部品を
増加することなく可動接触子を保持するブロックの製作
をただ1つの一体成形型にて製作でき、かつシリーズを
図ることの可能な電磁継電器を提供することにある。
この目的は本考案によれば、継鉄に回動自在に支持され
た接極子に固着されかつ合成樹脂成形面からなる絶縁物
ブロックを上下二つのブロックに分割して両ブロックの
間に可動接触子を挟持し、前記絶縁物ブロックの上部ブ
ロックに柱状突起を一体成形してこの柱状突起を下部ブ
ロックと接極子に貫通させてその先端をかしめることに
より接極子、絶縁物ブロックおよび可動接触子を一体化
してなる電磁継電器において、前記二つに分割された絶
縁物ブロックの少なくとも一方のブロックに一体に成形
され、かつ異なる極数に応じて可動接触子の位置決めを
行なう複数個の位置決め用突起を設け、異なる極数毎の
可動接触子の前記位置決め用突起と対応する位置にそれ
ぞれ切欠を設けることによって達成される。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第2図ないし第5図はそれぞれ本考案の一実施例を示す
第2図および第3図において、1は鉄心で、その周りに
ボビンを介してコイル2が巻回されている。
3は鉄心1に固定された継鉄で、先端において接極子4
を回動可能に支持している。
コイル2を励磁すると、継鉄3の端部と接極子4の端部
との間に掛けた復帰スプリング5の荷重に打ち勝って、
第2図の状態のように鉄心1は接極子4を吸引し、接極
子4に固着された絶縁物ブロック6、板ばね製の可動接
触子7を介して可動接点8を駆動し、固定接点11との
間でそれぞれ開閉を行なわせる。
また、コイル2の励磁を解くことによって接極子4、絶
縁物ブロック6、可動接触子7は復帰スプノング5の力
によって元の状態に復帰する。
絶縁物ブロック6は、第3図に示すように、上部ブロッ
ク61と下部ブロック62とから構成される。
両ブロックとも合成樹脂成形面である。上部ブロック6
1は2本の柱状突起611を有し、また、3条の溝61
2を持っている。
下部ブロック62は2つの貫通孔621と3条の溝62
2、多数個の位置決め突起623a〜623dを有し、
更に可動接触子7と接極子4および継鉄3との絶縁間隔
を保つための絶縁カバー624,624を有している。
このブロック6の組立は次のように行なう。
まず、可動接点8を有する可動接触子7の切欠71を下
部ブロック62の突起623a〜623dに係合させて
位置決めしながら上部ブロック61の柱状突起611を
下部ブロック62の貫通孔621に通し、次に接極子4
を下部ブロック62の絶縁カバー624の裏側に形成さ
れた凹部626に収納したのち柱状突起611を接極子
4の孔41に挿入する。
なお、第3図におけるハツチングは凹部626を明確に
するため一部断面を示している。
しかる後、上部ブロック61の柱状突起611のアーマ
チュア4の下面より突出した部分を加熱、あるいは超音
波振動などによって変形膨大せしめ、上下ブロック61
,62、可動接触子7および接極子4を一体に結合させ
る。
上下ブロック61.62に設けた溝612,622は、
多極接触子(図においては4極)間の絶縁間隙を保つも
のであり、可動接触子7の一点鎖線で示した橋絡部72
.73は組立作業を容易にするための役目をもちあらか
じめ4極用可動接触子として橋絡した状態で一体に形成
されているもので、絶縁物ブロック6と結合せしめられ
た後に切断除去される。
また、図示していないが、可動接触子の固着をより完全
なものとするため、可動接触子の平坦面に鋭角突起を形
成し、合成樹脂から成る上下ブロックに喰い込ませるこ
ともできる。
上記の例においては4極の可動接触子を示しているが、
第4図および第5図に示すような2極用および3極用の
可動接触子を第2図および第3図に示す絶縁物ブロック
6に取付けることもできる。
第4図は2極用の可動接触子を示し、可動接触子730
の切欠731,732は第3図に示す下部ブロック62
の位置決め用突起623 a 、623 bにそれぞれ
係合し、可動接触子733の切欠734,735は第3
図の位置決め用突起623 a 、623 bと反対側
に設けた図では下部ブロック62に隠れて見えない位置
決め用突起にそれぞれ係合する。
これにより上部ブロック61を下部ブロック62に密着
させると2極用の可動接触子が得られる。
第5図は3極用の可動接触子を示し、両端の可動接触子
736.737は第4図に示したものと同様に下部ブロ
ック62の位置決め用突起に係合し、中央部の可動接触
子738の切欠739は第3図に示す位置決め用突起6
23Cにそれぞれ係合し、切欠740は位置決め用突起
623dにそれぞれ係合する。
これにより上部ブロック61を下部ブロック62に密着
して取付けると3極用の可動接触子が得られる。
このように本考案においては一種類の絶縁物ブロックを
2極、3極、4極用に兼用させることができる。
2〜4極のシリーズ化を図る場合、絶縁物ブロックの構
成部品数は下表の通りとなる。
なお、第2図に示すように、基台15に継鉄3をねし止
めし、接点端子板12、コイル端子板13は基台15に
圧入などによって固着し、リード線14によって可動接
触子7と接点端子板12とを接続し、最後に保護カバー
16を基台15に取付けることによって継電器は完成す
る。
以上のように、この考案によれば、絶縁物ブロックを上
下に2分割し、その間に可動接触子を介在させるように
したので、可動接触子の反り、変形等がなくなる。
従って、接点部における接触圧力、接点間空隙、動作・
復帰・切換時間のばらつきが少なくなるので、調整作業
を必要としない、安価にして信頼度の高い電磁継電器を
提供することができ、これにより自動組立化も容易に可
能となる。
また、絶縁物ブロックに絶縁カバーおよびリベットの機
能を兼ねさせることができるので、部品点数を減らすこ
とができる。
そして前記絶縁物ブロックは2極、3極、4極用に共用
することができ、これにより高価な一体成形型(インサ
ート成形型)が異なる極数の電磁継電器にただ1個のみ
で良く、シリーズ化をした場合にも価格を安価とするこ
とが可能であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の絶縁物ブロックを接極子および可動接触
子等とともに示す側面図、第2図は本考案による絶縁物
ブロックを備えた電磁継電器の側面図、第3図は本考案
による絶縁物ブロックを接極子および可動接触子ととも
に示す分解斜視図、第4図および第5図はあらかじめ可
動接触子を橋絡して一体に形成されている状態を示す2
極用可動接触子および3極用可動接触子の斜視図である
。 3:継鉄、4:接極子、6:絶縁物ブロック、61:上
部ブロック、62:下部ブロック、623a〜623d
:位置決め用突起、7,730,733,736,73
7.738 :可動接触子、731.732,734,
735,739,740 :切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継鉄に回動自在に支持された接極子に固着されかつ合成
    樹脂成形品からなる絶縁物ブロックを上下二つのブロッ
    クに分割して両ブロックの間に可動接触子を挟持し、前
    記絶縁物ブロックの上部ブロックに柱状突起を一体成形
    してこの柱状突起を下部ブロックと接極子に貫通させて
    その先端をかしめることにより接極子、絶縁物ブロック
    および可動接極子を一体化してなる電磁継電器において
    、前記二つに分割された絶縁物ブロックの少なくとも一
    方のブロックに一体に成形され、かつ異なる極数に応じ
    て可動接触子の位置決めを行なう複数個の位置決め用突
    起を設け、異なる極数毎の可動接触子の前記位置決め用
    突起と対応する位置にそれぞれ切欠を設けたことを特徴
    とする電磁継電器。
JP1978022094U 1978-02-22 1978-02-22 電磁継電器 Expired JPS5846505Y2 (ja)

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JP1978022094U JPS5846505Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 電磁継電器

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JP1978022094U JPS5846505Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS54125435U JPS54125435U (ja) 1979-09-01
JPS5846505Y2 true JPS5846505Y2 (ja) 1983-10-22

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ID=28856211

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JP1978022094U Expired JPS5846505Y2 (ja) 1978-02-22 1978-02-22 電磁継電器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812126U (ja) * 1971-06-23 1973-02-10

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50118446U (ja) * 1974-03-14 1975-09-27
JPS5630126Y2 (ja) * 1975-05-31 1981-07-17

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4812126U (ja) * 1971-06-23 1973-02-10

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JPS54125435U (ja) 1979-09-01

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