JP2917508B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2917508B2 JP2319923A JP31992390A JP2917508B2 JP 2917508 B2 JP2917508 B2 JP 2917508B2 JP 2319923 A JP2319923 A JP 2319923A JP 31992390 A JP31992390 A JP 31992390A JP 2917508 B2 JP2917508 B2 JP 2917508B2
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隆一 佐藤
光弘 河合
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/026Details concerning isolation between driving and switching circuit

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁継電器、特に小型の電磁継電器に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、小型の電磁継電器としては、第7図および第8
図に示すように、可動ブロック1をベース2とコイルブ
ロック3との間に配設したものがある。
前記可動ブロック1は、可動鉄片4の下方に一対の可
動接触片5,5を並設し、支持部6で一体化したものであ
る。また、前記コイルブロック3は、図示しない鉄芯に
スプール7を介してコイル8を巻回したもので、前記ス
プール7の両端に形成される鍔部7a,7bにはコイル端子1
0をインサート成形してある。そして、可動ブロック1
をコイルブロック2の中央部下面に回動可能に支持し、
コイル端子10の脚部10aをベース2に圧入することによ
り、コイルブロック3をベース2に載置する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記電磁継電器では、コイルブロック
3とベース2との間に可動ブロック1が配設されている
ため、装置の小型化に伴い、可動鉄片4および可動接触
片5、特にその可動接点5aが前記コイル端子10の脚部10
aに接近し、両者の間で耐電圧が低くなっていた。
しかも、前記可動ブロック1が配設されている分、コ
イル端子10の脚部10aが長くなるので、この脚部10aはベ
ース2に圧入する際に変形しやすく、組立性が悪くなっ
ていた。
そこで、本発明は小型でも耐電圧が高く、組立性に優
れた電磁継電器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は前記目的を達成するために、ベースブロック
上に、可動鉄片及び可動接触片と、コイルを巻回したス
プールの両端鍔部から突設したコイル端子の脚部を下方
側に延在してなるコイルブロックとを順次積載し、該コ
イルブロックの励磁・消磁に基づいて前記可動鉄片を回
動することにより、可動接触片を駆動して接点を開閉す
る電磁継電器において、 前記ベースブロックの両端部に係合受部を形成し、 前記コイル端子の脚部をスプールの鍔部端面から水平
に突出させ、下方に向かって屈曲することにより前記可
動鉄片及び可動接触片の近傍に位置する部分を絶縁性樹
脂からなるサイドプレートで被覆し、 前記サイドプレートに、前記コイル端子の脚部を下方
に向かって屈曲することにより、積載方向とは略直交す
る方向からベースブロックの係合受部に係止される係合
部と、該ベースブロックの一部と重なり、接点開閉部と
コイル端子の下端部との間の沿面距離を増大させる幅広
部とを形成したものである。
(作用) したがって、本発明によれば、前記可動鉄片および可
動接触片近傍に位置するコイル端子の脚部を覆う絶縁性
樹脂からなるサイドプレートにより、実質的に脚部の剛
性が向上する。また、サイドプレートの係合部を、積載
方向とは略直交する方向からベースブロックの係合受部
に係止することにより、簡単かつ安定した組付け状態を
得ることができる。そして、組付け状態では、サイドプ
レートの幅広部により、可動鉄片及び可動接触片、特に
接点開閉部と、コイル端子の脚部との間に十分な沿面距
離を確保し、絶縁性を高めることが可能となる。
(実施例) 次に、本発明に係る電磁継電器の一実施例について第
1図ないし第3図を参照して説明する。
本電磁継電器は、大略、第1ベースブロック20、可動
ブロック30、第2ベースブロック40、コイルブロック50
およびケース70からなる。
前記第1ベースブロック20は略長方形板状体で、四隅
に台座部21が設けられている。これらの台座部21から矢
印A,A′方向に爪部22が延在するとともに、台座部21の
側面には第1ガイド部23を備えた溝部24がそれぞれ設け
られており、さらに、各溝部24にはそれぞれ突起24aが
突出している。
また、前記第1ベースブロック20の対向する長辺縁部
の中央部には共通端子25,25がそれぞれインサート成形
されている。前記共通端子25,25は略T字形の上方部を
折り曲げた溶接部26を第1ベースブロック20の上面から
突出させている。そして、この溶接部26の上面中央部に
は矢印B,B′方向に溝部27が形成されている。
さらに、第1ベースブロック20は、前記溶接部26,26
の両側近傍に第2ガイド部28を突設しているとともに、
両共通端子25,25の間に位置する部分に一対の突部29,29
を突設している。
前記可動ブロック30は、可動鉄片31の両側部に可動接
触片32を並設し、樹脂材からなる支持部33で成形一体化
したものである。前記可動鉄片31は両端部を除く部分が
幅狭の略I字形をしている一方、前記可動接触片32は導
電性薄板からなり、前記可動鉄片31の側面に沿った形状
に屈曲している。また、この可動接触片32の両端部には
いわゆるツイン構造の可動接点36がそれぞれ設けられ、
可動接触片32の中央部からは側方に略T字形の接続部34
が延在している。
なお、前記支持部33の上面側中央部には凹所35が設け
られ、前記可動鉄片31の上面中央部が露出している。
前記第2ベースブロック40は、絶縁性樹脂材からなる
長方形板状体42の四隅に固定接触片43をインサート成形
したものである。この第2ベースブロック40の中央部に
は、矢印B,B′方向に延びる長孔41が設けられ、両短辺
の中央部には係合溝部49,49がそれぞれ設けられ、これ
らの係合溝部49,49には一対の突部49a,49aが矢印A,A′
方向に突出している。前記固定接触片43の脚部44は、前
記板状体42の下面四隅に設けた台部47の係合凹部48内を
下方に向かって突出している。そして、これら脚部44の
上方部には貫通孔45が設けられている。
また、前記板状体42の短片側端面から矢印A,A′方向
に、固定接触片43の端部がそれぞれ突出し、その端部下
面には固定接点46が設けられている。
前記コイルブロック50は、略コ字形の鉄芯51の一端部
を外方に折り曲げるとともに、中央部に永久磁石52を当
接し、絶縁性樹脂材料からなるスプール53で一体化した
後、コイル54を巻回したものである(第2図参照)。前
記スプール53の両端部に形成される鍔部55,59の上方両
端部にはコイル端子56,56がインサート成形され、下端
部には段部55a,59aが形成されている。前記コイル端子5
6の上端部は、コイル引出線からげ部57,57となって前記
スプール53の鍔部55,59から上方に突出している。
一方、前記コイル端子56の脚部58は、隣合うコイル端
子56,56の中間部分が前述のインサート成形と同時にサ
イドプレート65にインサート成形されている。このサイ
ドプレート65は接点フォロー測定用の貫通孔66を有し、
外方端部に幅が広くなった幅広部67が設けられており、
その基部には係合部67a,67aを備えている。
このように、隣合うコイル端子56,56をサイドプレー
ト65,65によって一体化したので、脚部58,58の間の距離
が正確に設定できるとともに、これら脚部58,58の強度
を向上させることができる。
なお、前記コイル端子56は、第1コイルブロック20へ
の取付前は、脚部58が矢印A,A′方向に延びており、取
付時に第1図に示すように折り曲げる。
また、前記コイル端子56のうち、鍔部59に設けたもの
はコイル54を巻回しないダミーとなっている。
前記ケース70は下面が開口する箱体形状で、天井面の
一方の短辺側中央部にはガス抜き孔71が設けられてい
る。
次に、前記構成からなる電磁継電器の組立作業につい
て説明する。
まず、可動ブロック30の接続部34を第1ガイド部28に
よってガイドしながら共通端子25の溶接部26に当接して
前記可動ブロック30を第1ベースブロック20に載置す
る。そして、前記接続部34と前記溶接部26とを溶着する
ことにより、前記可動ブロック30を接続部34を支点とし
て回動自在に支持する。
次に、第2ベースブロック40を第1ベースブロック20
に組み付ける。この組付では、まず固定接触片43の脚部
44を第1ベースブロック20の側面に圧接させて押し広げ
ることにより、矢印B,B′方向に弾性変形させる。そし
て、前記脚部44に設けた貫通孔45を前記第1ベースブロ
ック20の突起24aに係合し、前記脚部44を元の形状に復
帰させる。これにより、前記脚部44の水平方向に屈曲し
た部分が第1ベースブロック20の下面に当接するので、
第2ベースブロック40は第1ベースブロック20に仮止め
される。
またこのとき、前記第2ベースブロック40は、前記脚
部44と、その背後に形成された係合凹部48との間に、第
1ベースブロック20の第1ガイド部23を係合して位置決
めされることになる。その後、前記突起24aを熱かしめ
して、前記第2ベースブロック40を第1ベースブロック
20に固定する。
続いて、コイルブロック50を組み付ける。この組付時
には、コイル端子56の脚部58は矢印A,A′方向に延びた
状態にある。
そこでまず、スプール53の鍔部55,59の下端突出部を
前記第1ベースブロック20の係合溝部49に係合し、スプ
ール53を第1ベースブロック20に位置決めする。そし
て、前記脚部58を折り曲げ、サイドプレート65の係合部
67aを第1ベースブロック20の爪部22に係合してコイル
ブロック50を第1ベースブロック20に固定する。
この状態では、前記脚部58は、サイドプレート65によ
って可動鉄片31および可動接触片32から絶縁されて両者
間の耐電圧は高くなっている。
そして、前記サイドプレート65に設けた貫通孔66を介
して非磁性の薄板を差し込み接点フォローの測定を行
う。ここでもし、所望の接点フォローを得られない場合
には、第1ベースブロック20の爪部22をたわませてサイ
ドプレート65の係合部67との係合を解除し、コイルブロ
ック50を取り外した後、固定接点46を設けた固定接触片
43の水平先端部を変形させて調整する。
最後に、ケース70の天井面をスプール53の鍔部55,59
の上面に当接させて前記第1ベースブロック20に嵌合
し、嵌合部分をシール部材で密封した後、ガス抜き孔71
から内部ガスを抜いて熱封止することにより組立作業が
終了する。
このようにして組み立てられた電磁継電器は、コイル
54に電圧を印加していない無励磁の状態では、コイルブ
ロック50の鉄芯51の一端部が外方に折り曲げられ、その
面積が他方に比べて広くなって磁気バランスを崩してい
るため、可動鉄片31は一方に回動しており、一方の可動
接点36が他方の固定接点46に閉成している。
したがって、この状態から前記コイル54に電圧を印加
してコイルブロック50を励磁すると、可動鉄片31が回動
して他方の可動接点36を他方の固定接点46に閉成し、前
記接点36,46は開離する。また逆に、前記励磁を解く
と、可動鉄片31は再び元の位置に復帰する。
なお、前記実施例では、コイルブロック50の鉄芯51の
形状により磁気バランスを崩して、いわゆる自己復帰型
の電磁継電器としたが、前記可動鉄片31の一端側の上面
に絶縁性薄板を貼着するようにして前記形式のものとし
てもよく、また、いずれの加工も施さずに、いわゆる自
己保持型のものとしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明に係る電磁継
電器では、コイル端子の脚部に設けたサイドプレートの
係合部をコイルブロックの係合受部に係止することによ
り組付けできるようにしたので、ベースブロックへの各
構成部材の組み付けを簡単で安定したものとすることが
できる。
また、サイドプレートにベースブロックの一部と重な
る幅広部を形成するようにしたので、可動鉄片及び可動
接触片、特に接点開閉部とコイル端子の下端部との間の
沿面距離を増大して耐電圧を高めることが可能となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電磁継電器の分解斜視図、第2図
は第1図の正面断面図、第3図は第1図の平面断面図、
第4図は第1図の側面断面図、第5図はコイルブロック
の平面図、第6図は第5図の正面図、第7図および第8
図は従来例に係る電磁継電器の部分正面図および部分側
面図である。 20……第1ベースブロック、22……爪部(係合受部)、
30……可動ブロック、31……可動鉄片、32……可動接触
片、36……可動接点、40……第2ベースブロック、46…
固定接点、50……コイルブロック、54……コイル、65…
…サイドプレート、67……幅広部、67a……係合部。
フロントページの続き (72)発明者 迫 和美 京都府京都市右京区花園土堂町10番地 オムロン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−60022(JP,A) 実開 昭52−9747(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 50/44 H01H 51/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースブロック上に、可動鉄片及び可動接
    触片と、コイルを巻回したスプールの両端鍔部から突設
    したコイル端子の脚部を下方側に延在してなるコイルブ
    ロックとを順次積載し、該コイルブロックの励磁・消磁
    に基づいて前記可動鉄片を回動することにより、可動接
    触片を駆動して接点を開閉する電磁継電器において、 前記ベースブロックの両端部に係合受部を形成し、 前記コイル端子の脚部をスプールの鍔部端面から水平に
    突出させ、下方に向かって屈曲することにより前記可動
    鉄片及び可動接触片の近傍に位置する部分を絶縁性樹脂
    からなるサイドプレートで被覆し、 前記サイドプレートに、前記コイル端子の脚部を下方に
    向かって屈曲することにより、積載方向とは略直交する
    方向からベースブロックの係合受部に係止される係合部
    と、該ベースブロックの一部と重なり、接点開閉部とコ
    イル端子の下端部との間の沿面距離を増大させる幅広部
    とを形成したことを特徴とする電磁継電器。
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