JP2625928B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP2625928B2
JP2625928B2 JP18380088A JP18380088A JP2625928B2 JP 2625928 B2 JP2625928 B2 JP 2625928B2 JP 18380088 A JP18380088 A JP 18380088A JP 18380088 A JP18380088 A JP 18380088A JP 2625928 B2 JP2625928 B2 JP 2625928B2
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • H01H51/2281Contacts rigidly combined with armature
    • H01H51/229Blade-spring contacts alongside armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/026Details concerning isolation between driving and switching circuit

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  • Electromagnetism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電磁継電器に関する。
(従来技術) 従来、電磁継電器としては、例えば、第4図ないし第
6図に示すように、断面略コ字形状の箱形ベース1と、
鉄芯20の両端部を対向するように屈曲してなる磁極片21
a,21b間に永久磁石28を配し、かつ、前記鉄芯20にコイ
ル27を巻回して形成され、前記箱形ベース1内に収納さ
れた電磁石ブロック2と、平板形状の接極子30の略中央
部に一体化した樹脂製支持部36を有し、この支持部36を
前記永久磁石28の上端部に揺動自在に支持することによ
り、前記接極子30の両端部を前記磁極片21a,21bの上端
部にそれぞれ接離可能に対向させた接極子ブロック3と
からなり、前記コイル27の励磁,消磁に基づき、前記永
久磁石28の上端部を支点として接極子ブロック3が揺動
することにより、接極子30の両側部に配した可動接触片
31の可動接点32が、前記箱形ベース1の内側隅部に配し
た固定接点13aに接離し、接点を開閉するものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来例にかかる電磁継電器では、コイ
ル27と、可動接点32および固定接点13aとが接近してい
るので、耐電圧が低いという問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、耐電圧が高い電磁継電
器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記目的を達成するため、内部空間を仕切
り壁で上下に2分割し、上方収容部と下方収容部とを形
成した断面略H字形状のベースと、鉄芯の両端部を対向
するように屈曲してなる磁極片の間に永久磁石を配し、
かつ、前記鉄芯にコイルを巻回して形成され、前記ベー
スの下方収容部内に、前記仕切り壁の下面に前記磁極片
および永久磁石の上端面を当接させて収納された電磁石
ブロックと、磁性材からなる平板形状の接極子の中央部
に支持部を形成し、前記ベースの上方収容部内に、前記
支持部を前記永久磁石の上方に位置する仕切り壁の上面
に揺動自在に支持して収納され、前記電磁石ブロックの
励磁,消磁に基づき、前記支持部を支点として揺動する
前記接極子を介し、接点を開閉する接極子ブロックと、
からなる構成としてある。
(作用) したがって、本発明によれば、電磁石ブロックと接極
子ブロックとが、ベースに設けた仕切り壁で上下に仕切
られることになる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を第1図ないし第3図に示す
添付図面に従って説明する。
本実施例にかかる電磁継電器は、第1図ないし第3図
に示すように、概略、ベース1,電磁石ブロック2,接極子
ブロック3およびケース4で構成されている。
I.概略構成 以下、各部の構成について説明する。
(i)ベース1 ベース1は絶縁製の合成樹脂からなり、仕切り壁11で
内部空間を上下に仕切られた断面略H字形状のベース本
体10には、上方に開放する上方収容部11aと、下方に開
放する下方収容部11bとが形成され、長辺方向の両外側
部には上下方向に溝部10a,10b,10b,10c,10cがそれぞれ
形成されている。なお、説明の便宜上、第2図に示す平
面断面図は仕切り壁11を透視した状態を図示する。
溝部10b,10cは、溝部10aを中心に左右に対称に振り分
けられており、溝部10a,10b,10cには夫々共通端子12,固
定接点端子13,コイル端子14のリード部が夫々位置して
いる。
各端子12,13,14の上部はベース本体10の中に埋め込ま
れて一体化されており、共通端子12の先端接点部12a,12
aは、本体10の長辺方向略中央部に形成されている凹部1
8の上面に露出し、固定接点端子13の固定接点13aは上方
収容部11aの四隅に形成された台部15の上面に位置し、
かつ、上方側に向けて夫々露出している一方、コイル端
子14の接点部14aは前記ベース本体10の短辺方向内側に
形成され、かつ、下方収容部11bを形成する凹所16から
下方側に向けて夫々露出しており、さらに、コイル端子
接点部14aの上方近傍には、ベース本体10の外部に通じ
る溶接電極挿入用の案内部17が形成されている。
(ii)電磁石ブロック2 電磁石ブロック2は、概略、鉄心20,スプール23,コイ
ル27,永久磁石28で構成されている。
鉄心20は、第3図に示すように、磁性材からなる断面
長方形状を有する板材の両端部を上方に屈曲することに
より、鉄心本体22の両端部に対向する磁極片21a,21bを
夫々形成し、さらに、一方の磁極片21aの上端部を外方
に屈曲することにより、前記鉄心本体22にほぼ平行な水
平部21cが形成されている。
永久磁石28は上下に夫々磁極が形成された長方形状の
もので、鉄心本体22の略中央部に配置されている。
スプール23は鉄心本体22を被覆するように鉄心20に一
体的に形成されており、両端部には鍔部24,24が形成さ
れていると共に、これらの間には鍔部に兼用できる保持
部29が形成され、該保持部29には、永久磁石28がその上
部が露出した状態で一体的に保持されている。
コイル27は鍔部24,24と保持部29との間に夫々巻回さ
れており、端部は鍔部24,24に一体成形されている中継
端子25のコイル巻回部26にからげてそれぞれ電気接続さ
れている。
(iii)接極子ブロック3 接極子ブロック3は、接極子30,可動接触片31,31,支
持部36で構成されている。
接極子30は磁性材からなる平面長方形の板材であり、
可動接触片31は両端側にいわゆるツイン構造の可動接点
32をそれぞれ有し、中央部を側方に延在して導出部34を
形成したもので、この導出部34の先端部には接極子30の
長辺に沿って両側に延在した翼部35,35を有する平面略
T字状の接点接続片33を設けてある。そして、可動接触
片31は接極子30の長辺方向に沿って両側に平行に配置さ
れ、合成樹脂からなる絶縁性の支持部36により、接極子
30に一体化されている。ただし、一体化された状態で、
前記T字状の接続片33は、支持部36の側部から突出して
いる。
前記支持部36の下面中央部には、第3図に示すよう
に、前記仕切り壁11の突状11cに嵌合可能な凹溝36aが形
成されている一方、前記接極子30の下面中央部には突き
出し加工で中央突部30aが設けられている。
(iv)ケース4 ケース4は合成樹脂からなり、ベース1に外装可能な
箱形状を有している。
II.組立 以上の構成からなる電磁継電器の組立について説明す
る。
まず、第1図において、ベース1の下方収容部11bに
電磁石ブロック2を装着する。この状態で、電磁石ブロ
ック2の中継端子25は、第3図に示すように、ベース本
体10のコイル端子接続部14aの下面に対向する。ただ
し、本実施例において、第3図に示すように、仕切り壁
11の下面から中継端子25の上面までの距離(h1)は、仕
切り壁11の下面からコイル端子接点部14aの下面までの
距離(h2)よりも若干大きく設定されているため、中継
端子25と接点部14aとの間には若干の隙間がある。
ついで、溶接機(図示せず)の一方の電極を案内部17
(第1図参照)から上方に向かって差し込んでコイル端
子接点部14aの上面に当接させ、他方の電極を中継端子2
5の下面に押しあて、中継端子25を弾性変形させてコイ
ル端子接点部14aに押圧した状態で両者を溶接して一体
化する。
この結果、中継端子25自身の復元力により、電磁石ブ
ロック2はベース1に押し付けられた状態で仮固定され
る。
なお、レーザ等で中継端子25と接点部14aとを溶接す
る場合は、ベース1に電磁石ブロック2を装着した状態
で、端子25と接点部14aとを重ね合うようにすればよ
く、この場合、案内部17は不要である。
次に、第3図に示すように、接極子ブロック3の凹溝
36aを仕切り壁11の突条11cに嵌合,位置決めし、突条11
cの上面に接極子30の中央突部30aを揺動可能に支持す
る。
接極子30の両端部は、仕切り壁11をはさんで磁極片21
a,21bの上面に対向し、仕切り壁11との間には作用空間
Sが形成されるとともに、永久磁石28の磁力に基づき、
永久磁石28,鉄心20,接極子30を結ぶ磁気回路が形成され
る。
そして、可動接触片31のT字状接続片33は、第2図に
示すように、その翼35,35が共通端子12の接点部12a,12a
の上に位置するとともに、可動接点32は固定接点13aに
それぞれ対向し、第3図に示すように、接極子ブロック
3が矢印a (a′)方向に動作した状態で図中右側(左側)の可動
接点32と固定接点13aとが接触する一方、左側(右側)
の可動接点32と固定接点13aとが離間して作用空間Sが
形成されるようになっている。
次に、T字状接続片33における翼35,35の先端側を、
接続部12a,12aにそれぞれ溶接して両者を電気接続す
る。
なお、T字状接続片33につながる導出部34は細く、か
つ、翼部35の付け根の部分には半円形の切欠部34a(第
2図参照)を形成してあるため、導出部34のねじり抵抗
および翼部35の根元の曲げ剛性は小さく、接極子ブロッ
ク3の揺動動作を妨げないので、接極子ブロック3は円
滑に揺動する。
最後に、以上のごとく内部構成部品を装着,調整した
ベース1にケース4を外装し、ベース1とケース4との
間にシール用樹脂5を充填して密封シールする。
III.動作 以上のようにして形成された電磁継電器の動作につい
て説明する。
コイル端子14に電流が印加されていない無励磁状態に
あっては、鉄心20の磁極片21aと21bとでは、磁極片21a
の方が接極子30との対向面積が大きく、左右の磁気バラ
ンスが崩れているため、接極子30は矢印a方向に動作し
て第3図に示す状態を保持する。
コイル端子14,14を介して左右のコイル27,27に電流を
印加し、また、その方向を切り替えて鉄心20を励磁する
と、第3図に示すように、接極子ブロック3は中央突部
30aと突条11cの上面との接点を支点として矢印a又は
a′方向に揺動し、可動接点32が固定接点13aに接離し
て切り換わる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、電
磁石ブロックと接極子ブロックとがベースの仕切り壁で
仕切られるので、電磁石ブロックと接極子ブロックとの
間における絶縁性が高まり、耐電圧が高くなる。
このため、ベースとケースとからなるハウジングの内
部空間に内部構成部品を従来例より接近させて組み込む
ことができるので、ハウジング内における内部構成部品
の占有率が大きくなり、従来例よりも前記ハウジング内
の空気量が少なくなる。この結果、コイル等の発熱によ
って内部の空気が膨張しても、従来例のように内気圧が
高くならないので、ベース等の肉厚を薄くでき、装置を
小型化できる。
しかも、電磁石ブロックから有機ガスが発生しても、
仕切り壁が有機ガスと可動接点等との接触を防止するの
で、有機ガスによる接触不良を防止できる。
さらに、本考案では従来例のように接極子が永久磁石
に接触するのではなく、仕切り壁に接触するので、摩擦
が小さくなり、接極子ブロックの揺動動作が円滑にな
り、動作特性が安定する。
そして、仕切り壁の下面に鉄芯の磁極片の上端面が当
接するので、仕切り壁を遮断板として利用でき、部品点
数が減少するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明にかかる電磁継電器を示
し、第1図は分解斜視図、第2図は平面断面図、第3図
は側面断面図、第4図ないし第6図は従来例にかかる電
磁継電器を示し、第4図は部分斜視図、第5図は平面断
面図、第6図は側面断面図である。 1……ベース、2……電磁石ブロック、3……接極子ブ
ロック、11……仕切り壁、11a……上方収容部、11b……
下方収容部、20……鉄芯、21a,21b……磁極片、27……
コイル、28……永久磁石、30……接極子、36……支持
部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部空間を仕切り壁で上下に2分割し、上
    方収容部と下方収容部とを形成した断面略H字形状のベ
    ースと、 鉄芯の両端部を対向するように屈曲してなる磁極片の間
    に永久磁石を配し、かつ、前記鉄芯にコイルを巻回して
    形成され、前記ベースの下方収容部内に、前記仕切り壁
    の下面に前記磁極片および永久磁石の上端面を当接させ
    て収納された電磁石ブロックと、 磁性材からなる平板形状の接極子の中央部に支持部を形
    成し、前記ベースの上方収容部内に、前記支持部を前記
    永久磁石の上方に位置する仕切り壁の上面に揺動自在に
    支持して収納され、前記電磁石ブロックの励磁,消磁に
    基づき、前記支持部を支点として揺動する前記接極子を
    介し、接点を開閉する接極子ブロックと、 からなることを特徴とする電磁継電器。
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