JPH0515701Y2 - - Google Patents

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JPH0515701Y2
JPH0515701Y2 JP1987036501U JP3650187U JPH0515701Y2 JP H0515701 Y2 JPH0515701 Y2 JP H0515701Y2 JP 1987036501 U JP1987036501 U JP 1987036501U JP 3650187 U JP3650187 U JP 3650187U JP H0515701 Y2 JPH0515701 Y2 JP H0515701Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電磁継電器、特に小形の電磁継電器
に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、巻枠モールドのガイド部に接点ばね
駆動用カードのストツパーを設け、このストツパ
ーを上記接極子のバツクストツプに兼用しうるよ
うにしたことにより、バツクストツプのために余
分な部品が不必要となり、かつバツクストツプ時
において発生する音が小さくなる電磁継電器を得
るようにしたものである。
〔従来の技術及び問題点〕
従来から、電磁継電器には静音性を有すること
が求められている。
また、電磁継電器には、小形であることが求め
られてる。
さらに、電磁継電器には、巻線部と接点部との
間の絶縁耐圧が高いことが求められる場合が多
い。
しかしながら、従来の技術による電磁継電器に
おいては、接極子がケースに形成されたストツパ
ーに当たる構成になつている場合が多く、発生す
る音が比較的に大きくなるという問題があつた。
また、通常、小形化と絶縁耐圧を高くすること
は相反し、小形で絶縁耐圧の高い電磁継電器はな
かつた。
したがつて、本考案は、沿面距離が確保されて
絶縁耐圧の問題のない小型の継電器を形成するこ
とができるとともに、バツクストツプ時において
発生する音の小さい電磁継電器を得ようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、例えば、第1図および第2図に示す
ように、巻線3の施された鉄心1の両端に固定さ
れる継鉄2,2′と、継鉄2,2′と一体的に形成
される巻枠モールド4,4′と、これら巻枠モー
ルド4,4′のうち、一方の巻枠モールド4から
突出して形成され、カードDをガイドするガイド
部5,6とを有する電磁石組立体Aと、継鉄2,
2′にまたがつて配され、その先端にカードDが
取り付けられる接極子9と、カードDによつて駆
動される接点ばね24,24とを備える電磁継電
器において、第1の絶縁壁16と該第1の絶縁壁
16の両側縁から互いに反対方向に延在する第2
及び第3の絶縁壁15,17とを有する絶縁基台
Bを有し、電磁石組立体Aと接極子9とは絶縁基
台Bの第1及び第2の絶縁壁16,15で囲われ
た一の空間に配されるものであり、接点ばね2
4,24は絶縁基台Bの第1および第3の絶縁壁
16,17で囲われた他の空間に配されるもので
あり、巻枠モールド4のガイド部5,6にカード
Dのストツパー32を設け、ストツパー32を接
極子9のバツクストツプに兼用しうるようにした
ものである。
〔作用〕
このように構成される本願考案によれば、S字
形の絶縁壁15〜17により接点ばね24,24
に対して電磁石組立体Aと接極子9とが隔離され
ることで、沿面距離が確保されて絶縁耐圧の問題
のない小型の継電器を形成することができるとと
もに、巻枠モールド4のガイド部5,6にカード
Dのストツパー32を設け、ストツパー32を接
極子9のバツクストツプに兼用しうるようにした
ので、バツクストツプのための余分な部品が不必
要となりかつバツクストツプ時において発生する
音が小さくなる。
〔実施例〕
第1図は、本考案の好適な実施例を示す分解斜
視図である。同図において、Aは電磁石組立体、
Bは絶縁性基台、Cは接極子部、Dは接点ばね駆
動用カード部を示す。
電磁石組立体Aにおいて、1は鉄心、2及び
2′は継鉄、3は巻線、4及び4′は巻線両端にお
いて継鉄2,2′と一体に形成された巻枠モール
ド、5及び6は一方の巻枠モールド4の両側に付
加されたガイド・ブロツク(ガイド部)、7は段
部、8は巻線端子を示す。鉄心1と継鉄2,2′
は一体になつており、巻線3の実際の巻回数はも
つと多く、巻線3の両端は端子8の露出した上端
に半田付けされている(図示せず)。
接極子部Cにおいて、9は接極子、10はヒン
ジばね、11は接点ばね駆動用カードを取付ける
ための係合片を示す。接点ばね駆動用カード部D
において、12は接極子の係合片11と係合する
穴、13はカード本体、14は接点ばね駆動凸起
を示す。
絶縁基台Bにおいて、15,16及び17は巻
線3と接点ばね間の絶縁壁、18,19及び20
は継鉄2,2′と接点ばね間の絶縁壁、21及び
22は巻枠モールド4のガイド・ブロツク5及び
6のガイドを示す。
絶縁壁15,16及び17は、巻線部と接点部
との沿面距離を長くして隔離効果を高めるため、
断面がほぼS字形になつている。
第2図は、第1図の絶縁基台Bを反対側から見
た斜視図である。同図において、23は接点ばね
収納空間、24は1組の接点ばね、25は接点ば
ね端子、26はカードの駆動凸起14と係合する
穴を示す。絶縁基台は一体に成形されており、接
点ばね組24及びその端子25はそれぞれの収納
部に固定される。
次に、組立て方を述べる。まず、係合片11と
係合穴12により接極子9の先端にカード13を
取付け、カード13をガイド・ブロツク5,6間
に嵌入し且つヒンジばね10の先(下)端を巻枠
モールド4′と絶縁壁18の間に挟むようにして、
ガイド・ブロツク5,6を基台のガイド21,2
2に合わせて押込む。そのとき、巻枠モールド
4′の凸起27が絶縁壁18に設けた凹部28と
係合し、ガイド部5の凹部29と絶縁壁20の凸
起30と、が係合する。また、絶縁壁19は、巻
枠モールド4、段部7及びガイド部6で形成され
た空間に嵌入される。したがつて、電磁石組立体
A、絶縁基台B及び接極子Cは、ワンタツチで組
立てられる。この状態で、接極子9はヒンジばね
10の弾力によりカード13側が上方向に付勢さ
れ、カード13はガイド・ブロツク5,6間を上
方に摺動するが、カード13の段部31とガイ
ド・ブロツク5,6の内側にあるストツパー32
(一方のみ図示)とによりストツプし、接極子9
と継鉄2の距離が一定に保たれる。すなわち、段
部31と凸部32は、接極子9のバツクストツプ
の役を果している。このバツクストツプ時におい
て、接極子9は、従来の技術及び問題点の項で示
したように、ケースと当たることがないので、ケ
ースが振動せず、発生する音が比較的に小さい。
巻線3に電流が流れると、電磁石が励磁されて
接極子9が継鉄2に吸引され、カード13は巻枠
モールド4のガイド・ブロツク5,6の間を下方
に摺動する。よつて、カード13の駆動凸起14
は、接点ばね先端の穴26に係合して接点ばね組
24を駆動する。
なお、図示は省略したが、必要に応じて全体に
カバーを被せたり、更にカバーの開口部と底板3
3との間にシール材を塗布したりして密封構造と
することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から分かるように、本考案によれ
ば、S字形の絶縁壁15〜17により接点ばね2
4,24に対して電磁石組立体Aと接極子9とが
隔離されることで、沿面距離が確保されて絶縁耐
圧の問題のない小型の継電器を形成することがで
きるとともに、巻枠モールド4のガイド部5,6
にカードDのストツパー32を設け、ストツパー
32を接極子9のバツクストツプに兼用しうるよ
うにしたので、バツクストツプのための余分な部
品が不必要となりかつバツクストツプ時において
発生する音が小さくなるという効果が得られる。
また、本考案によれば、次の如き顕著な効果が
得られる。
1 巻枠モールド4にガイド部5,6を設けた
が、ガイド部の中に巻線端子8を含めることに
より、スペースを有効に利用して小形でスリム
な(幅の狭い)電磁継電器が得られる。
2 接点ばね駆動用カード13はガイド部5,6
により円滑に摺動するので、カード13が長く
なつても安定な動作が得られる。これにより、
絶縁耐圧の問題も解消する。
3 巻枠モールド4とガイド部5,6は一体に成
形できるので、製造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の好適な実施例を示す分解斜視
図、第2図は第1図は絶縁基台を反対側から見た
斜視図である。 3……巻線、4……巻枠モールド、5,6……
ガイドブロツク、8……巻線端子、9……接極
子、13……接点ばね駆動用カード、24……1
組の接点ばね、32……カードのストツパー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻線の施された鉄心の両端に固定される継鉄
    と、該継鉄と一体的に形成される巻枠モールド
    と、これら巻枠モールドのうち、一方の巻枠モー
    ルドから突出して形成され、カードをガイドする
    ガイド部とを有する電磁石組立体と、 上記継鉄にまたがつて配され、その先端に上記
    カードが取り付けられる接極子と、 上記カードによつて駆動される接点ばねとを備
    える電磁継電器において、 第1の絶縁壁と該第1の絶縁壁の両側縁から互
    いに反対方向に延在する第2及び第3の絶縁壁と
    を有する絶縁基台を有し、 上記電磁石組立体と上記接極子とは上記絶縁基
    台の上記第1及び第2の絶縁壁で囲われた一の空
    間に配されるものであり、 上記接点ばねは上記絶縁基台の上記第1および
    第3の絶縁壁で囲われた他の空間に配されるもの
    であり、 上記巻枠モールドのガイド部に上記カードのス
    トツパーを設け、該ストツパーを上記接極子のバ
    ツクストツプに兼用しうるようにしたことを特徴
    とする電磁継電器。
JP1987036501U 1987-03-12 1987-03-12 Expired - Lifetime JPH0515701Y2 (ja)

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