JPH057712Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH057712Y2 JPH057712Y2 JP3520286U JP3520286U JPH057712Y2 JP H057712 Y2 JPH057712 Y2 JP H057712Y2 JP 3520286 U JP3520286 U JP 3520286U JP 3520286 U JP3520286 U JP 3520286U JP H057712 Y2 JPH057712 Y2 JP H057712Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitted
- coil spool
- iron core
- contact spring
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はコイルスプールの前フランジに有する
一対の脚部を接点端子組立体に有する窪みに嵌合
固定する構造を有する電磁継電器に関する。
一対の脚部を接点端子組立体に有する窪みに嵌合
固定する構造を有する電磁継電器に関する。
従来、この種の電磁継電器は、第３図Ａ〜Ｃに
示すように、コイルスプール１を接点端子組立体
４に対し上方からはめ込み矢印Ａ方向に動かすこ
とによつてコイルスプール１の前面に設けた一対
の脚部１ａおよび１ｂが接点端子組立体４の嵌合
窪み４ａおよび４ｂに圧入され、さらにコイルス
プール１の一端の嵌合突起１ｃおよび１ｄがコイ
ル組立体の嵌合窪み４ｃおよび４ｄに係合するこ
とにより固定される構造を有している。
示すように、コイルスプール１を接点端子組立体
４に対し上方からはめ込み矢印Ａ方向に動かすこ
とによつてコイルスプール１の前面に設けた一対
の脚部１ａおよび１ｂが接点端子組立体４の嵌合
窪み４ａおよび４ｂに圧入され、さらにコイルス
プール１の一端の嵌合突起１ｃおよび１ｄがコイ
ル組立体の嵌合窪み４ｃおよび４ｄに係合するこ
とにより固定される構造を有している。
しかしながら、上述の従来の電磁継電器におい
ては、前面フランジ部１１に設けられる一対の脚
部１ａおよび１ｂは第４図に示すように単に横方
向に突出されている構造なので強度に限界があ
り、接点ばね組立体４にコイル組立体１を組込む
ときに前記脚部１ａおよび１ｂにかかる第３図Ａ
中Ｂ方向の圧入力により、これら脚部１ａおよび
１ｂが変形あるいは損傷するという問題点があ
る。
ては、前面フランジ部１１に設けられる一対の脚
部１ａおよび１ｂは第４図に示すように単に横方
向に突出されている構造なので強度に限界があ
り、接点ばね組立体４にコイル組立体１を組込む
ときに前記脚部１ａおよび１ｂにかかる第３図Ａ
中Ｂ方向の圧入力により、これら脚部１ａおよび
１ｂが変形あるいは損傷するという問題点があ
る。
本考案の電磁継電器は、両端下部から下方向お
よび両外方向に伸ばされた脚部を有する前面フラ
ンジ部と、周囲に巻回されたコイルと、中央に貫
通された鉄心とを備えたコイルスプールと；前記
鉄心に嵌合接続され、かつ前記コイルスプールの
前記脚部に当接する突起を有するヨークと；可動
接点を有する可動接点ばねと、前記前面フランジ
部の前記足部が圧入されると横方向の窪み部とを
有する接点端子組立体と；永久磁石と、該永久磁
石の両磁極に固着した磁極板とを有し前記接点ば
ねを駆動する接点ばね駆動体とを備えたことを特
徴とする。
よび両外方向に伸ばされた脚部を有する前面フラ
ンジ部と、周囲に巻回されたコイルと、中央に貫
通された鉄心とを備えたコイルスプールと；前記
鉄心に嵌合接続され、かつ前記コイルスプールの
前記脚部に当接する突起を有するヨークと；可動
接点を有する可動接点ばねと、前記前面フランジ
部の前記足部が圧入されると横方向の窪み部とを
有する接点端子組立体と；永久磁石と、該永久磁
石の両磁極に固着した磁極板とを有し前記接点ば
ねを駆動する接点ばね駆動体とを備えたことを特
徴とする。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
第１図を参照すると、本考案の一実施例におけ
るコイルスプールは、前面フランジ部１１にその
両端下部から下方向および外方向にＬ字形状に伸
ばされた脚部１ａおよび１ｂを有し、後面フラン
ジ部１０に嵌合突起１ｃおよび１ｄ（図示されず）
を有している。接点端子組立体４は、その内壁面
に前記脚部１ａおよび１ｂに嵌合する窪み部４ａ
および４ｂ（ともに図示されず）を有し、後端部
に前記突起１ｃおよび１ｄに嵌合される突起４ｃ
および４ｄを有している。鉄心５２が挿入され、
さらにコイルスプール１の前記２つの脚部１ａお
よび１ｂの間にヨーク５３が圧入固定され、この
脚部１ａおよび１ｂが前記窪み４ａおよび４ｂに
圧入するようコイルスプール１が動かされてヨー
ク５３、コイルスプール１、および接点端子組立
体４が前面フランジ部１１において固定される。
また、後面フランジ部１０においては前記突起１
ｃおよび１ｄと、接点端子組立体４後部の突起４
ｃおよび４ｄとが嵌合固定される。ヨーク５３
は、前面フランジ１１の一対の脚部１ａおよび１
ｂに当接する一対の突起５３ａおよび５３ｂを有
する。これらの突起５３ａおよび５３ｂは第２図
に示すように、コイルスプール１の脚部１ａおよ
び１ｂに当接することにより補強構造をなし、接
点端子組立体４への組込時にかかる圧入力に起因
するこれら脚部１ａおよび１ｂの変形あるいは損
傷をおさえる。コイルスプール１に鉄心５２とヨ
ーク５３が組み込まれ、鉄心５２の一端がヨーク
５３の一端の穴に嵌合接続されて構成されたコイ
ルブロツクは、可動接点ばね６２と固定接点端子
５９および６０とを有する接点端子組立体４に上
述のように組み込まれ、磁極板５８ａおよび５８
ｂと永久磁石５７とを組み込んだ接点ばね駆動体
５６が上方からはめ込まれる。カバー５５が上方
から被せられて電磁継電器が構成される。接点ば
ね駆動体５６はコイルスプール１の前面フランジ
部１１に設けた２つのガイド９により横方向スラ
イド自在に保持される。コイルスプール１が有す
るコイル１２に通電すると鉄心５２の端部および
この鉄心５２に接続したヨーク５３の端部に磁極
が生じる。これらの磁極と、永久磁石５６の磁束
により予め磁極板５８ａおよび５８ｂに生じてい
る磁極との間に働く吸引力および反発力により接
点ばね駆動体５６は上述のスライド方向に動き、
可動接点ばね６２ａまたは６２ｂを押圧または開
放して接点回路を開閉する。
るコイルスプールは、前面フランジ部１１にその
両端下部から下方向および外方向にＬ字形状に伸
ばされた脚部１ａおよび１ｂを有し、後面フラン
ジ部１０に嵌合突起１ｃおよび１ｄ（図示されず）
を有している。接点端子組立体４は、その内壁面
に前記脚部１ａおよび１ｂに嵌合する窪み部４ａ
および４ｂ（ともに図示されず）を有し、後端部
に前記突起１ｃおよび１ｄに嵌合される突起４ｃ
および４ｄを有している。鉄心５２が挿入され、
さらにコイルスプール１の前記２つの脚部１ａお
よび１ｂの間にヨーク５３が圧入固定され、この
脚部１ａおよび１ｂが前記窪み４ａおよび４ｂに
圧入するようコイルスプール１が動かされてヨー
ク５３、コイルスプール１、および接点端子組立
体４が前面フランジ部１１において固定される。
また、後面フランジ部１０においては前記突起１
ｃおよび１ｄと、接点端子組立体４後部の突起４
ｃおよび４ｄとが嵌合固定される。ヨーク５３
は、前面フランジ１１の一対の脚部１ａおよび１
ｂに当接する一対の突起５３ａおよび５３ｂを有
する。これらの突起５３ａおよび５３ｂは第２図
に示すように、コイルスプール１の脚部１ａおよ
び１ｂに当接することにより補強構造をなし、接
点端子組立体４への組込時にかかる圧入力に起因
するこれら脚部１ａおよび１ｂの変形あるいは損
傷をおさえる。コイルスプール１に鉄心５２とヨ
ーク５３が組み込まれ、鉄心５２の一端がヨーク
５３の一端の穴に嵌合接続されて構成されたコイ
ルブロツクは、可動接点ばね６２と固定接点端子
５９および６０とを有する接点端子組立体４に上
述のように組み込まれ、磁極板５８ａおよび５８
ｂと永久磁石５７とを組み込んだ接点ばね駆動体
５６が上方からはめ込まれる。カバー５５が上方
から被せられて電磁継電器が構成される。接点ば
ね駆動体５６はコイルスプール１の前面フランジ
部１１に設けた２つのガイド９により横方向スラ
イド自在に保持される。コイルスプール１が有す
るコイル１２に通電すると鉄心５２の端部および
この鉄心５２に接続したヨーク５３の端部に磁極
が生じる。これらの磁極と、永久磁石５６の磁束
により予め磁極板５８ａおよび５８ｂに生じてい
る磁極との間に働く吸引力および反発力により接
点ばね駆動体５６は上述のスライド方向に動き、
可動接点ばね６２ａまたは６２ｂを押圧または開
放して接点回路を開閉する。
以上説明したように、本考案は、ヨークにおい
て、コイルスプールの前面フランジ部に有する一
対の脚部に当接する突起をこのコイルスプール固
定時に動かす方向の反対側に設けたことにより、
コイルスプールの脚部を補強し接点端子組立体へ
の組込時に起こる前記脚部の変形あるいは損傷を
防止できるという効果がある。
て、コイルスプールの前面フランジ部に有する一
対の脚部に当接する突起をこのコイルスプール固
定時に動かす方向の反対側に設けたことにより、
コイルスプールの脚部を補強し接点端子組立体へ
の組込時に起こる前記脚部の変形あるいは損傷を
防止できるという効果がある。
第１図は本考案の一実施例の分解斜視図、第２
図は第１図における鉄心、コイルスプールおよび
ヨークの位置関係を示す平面図、第３図Ａ，Ｂお
よびＣはそれぞれ従来の電磁継電器の主要部を示
す側面断面図、前面断面図および後面断面図、お
よび第４図は第３図における鉄心、コイルスプー
ルおよびヨークの位置関係を示す平面図である。 １……コイルスプール、１１……前面フランジ
部、１ａ，１ｂ……脚部、５２……鉄心、５３…
…ヨーク、５３ａ，５３ｂ……突起、４……接点
端子組立体、５５……カバー、５６……接点ばね
駆動体、５７……永久磁石、５８ａ，５８ｂ……
磁極板、５９，６０……固定接点端子、６２……
可動接点ばね。
図は第１図における鉄心、コイルスプールおよび
ヨークの位置関係を示す平面図、第３図Ａ，Ｂお
よびＣはそれぞれ従来の電磁継電器の主要部を示
す側面断面図、前面断面図および後面断面図、お
よび第４図は第３図における鉄心、コイルスプー
ルおよびヨークの位置関係を示す平面図である。 １……コイルスプール、１１……前面フランジ
部、１ａ，１ｂ……脚部、５２……鉄心、５３…
…ヨーク、５３ａ，５３ｂ……突起、４……接点
端子組立体、５５……カバー、５６……接点ばね
駆動体、５７……永久磁石、５８ａ，５８ｂ……
磁極板、５９，６０……固定接点端子、６２……
可動接点ばね。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 両端下部から下方向および両外方向にＬ字形状
に伸ばされた脚部を有する前面フランジ部と、周
囲に巻回されたコイルと、中央に貫通された鉄心
とを備えたコイルスプールと； 前記鉄心に嵌合接続され、かつ前記コイルスプ
ールの前記脚部に当接する突起を有するヨーク
と； 可動接点を有する可動接点ばねと、前記前面フ
ランジ部の前記脚部が圧入される横方向の窪み部
とを有する接点端子組立体と； 永久磁石と、該永久磁石の両磁極に固着した磁
極板とを有し前記接点ばねを駆動する接点ばね駆
動体と； を備えたことを特徴とする電磁継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3520286U JPH057712Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3520286U JPH057712Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62147246U JPS62147246U (ja) | 1987-09-17 |
| JPH057712Y2 true JPH057712Y2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=30844474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3520286U Expired - Lifetime JPH057712Y2 (ja) | 1986-03-10 | 1986-03-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH057712Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-10 JP JP3520286U patent/JPH057712Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62147246U (ja) | 1987-09-17 |
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