JPH0414834Y2 - - Google Patents

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JPH0414834Y2
JPH0414834Y2 JP10460486U JP10460486U JPH0414834Y2 JP H0414834 Y2 JPH0414834 Y2 JP H0414834Y2 JP 10460486 U JP10460486 U JP 10460486U JP 10460486 U JP10460486 U JP 10460486U JP H0414834 Y2 JPH0414834 Y2 JP H0414834Y2
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JP
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piece
movable iron
hinge
hinge spring
iron piece
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JP10460486U
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JPS639746U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の分野] この考案はヨークに対する可動鉄片の組立構造
を改良した電磁継電器に関するものである。
[従来の技術とその問題点] 従来、この種の電磁継電器として、第3図で明
示す構造のものが存在する。図において、1は電
磁コイル、2は鉄心、3はヨーク、4はこのヨー
ク3の一端側にヒンジ支持されたほぼL字形の可
動鉄片である。上記鉄心2は電磁コイル1が巻装
されたコイルスプール7の中心孔に嵌挿され、そ
の先端部の磁極面2Aに可動鉄片4の吸着片4A
が対向配設されている。
6はヒンジばねで、このヒンジばね6は、第4
図で示すように、ヨーク3の外面に中央部がカシ
メ8にて固定されている。上記ヒンジばね6の一
端部6Aはほぼへ字状に折曲されて、この折曲端
部6Aの遊端側に、組付け状態において前記可動
鉄片4の折曲部4Bの外縁に接当し、この可動鉄
片4を前記ヨーク3の外面に弾性的に押付ける一
対のヒンジ片6B,6Bがその巾方向の両端部に
形成されている。
また、上記ヒンジばね6の他端部6Cはほぼコ
字形に折曲されて、この折曲端部6Cの遊端側に
突設された係止片6Dが、上記可動鉄片4の他端
部4Cの係止孔4Dに係止されている。
さらに、上記上記ヒンジばね6の上記ヒンジば
ね6の一端部6Aには、可動鉄片4の基部4Eが
挿通される透孔6Eが形成されている。
なお、9は1対のコイル端子、10は接点11
をもつた可動接触片、12は上記可動接触片10
の基端部が固定された外部端子で、上記可動接触
片10の遊端部10Aは、電気絶縁性部材を介し
て上記可動鉄片4の他端部4Cの係止溝4Fに係
止されている。13は接点14をもつた固定端
子、15はケースである。
いま、電磁コイル1を励磁すると、鉄心2の磁
極面2Aに可動鉄片4の吸着片4Aが吸着され、
これに連動して、可動鉄片4の他端部4Cに係止
された可動接触片10が変位し、可動接点11が
固定接点14に接続する。上記電磁コイル1を励
磁を解除すると、上記可動鉄片4の他端部4Cに
係止されたヒンジばね6の他端部6Cにおける係
止片6Dのばね力で、上記可動鉄片4が復帰し、
その吸着片4Aが鉄心2の磁極面2Aから離反し
て、可動接点11が固定接点14から開離する。
上記構成から明らかなように、ヨーク3に固定
されたヒンジばね6は、その一端部6Aに突設さ
れたヒンジ片6B,6Bで可動鉄片4の折曲部4
Bをヒンジ支持するとともに、その他端部6Cで
可動鉄片4の復帰操作を行なうように構成されて
いる。
つぎに、上記ヨーク3に固定されたヒンジばね
6に対して可動鉄片4を組み込む手順を第5図イ
ないしニにしたがつて説明する。
まず、第5図イの状態から同図ロないしハで示
す矢印方向へ可動鉄片4をヒンジばね6に対して
挿入し、同図ニで示すように組み込む過程におい
て、ヒンジばね6のヒンジ片6Bの遊端縁が可動
鉄片4の磁極片4Aの折曲部内縁4A1に当接
し、その挿入の障害となる。
そこで、たとえばピンセツトなどを用いて、同
図ハで示すように、ヒンジばね6のヒンジ片6B
をその弾性力に抗して持ち上げ変位させながら、
可動鉄片4を挿入するといつた面倒な作業を要す
るばかりでなく、その自動化が困難であつた。
また、このような持ち上げ変位に起因して、ヒ
ンジばね6のヒンジ片6Bの角度が微妙に変化
し、動作特性に変動をもたらすなどの欠点があつ
た。
[考案の目的] この考案は上記欠点を改善するためになされた
もので、簡単な構成で、可動鉄片の組み込みをワ
ンタツチにて容易かつ迅速に行なうことができ、
自動化が可能であるとともに、動作特性の変動の
ない電磁継電器を提供することを目的とする。
[考案の構成と効果] この考案による電磁継電器は、磁極片の近傍に
位置して、可動鉄片の基部の外面に突起を設ける
とともに、上記ヒンジばねの折曲部に形成された
透孔を通つて可動鉄片の基部が挿通される過程
で、上記突起に摺接して上記ヒンジばねのヒンジ
片を可動鉄片の磁極片から離反する方向へ変位さ
せるスライド片を上記ヒンジばねに突設したこと
を特徴とする。
上記構成において、可動鉄片をヒンジばねに対
して挿入して組み込む過程で、ヒンジばねに突設
されたスライド片が、可動鉄片の外面に突設され
た突起で押し上げられる。
そのため、ヒンジばねのヒンジ片が、可動鉄片
の磁極片に当接するおそれがなく、その挿入を円
滑に行なうことができ、かつ、その挿入作業の自
動化が容易である。
また、スライド片は可動鉄片の突起に摺接しな
がら押し上げられるから、ヒンジばねのヒンジ片
には無理な応力が作用することなく、動作特性の
安定が確保できる。
[実施例の説明] 以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図は考案による電磁継電器の要部の一例を
示し、図において、第4図と同一部分には同一の
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
ヒンジばね6に突設された1対のヒンジ片6
B,6B間には、前方斜め上方に突出するスライ
ド片6Fが一体に形成されるとともに、前記可動
鉄片4の磁極片4Aの近傍に位置して、その基部
4Aの外面には突起4Gが突設されている。
いま、第2図イの状態から同図ロないしハで示
す矢印方向へ可動鉄片4をヒンジばね6に対して
挿入し、同図ニで示すように組み込む過程におい
て、ヒンジばね6に突出されたスライド片6F
が、第1図の仮想線状態から実線で示すように前
記可動鉄片4の外面に突設された突起4Gで押し
上げられる。
そのため、ヒンジばね6のヒンジ片6Bの遊端
縁が、可動鉄片4の磁極片4Aの折曲部内縁4
A1に当接するおそれがなく、その挿入を円滑に
行なうことができる。
したがつて、従来のように、ピンセツトなどを
用いて、ヒンジ片6Bを持ち上げ変位させること
なく、可動鉄片4の挿入作業が容易に達成できる
ばかりでなく、その挿入作業の自動化が容易であ
る。
また、スライド片6Fは前記可動鉄片4の突起
4Gに摺接しながら押し上げられるから、このよ
うな持ち上げ変位に起因して、ヒンジばね6のヒ
ンジ片6Bの角度が変化するのを防止し、もつて
動作特性の変動をなくすことができる。
なお、上記実施例において、可動鉄片4の折曲
部4Bに位置して、磁極片4Aの両側部に切欠き
部4Hを形成すれば、当接ヒンジばね6のヒンジ
片6Bの遊端縁が磁極片4Aの折曲部内縁4A1
に当接するのを一層有効に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は考案による電磁継電器の要部の一例を
示す斜視図、第2図イないしニはヨークに固定さ
れたヒンジばねと可動鉄片との組み込み工程を説
明する概略側面図、第3図はこの種の電磁継電器
の一例を示す断面図、第4図は従来の電磁継電器
の要部を示す斜視図、第5図イないしニはヨーク
の固定されたヒンジばねと可動鉄片との従来の組
み込み工程を説明する概略側面図である。 1……電磁コイル、2……鉄心、2A……磁極
面、3……ヨーク、4……可動鉄片、4A……磁
極片、4B……折曲部、4C……他端部、4E…
…基部、4D,4F……係止部、4G……突起、
6……ヒンジばね、6B……ヒンジ片、6C……
他端部、6E……透孔、6F……スライド片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁コイルに装着されたヨークに鉄心の基端部
    を固定し、上記ヨークの遊端部にヒンジ支持され
    たほぼL字形の可動鉄片の磁極片を上記鉄心の磁
    極面に対向配設し、上記ヨークの外面に固定され
    たヒンジばねの一端部における折曲部に、上記可
    動鉄片をヨークの外面に弾性的に押し付けるヒン
    ジ片を突設するとともに、上記ヒンジばねの他端
    部を可動鉄片の他端部に係止し、上記ヒンジばね
    の折曲部に形成された透孔を通つて可動鉄片の基
    部が挿通された電磁継電器において、上記磁極片
    の近傍に位置して、可動鉄片の基部の外面に突起
    を設けるとともに、上記ヒンジばねの折曲部に形
    成された透孔を通つて可動鉄片の基部が挿通され
    る過程で、上記突起に摺接して上記ヒンジばねの
    ヒンジ片を可動鉄片の磁極片から離反する方向へ
    変位させるスライド片を上記ヒンジばねに突設し
    たことを特徴とする電磁継電器。
JP10460486U 1986-07-08 1986-07-08 Expired JPH0414834Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10460486U JPH0414834Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10460486U JPH0414834Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS639746U JPS639746U (ja) 1988-01-22
JPH0414834Y2 true JPH0414834Y2 (ja) 1992-04-03

Family

ID=30978253

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10460486U Expired JPH0414834Y2 (ja) 1986-07-08 1986-07-08

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JPS639746U (ja) 1988-01-22

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