JP3988271B2 - 電磁リレー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、接極子の駆動力をカードを介して可動接点ばねに伝達して、接点部を開閉駆動する電磁リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電磁リレーとして、図7乃至図9に示す構成のものが存在する。このものは、底部A1及びその底部A1から突出した突出壁A2を設けたボディAと、コイルB1を巻回した鉄芯B2の一端部に結合された継鉄Bと、ボディAの突出壁A2に対して一方側へ配設されるとともに、一片C1及び他片C2を有して略L字型に折曲形成されて一片C1が鉄芯B2の他端部に吸引及び釈放されて他片C2が駆動方向へ駆動力を発生する接極子Cと、突出壁A2に対して他方側へ配設されて固定接点D1と接離する可動接点D2を固着した板状の可動接点ばねD3が設けられた接点部Dと、一方片E1及びその一方片E1に直交した他方片E2を有した正面略十字形に形成されて、一方片E1の一端E11及び他端E12がそれぞれ可動接点ばねD3及び接極子Cの他片C2に当接して接点部Dを開閉駆動するカードEとを備えている。
【0003】
さらに詳しくは、ガイド溝A3を有したガイド部A4は突出壁A2に設けられて、ガイド溝A3へ向かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片A41,A41、及び両第1ガイド片A41,A41に収容スペースを設けて並設された両第2ガイド片A42,A42を有して形成される。そして、ガイド溝A3がカードEの一方片E1を挿入されて、その一方片E1との間にガイドするために必要な一定の空隙を設けた状態で、一方片E1を駆動方向へガイドする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の電磁リレーでは、接極子Cの駆動力をカードEを介して可動接点ばねD3に伝達し接点部Dを開閉駆動して、その接点部Dに負荷された交流又は直流の負荷電流を開閉できる。
【0005】
しかしながら、図9に示すように、カードEは一方片E1が両第1ガイド片A41,A41及び両第2ガイド片A42,A42との間に空隙を設けているので、第1傾斜状態を表す実線、及び第2傾斜状態を表す破線で示すように互いに異なる傾きで傾斜する。そして、一方片E1の一端E11が可動接点ばねD3に当接する当接位置、及び他端E12が接極子Cの他片C2に当接する当接位置にそれぞれδ1及びδ2だけ変動を生じる。このように変動を生じると、接極子Cの一片C1が鉄芯B2の他端部に吸引されて他片C2が駆動方向へ駆動力を発生したとき、カードEは接点部Dを開閉駆動するための初期荷重が変動して、可動接点D2が固定接点D1に接触して動作する動作電圧、いわゆる感動電圧が変動して動作が安定しないという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、接点部を開閉駆動するためのカードの初期荷重が変動することなく、動作電圧を安定化した電磁リレーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、請求項1記載のものは、底部11から突出した突出壁12を設けたボディ1と、ボディ1の突出壁12に対して一方側へ配設されるとともに、一片61及び他片62で略L字型に形成されて一片61がコイル4を巻回した鉄芯3の端部32に吸引及び釈放されて他片62が駆動方向へ駆動力を発生する接極子6と、突出壁12に対して他方側へ配設されて固定接点72に接離する可動接点71aを固着した板状の可動接点ばね71が設けられた接点部7と、一方片81に直交した他方片82を有した正面略十字形に形成されて一方片81の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね71及び接極子6の他片62に当接して接点部7を開閉駆動するカード8とを備えた電磁リレーにおいて、前記カード8は、前記他方片82の突出壁12側の両端部にそれぞれ設けられた両当接突起82a,82aが前記可動接点ばね71に付勢されて前記ボディ1の突出壁12に支持された構成にしてある。
【0008】
請求項2記載のものは、請求項1記載のものにおいて、前記カード8の一方片81を駆動方向へ沿ってガイドするガイド溝24を有したガイド部2は、前記ボディ1の突出壁12に設けられた構成にしてある。
【0009】
請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前記他方片82の両当接突起82a,82aが、前記突出壁12の前記駆動方向に対して直交した外壁13に支持された構成にしてある。
【0010】
請求項4記載のものは、請求項2記載のものにおいて、前記ガイド部2は前記ガイド溝24に向かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片21,21、及びその両第1ガイド片21,21に収容スペース22を設けて並設された両第2ガイド片23,23を有したものであって、収容スペース22内に位置した前記他方片82の両当接突起82a,82aが両第2ガイド片23,23にそれぞれ支持された構成にしてある。
【0011】
請求項5記載のものは、請求項1乃至請求項4記載のものにおいて、前記接極子6は、前記カード8の他端81bに係合するテーパ状係合溝63が他片62に設けられた構成にしてある。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図1乃至図4に基づいて以下に説明する。
【0013】
1はボディで、樹脂により、略直方体状に形成され、底部11及びその底部11から突出した突出壁12を設け、その突出壁12が底部11に対して直交した外壁13を設ける。
【0014】
2はガイド部で、ボディ1の突出壁12に設けられて、底部11に沿って切り欠いたガイド溝24を設け、そのガイド溝24に向かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片21,21、及びその両第1ガイド片21,21に収容スペース22を設けて並設された両第2ガイド片23,23を有して形成される。
【0015】
3は鉄芯で、磁性材料により棒状に形成され、一端部31と他端部32とを有して、他端部32が鍔状に形成され、ボディ1と一体成形されたコイル枠の軸孔(図示せず)に挿着されて、ボディ1の突出壁12に対して一方側へ配設される。
【0016】
4はコイルで、絶縁物で被覆された銅線により、コイル枠の軸孔をすなわち鉄芯3を外囲して巻回され、その端末がボディ1の底部11から導出されたコイル端子41に結線されて、鉄芯3と同様に突出壁12に対して一方側へ配設される。
【0017】
5は継鉄で、磁性材料により、一方継鉄片51及び他方継鉄片52を有して略L字型に折曲形成され、一方継鉄片51が鉄芯3の一端部31にかしめ結合されて、他方継鉄片52がコイル枠の軸孔に沿って並設されて、突出壁12に対して一方側へ配設される。また、舌片53aを有したヒンジばね53が、コイル枠の軸孔に沿って他方継鉄片52の略中央部に固着されて、舌片53aが他方継鉄片52の端部から導出される。
【0018】
6は接極子で、磁性材料により、一片61及び他片62を有した長尺板状に形成され、鈍角で略L字型に折曲形成され、導出孔が他片62に設けられて、ヒンジばねの舌片53aが導出孔から導出されその舌片53aで押圧されることによって、継鉄5の他方継鉄片52端部に回動自在に支持されて、ボディ1の突出壁12に対して一方側へ配設される。
【0019】
そして、中心部を低くしたテーパ状係合溝63が他片62の端部に設けられ、一片61が鉄芯3の他端部32に吸引及び釈放されて、他片62が駆動方向へ駆動力を発生する。ここで、外壁13が駆動方向に対する直交方向へ、ガイド溝24が駆動方向へ沿ってそれぞれボディ1の突出壁12に設けられることになる。
【0020】
7は接点部で、可動接点ばね71と固定接点板とを有して構成されて、ボディ1の突出壁12に対して接極子6の反対側でる他方側へ配設される。可動接点ばね71は、弾性を有した銅合金により、長尺板状に形成され、一端部に銀合金からなる可動接点71aを固着し、他端部がボディ1の底部11から導出された可動接点端子71bを形成する。固定接点板は銅又は銅合金により、長尺板状に形成され、一端部に銀合金からなる固定接点72を可動接点71aと対面するよう固着し、他端部が同様にボディ1の底部11から導出された固定接点端子72aを形成する。
【0021】
8はカードで、絶縁性の樹脂により、板状に形成され、一方片81及びその一方片81に直交した他方片82を有した正面略十字形に形成されて、両当接突起82a,82aが駆動方向に対する直交方向における他方片82の両端部にそれぞれ設けられる。一方片81がそれぞれアール状に形成された一端81a及び他端81bを有し、ガイド部2のガイド溝24にガイドされて駆動方向へ可動するとともに、一端81aが可動接点ばね71に、他端81bが接極子6の他片62にそれぞれ当接して接点部7を開閉駆動する。
【0022】
ここで、カード8は一方片81の一端81aが可動接点ばね71に当接し押圧されることによって付勢されて、両当接突起82a,82aが、すなわち他方片82の両端部が、突出壁12の駆動方向に対して直交した外壁13に当接して支持される。したがって、両当接突起82a,82a及び一方片81の一端81aの合計3箇所が支持されるので、一方片81が傾斜することなく位置決めされて、一方片81の一端81aが可動接点ばね71にばらつくことなく一定位置で当接する。
【0023】
また、一方片81の他端81bが接極子6の他片62と空隙を設けた状態で、テーパ状係合溝63の対応位置にばらつくことなく正しく位置するとともに、接極子6が駆動された時そのテーパ状係合溝63に係合する。
【0024】
さらに、両当接突起82a,82aが外壁13に支持されるので、他方片82を大きな寸法に形成でき、他方片82の両端部間間隔、つまり両当接突起82a,82a間隔が広く形成される。
【0025】
このものの動作を、図3及び図4に基づいて以下に説明する。先ず、接極子6が駆動されない初期状態の時、上記したようにカード8は正しく位置決めされて、一端81aが可動接点ばね71の設計された正しい位置にてその可動接点ばね71に当接する。
【0026】
そして、コイル端子41に直流電圧が印加されると、鉄芯3に巻回されたコイル4が励磁し、鉄芯3と、その鉄芯3の一端部31にかしめ結合された継鉄5と、継鉄5の他方片82の端部に回動自在に支持された接極子6とで磁路を形成する。この結果、接極子6は一片61が鉄芯3の他端部32に吸引され他片62が駆動方向へ駆動力を発生し、カード8は他端81bが接極子6の他片62に当接し、一方片81がガイド部2のガイド溝24によってガイドされて駆動方向へ駆動されて、一端81aがその駆動力を可動接点ばね71に伝達し、接点部7を開閉駆動する。そして、動作電圧(感動電圧)で可動接点71aが固定接点72に接触し、固定接点端子72aと可動接点端子71bとが閉極して、負荷された直流電流を通電する。
【0027】
ここで、カード8は一方片81の他端81bが、駆動時に接極子6の他片62に設けられたテーパ状係合溝63に係合しテーパ中心に誘い込まれて、接極子6の他片62に当接する位置にたとえ変動を生じても、一定位置に保持される。
【0028】
このときの、接極子6のストロークと荷重との関連を図4に示す。図中で(a)は本発明、(b)はカード8が傾斜した第1傾斜状態における従来例、及び(c)はカード8が傾斜した第2傾斜状態における従来例の各特性である。また、(d)は接極子6の一片61が鉄芯3の他端部32に吸引された時の吸引力すなわち駆動力である。図4で傾きが変化するX点及びY点は、それぞれ接極子6がカード8の他端81bに当接する接極子6のストローク、及び可動接点71aが固定接点72に接触する接極子6のストロークを表す。図4からわかるように、X点におけるカード8の初期荷重は、一方片81の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね71及び接極子6の他片62に一定位置で精度よく当接するので、従来例のようにばらつくことなくを安定化する。
【0029】
次いで、コイル端子41に直流電圧が除荷されると、接極子6の一片61が鉄芯3の他端部32に吸引状態から釈放され復帰し、可動接点71aが固定接点72から開離し固定接点端子72aと可動接点端子71bとが開極して、負荷された直流電流を遮断する。
【0030】
かかる第1実施形態の電磁リレーにあっては、上記したように、カード8が他方片82の両当接突起82a,82aを可動接点ばね71に付勢されてボディ1の突出壁12にそれぞれ支持されたから、カード8が突出壁12によって両当接突起82a,82aを、及び可動接点ばね71によって一方片81の一端81aを合計3箇所で支持されて位置決めされるので、一方片81の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね71及び接極子6の他片62にばらつくことなく一定位置で当接して、接点部7を開閉駆動するカード8の初期荷重を安定化し動作電圧を安定化することができる。
【0031】
また、ガイド溝24を有したガイド部2がボディ1の突出壁12に設けられて、カード8の一方片81を駆動方向へガイドするから、一方片81が駆動方向へ正しく駆動されて、確実に接点部7を開閉駆動することができる。
【0032】
また、カード8が他方片82の両当接突起82a,82aを駆動方向に対して直交した外壁13にそれぞれ支持されたから、カード8の他方片82を大きな寸法に形成し、カード8の両当接突起82a,82a間間隔を広く形成して、一方片81の一端81a及び他端81bをそれぞれ可動接点ばね71及び接極子6の他片62に、さらに位置精度よく当接させることができる。
【0033】
また、カード8の他端81bに係合するテーパ状係合溝63が接極子6の他片62に設けられたから、駆動時に一方片81の他端81bがテーパ状係合溝63のテーパ中心に誘い込まれて、たとえ接極子6の他片62に当接する位置に変動を生じても、カード8を一定位置に保持することができる。
【0034】
なお、第1実施形態では、カード8の両当接突起82a,82aが突出壁12の外壁13にそれぞれ支持されたものとしたが、例えばガイド溝24に連通した幅広の凹所を突出壁12に設け、その凹所の内壁に両当接突起82a,82aが支持されてもよく、つまり他方片82の両端部が可動接点ばね71に付勢されてボディ1の突出壁12に支持されればよく、限定されない。
【0035】
また、第1実施形態では、他方片82の両端部に設けられた両当接突起82a,82aが、ボディ1の外壁13に支持されたものとしたが、両当接突起82a,82aをカード8ではなくボディ1の外壁13に設けてもよく、カード8が他方片82の両端部を突出壁12にそれぞれ支持されればよく、限定されない。
【0036】
本発明の第2実施形態を図5及び図6に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態では第1実施形態と異なる機能について述べることとし、第1実施形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
【0037】
第2実施形態では、カード8は一方片81の長さが第1実施形態と比較して短く形成されるとともに、他方片82がガイド部2の収容スペース22内に位置して、他方片82の両当接突起82a,82aが両第2ガイド片23,23にそれぞれ支持される。
【0038】
かかる第2実施形態の電磁リレーにあっては、上記したように、カード8の他方片82が収容スペース22内に位置するとともに、他方片82の両当接突起82a,82aが両第2ガイド片23,23にそれぞれ支持されたから、カード8の一方片81の可動ストロークに制限があるものの、一方片81の長さを短くして、駆動方向における小型化を達成することができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載のものは、カードが他方片の突出壁側の両端部にそれぞれ設けられた両当接突起を可動接点ばねに付勢されてボディの突出壁にそれぞれ支持されたから、カードが突出壁によって他方片の両当接突起を、及び可動接点ばねによって一方片の一端を合計3箇所で支持されて位置決めされるので、一方片の一端及び他端がそれぞれ可動接点ばね及び接極子の他片にばらつくことなく一定位置で当接して、接点部を開閉駆動するカードの初期荷重を安定化し動作電圧を安定化することができる。
【0040】
請求項2記載のものは、請求項1記載のものの効果に加えて、ガイド溝を有したガイド部がボディの突出壁に設けられて、カードの一方片を駆動方向へ沿ってガイドするから、一方片が駆動方向へ正しく駆動されて、確実に接点部を開閉駆動することができる。
【0041】
請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものの効果に加えて、カードが他方片の両当接突起を突出壁の駆動方向に対して直交した外壁にそれぞれ支持されたから、カードの他方片を大きな寸法に形成し、カードの両端部間間隔を広く形成して、一方片の一端及び他端をそれぞれ可動接点ばね及び接極子の他片にさらに位置精度よく当接させることができる。
【0042】
請求項4記載のものは、請求項2記載のものの効果に加えて、ガイド部がガイド溝に向かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片、及びその両第1ガイド片に収容スペースを設けて並設された両第2ガイド片を有したものであれば、カードが他方片を収容スペース内に位置するとともに、他方片の両当接突起を両第2ガイド片にそれぞれ支持されたから、一方片の長さを短くして、駆動方向における小型化を達成することができる。
【0043】
請求項5記載のものは、請求項1乃至請求項4記載のものの効果に加えて、カードの一方片における他端に係合するテーパ状係合溝が接極子の他片に設けられたから、一方片の他端が駆動時にテーパ状係合溝のテーパ中心に誘い込まれて、たとえ接極子の他片に当接する位置に変動を生じても、カードを一定位置に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の一部拡大正面図である。
【図4】同上の接極子のストロークと荷重との関連を表す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す一部拡大正面図である。
【図6】同上のカードの斜視図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】同上の動作を表す一部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ボディ
11 底部
12 突出壁
2 ガイド部
21 第1ガイド片
22 収容スペース
23 第2ガイド片
24 ガイド溝
3 鉄芯
31 一端部
32 他端部(端部)
4 コイル
5 継鉄
6 接極子
61 一片
62 他片
63 テーパ状係合溝
7 接点部
71 可動接点ばね
71a 可動接点
72 固定接点
8 カード
81 一方片
81a 一端
81b 他端
82 他方片
82a 当接突起(端部)

Claims (5)

  1. 底部から突出した突出壁を設けたボディと、ボディの突出壁に対して一方側へ配設されるとともに、一片及び他片で略L字型に形成されて一片がコイルを巻回した鉄芯の端部に吸引及び釈放されて他片が駆動方向へ駆動力を発生する接極子と、突出壁に対して他方側へ配設されて固定接点に接離する可動接点を固着した板状の可動接点ばねが設けられた接点部と、一方片に直交した他方片を有した正面略十字形に形成されて、一方片の一端及び他端がそれぞれ可動接点ばね及び接極子の他片に当接して接点部を開閉駆動するカードとを備えた電磁リレーにおいて、
    前記カードは、前記他方片の突出壁側の両端部にそれぞれ設けられた両当接突起が前記可動接点ばねに付勢されて前記ボディの突出壁に支持されたことを特徴とする電磁リレー。
  2. 前記カードの一方片を駆動方向へ沿ってガイドするガイド溝を有したガイド部は、前記ボディの突出壁に設けられたことを特徴とする請求項1記載の電磁リレー。
  3. 前記他方片の両当接突起が、前記突出壁の前記駆動方向に対して直交した外壁に支持されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁リレー。
  4. 前記ガイド部は前記ガイド溝に向かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片、及びその両第1ガイド片に収容スペースを設けて並設された両第2ガイド片を有したものであって、収容スペース内に位置した前記他方片の両当接突起が両第2ガイド片にそれぞれ支持されたことを特徴とする請求項2記載の電磁リレー。
  5. 前記接極子は、前記カードの他端に係合するテーパ状係合溝が他片に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載の電磁リレー。
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