JP2000076977A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JP2000076977A
JP2000076977A JP10244461A JP24446198A JP2000076977A JP 2000076977 A JP2000076977 A JP 2000076977A JP 10244461 A JP10244461 A JP 10244461A JP 24446198 A JP24446198 A JP 24446198A JP 2000076977 A JP2000076977 A JP 2000076977A
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guide
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Shigeru Yokota
茂 横田
Masataka Igarashi
五十嵐政隆
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点部を開閉駆動するカードの初期荷重が変
動することなく、動作電圧を安定化した電磁リレーを提
供する。 【解決手段】 底部11から突出した突出壁12を設け
たボディ1と、ボディ1の突出壁12に対して一方側へ
配設されるとともに一片61がコイル4を巻回した鉄芯
3の端部32に吸引及び釈放されて他片62が駆動方向
へ駆動力を発生する接極子6と、突出壁12に対して他
方側へ配設されて可動接点71aを固着した可動接点ば
ね71が設けられた接点部7と、一方片81に直交した
他方片82を有した正面略十字形に形成されて一方片8
1の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね
71及び接極子6の他片62に当接して接点部7を開閉
駆動するカード8とを備えた電磁リレーにおいて、前記
カード8は前記他方片82の両端部が前記可動接点ばね
71に付勢されて前記ボディ1の突出壁12に支持され
た構成にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接極子の駆動力を
カードを介して可動接点ばねに伝達して、接点部を開閉
駆動する電磁リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁リレーとして、図7
乃至図9に示す構成のものが存在する。このものは、底
部A1及びその底部A1から突出した突出壁A2を設けた
ボディAと、コイルB1を巻回した鉄芯B2の一端部に結
合された継鉄Bと、ボディAの突出壁A2に対して一方
側へ配設されるとともに、一片C1及び他片C2を有して
略L字型に折曲形成されて一片C1が鉄芯B2の他端部に
吸引及び釈放されて他片C2が駆動方向へ駆動力を発生
する接極子Cと、突出壁A2に対して他方側へ配設され
て固定接点D1と接離する可動接点D2を固着した板状の
可動接点ばねD3が設けられた接点部Dと、一方片E1及
びその一方片E1に直交した他方片E2を有した正面略十
字形に形成されて、一方片E1の一端E11及び他端E12
がそれぞれ可動接点ばねD3及び接極子Cの他片C2に当
接して接点部Dを開閉駆動するカードEとを備えてい
る。
【0003】さらに詳しくは、ガイド溝A3を有したガ
イド部A4は突出壁A2に設けられて、ガイド溝A3へ向
かって突設されて互いに対向した両第1ガイド片A41,
A41、及び両第1ガイド片A41,A41に収容スペースを
設けて並設された両第2ガイド片A42,A42を有して形
成される。そして、ガイド溝A3がカードEの一方片E1
を挿入されて、その一方片E1との間にガイドするため
に必要な一定の空隙を設けた状態で、一方片E1を駆動
方向へガイドする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーでは、接極子Cの駆動力をカードEを介して可動接
点ばねD3に伝達し接点部Dを開閉駆動して、その接点
部Dに負荷された交流又は直流の負荷電流を開閉でき
る。
【0005】しかしながら、図9に示すように、カード
Eは一方片E1が両第1ガイド片A41,A41及び両第2
ガイド片A42,A42との間に空隙を設けているので、第
1傾斜状態を表す実線、及び第2傾斜状態を表す破線で
示すように互いに異なる傾きで傾斜する。そして、一方
片E1の一端E11が可動接点ばねD3に当接する当接位
置、及び他端E12が接極子Cの他片C2に当接する当接
位置にそれぞれδ1及びδ2だけ変動を生じる。このよう
に変動を生じると、接極子Cの一片C1が鉄芯B2の他端
部に吸引されて他片C2が駆動方向へ駆動力を発生した
とき、カードEは接点部Dを開閉駆動するための初期荷
重が変動して、可動接点D2が固定接点D1に接触して動
作する動作電圧、いわゆる感動電圧が変動して動作が安
定しないという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、接点部を開閉駆動するた
めのカードの初期荷重が変動することなく、動作電圧を
安定化した電磁リレーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、底部11から突出した
突出壁12を設けたボディ1と、ボディ1の突出壁12
に対して一方側へ配設されるとともに、一片61及び他
片62で略L字型に形成されて一片61がコイル4を巻
回した鉄芯3の端部32に吸引及び釈放されて他片62
が駆動方向へ駆動力を発生する接極子6と、突出壁12
に対して他方側へ配設されて固定接点72に接離する可
動接点71aを固着した板状の可動接点ばね71が設け
られた接点部7と、一方片81に直交した他方片82を
有した正面略十字形に形成されて一方片81の一端81
a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね71及び接極
子6の他片62に当接して接点部7を開閉駆動するカー
ド8とを備えた電磁リレーにおいて、前記カード8は、
前記他方片82の両端部が前記可動接点ばね71に付勢
されて前記ボディ1の突出壁12に支持された構成にし
てある。
【0008】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のにおいて、前記カード8の一方片81を駆動方向へ沿
ってガイドするガイド溝24を有したガイド部2は、前
記ボディ1の突出壁12に設けられた構成にしてある。
【0009】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものにおいて、前記他方片82の両端部が、
前記突出壁12の前記駆動方向に対して直交した外壁1
3に支持された構成にしてある。
【0010】請求項4記載のものは、請求項2記載のも
のにおいて、前記ガイド部2は前記ガイド溝24に向か
って突設されて互いに対向した両第1ガイド片21,2
1、及びその両第1ガイド片21,21に収容スペース
22を設けて並設された両第2ガイド片23,23を有
したものであって、収容スペース22内に位置した前記
他方片82の両端部が両第2ガイド片23,23にそれ
ぞれ支持された構成にしてある。
【0011】請求項5記載のものは、請求項1乃至請求
項4記載のものにおいて、前記接極子6は、前記カード
8の他端81bに係合するテーパ状係合溝63が他片6
2に設けられた構成にしてある。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施形態を図1乃至
図4に基づいて以下に説明する。
【0013】1はボディで、樹脂により、略直方体状に
形成され、底部11及びその底部11から突出した突出
壁12を設け、その突出壁12が底部11に対して直交
した外壁13を設ける。
【0014】2はガイド部で、ボディ1の突出壁12に
設けられて、底部11に沿って切り欠いたガイド溝24
を設け、そのガイド溝24に向かって突設されて互いに
対向した両第1ガイド片21,21、及びその両第1ガ
イド片21,21に収容スペース22を設けて並設され
た両第2ガイド片23,23を有して形成される。
【0015】3は鉄芯で、磁性材料により棒状に形成さ
れ、一端部31と他端部32とを有して、他端部32が
鍔状に形成され、ボディ1と一体成形されたコイル枠の
軸孔(図示せず)に挿着されて、ボディ1の突出壁12
に対して一方側へ配設される。
【0016】4はコイルで、絶縁物で被覆された銅線に
より、コイル枠の軸孔をすなわち鉄芯3を外囲して巻回
され、その端末がボディ1の底部11から導出されたコ
イル端子41に結線されて、鉄芯3と同様に突出壁12
に対して一方側へ配設される。
【0017】5は継鉄で、磁性材料により、一方継鉄片
51及び他方継鉄片52を有して略L字型に折曲形成さ
れ、一方継鉄片51が鉄芯3の一端部31にかしめ結合
されて、他方継鉄片52がコイル枠の軸孔に沿って並設
されて、突出壁12に対して一方側へ配設される。ま
た、舌片53aを有したヒンジばね53が、コイル枠の
軸孔に沿って他方継鉄片52の略中央部に固着されて、
舌片53aが他方継鉄片52の端部から導出される。
【0018】6は接極子で、磁性材料により、一片61
及び他片62を有した長尺板状に形成され、鈍角で略L
字型に折曲形成され、導出孔が他片62に設けられて、
ヒンジばねの舌片53aが導出孔から導出されその舌片
53aで押圧されることによって、継鉄5の他方継鉄片
52端部に回動自在に支持されて、ボディ1の突出壁1
2に対して一方側へ配設される。
【0019】そして、中心部を低くしたテーパ状係合溝
63が他片62の端部に設けられ、一片61が鉄芯3の
他端部32に吸引及び釈放されて、他片62が駆動方向
へ駆動力を発生する。ここで、外壁13が駆動方向に対
する直交方向へ、ガイド溝24が駆動方向へ沿ってそれ
ぞれボディ1の突出壁12に設けられることになる。
【0020】7は接点部で、可動接点ばね71と固定接
点板とを有して構成されて、ボディ1の突出壁12に対
して接極子6の反対側でる他方側へ配設される。可動接
点ばね71は、弾性を有した銅合金により、長尺板状に
形成され、一端部に銀合金からなる可動接点71aを固
着し、他端部がボディ1の底部11から導出された可動
接点端子71bを形成する。固定接点板は銅又は銅合金
により、長尺板状に形成され、一端部に銀合金からなる
固定接点72を可動接点71aと対面するよう固着し、
他端部が同様にボディ1の底部11から導出された固定
接点端子72aを形成する。
【0021】8はカードで、絶縁性の樹脂により、板状
に形成され、一方片81及びその一方片81に直交した
他方片82を有した正面略十字形に形成されて、両当接
突起82a,82aが駆動方向に対する直交方向におけ
る他方片82の両端部にそれぞれ設けられる。一方片8
1がそれぞれアール状に形成された一端81a及び他端
81bを有し、ガイド部2のガイド溝24にガイドされ
て駆動方向へ可動するとともに、一端81aが可動接点
ばね71に、他端81bが接極子6の他片62にそれぞ
れ当接して接点部7を開閉駆動する。
【0022】ここで、カード8は一方片81の一端81
aが可動接点ばね71に当接し押圧されることによって
付勢されて、両当接突起82a,82aが、すなわち他
方片82の両端部が、突出壁12の駆動方向に対して直
交した外壁13に当接して支持される。したがって、両
当接突起82a,82a及び一方片81の一端81aの
合計3箇所が支持されるので、一方片81が傾斜するこ
となく位置決めされて、一方片81の一端81aが可動
接点ばね71にばらつくことなく一定位置で当接する。
【0023】また、一方片81の他端81bが接極子6
の他片62と空隙を設けた状態で、テーパ状係合溝63
の対応位置にばらつくことなく正しく位置するととも
に、接極子6が駆動された時そのテーパ状係合溝63に
係合する。
【0024】さらに、両当接突起82a,82aが外壁
13に支持されるので、他方片82を大きな寸法に形成
でき、他方片82の両端部間間隔、つまり両当接突起8
2a,82a間隔が広く形成される。
【0025】このものの動作を、図3及び図4に基づい
て以下に説明する。先ず、接極子6が駆動されない初期
状態の時、上記したようにカード8は正しく位置決めさ
れて、一端81aが可動接点ばね71の設計された正し
い位置にてその可動接点ばね71に当接する。
【0026】そして、コイル端子41に直流電圧が印加
されると、鉄芯3に巻回されたコイル4が励磁し、鉄芯
3と、その鉄芯3の一端部31にかしめ結合された継鉄
5と、継鉄5の他方片82の端部に回動自在に支持され
た接極子6とで磁路を形成する。この結果、接極子6は
一片61が鉄芯3の他端部32に吸引され他片62が駆
動方向へ駆動力を発生し、カード8は他端81bが接極
子6の他片62に当接し、一方片81がガイド部2のガ
イド溝24によってガイドされて駆動方向へ駆動され
て、一端81aがその駆動力を可動接点ばね71に伝達
し、接点部7を開閉駆動する。そして、動作電圧(感動
電圧)で可動接点71aが固定接点72に接触し、固定
接点端子72aと可動接点端子71bとが閉極して、負
荷された直流電流を通電する。
【0027】ここで、カード8は一方片81の他端81
bが、駆動時に接極子6の他片62に設けられたテーパ
状係合溝63に係合しテーパ中心に誘い込まれて、接極
子6の他片62に当接する位置にたとえ変動を生じて
も、一定位置に保持される。
【0028】このときの、接極子6のストロークと荷重
との関連を図4に示す。図中で(a)は本発明、(b)
はカード8が傾斜した第1傾斜状態における従来例、及
び(c)はカード8が傾斜した第2傾斜状態における従
来例の各特性である。また、(d)は接極子6の一片6
1が鉄芯3の他端部32に吸引された時の吸引力すなわ
ち駆動力である。図4で傾きが変化するX点及びY点
は、それぞれ接極子6がカード8の他端81bに当接す
る接極子6のストローク、及び可動接点71aが固定接
点72に接触する接極子6のストロークを表す。図4か
らわかるように、X点におけるカード8の初期荷重は、
一方片81の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動
接点ばね71及び接極子6の他片62に一定位置で精度
よく当接するので、従来例のようにばらつくことなくを
安定化する。
【0029】次いで、コイル端子41に直流電圧が除荷
されると、接極子6の一片61が鉄芯3の他端部32に
吸引状態から釈放され復帰し、可動接点71aが固定接
点72から開離し固定接点端子72aと可動接点端子7
1bとが開極して、負荷された直流電流を遮断する。
【0030】かかる第1実施形態の電磁リレーにあって
は、上記したように、カード8が他方片82の両当接突
起82a,82aを可動接点ばね71に付勢されてボデ
ィ1の突出壁12にそれぞれ支持されたから、カード8
が突出壁12によって両当接突起82a,82aを、及
び可動接点ばね71によって一方片81の一端81aを
合計3箇所で支持されて位置決めされるので、一方片8
1の一端81a及び他端81bがそれぞれ可動接点ばね
71及び接極子6の他片62にばらつくことなく一定位
置で当接して、接点部7を開閉駆動するカード8の初期
荷重を安定化し動作電圧を安定化することができる。
【0031】また、ガイド溝24を有したガイド部2が
ボディ1の突出壁12に設けられて、カード8の一方片
81を駆動方向へガイドするから、一方片81が駆動方
向へ正しく駆動されて、確実に接点部7を開閉駆動する
ことができる。
【0032】また、カード8が他方片82の両当接突起
82a,82aを駆動方向に対して直交した外壁13に
それぞれ支持されたから、カード8の他方片82を大き
な寸法に形成し、カード8の両当接突起82a,82a
間間隔を広く形成して、一方片81の一端81a及び他
端81bをそれぞれ可動接点ばね71及び接極子6の他
片62に、さらに位置精度よく当接させることができ
る。
【0033】また、カード8の他端81bに係合するテ
ーパ状係合溝63が接極子6の他片62に設けられたか
ら、駆動時に一方片81の他端81bがテーパ状係合溝
63のテーパ中心に誘い込まれて、たとえ接極子6の他
片62に当接する位置に変動を生じても、カード8を一
定位置に保持することができる。
【0034】なお、第1実施形態では、カード8の両当
接突起82a,82aが突出壁12の外壁13にそれぞ
れ支持されたものとしたが、例えばガイド溝24に連通
した幅広の凹所を突出壁12に設け、その凹所の内壁に
両当接突起82a,82aが支持されてもよく、つまり
他方片82の両端部が可動接点ばね71に付勢されてボ
ディ1の突出壁12に支持されればよく、限定されな
い。
【0035】また、第1実施形態では、他方片82の両
端部に設けられた両当接突起82a,82aが、ボディ
1の外壁13に支持されたものとしたが、両当接突起8
2a,82aをカード8ではなくボディ1の外壁13に
設けてもよく、カード8が他方片82の両端部を突出壁
12にそれぞれ支持されればよく、限定されない。
【0036】本発明の第2実施形態を図5及び図6に基
づいて以下に説明する。なお、第2実施形態では第1実
施形態と異なる機能について述べることとし、第1実施
形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一
符号を付して説明を省略する。
【0037】第2実施形態では、カード8は一方片81
の長さが第1実施形態と比較して短く形成されるととも
に、他方片82がガイド部2の収容スペース22内に位
置して、他方片82の両当接突起82a,82aが両第
2ガイド片23,23にそれぞれ支持される。
【0038】かかる第2実施形態の電磁リレーにあって
は、上記したように、カード8の他方片82が収容スペ
ース22内に位置するとともに、他方片82の両当接突
起82a,82aが両第2ガイド片23,23にそれぞ
れ支持されたから、カード8の一方片81の可動ストロ
ークに制限があるものの、一方片81の長さを短くし
て、駆動方向における小型化を達成することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載のものは、カードが他方片
の両端部を可動接点ばねに付勢されてボディの突出壁に
それぞれ支持されたから、カードが突出壁によって他方
片の両端部を、及び可動接点ばねによって一方片の一端
を合計3箇所で支持されて位置決めされるので、一方片
の一端及び他端がそれぞれ可動接点ばね及び接極子の他
片にばらつくことなく一定位置で当接して、接点部を開
閉駆動するカードの初期荷重を安定化し動作電圧を安定
化することができる。
【0040】請求項2記載のものは、請求項1記載のも
のの効果に加えて、ガイド溝を有したガイド部がボディ
の突出壁に設けられて、カードの一方片を駆動方向へ沿
ってガイドするから、一方片が駆動方向へ正しく駆動さ
れて、確実に接点部を開閉駆動することができる。
【0041】請求項3記載のものは、請求項1又は請求
項2記載のものの効果に加えて、カードが他方片の両端
部を突出壁の駆動方向に対して直交した外壁にそれぞれ
支持されたから、カードの他方片を大きな寸法に形成
し、カードの両端部間間隔を広く形成して、一方片の一
端及び他端をそれぞれ可動接点ばね及び接極子の他片に
さらに位置精度よく当接させることができる。
【0042】請求項4記載のものは、請求項2記載のも
のの効果に加えて、ガイド部がガイド溝に向かって突設
されて互いに対向した両第1ガイド片、及びその両第1
ガイド片に収容スペースを設けて並設された両第2ガイ
ド片を有したものであれば、カードが他方片を収容スペ
ース内に位置するとともに、他方片の両端部を両第2ガ
イド片にそれぞれ支持されたから、一方片の長さを短く
して、駆動方向における小型化を達成することができ
る。
【0043】請求項5記載のものは、請求項1乃至請求
項4記載のものの効果に加えて、カードの一方片におけ
る他端に係合するテーパ状係合溝が接極子の他片に設け
られたから、一方片の他端が駆動時にテーパ状係合溝の
テーパ中心に誘い込まれて、たとえ接極子の他片に当接
する位置に変動を生じても、カードを一定位置に保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す正面図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の一部拡大正面図である。
【図4】同上の接極子のストロークと荷重との関連を表
す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す一部拡大正面図で
ある。
【図6】同上のカードの斜視図である。
【図7】従来例を示す正面図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】同上の動作を表す一部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ボディ 11 底部 12 突出壁 2 ガイド部 21 第1ガイド片 22 収容スペース 23 第2ガイド片 24 ガイド溝 3 鉄芯 31 一端部 32 他端部(端部) 4 コイル 5 継鉄 6 接極子 61 一片 62 他片 63 テーパ状係合溝 7 接点部 71 可動接点ばね 71a 可動接点 72 固定接点 8 カード 81 一方片 81a 一端 81b 他端 82 他方片 82a 当接突起(端部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部から突出した突出壁を設けたボディ
    と、ボディの突出壁に対して一方側へ配設されるととも
    に、一片及び他片で略L字型に形成されて一片がコイル
    を巻回した鉄芯の端部に吸引及び釈放されて他片が駆動
    方向へ駆動力を発生する接極子と、突出壁に対して他方
    側へ配設されて固定接点に接離する可動接点を固着した
    板状の可動接点ばねが設けられた接点部と、一方片に直
    交した他方片を有した正面略十字形に形成されて、一方
    片の一端及び他端がそれぞれ可動接点ばね及び接極子の
    他片に当接して接点部を開閉駆動するカードとを備えた
    電磁リレーにおいて、 前記カードは、前記他方片の両端部が前記可動接点ばね
    に付勢されて前記ボディの突出壁に支持されたことを特
    徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 前記カードの一方片を駆動方向へ沿って
    ガイドするガイド溝を有したガイド部は、前記ボディの
    突出壁に設けられたことを特徴とする請求項1記載の電
    磁リレー。
  3. 【請求項3】 前記他方片の両端部が、前記突出壁の前
    記駆動方向に対して直交した外壁に支持されたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の電磁リレー。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部は前記ガイド溝に向かって
    突設されて互いに対向した両第1ガイド片、及びその両
    第1ガイド片に収容スペースを設けて並設された両第2
    ガイド片を有したものであって、収容スペース内に位置
    した前記他方片の両端部が両第2ガイド片にそれぞれ支
    持されたことを特徴とする請求項2記載の電磁リレー。
  5. 【請求項5】 前記接極子は、前記カードの他端に係合
    するテーパ状係合溝が他片に設けられたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4記載の電磁リレー。
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