JPH0597041U - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPH0597041U JPH0597041U JP3712192U JP3712192U JPH0597041U JP H0597041 U JPH0597041 U JP H0597041U JP 3712192 U JP3712192 U JP 3712192U JP 3712192 U JP3712192 U JP 3712192U JP H0597041 U JPH0597041 U JP H0597041U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic relay
- recess
- electrical connection
- present
- diode
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生産性が高く、大きな取付スペースを必要と
しない電子部品を組み込んだ電磁継電器を提供すること
を目的とする。 【構成】 ハウジングの外面に設けた凹所14内に一対
の端子10,11からそれぞれ延設した電気接続用舌片
10b,11bを突出し、この電気接続用舌片10b,
11bを前記凹所14内に埋没するように組み込んだダ
イオード15で電気接続したこを特徴とする電磁継電
器。
しない電子部品を組み込んだ電磁継電器を提供すること
を目的とする。 【構成】 ハウジングの外面に設けた凹所14内に一対
の端子10,11からそれぞれ延設した電気接続用舌片
10b,11bを突出し、この電気接続用舌片10b,
11bを前記凹所14内に埋没するように組み込んだダ
イオード15で電気接続したこを特徴とする電磁継電
器。
Description
【0001】
本考案は電磁継電器、特に、電子部品を組み込んだ電磁継電器に関するもので ある。
【0002】
従来、電磁継電器は、例えば、図5に示すようにコイルサージ吸収用ダイオー ド1を接続する場合には、ベース2の下面から突出するコイル端子3,4の基部 に前記ダイオード1をハンダ付けしていた。また、接点ノイズを除去するために CR素子あるいはダイオード等を接点端子5,6,7間に接続する場合にも、同様 の方法が行なわれていた。
【0003】
しかしながら、前述の接続方法では、ダイオード1等の電子部品の位置決めに 手間がかかり、ハンダ付けが容易でなく、組立に手間がかかる。 しかも、前記ダイオード1はベース2の底面から突出した位置にあるので、こ のような電磁継電器を他の電気機器に取り付けようとすると、大きな取付スペー スを必要とするという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は、前記問題点に鑑み、組立作業が容易で生産性が高く、取付 スペースが小さい電磁継電器を提供することを目的とする。
【0005】
本考案にかかる電磁継電器は、前記目的を達成するため、ハウジングの外面に 設けた凹所内に一対の端子からそれぞれ延在した電気接続用舌片を突出し、この 電気接続用舌片を前記凹所内に埋没するように組み込んだ電子部品で電気接続し た構成としたものである。
【0006】
したがって、本考案によれば、ハウジングの外面に設けた凹所が電子部品を埋 没させる寸法形状を有するので、電子部品を取り付ける際の位置決め手段となる とともに、前記電子部品がハウジングの外面から突出することもない。
【0007】
次に、本考案にかかる一実施例を図1ないし図4の添付図面を参照して説明す る。 本実施例に係る電磁継電器は、一対のコイル端子10,11をインサート成形 したベース12に、後述する内部構成部品を組み込んだ後、ケース13を嵌合し たものである。
【0008】 前記コイル端子10,11は、図2に示すように、上端部をコイルからげ部1 0a,11aとし、中間部から側方に延設した電気接続用舌片10b,11bの先端に 圧入用スリット10c,11cをそれぞれ設けたもので、前記舌片10b,11bは、 前記ベース12の端面に設けた凹所14内に突出している。
【0009】 そして、前記圧入用スリット10c,11cにコイルサージ吸収用ダイオード1 5の両端部を圧入,固定し、カシメあるいはハンダ付けすることにより、電気的 接続が行なわれている。
【0010】 一方、前記ベース12の上面には電磁石部20が立設されている。この電磁石 部20は、図4から明らかなように、コイル21を巻回したスプール22の中心 孔(図示せず)に断面略T字形状の鉄芯23を挿通し、突出する上端部を磁極部 23aとし、突出する下端部を略L字形状に屈曲したヨーク24の水平部にカシ メ固定したものである。
【0011】 そして、前記ヨーク24の上端部には略く字形状の可動鉄片25が回動自在に 支持され、その水平部は前記鉄芯23の磁極部23aに接離可能に対向する一方 、その垂直部はカード26を介して可動接触片27の中間部に連結されている。 さらに、この可動接触片27の上端部に設けた可動接点27aの両側には固定接 点28a,28bが接離可能に配置されている。
【0012】 したがって、電磁石部20のコイル21を励磁,消磁して可動鉄片25の水平 部を磁極部23aに吸着,離反させることにより、可動鉄片25をヨーク24の 上端部を支点として回動させると、カード26を介して可動接触片27が回動し 、可動接点27aが固定接点28a,28bに交互に接離する。
【0013】 本実施例ではベース12の端面に設けた凹所14内にコイルサージ吸収用ダイ オード15を組み込む場合について説明したが、必ずしもこれに限らず、例えば 、凹所はベース12の底面やケース13の側面等に設けてもよく、また、電子部 品はコイルサージ吸収用ダイオードに限らず、例えば、接点端子間に接続する接 点ノイズ吸収用CR素子あるいはダイオードであってもよい。
【0014】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る電磁継電器によれば、ハウジン グの外面に設けた凹所内に突出する一対の端子の接続用舌片を、前記凹所内に埋 没するように組み込んだ電子部品で電気的接続してあるので、前記凹所が電子部 品を組み込む際の位置決め手段となり、組立が容易となって生産性が向上する。 しかも、前記凹所内に電子部品が埋没するように組み込まれているので、従来 例のように電子部品が突出せず、大きな取付スペースを必要としないという効果 がある。
【図1】 本考案にかかる電磁継電器の部分破断斜視図
である。
である。
【図2】 本考案にかかる電磁継電器の要部分解斜視図
である。
である。
【図3】 本考案にかかる電磁継電器の正面図である。
【図4】 本考案にかかる電磁継電器の右側面図であ
る。
る。
【図5】 従来例にかかる電磁継電器の分解斜視図であ
る。
る。
10,11…コイル端子、10b,11b…電気接続用舌
片、12…ベース、13…ケース、14…凹所、15…
ダイオード。
片、12…ベース、13…ケース、14…凹所、15…
ダイオード。
フロントページの続き (72)考案者 八浪 哲次 熊本県山鹿市大字杉1110番地 オムロン熊 本株式会社内 (72)考案者 香川 正彦 熊本県山鹿市大字杉1110番地 オムロン熊 本株式会社内 (72)考案者 中村 雅孝 熊本県山鹿市大字杉1110番地 オムロン熊 本株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングの外面に設けた凹所内に一対
の端子からそれぞれ延設した電気接続用舌片を突出し、
この電気接続用舌片を前記凹所内に埋没するように組み
込んだ電子部品で電気接続したこを特徴とする電磁継電
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3712192U JPH0597041U (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3712192U JPH0597041U (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 電磁継電器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0597041U true JPH0597041U (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=12488774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3712192U Pending JPH0597041U (ja) | 1992-06-02 | 1992-06-02 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0597041U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210018A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Idec Corp | リレー用コイル端子およびリレー |
JP2008135322A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用前照灯装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111254B2 (ja) * | 1980-05-06 | 1986-04-02 | Mitsubishi Metal Corp |
-
1992
- 1992-06-02 JP JP3712192U patent/JPH0597041U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6111254B2 (ja) * | 1980-05-06 | 1986-04-02 | Mitsubishi Metal Corp |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006210018A (ja) * | 2005-01-25 | 2006-08-10 | Idec Corp | リレー用コイル端子およびリレー |
JP2008135322A (ja) * | 2006-11-29 | 2008-06-12 | Ichikoh Ind Ltd | 車両用前照灯装置 |
JP4556943B2 (ja) * | 2006-11-29 | 2010-10-06 | 市光工業株式会社 | 車両用前照灯装置 |
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