JP4289700B2 - 高周波リレー - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高周波リレー関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の信号開閉装置として、図6乃至図10に示されたものが存在する。このものは、高周波リレーであって、金属ベースA 、固定端子B 、可動接触片C 、シールド部材D 、電磁石E 、継鉄F 、ベースG 、カードH 、平衡ばねJ 、接極子K 、永久磁石L を備えている。なお、図6では、ベースG の詳細形状を省略している。
【0003】
金属ベースA は、略直方体状に形成され、絶縁された状態で固定端子B が貫通固定されている。この固定端子B は、高周波信号を開閉するよう、可動接触片C の有する接離面C1に接離される。シールド部材D は、金属ベースA に接合されることによって、可動接触片C を周回して包囲するよう設けられた包囲部D1が金属ベースA の周縁部上に固定端子B の貫通方向に沿って立設される。
【0004】
電磁石E は、鉄芯E1にコイルボビンE2を介してコイルE3が巻回されて構成される。継鉄F は、その一端部が鉄芯E の一端部に固定されて鉄芯E1と共に磁路をなし、他端部が鉄芯E1の他端部に対面している。この継鉄F は、電磁石E と共に電磁石ブロックEEを構成している。
【0005】
ベースG は、絶縁材料製であって、金属ベースA を圧入して固定する固定孔G1が穿設された底部G2が設けられるとともに、底部G2の周囲及び中央寄りから壁部G3が立設されて箱状に形成され、電磁石ブロックEEが配設される。このベースG の壁部G3のうち、底部G2の周囲から立設されたもの及び底部G2の中央寄りから立設されたものは、包囲部D1の外方面に異なる対向方向から対向する対向面G4,G5 をそれぞれ有している。これらの対向面G4,G5 は、可動接触片C の接離面C1に平行となっている。
【0006】
カードH は、ベースG に装着された平衡ばねJ によって、短手方向に沿って可動自在に支持されており、カードH の本体部分から延設された延設部H1によって、前述した可動接触片C の中央部を支持している。接極子K は、互いの基端部の間に永久磁石L を介在させた状態でカードH に配設され、先端部が継鉄F の他端部と鉄芯E の他端部との間に位置している。
【0007】
次に、このものの動作を説明する。コイルE3に通電して電磁石E を励磁すると、閉磁路をなすよう接極子K が鉄芯E の他端部に吸引されて、この接極子K を配設しているカードH が可動する。詳しくは、このカードH は、その延設部H1がシールド部材D の包囲部D1の切込D2を通過するよう可動することにより、延設部H1に中央部が支持された可動接触片C を駆動すると、図9に示すように、駆動された可動接触片C が固定端子B に接離して、高周波信号が開閉される。また、コイルE の通電を停止すると、カードH は、前述とは逆方向に変位して、高周波信号が開閉される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の信号開閉装置にあっては、金属ベースA がベースG の固定孔G1に固定されていても、金属ベースA に接合されて一体化されているシールド部材D の包囲部D1の先端部が、金属ベースA とベースG との固定部分から離れているために、金属ベースA とシールド部材D が一体化されたものが、図10に矢示する方向にガタツキ易いものとなっているので、図11に示すように、金属ベースA が斜めに傾いた状態で固定されることになり、金属ベースA に貫通固定された固定端子B までもが可動接触片C の接離面C1に対して斜めになってしまって、固定端子B と可動接触片C の接離面C1との相対的位置関係が、当初設計されたものとは異なるようになってしまい、固定端子B と可動接触片C の接離面C1との接離動作が十分になされなくなって、信号の開閉動作に支障を来す恐れがある。
【0009】
本発明は、上記の点に着目してなされたもので、その目的とするところは、信号の開閉動作に支障を来すことのない高周波リレーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、請求項1記載の発明は、金属ベースと、絶縁された状態で金属ベースに貫通固定される固定端子と、信号を開閉するよう固定端子に接離する接離面が設けられた可動接触片と、可動接触片を周回して包囲するよう設けられた包囲部が固定端子の貫通方向に沿って金属ベース上に立設されるよう金属ベースに接合された金属製のシールド部材と、金属ベースを内縁部で固定する固定孔が穿設されるとともに包囲部の外方面に異なる対向方向から対向する複数の対向面を有した絶縁材料製のベースと、を備えた高周波リレーにおいて、前記包囲部の外方面には、前記対向方向に沿って前記対向面に当接する当接部がダボ加工により前記固定端子の近傍に突設され、前記包囲部は、前記固定端子と開離した前記可動接触片に接触する接触部が設けられたものであって、前記当接部は、接触部が設けられた面上の接触部とは異なる箇所に設けられ、前記可動接触片の接離面は、前記ベースの対向面と平行である構成にしてある。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態高周波リレー、図1乃至図5に基づいて以下に説明する。なお、図2では、ベース16の詳細な形状を省略している。
【0016】
1 は金属ベースで、略直方体状に形成され、その長手方向の両端部及び中央部には、一方面1aから他方面1bへ貫通する貫通孔1cが設けられている。この貫通孔1cには、ガラス等の絶縁体2 が同心円状に外方面に付設された丸棒状の3本の固定端子、詳しくは、常開固定端子3a、共通固定端子3b及び常閉固定端子3cが、それぞれ貫通固定して導出されている。詳しくは、これらの固定端子3a,3b,3cは、それぞれの中央部と貫通孔1cの内縁部との間に絶縁体2 が位置することとなって、絶縁状態で貫通固定される。
【0017】
4 は金属製のシールド部材で、レーザー溶接又は半田付け等によりベース1 の一方面1aに接合される接合部4aが設けられている。5 はアース端子で、その基端部に鍔部5aが設けられ、その鍔部5aをシールド部材4 の接合部4aとベース1 の一方面1aとの間に位置させた状態で、銀ろう等による溶接でもって、ベース1 及びシールド部材4 の接合部4aに固定されることにより、鍔部5aがシールド部材4 の接合部4aに直接接続されるとともに、先端部がベース1 の外方面から固定端子3a,3b,3cの導出方向へ導出されている。このアース端子5 は、ベース1 、絶縁体2 、固定端子3a,3b,3c及びシールド部材4 と共に、固定端子ブロック20を構成する。
【0018】
6 は鉄芯で、その両端部がコイルボビン7 からそれぞれ突出する状態でコイルボビン7 に貫通固定され、そのコイルボビン7 に仕切られた範囲にコイル8 が巻回されることによって、突出した一端部の両側が磁極部6a,6b となり、突出した他端部(図示せず)に、鉄芯6 と共に磁路を成す継鉄9 がかしめ固定される。この継鉄9 は、鉄芯6 と平行に、図3に示すように、コイル8 の側方及び下方で延伸され、コイル8 の側方で延伸された一端側の先端部9aが鉄芯6 の一方磁極部6aと対向し、コイル8 の下方で延伸されて更に上方に延設された他端側の先端部9bが鉄芯6 の他方磁極部6bと対向する。この継鉄9 は、鉄芯6 、コイルボビン7 及びコイル8 と共に、電磁石ブロック30を構成する。
【0019】
10はカードで、成形材料により、略直方体状に形成され、その長手方向一端部に貫通孔10a が設けられ、その貫通孔10a に、互いの間に永久磁石11を介在させた一対の接極子12a,12b が配設されて、一方接極子12a が鉄芯6 の一方磁極部6aと継鉄9 の一端側の先端部9aとの間に位置し、他方接極子12b が鉄芯6 の他方磁極部6bと継鉄9 の他端側の先端部9bとの間に位置するようになる。
【0020】
13a,13b はいずれも可動接触片で、導電金属板材よりなり、両端部に略対称な二股部13c が設けられている。これらの可動接触片13a,13b は、それぞれの中央部がカード10に一体成形されることにより設けられた支持部10b によって、長手方向両端部の二股部13c 付近の表面が接離面13d となって固定端子3a,3b,3cにそれぞれ接離するよう、短手方向に沿って支持される。これらの可動接触片13a,13b は、組み立てられた状態では、金属ベース1 上に立設されるよう接合部4aから立設されてその接合部4aと共にシールド部材4 を成す板状の包囲部4bに包囲される。このように、包囲部4bが設けられたシールド部材4 は、ベース1 とは反対側に開口部が形成される。
【0021】
14は平衡ばねで、図3に示すように、平面視で略四辺形状に形成され、その長手方向の一端14a 側が、平衡ばね保持板15に保持されるとともに、長手方向中央から他端14b にかけて、カード10の他端側の側面及び中央部上面に、そのもののばね力でもって沿った状態で配設される。この平衡ばね14は、カード10、永久磁石11、両接極子12a,12b 、可動接触片13及び平衡ばね保持板15と共に、可動接触片ブロック40を構成する。
【0022】
16はベースで、絶縁材料製であって、底部16a 及びその底部16a の周囲からから立設された壁部16b により、一方が開口した箱状に形成され、壁部16b のうち長手方向の一端部に位置する部分からは、短手方向の一端部に位置する壁部16b と平行に、平行壁部16c が延設されている。
【0023】
また、このベース16の底部16a には、金属ベース1 を内縁部で固定する固定孔16d が穿設され、この固定孔16d の内縁部に金属ベース1 が固定されることによって、金属ベース1 に接合部4aが接合されたシールド部材4 の包囲部4bの外方面は、短手方向の一端部に位置する壁部16b の有する対向面16e に対向されるとともに、平行壁部16c の有する対向面16f によって対向されている。言い換えれば、このベース16は、包囲部16b の外方面に異なる対向方向から対向する複数の対向面16e,16f を有していることになる。また、これらの対向面16e,16f は、シールド部材4 の長手方向に沿っているため、可動接触片13a,13b の接離面13d と平行になっている。
【0024】
また、対向面16e により対向されるシールド部材4 の包囲部4bの外方面には、対向方向に沿って対向面16e に当接する当接部4cが、いわゆるダボ加工により突設され、対向面16f により対向されるシールド部材4 の包囲部4bの外方面には、対向方向に沿って対向面16f に当接する当接部4dが、前述した当接部4cと同様に突設されている。これらの当接部4c,4d は、シールド部材4 の長手方向の両端近くに突設されているから、当接部4cが常開固定端子3aの近傍に設けられるとともに、当接部4dが常閉固定端子3cの近傍に設けられることになる。また、これらの当接部4c,4d は、組み立てられた状態では、包囲部4bの立設方向先端から見て、金属ベース1 と重合する状態となっている。
【0025】
さらに、このベース16は、電磁石ブロック30を配設するために電磁石ブロック30の継鉄9 の足部9Cを圧入する継鉄圧入部16g が設けられるとともに、可動接触片ブロック40の平衡ばね保持板15を挿入して支持する平衡ばね保持板支持部16h が設けられている。このベース16は、ケース17が開口側から被嵌される。
【0026】
次に、このものの動作を説明する。コイル8 に通電して励磁すると、一方接極子12a が鉄芯1 の一端磁極部1aに吸引されるとともに、他方接極子12b が継鉄9 の他端側の先端部9bに当接して閉磁路が形成される。このとき、カード10は、一端側が平衡ばね保持板15によって保持された平衡ばね14のばね力に抗して、両接極子12a,12b の動作に連動して平行移動する。この平行移動の際、カード10の支持部10a は、シールド部材4 の包囲部4bに開口部側から設けられた切欠部4eを通過する。
【0027】
こうして、カード10が平行移動すると、そのカード10の支持部10b によって支持された可動接触片13a,13b が駆動されて、図5(a) に示すように、常開固定端子3a及び共通固定端子3bに、一方可動接触片13a の両端部の接離面13d がそれぞれ接触するとともに、常閉固定端子3c及び共通固定端子3bから、他方可動接触片13b の両端部の接離面13d がそれぞれ開離して、シールド部材4 の板状の包囲部4bが折曲されることにより当接部4c,4d の裏面とは異なる箇所に設けられた接触部4fに接触してアースされる。このように、両可動接触片13a,13b が3本の固定端子3a,3b,3cに接離することによって、信号が開閉される。
【0028】
そして、コイル8 の通電を停止して励磁しなくなると、前述とは逆に、他方接極子12b が鉄芯1 の他端磁極部1bに当接するとともに、一方接極子12a が継鉄9 の一端側の先端部9aに当接して閉磁路が形成される。このとき、カード10は、平衡ばね14のばね力によって、前述とは逆方向へ平行移動する。この平行移動の際、カード10の支持部10b は、シールド部材4 の包囲部4bに開口部側から設けられた切欠部4eを通過する。
【0029】
こうして、カード10が平行移動すると、同図(b) に示すように、常閉固定端子3c及び共通固定端子3bに、他方可動接触片13b の両端部の接離面13d がそれぞれ接触するとともに、常開固定端子3a及び共通固定端子3bから、一方可動接触片13a の両端部の接離面13d がそれぞれ開離して、シールド部材4 の接触部4fに接触してアースされる。このように、両可動接触片13a,13b が3本の固定端子3a,3b,3cに接離することによって、信号が開閉される。
【0030】
かかる高周波リレーにあっては、包囲部4bの外方面に設けられた当接部4c,4dが、絶縁材料製のベース16の対向面16e,16f による包囲部4bの外方面への対向方向に沿って対向面16e,16f に当接することによって、ガタツキがなくなって、シールド部材4 を接合する金属ベース1 に貫通固定された固定端子3a,3b,3cと可動接触片13a,13b の接離面13d との相対的位置関係が、当初設計されたものとなり、固定端子3a,3b,3cと可動接触片13a,13b の接離面13d との接離動作が十分になされて、接点圧力、オーバートラベル量のばらつきがなくなり、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなる。
【0031】
また、接触部4fの裏面ではなくて、接触部4fとは異なる箇所に設けられた当接部4c,4d は、接触部4fの形状に影響を及ぼすことがないから、固定端子3a,3b,3cと開離した可動接触片13a,13b が接触部4fに接触するときに支障が起きなくなり、確実にアースされる。
【0032】
また、固定端子3a,3c の近傍に当接部4c,4d が設けられることにより、固定端子3a,3c と可動接触片13a,13b の接離面13d との相対的位置関係を当初設計されたものにし易くなるので、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなるという効果を一段と奏することができる。
【0034】
また、可動接触片13a,13b の接離面13d がベース1 の対向面16e,16f と平行であることによって、固定端子3a,3b,3cと可動接触片13a,13b の接離面13d との相対的位置関係が、可動接触片13a,13b の接離面13d の直交方向に沿って当初設定されたものとなり、可動接触片13a,13b の接離面13d が固定端子3a,3b,3cに斜めに当接する、いわゆる片当たりになることがないので、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなるという効果を一段と奏することができる。
【0035】
さらに、可動接触片13a,13b の接離面13d が固定端子3a,3b,3cに斜めに当接する、いわゆる片当たりになることがないので、接離面13d の消耗が軽減し、接触抵抗が安定することになり、長寿命とすることができる。
【0036】
なお、本実施形態では、当接部4c,4d は、固定端子3a,3c の近傍に突設されている。
【0037】
また、本実施形態では、可動接触片13a,13b の接離面13d は、ベース16の対向面16e,16f と平行である。
【0038】
また、本実施形態は、高周波リレーであるが、参考例として、通常の電磁リレーであっても、スイッチであっても、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなるという効果を奏することができる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、包囲部の外方面に設けられた当接部が、絶縁材料製のベースの対向面による包囲部の外方面への対向方向の正逆いずれかの方向から他方に当接することによって、ガタツキがなくなって、シールド部材を接合する金属ベースに貫通固定された固定端子と可動接触片の接離面との相対的位置関係が、当初設計されたものとなり、固定端子と可動接触片の接離面との接離動作が十分になされて、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなる。
【0040】
請求項1記載の発明は、上記の発明の効果に加えて、接触部とは異なる箇所に設けられた当接部は、接触部の形状に影響を及ぼすことがないから、固定端子と開離した可動接触片が接触部に接触するときに支障が起きなくなる。
【0041】
請求項1記載の発明は、固定端子の近傍に当接部が設けられることにより、固定端子と可動接触片の接離面との相対的位置関係を当初設計されたものにし易くなるので、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなるという上記の発明の効果を一段と奏することができる。
【0043】
請求項1記載の発明は、可動接触片の接離面がベースの対向面と平行であることによって、固定端子と可動接触片の接離面との相対的位置関係が、可動接触片の接離面の直交方向に沿って当初設定されたものとなり、可動接触片の接離面が固定端子に斜めに当接する、いわゆる片当たりになることがないので、信号の開閉動作に支障を来すことがなくなるという上記の発明の効果を一段と奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のベースに金属ベースを固定した状態の平面図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上のベースに金属ベースを固定した状態の正面断面図である。
【図4】同上のベースに金属ベースを固定した状態の部分側面断面図である。
【図5】同上の固定端子と可動接触片の接離面との接離状態を示す平面図である。
【図6】従来例の分解斜視図である。
【図7】同上のベースに金属ベースを固定した状態の平面図である。
【図8】同上のベースに金属ベースを固定した状態の正面断面図である。
【図9】同上の固定端子と可動接触片の接離面との接離状態を示す平面図である。
【図10】同上のベースに金属ベースを固定した状態の部分側面断面図である。
【図11】同上のベースに金属ベースを斜めに圧入して固定した状態の部分側面断面図である。
【符号の説明】
1 金属ベース
3a 常開固定端子
3b 共通固定端子
3c 常閉固定端子
4 シールド部材
4b 包囲部
4c 当接部
4d 当接部
4f 接触部
13a 可動接触片
13b 可動接触片
13d 接離面
16 ベース
16d 固定孔
16e 対向面
16f 対向面

Claims (1)

  1. 金属ベースと、絶縁された状態で金属ベースに貫通固定される固定端子と、信号を開閉するよう固定端子に接離する接離面が設けられた可動接触片と、可動接触片を周回して包囲するよう設けられた包囲部が固定端子の貫通方向に沿って金属ベース上に立設されるよう金属ベースに接合された金属製のシールド部材と、金属ベースを内縁部で固定する固定孔が穿設されるとともに包囲部の外方面に異なる対向方向から対向する複数の対向面を有した絶縁材料製のベースと、を備えた高周波リレーにおいて、
    前記包囲部の外方面には、前記対向方向に沿って前記対向面に当接する当接部がダボ加工により前記固定端子の近傍に突設され、前記包囲部は、前記固定端子と開離した前記可動接触片に接触する接触部が設けられたものであって、前記当接部は、接触部が設けられた面上の接触部とは異なる箇所に設けられ、前記可動接触片の接離面は、前記ベースの対向面と平行であることを特徴とする高周波リレー。
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