JP2890554B2 - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

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JP2890554B2
JP2890554B2 JP1307111A JP30711189A JP2890554B2 JP 2890554 B2 JP2890554 B2 JP 2890554B2 JP 1307111 A JP1307111 A JP 1307111A JP 30711189 A JP30711189 A JP 30711189A JP 2890554 B2 JP2890554 B2 JP 2890554B2
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shield
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shield case
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辻  賢治
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高周波リレーに関する。
〔従来の技術〕
従来この種の高周波リレーは、シールドケースのみで
構成されているものや、第4図(a)、(b)に示す、
シールドケース5と、シールドベース7とを有するもの
がある。
同図において、シールドケース5は、薄板金属板を切
り起こして形成され、全体に上面が開口された略箱形を
している。
シールドベース7は、平板状の導電性金属体よりな
り、図外リレーベースの凹所等により嵌め込むことによ
り、前記シールドケース5の裏面と圧接されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例で説明した高周波リレーは、一般のリレーに比
べて、高い高周波特性を有するものの、それぞれ第5図
のアイソレーション特性に示されるように、第4図のシ
ールドケース5とシールドベース7を圧接したタイプの
ものは、B曲線で表わされるように、1〔GHz〕以上の
高周波帯になると、アイソレーションロスが高くなる問
題があり、また、シールドケースのみのタイプのもの
は、同図C曲線で表されるように、約2.5〔GHz〕以上に
なると、極端にアイソレーションロスが高くなるという
問題があった。
本発明は前記問題点に着目し改善を図ったものであっ
て、その目的とするところは高い高周波帯まで、アイソ
レーションロスが低く高周波特性の良い高周波リレーを
得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1の高周波リレーは、前記シールドケースの裏
面と略平板状のシールドベースの表面を一体的に固着す
るとともにシールドベースの裏面をリレーの外部に露出
させている。
請求項2の高周波リレーは、前記固着するための手段
が、かしめ固定であるとともに該かしめ固定位置を固定
接点端子間に設けている。
請求項3の高周波リレーは、前記固定接点端子間に設
けたアース端子によりシールドケースとシールドブース
間をかしめ固定している。
〔作用〕
請求項1の高周波リレーは、前記シールドケースの裏
面と略平板状のシールドベースの表面を一体的に固着す
るとともにシールドベースの裏面をリレーの外部に露出
させているので、図外プリント基板のアースパターンと
はんだ付け等の手段によって直接に面接続することがで
き、さらにシールドベースに設けてあるアース端子によ
って、前記はんだ付け時のシールドベース露出面へのは
んだの引き込みを安定して確実に行うことができるた
め、シールドブロックとアースパターンとの電気的接続
を安定して行うことができ、高周波特性、特にアイソレ
ーション特性を良くすることができる。
請求項2の高周波リレーは、前記固着するための手段
を、機械的なかしめ固定で行っているため、製作が容易
であり、かつ該かしめ固定位置を固定接点端子間に設け
ているので、アイソレーション特性のばらつきに大きな
影響を与える固定接点端子間において、安定した電気的
接続を得ることができ、さらに安定した高周波特性を得
ることができる。
請求項3の高周波リレーは、前記固定接点端子間に設
けたアース端子によりシールドケースとシールドブース
間をかしめ固定しているので、シールドベースにアース
端子を一体に設けたものと比べてシールドベース形状を
簡素化できる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を第1図(a)〜第2図(b)
に基づき説明する。
本発明の高周波リレーは、ハウジング1、接点部3、
電磁石部4、シールドケース5、シールドベース7とよ
りなる。
ハウジング1は、略箱形の合成樹脂等の成形材よりな
るベース2と、該ベース2に嵌着する図外ケースとより
なる。
接点部3は、棒状の導電性金属体よりなる複数の固定
接点端子12と、一対の可動接点ばね13、13とよりなる。
固定接点端子12は、中間に高誘電率の成形材よりなる
ブッシュ15を取着し、該ブッシュ15を前記ベース2の孔
14に嵌着することにより、等間隔に3本配設されてい
る。
可動接点ばね13、13は、導電性の金属薄板よりなり、
二股に分岐された両端がそれぞれ固定接点端子12、12、
12に当接もしくは対向配置されている。
シールドケース5は、第2図(a)、(b)に示すよ
うに、銅等の薄板金属を切り起こして上面が開口した略
箱形に形成され、前記固定接点端子12、12、12に対応し
た側壁にそれぞれ突出する複数のアース接点16を形成し
ている。
対向したアース接点16、16には、前記固定接点端子1
2、12から開離した可動接点ばね13の両端が接触するよ
うに設けられている。
前記シールドケース5の底面5aには、固定接点端子1
2、12、12と電気的絶縁を保ちながら、該固定接点端子1
2、12、12を挿通する複数の孔を形成している。
シールドベース7は、アルミ等の略平板状の金属体
で、シールドケース5の底面5aと同じように固定接点端
子12、12、12が挿通される孔14、14、14が設けられてい
る。
また、シールドベース7の裏面は、第1図(a)に示
すようにリレー本体より外部に露出しており、図外プリ
ント基板のアースパターン面にはんだ付け等によって、
面接続されるようになっている。
シールドベース7は、シールドケース5とともに両者
間を一体に貫通した棒状金属体の複数のアース端子6に
より、かしめ固定されており、シールドベース7とシー
ルドケース5間の安定した電気的接続を図っている。
なお、アース端子6のかしめ位置は固定接点端子12、
12間で、かつ両接点12、12間を結ぶ直線上に設けられて
おり、開放した一対の固定接点端子12、12間のシールド
ベース7とシールドケース5との接続をより確実に行っ
ていて、第5図のA曲線に表わされるように、5〔GH
z〕の高周波帯域まで、アイソレーションロスを約55〔d
B〕以下に抑えることができ、アイソレーションロスを
小さくすることができる。
また、前記かしめ固定は、シールドケース5とシール
ドベース7との確実な接続がでるのであれば、第3図
(a)、(b)に示すように、シールドベース7に設け
た複数の突起7bをシールドケース5の孔に挿通した後、
かしめてもよい。
前記電磁石部4は、アマチュアブロック21と、コイル
22aを巻装したコイル枠22と、コイル枠22に挿通した鉄
心23と、ヨーク24、24と、復帰ばね25、25とより構成さ
れる。
アマチュアブロック21は、略長方体の合成樹脂等の成
形材よりなるカード26と、それぞれ永久磁石28を中間に
介置し、カード26の両端に2組設けられた一対のアマチ
ュア27、27とよりなる。
一対2組のアマチュア27、27、27、27は、それぞれ前
記コイル枠22の両端で、ヨーク24、24と鉄心23がつくる
空隙間にそれぞれ介置されている。
前記カード26は、中間両側がベース2に取着された復
帰ばね25、25により取着され、コイル22の励磁により、
ベース2上を平行移動自在に配設されている。
なお、カード26の中間両側下部には、それぞれ下方の
シールドケース5内に延び、前記可動接点ばね13、13を
取着した延出部が設けられている。
〔発明の効果〕
請求項1の高周波リレーは、前記シールドケースの裏
面と略平板状のシールドベースの表面を一体的に固着す
るとともにシールドベースの裏面をリレーの外部に露出
させているので、図外プリント基板のアースパターンと
はんだ付け等の手段によって直接に面接続することがで
き、さらにシールドベースに設けているアース端子によ
って、前記はんだ付け時のシールドベース露出面へのは
んだの引き込みを安定して確実に行うことができるた
め、シールドブロックとアースパターンとの電気的接続
を安定して行うことができ、高周波特性、特にアイソレ
ーション特性を良くした高周波リレーを得ることができ
る。
請求項2の高周波リレーは、前記固着するための手段
を、機械的なかしめ固定で行っているため、製作が容易
であり、かつ該かしめ固定位置を固定接点端子間に設け
ているので、アイソレーション特性のばらつきに大きな
影響を与える固定接点端子間において、安定した電気的
接続を得ることができ、さらに安定した高周波特性を得
ることができる。
請求項3の高周波リレーは、前記固定接点端子間に設
けたアース端子によりシールドケースとシールドブース
間をかしめ固定しているので、シールドベースにアース
端子を一体に設けたものと比べてシールドベース形状を
簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は、本発明の一実施例を示す一部断面の側
面図、 同図(b)は、同上の平面図、 同図(c)は、同上の側面図、 同図(d)は、同上の右側面図、 同図(e)は、同上の中間部分における断面図、 第2図(a)は、同上の要部平面図、 同図(b)は、同上の要部断面図、 第3図(a)は、他の実施例を示す要部平面図、 同図(b)は、同上の要部断面図、 第4図(a)は、従来例を示す要部平面図、 同図(b)は、同上の要部断面図、 第5図は、高周波特性曲線図である。 3……接点部、 4……電磁石部、 5……シールドケース、 6……アース端子、 7……シールドベース。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石部により駆動され、少なくとも一対
    の固定接点端子間を開閉する可動接点ばねからなる接点
    部と、アース端子を有した導電性からなる略平板状のシ
    ールドベースを一体に固着し、内部に前記接点部を配設
    した略箱形のシールドケースからなる高周波リレーにお
    いて、 前記シールドケースの裏面と略平板状のシールドベース
    の表面を一体的に固着するとともにシールドベースの裏
    面がリレーの外部に露出してなることを特徴とする高周
    波リレー。
  2. 【請求項2】前記固着するための手段が、かしめ固定で
    あるとともに該かしめ固定位置を固定接点端子間に設け
    た請求項1の高周波リレー。
  3. 【請求項3】前記固定接点端子間に設けたアース端子に
    よりシールドケースとシールドブース間をかしめ固定す
    る請求項1または請求項2の高周波リレー。
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