JPH0422521Y2 - - Google Patents

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JPH0422521Y2
JPH0422521Y2 JP1985036905U JP3690585U JPH0422521Y2 JP H0422521 Y2 JPH0422521 Y2 JP H0422521Y2 JP 1985036905 U JP1985036905 U JP 1985036905U JP 3690585 U JP3690585 U JP 3690585U JP H0422521 Y2 JPH0422521 Y2 JP H0422521Y2
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JP
Japan
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base
electromagnetic relay
board
sealing material
grounding
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JP1985036905U
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JPS61153257U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高周波信号を切り換える電磁継電器に
関するものである。
特に、アース端子の根元周辺部をシール材で囲
むことにより、プリント基板に装着した電磁継電
器をデイツプハンダ付けする際に、アース端子を
介してアース基板とプリント基板との間に溶融ハ
ンダが侵入するのを前記シール材で阻止し、侵入
してくる溶融ハンダの熱によるベース等の熱変形
や動作特性の劣化を防止できる電磁継電器に関す
るものである。
(従来技術と考案が解決しようとする課題) 従来、この種の電磁継電器においては、優れた
高周波特性と高いシール性とを確保するため、例
えば、第5図ないし第7図に示すように、電磁継
電器のベース2の底面に、アース端子6を有する
銅板製のアース基板5を固定する一方、ベース2
の底面とケース40の周縁部とで形成する空間部
にシール材41を充填、固化するものが提案され
ている。なお、18,18はコイル端子、9a,
9b,9cは固定端子である。
しかしながら、従来の電磁継電器では、シール
材41がアース端子6の外側面に充填されている
にすぎないので、アース端子6をプリント基板4
2のスルーホール42aに挿通し、デイツプハン
ダ付けすると、溶融ハンダがアース端子6を介し
てスルーホール42aを通過し、プリント基板4
2とアース基板5との隙間に侵入するため、熱伝
導面積が増加し、溶融ハンダの熱がアース基板5
を介してベース2等に伝わり、この熱がベース2
等を熱変形させ、電磁継電器の動作特性を劣化さ
せるという問題点がある。
本考案は、前記問題点に鑑み、溶融ハンダの侵
入に伴うベース等の熱変形や動作特性の劣化を防
止できる電磁継電器を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかる電磁継電器は、前記目的を達成
するため、アース端子を有するアース基板をベー
スの底面に設けるとともに、前記ベースの底面に
シール材を充填してシールする電磁継電器におい
て、前記アース基板のアース端子の根元周辺部に
前記シール材をガイドするガイド溝部を設け、こ
のガイド溝部を介して前記アース端子の根元周辺
部にシール材を充填した構成としてある。
(作用と考案の効果) したがつて、本考案によれば、シール材をガイ
ド溝に充填すれば、アース端子の根元周辺部がシ
ール材で囲まれることになる。
このため、本考案にかかる電磁継電器をプリン
ト基板に装着してデイツプハンダ付けすると、ア
ース端子を介してスルーホールを通過してきた溶
融ハンダがシール材に接触し、プリント基板とア
ース基板との隙間に前記溶融ハンダが侵入できな
い。この結果、溶融ハンダの熱がアース基板を介
してベース等に伝わらないので、ベース等が熱変
形せず、電磁継電器の動作特性が劣化しないとい
う効果がある。
(実施例) 以下、本考案にかかる一実施例を第1図ないし
第4図の添付図面に従つて説明する。
本実施例は電磁継電器を高周波リレーとして構
成したもので(第4図)、概略、固定ブロツク1
と、電磁石部10と、可動ブロツク20と、2枚
の復帰ばね30,35と、ケース40とから構成
されている。
固定ブロツク1は、適宜樹脂で長方形状の長孔
3を一体に成形したベース2の裏面に、アース基
板5を介し、固定端子9a,9b,9cを備えた
端子台8を固定したものである。各固定端子9
a,9b,9cの接点部(先端)9a′,9b′,9
c′は長孔3内に位置し、長孔3の内壁には各接点
部9a′,9b′,9c′に対向してアース接点(図示
せず)が適宜設置されている。また、アース基板
5は銅板からなり、接続部5a,5bを切り起こ
してある一方、その裏面にアース端子6を切り起
こしてある。そして、ベース2は、その表面に導
電性薄膜をメツキしてあるが、この導電性薄膜が
固定端子9a,9b,9cから絶縁されているこ
とは勿論である。
電磁石部10はコイル(図示せず)を巻回した
スプール12の胴部にI形鉄心11を挿通すると
ともに、前記スプール12とヨーク19とを一体
に結合したもので、前記ベース2の凹部4に装着
されている。また、コイル端子18,18は台部
13,13に取付けられ、ベース2の下面から突
出している。
可動ブロツク20は適宜樹脂で一体に形成した
可動台21の枠部22,22に可動鉄片26a,
26b及びこれに挾まれた永久磁石27,27を
固定し、可動接触片29a,29bを備えた絶縁
台28,28を孔23,23に挿入固定したもの
である。この可動台21は後述する板ばね30,
35にて矢印A,A′方向に平行状態で往復移動
可能に挾着保持されている。
板ばね30は中央部の突片31を前記ベース2
の溝部2aに挿入し、両端部32,32を可動台
21の溝部24,24に挿入したものである。板
ばね35は切欠き36,36を可動台21に形成
した小突起25,25に遊嵌し、両端部37,3
7を前記ベース2の溝部2b,2bに挿入したも
のである。
即ち、本実施例は、可動ブロツク20がコイル
(図示せず)に対する励磁・消磁に基づいて矢印
A方向に移動、矢印A′方向に復帰し、接点を切
り換えるものである。
次に、本実施例にかかる電磁継電器の組み立て
方法について説明する。
すなわち、ベース2の下方からアース基板5の
接続部5a,5bを介して端子台8を長孔3に圧
入する一方、ベース2の上方から電磁石部10お
よび可動ブロツク20を順次組み込んだ後、ケー
ス40を嵌合する。そして、ベース2の底面とケ
ース40の周縁部とで形成される空間部にシール
材41(例えば、エポキシ樹脂)を適宜注入する
と、シール材41は前記空間部に充填されるとと
もに、アース基板5のガイド溝部7a,7bに流
れ込み、アース端子6の根元周辺部にも充填さ
れ、アース端子6の根元周辺部がシール材41で
囲まれる。
したがつて、本実施例によれば、電磁継電器の
シール作業と同時に、アース端子6の根元周辺部
にもシール材41を充填できるので、作業性が良
いうえに、アース端子6にシール材41が附着し
にくいという利点がある。
なお、前述の実施例においては、アース基板に
設けた真直なガイド溝部を介してアース端子の根
元周辺部にシール材を充填する場合を示したが、
必ずしもこれに限らず、半円弧形状のガイド溝部
を設ける場合、あるいは、平坦なアース端子の根
元周辺部にシール材を充填、固化させて盛り上げ
た場合であつてもよいことは勿論である。また、
溶融したハンダの侵入をより一層効果的に防止す
るため、アース基板をハンダ附着しにくい材質で
構成するとともに、アース端子のみに貴金属メツ
キを施しておいても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案にかかる電磁継電
器の一実施例を示し、第1図は底面図、第2図は
第1図の−線部分断面図、第3図はアース基
板の斜視図、第4図は分解斜視図、第5図ないし
第7図は従来例にかかる電磁継電器の一実施例を
示し、第5図は底面図、第6図は電磁継電器をプ
リント基板に装着した場合の部分断面図、第7図
はアース基板の斜視図である。 2……ベース、5……アース基板、6……アー
ス端子、7a,7b……ガイド溝部、41……シ
ール材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アース端子を有するアース基板をベースの底面
    に設けるとともに、前記ベースの底面にシール材
    を充填してシールする電磁継電器において、 前記アース基板のアース端子の根元周辺部に前
    記シール材をガイドするガイド溝部を設け、この
    ガイド溝部を介して前記アース端子の根元周辺部
    にシール材を充填したことを特徴とする電磁継電
    器。
JP1985036905U 1985-03-13 1985-03-13 Expired JPH0422521Y2 (ja)

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JP1985036905U JPH0422521Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JP1985036905U JPH0422521Y2 (ja) 1985-03-13 1985-03-13

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JPS61153257U JPS61153257U (ja) 1986-09-22
JPH0422521Y2 true JPH0422521Y2 (ja) 1992-05-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915474B2 (ja) * 1975-04-04 1984-04-10 日本電気株式会社 直流変換装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915474U (ja) * 1982-07-15 1984-01-30 日本板硝子株式会社 表裏両面処理基材の支持装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915474B2 (ja) * 1975-04-04 1984-04-10 日本電気株式会社 直流変換装置

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JPS61153257U (ja) 1986-09-22

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