JPH0326609Y2 - - Google Patents

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JPH0326609Y2
JPH0326609Y2 JP1983204868U JP20486883U JPH0326609Y2 JP H0326609 Y2 JPH0326609 Y2 JP H0326609Y2 JP 1983204868 U JP1983204868 U JP 1983204868U JP 20486883 U JP20486883 U JP 20486883U JP H0326609 Y2 JPH0326609 Y2 JP H0326609Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁リレー、特に、ベースに固定され
た電磁石部の長手方向に対して直交する方向に、
可動鉄片を備えた可動ブロツクを平行状態を保持
して往復移動可能に設置し、電磁石部の励磁・消
磁に基づいて可動ブロツクを平行往復移動させる
とともに、接点機構を開閉する電磁リレーに関す
る。
(従来技術と考案が解決しようとする課題) 従来、この種の電磁リレーにあつては第7図に
示すように、可動ブロツクを独立・対向する2枚
の板ばねにて平行往復移動可能に挟着保持したも
のが提案されている。
すなわち、2はベース、9a′,9b′,9c′,9
a″,9b″,9c″は接点端子の接点部、11は鉄
芯、20は可動ブロツク、24,25は小突起、
26a,26bは可動鉄片、27は永久磁石、2
9a,29b,29c,29dは可動接触片、3
0,35は板ばねである。可動接触片29a,2
9bおよび29c,29dを対向するように一体
に備えた可動ブロツク20は、鉄芯11を構成要
素の1つとする電磁石部(図示せず)の励磁・消
磁に基づいて平行往復移動し、可動接触片29
a,29bおよび29c,29dは、接点端子の
接点部9a′,9b′,9c′および9a″,9b″,9
c″に接触、開離する。
しかしながら、従来の電磁リレーは、板ばね3
0,35の取付孔(図示せず)を、可動ブロツク
20の両側面に位置する小突起24,24、小突
起25,25に嵌合し、熱カシメにて別個独立に
固定していた。このため、板ばね30,35が相
互にずれたままで固定されやすく、このずれによ
りばね定数が変化し、可動ブロツク20に一体化
した可動接触片29a,29b,29c,29d
の往復動作が不正確になるとともに、固定端子に
対する可動接触片の接触圧が不均一になるという
欠点がある。しかも、別個独立に位置決めして固
定するものであるため、組立作業に手間がかかる
という問題点がある。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたもの
で、可動接触片の動作が正確で、かつ固定端子に
対する可動接触片の接触圧が均一であるととも
に、組立作業が容易な電磁リレーを提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案にかかる電磁リレーは、前記目的を達成
するために、可動ブロツクを、対向する2枚の板
ばねを連結体を介して一体化したばね体にて平行
往復移動可能に挟着保持し、前記ばね体の少なく
とも同一方向側の対向する端部をベースに固定
し、残る端部を摺動自在に支持した構成としてあ
り、他の構成は前述の従来例と同様である。
(作用と考案の効果) したがつて、本考案にかかる電磁リレーによれ
ば、可動ブロツクを平行往復移動可能に挟着保持
する2枚の板ばねを、連結体を介して一体化して
あるので、一方の板ばねを可動ブロツクの側面に
固定すれば、他方の板ばねの固定位置を正確に位
置決めでき、従来例のように2枚の板ばねをずれ
たままで固定することがない。このため、ばね定
数が変化せず、可動ブロツクの平行往復移動動作
が正確になるので、各固定端子に対する可動接触
片の接触圧が均一になる。
しかも、独立した2枚の板ばねを別々に位置決
めする必要がないので、組立作業の作業能率が向
上するという効果がある。
(実施例) 第1図ないし第6図において図示されている本
考案に係る電磁リレーは、概略、固定ブロツク1
と、電磁石部10と、可動ブロツク20と、2枚
の復帰ばね30,35を連結体33を介して一体
化したばね体39と、ケース40とから構成され
ている。
固定ブロツク1は、適宜樹脂で長方形状の長孔
3,3を一体に成形したベース2の裏面に、アー
ス板5を介し、接点端子9a,9b,9cを備
え、かつ、連結部8a,8bで連結した端子台を
圧入固定したものである。各接点端子9a,9
b,9cの接点部(先端)9a′,9b′,9c′およ
び9a″,9b″,9c″は長孔3,3内に位置し、長
孔3,3の内壁には各接点部9a′,9b′,9c′お
よび9a″,9b″,9c″に対向してアース接点2
a′,2b′,…,2f′および2a″,2b″,…,2
f″が適宜設置されている。また、アース板5は銅
板からなり、接続部5a,5b,…,5fを切り
起こしてある一方、その裏面にアース端子6a,
6b,…,6fを切り起こしてある。そして、ベ
ース2は、その全面に導電性薄膜をメツキし、そ
の裏面の長孔3,3と対向する位置に前記長孔
3,3と連通し、端子台8,8を嵌合、挿入する
挿入孔3a,3b,3cを各2つずつ有する。さ
らに、ベース2の裏面には、接点端子9a,9b
間、9b,9c間、9c,9c間に突部2c,2
dが平行かつ対向するように設けられている。こ
の突部2c,2dにより、電磁リレーをプリント
基板に実装する時、一定の間隙を保持してフラツ
クスによる悪影響を減少させることができる。ま
た、アース端子6a,…,6fと導電性薄膜をメ
ツキした突部2c,2dとが各接点端子9a,9
b,9cを包囲するように設けられているので、
良好な高周波特性を得られるという利点がある。
また、端子台8を、アース板5の接続部5a,
…,5fを介して、挿入孔3a,3b,3cに圧
入固定すると、ベース2の導電性薄膜を介してベ
ース2とアース板5とが電気的に接続して接触面
積が増大するので、高周波特性が向上する。な
お、導電性薄膜と接点端子9a,9b,9cとは
絶縁されていることは勿論である。
電磁石部10は形鉄芯11をインサート成形
したスプール12に、コイル17を巻回するとと
もに、スプール12とヨーク19とを一体に結合
したもので、前記ベース2の凹部4に装着され、
熱カシメにより固定されている。スプール12は
台部13の孔13aにヨーク19の突片19aを
突入させることによりヨーク19と結合される。
また、コイル端子18,18は台部13に設けら
れた圧入孔13b,13bに圧入固定され、ベー
ス2の下方に突出している。
可動ブロツク20は適宜樹脂で一体に成形した
可動台21の枠部22,22に可動鉄片26a,
26b及びこれに挟まれる永久磁石27,27を
固定し、可動接触片29a,29b,29c,2
9dを備えた絶縁台28a,28b,28c,2
3dを孔23a,23b,23c,23dに挿入
固定したものである。そして、可動台21は、そ
のガイド孔21a,21bに前記台部13の突起
14a,14bを遊嵌して、可動台21の位置決
めを行なう。この可動台21は可動鉄片26a,
26bが前記鉄芯11のスプール12からの両突
出端部に対して一定のギヤツプをもつて対向する
ように設置され、板ばね30,35にて矢印A,
A′方向に平行状態で往復移動可能に挟着保持さ
れている。
ばね体39は2枚の対向する板ばね30,35
を連結体33を介して一体化したもので、可動台
21に載置・固定する。そして、板ばね30は取
付孔31,31を前記可動台21に形成した小突
起24,24に嵌合して熱カシメし、両端部3
2,32をベース2の溝部2a,2aに挿入し、
一方の端部32を熱カシメ等により固定したもの
である。板ばね35は取付孔36,36を可動台
21に形成した小突起25,25に嵌合し熱カシ
メし、両端部37,37を前記ベース2の溝部2
b,2bに挿入し、前記板ばね30の熱カシメし
た端部32に対向する端部37を、熱カシメによ
り固定したものである。したがつて、可動台21
は板ばね30,35によつて吊られた状態で支持
され、平行移動を行なう。
即ち、コイル17の無励磁時にあつては、永久
磁石27,27の磁力にて可動ブロツク20が鉄
芯11の両端磁極面と可動鉄片26a,26bと
の間に吸引力が作用し、可動ブロツク20が矢印
A′方向に移動し、可動接触片29a,29dの
両端が接点部9b′,9c′および9a″,9b″に接触
し、可動接触片29b,29cの両端がアース接
点2a′,2c′および2c″,2e″に接触する。
ここで、コイル17を励磁すると、鉄芯11の
両端磁極面と可動鉄片26b,26bとの間に吸
引力が作用し、可動ブロツク20が矢印A方向に
平行移動し、可動接触片29b,29cの両端が
接点部9a′,9b′および9b″,9c″に接触し、可
動接触片29a,29dの両端がベース2の内側
壁に設けたアース接点2d′,2f′および2b″,2
d″に接触する。
即ち、本実施例において、可動ブロツク20は
コイル17に対する励磁・消磁に基づいて矢印A
方向に移動し、そして、矢印A′方向に復帰する
ことにより、接点部9a′,9b′と9b′,9c′及び
9a″,9b″と9b″,9c″を切換える。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案にかかる一実施例
を示し、第1図および第2図はばね体の下方およ
び上方からの斜視図、第3図および第4図は本考
案にかかる実施例の横断面図、第5図は本考案に
かかる実施例の底面図、第6図は本考案にかかる
実施例の分解斜視図、第7図は従来例にかかる電
磁リレーの横断面図である。 2……ベース、10……電磁石部、20……可
動ブロツク、26a,26b……可動鉄片、3
0,35……板ばね、33……連結体、39……
ばね体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースに固定された電磁石部の長手方向に対し
    て直交する方向に、可動鉄片を備えた可動ブロツ
    クを平行状態を保持して往復移動可能に設置し、
    電磁石部の励磁・消磁に基づいて可動ブロツクを
    平行往復移動させるとともに、接点機構を開閉す
    る電磁リレーにおいて、 前記可動ブロツクを、対向する2枚の板ばねを
    連結体を介して一体化したばね体にて平行往復移
    動可能に挟着保持し、前記ばね体の少なくとも同
    一方向側の対向する端部をベースに固定し、残る
    端部を摺動自在に支持したことを特徴とする電磁
    リレー。
JP20486883U 1983-12-29 1983-12-29 電磁リレ− Granted JPS60112048U (ja)

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JP20486883U JPS60112048U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電磁リレ−

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JP20486883U JPS60112048U (ja) 1983-12-29 1983-12-29 電磁リレ−

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JPS60112048U JPS60112048U (ja) 1985-07-29
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JP2503626Y2 (ja) * 1989-05-16 1996-07-03 オムロン株式会社 電磁継電器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53140557A (en) * 1977-05-13 1978-12-07 Matsushita Electric Works Ltd Polar relay
JPS57180834A (en) * 1981-04-30 1982-11-08 Matsushita Electric Works Ltd Polarized relay

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