JPH0311794Y2 - - Google Patents

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JPH0311794Y2
JPH0311794Y2 JP1813384U JP1813384U JPH0311794Y2 JP H0311794 Y2 JPH0311794 Y2 JP H0311794Y2 JP 1813384 U JP1813384 U JP 1813384U JP 1813384 U JP1813384 U JP 1813384U JP H0311794 Y2 JPH0311794 Y2 JP H0311794Y2
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movable
point
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JP1813384U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電磁継電器、特に、固定ブロツクに固
定された電磁石部の少なくとも片側に可動鉄片を
配した可動ブロツクを、2枚の復帰兼支持用板ば
ねにて移動方向に挾持保持して往復移動可能に設
置し、電磁石部の励磁・消磁に基づいて可動ブロ
ツクを移動させるとともに、接点機構を開閉する
電磁継電器に関する。
(従来技術と考案が解決しようとする課題) 従来、この種の電磁継電器においては、例え
ば、2枚の板ばねのうち、一方の板ばねの両端を
可動ブロツクに係止し、その中央部を固定ブロツ
クに固定する一方、他方の板ばねの両端を固定ブ
ロツクに係止し、その中央部を可動ブロツクに固
定したものが提案されている。
しかしながら、従来例では、板ばねの両端の係
止部にがたつきがあると、係止点が可動ブロツク
の移動につれて前後、左右に移動するため、板ば
ねの左右のスパンに差を生じ、板ばねの両端にか
かるばねの力に不均衡が生じる。このため、従来
例では、可動ブロツクが傾いた状態で往復移動を
行なうこととなり、接点の接離動作に時間的ずれ
が生じ、電磁継電器の動作特性が低下するという
問題点がある。
本考案は前記問題点に鑑みてなされたもので、
可動ブロツクが平行状態で往復移動し、接点の接
離動作に時間的ずれがなく、動作特性が良好な電
磁継電器を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る電磁継電器は前記目的を達成する
ため、2枚の板ばねのうち、一方の板ばねの中央
部を可動ブロツクに固定し、一端を固定ブロツク
に支持せしめ、他方の板ばねの中央部を固定ブロ
ツクに固定し、一端を可動ブロツクに支持すると
ともに、2枚の板ばねの取付けが、一方の板ばね
の片端の支持点と、この支持点に隣あう一方の板
ばねの固定点と、前記一方の板ばねの支持点に対
角線上に対向する他方の板ばねの片端の支持点
と、この支持点に隣あう他方の板ばねの固定点と
で平行四辺形を形成するように構成してある。
(作用と考案の効果) このため、電磁石部の励磁、消磁により可動ブ
ロツクが往復移動しても、他方の板ばねの支持点
から一方の板ばねの固定点までの距離が、他方の
板ばねの固定点から一方の板ばねの支持点までの
距離と同一であり、しかも、2枚の板ばねのたわ
みが微小であることから、一方の板ばねの支持点
からこれに隣あう固定点までの距離と、他方の板
ばねの支持点からこれに隣あう固定点までの距離
とが同一であるので、前記支持点と前記固定点と
は近似的に平行四辺形を常に構成する。
したがつて、本考案によれば、可動ブロツクは
傾くことなく、固定ブロツクに対して平行状態を
保ちながら往復移動するので、接点の接離動作を
より一層正確にできる。
しかも、部品の取付精度を高めるだけで可動ブ
ロツクを正確に平行移動させることができるの
で、部品製造が容易になるという効果がある。
(実施例) 第1図ないし第4図において、本考案に係る電
磁継電器は高周波リレーとして構成したもので、
概略、固定ブロツク1と、電磁石部10と、可動
ブロツク20と、2枚の復帰兼支持用板ばね3
0,35と、ケース40とから構成されている。
固定ブロツク1は、適宜樹脂で一体に成形した
ベース2の長方形状の長孔3に固定端子9a,9
b,9cを備えた端子台8を固定したものであ
る。各固定端子9a,9b,9cの接点部(先
端)9a′,9b′,9c′は長孔3内に位置し、長孔
3の内壁には各接点部9a′,9b′,9c′に対向し
てアース接点6a,6b,…,6fが設置されて
いる。また、ベース2の裏面からは4本のアース
端子7が突出し、このアース端子7とアース接点
6a,6b,……,6fはベース2の表面にメツ
キされた導電性薄膜を介して短絡されている。な
お、導電性薄膜と固定端子9a,9b,9cとは
絶縁されていることは勿論である。
電磁石部10は形鉄芯11をスプール12の
胴部に挿通し、コイル17を巻回するとともに、
スプール12とヨーク19を一体に結合したもの
で、前記ベース2の凹部4に装着されている。ス
プール12は台部13の孔13aにヨーク19の
突片19aを突入させるととももに、側部13b
を突片19bの内側に当接させることによりヨー
ク19と結合される。また、コイル端子18,1
8は台部3,13に取付けられ、ベース2の下方
に突出している。
可動ブロツク20は適宜樹脂で一体に成形した
可動台21の枠部22,22に可動鉄片26a,
26b及びこれに挟まれた永久磁石27,27を
固定し、可動接触片29a,29bを備えた絶縁
台28,28を孔23,23に挿入固定したもの
である。この可動台21は可動鉄片26a,26
bが前記鉄芯11のスプール12からの両突出端
部対して一定のギヤツプをもつて対向するように
設置され、板ばね30,35にて矢印A,A′方
向に平行状態で往復移動可能に挾着保持されてい
る。
板ばね30は中央部の突片31を前記ベース2
の溝部5aに挿入するとともに、突片31の両端
部31a,31bを溝部5aの両端部に固定して
固定点とする一方、両端部32a,32bを可動
台21の溝部24,24に挿入して支持したもの
である。
板ばね35は切欠き36a,36bを可動台2
1に形成した突起25,25に係合固定して固定
点とする一方、両端部37a,37bを前記ベー
ス2の溝部5b,5bに挿入して支持したもので
ある。
特に、第4図に示すように、板ばね30,35
の固定ブロツク1、可動ブロツク20に対する取
付けは、支持点32a,固定点31a、支持点3
7bおよび固定点36b、あるいは、支持点32
b,固定点31b,支持点37aおよび固定点3
6aによつて平行四辺形を形成するようにしてあ
る。
即ち、コイル17の無励磁時にあつては、永久
磁石27,27の磁力にて可動ブロツク20が鉄
芯11の両端磁極面と可動鉄片26b,26bと
の間に吸引力が作用し、可動ブロツク20が矢印
A′方向に移動し、可動接触片29a両端が接点
部9b′,9c′に接触し、可動接触片29bの両端
がアース接点6a,6bに接触する。
ここで、コイル17を励磁すると、鉄芯11の
両端磁極面と可動鉄片26a,26aとの間に吸
引力が作用し、可動ブロツク20が矢印A方向に
移動し、可動接触片29bの両端が接点部9a′,
9c′に接触し、可動接触片29aの両端がアース
接点6d,6fに接触する。
即ち、本実施例において、可動ブロツク20は
コイル17に対する励磁・消磁に基づいて矢印A
方向に移動し、そして、矢印A′方向に復帰する
ことにより、接点部9a′,9c′及び9b′,9c′を
切換える。
このとき、板ばね30,35はその両端32
a,32bおよび37a,37bが可動ブロツク
20および固定ブロツク1の溝部24,24およ
び5b,5bに挿入、支持されているため、可動
ブロツク20の移動に際し、第4図に示すよう
に、例えば、支持点32a,固定点31a,支持
点37bおよび固定点36bが常に近似的に平行
四辺形を構成する関係にある。このため、可動ブ
ロツク20は平行状態を保持しながら接離動作を
行なうことになり、接点の接離動作の時間的ずれ
がなくなるので、電磁継電器の動作特性が向上す
る。
なお、前述の実施例においては真直な板ばねを
使用する場合を示したが、必ずしもこれに限ら
ず、左右両側に一定角度に折曲げた折曲部を有す
る板ばねであつてもよい。また、前述の実施例で
は2枚の板ばねの両端を挿入,支持する場合を示
したが、2枚の板ばねの一端を挿入、支持し、他
端を固定支持してもよい。さらに、支持手段は固
定,支持に限らず、支点のずれない回動支持であ
つてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、第1図は分解斜視図、第2は平面図、第3図
は断面図、第4図は動性特性を示す説明図であ
る。 1……固定ブロツク、10……電磁石部、20
……可動ブロツク、26b……可動鉄片、30,
35……板ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定ブロツクに固定された電磁石部の少なく
    とも片側に可動鉄片を配した可動ブロツクを、
    2枚の復帰兼支持用板ばねにて移動方向に挾着
    保持して往復移動可能に設置し、電磁石部の励
    磁・消磁に基づいて可動ブロツクを移動させる
    とともに、接点機構を開閉する電磁継電器にお
    いて、 前記2枚の板ばねのうち、一方の板ばねの中
    央部を可動ブロツクに固定し、一端を固定ブロ
    ツクに支持せしめ、他方の板ばねの中央部を固
    定ブロツクに固定し、一端を可動ブロツクに支
    持するとともに、2枚の板ばねの取付けが、一
    方の板ばねの片端の支持点と、この支持点に隣
    あう一方の板ばねの固定点と、前記一方の板ば
    ねの支持点に対角線上に対向する他方の板ばね
    の片端の支持点と、この支持点に隣あう他方の
    板ばねの固定点とで平行四辺形を形成するよう
    にしたことを特徴とする電磁継電器。 (2) 前記板ばねの一端の支持手段が固定支持であ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の電磁継電器。 (3) 前記板ばねの一端の支持手段が支点のずれな
    い回動支持であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の電磁継電器。
JP1813384U 1984-02-10 1984-02-10 電磁継電器 Granted JPS60130542U (ja)

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JP1813384U JPS60130542U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 電磁継電器

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JP1813384U JPS60130542U (ja) 1984-02-10 1984-02-10 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS60130542U JPS60130542U (ja) 1985-09-02
JPH0311794Y2 true JPH0311794Y2 (ja) 1991-03-20

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