JPH0438495Y2 - - Google Patents

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JPH0438495Y2
JPH0438495Y2 JP3940886U JP3940886U JPH0438495Y2 JP H0438495 Y2 JPH0438495 Y2 JP H0438495Y2 JP 3940886 U JP3940886 U JP 3940886U JP 3940886 U JP3940886 U JP 3940886U JP H0438495 Y2 JPH0438495 Y2 JP H0438495Y2
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electromagnet
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電気機器における電磁石装置の固定構
造に関するものである。
考案の概要 本考案にかかる電磁石装置の固定構造は、電磁
石装置をベースの係合部に係合するとともに、電
磁石装置、ベースの少なくともいずれか一方に設
けたバネ部材で、電磁石装置を係合部に押し付
け、所定位置に正確に固定するものである。
従来の技術 従来、前記電磁石装置の固定構造の一態様とし
て、ベースに係合孔と、この係合孔の上方に位置
するフツク部を備えた支柱とを設け、電磁石装置
の鉄心に設けた係合突部を前記係合孔に係合する
とともに、鉄心の上部に前記フツク部を係合して
電磁石装置を固定するようにしたものが実開昭57
−185151号公報にて提案されている。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このものでは、電磁石装置を装
着する際にフツク部が邪魔になるため、電磁石装
置は、その係合突部を斜め上方から係合孔に差し
込み、これを支点として回転しながら鉄心上部を
フツク部に係合しなければならない。そのため、
係合孔は係合突部よりも若干大きく、これらの間
には隙間があることから、電磁石装置がガタツ
キ、ベースに対する垂直性が得られず、他の機器
との正確な位置関係が得られないという問題点を
有していた。
問題点を解決するための手段 本考案は前記問題点を解決するためになされた
もので、ベースに係合部を設け、電磁石装置、ベ
ースのいずれか一方に、電磁石装置をベースに装
着した状態で、電磁石装置を前記係合部に向けて
付勢して固定するバネ部材を設けたものである。
実施例 以下、本考案にかかる電磁石装置の固定構造を
電磁継電器に適用した実施例である図面に従つて
説明する。
第1図において、1は電磁石装置で、この電磁
石装置1は、合成樹脂からなるスプール2の中心
孔2aに略コ字形状の一対のヨーク5,5と、棒
状の補助ヨーク5c(第2図参照)を挿入し、ス
プール2の胴部にコイル7を巻回したもので、コ
イル7の両端はコイル端子8,8(第1図におい
て一方は図示せず)に接続されている。そして、
スプール2の鍔部3,3には両側に突出する板バ
ネ4,4が同一材料で一体成形されており、ヨー
ク5,5の下部にはそれぞれ係止部6,6が形成
されている。
10は電磁石装置1を装着する電気機器のベー
スで、このベース10は箱形をしており、底部1
1に電磁石装置1の係止部6,6に対応する一対
の係合突部13,13が形成され、側壁12のコ
ーナー上部には電磁石装置1の板バネ4,4に対
応する突部14,14が形成され、さらにその下
方にはベース10の裏面に貫通した注入孔15,
15が形成されている。なお、突部14の上面1
4aは係合突部13に向つて(第1図におけるX
方向)下方に傾斜している。
また、第2図に示すように、ベース10におけ
る突部14と係合突部13の対向する面同士の水
平距離1は、電磁石装置1における係止部6と
板バネ4の外面同士の水平距離2よりも若干短
くしてある。
前記構成からなる電磁石装置1をベース10に
装着するには、まず、ヨーク5,5の係止部6,
6をベース10の係合突部13,13の突部14
側に係合する。次に、その状態から、係合突部1
3,13を支点として電磁石装置1を回転し、板
バネ4,4を突部14,14の傾斜した上面14
a,14aに沿つて変形させながら押し込み、第
2,3,4図に示す状態に装着する。なお、以上
の動作はワンタツチで行なわれる。
この状態で、板バネ4,4の上部は突部14と
接触して内側に向かつてねじられている。この結
果、電磁石装置1は、板バネ4,4の復帰力によ
つて、第4図に示す時計回り方向の回転力Tと、
水平力Hとを受け、斜め下方に向う押圧力Fが作
用し、浮き上がりが防止された状態で強固に位置
規制される。なお、必要であれば、電磁石装置1
を動かして位置を微調整をすることもできる。
続いて、ベース10の注入孔15から接着剤を
注入して電磁石装置1をベース10に接着、固定
する。注入された接着剤は、ヨーク5とベース1
0の底部11との隙間に流入し、ここで流れが遮
られて係合部13まで達することはない。
このようにして、電磁石装置1はベース10に
対して移動不可能に固定され、他の部品との位置
関係を正確に決定することができる。
また、ベース10には、第2図に示すように、
下記する可動ブロツク30、接点機構40が装着
される。
可動ブロツク30は適宜樹脂にて一体成形され
た可動台31とこの可動台31に永久磁石39
a,39bを介して平行に設置された可動鉄片3
7,38とで構成されている。可動台31は孔3
1eをベース10に突設した支軸16とケース5
0に突設した支軸(図示せず)とを支点として回
動可能であり、可動鉄片37,38の両端部は前
記ヨーク5,5の磁極片5a,5bに対向してい
る。
接点機構40はベース10に圧入固定した端子
41,43に設けた固定接点42,44と、これ
に対向するように可動接触片45の両端に設けた
可動接点46,47とで構成されている。
可動接触片45の中央部には共通端子19が設
けてあり、この共通端子19は図示しない挿通孔
を介して外部に突出している。そして、可動接触
片45は、共通端子19とともに前記挿通孔の側
部に対向して設けた突部17と突部18間で挾着
支持され、第2図中下方への復帰力を予め付与さ
れ、前記可動台31に形成した駆動用突部35,
35に圧接している。
また、ベース10の底部11には略L字形状の
隔壁部11a,11aが突設されている。これに
対し、ケース50には隔壁部11a,11aに対
応する隔壁部(図示せず)が突設されており、ケ
ース50をベース1に重ね合せた際に両者の隔壁
部が当接し、接点機構40と電磁石装置1、可動
ブロツク30との最近接部品、即ち端子41,4
2と可動鉄片37との沿面距離を確保し、良好な
絶縁性を図るようになつている。しかも、前記可
動鉄片37の接点機構40側は可動台31の側板
部31aで覆われており、この点でも絶縁性の向
上が図られている。
ここで、電磁継電器の動作について説明する。
第2図は中立状態を示し、コイル7に通電し、
磁極片5aにS極、磁極片5bにN極を励起させ
ると、永久磁石39a,39bによる磁束との反
発力、吸引力で可動ブロツク30は支軸16を支
点として第2図中反時計回り方向に回動し、右側
の駆動用突部35が可動接触片45を押圧し、可
動接点46が固定接点42に接触すると共に、可
動接点47が固定接点44から離間する。そし
て、コイル7への通電を断つと、可動ブロツク3
0は永久磁石39a,39bの磁力でこの状態を
キープする。
一方、コイル7に電流を前記とは逆方向に通電
すると、可動ブロツク30は時計回り方向に回動
し、左側の駆動用突部35が可動接触片45を押
圧し、可動接点46が固定接点42から離間する
と共に、可動接点47が固定接点44に接触す
る。コイル7への通電を断つとこの状態をキープ
するのは前述のとおりである。
前述実施例では、板バネ4はスプール2の成形
時にその材料で一体的に形成するものとしたが、
これに限らず、別途バネ性を有する金属あるいは
合成樹脂の板材をインサート成形したり、スプー
ル2の鍔部3に凹部を設け、ここに嵌合したり、
接着剤で固定するようにしてもよい。
また、前記実施例では、板バネ4はスプール2
に設けるものとしたが、これに限らず、第5図に
示すように、ベース10に設けるようにしてもよ
い。さらに、板バネ4は、第6図に示すように、
突部14の下部に係合可能な段部4aを設け、板
バネ4がスライドして上方へ移動するのを防止す
るようにしてもよい。このようにすれば、板バネ
4の付勢力を無駄なく、確実に電磁石装置1に作
用させることができる。
そして、前記実施例では、電磁石装置1の係止
部6はヨーク5に設けるものとしたが、これに限
らず、スプール3に設けるようにしてもよい。
また、前記実施例では、電磁石装置1に突起状
の係止部6、ベース10に係合突部13を設け、
これらを係合するものとしたが、これに限らず、
いずれか一方を凹部とし、これに係合するように
してもよい。
さらに、前記実施例では、電磁石装置1に係止
部6を設け、これをベース10の係合突部13に
係合するものとしたが、電磁石装置1のヨーク
5、あるいはスプール2の一部を直接係合突部1
3に係合するようにしてもよい。このようにすれ
ば、電磁石装置1の係止部6は不要である。
そして、前記実施例では、板バネ4は2つ設け
るものとしたが、これに限らず、少なくとも1つ
以上あればよい。
考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案にかかる
電磁石装置の固定構造は、ベースに設けた係合部
に電磁石装置を係合し、電磁石装置、ベースのい
ずれか一方に設けたバネ部材で、電磁石装置を前
記係合部に向けて付勢するようにしている。
このため、ベースに対する電磁石装置の固定を
簡単に行うことができるとともに、電磁石装置は
バネ部材によつて係合部に押圧されて位置規制さ
れているため取付位置及びその状態が正確であ
る。
したがつて、他の部品との位置関係が正確とな
り、高品質の電気機器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる電磁石装置の固定構造
を示す分解斜視図、第2図は本考案を適用した電
磁継電器の一態様を示す断面図、第3図は第2図
の−線断面図、第4図は第2図の−線断
面図、第5図、第6図はその他の実施例を示す断
面図である。 1……電磁石装置、2……スプール、3……鍔
部、4……板バネ、5……ヨーク、6……係止
部、7……コイル、10……ベース、13……係
合突部、14……突部、15……注入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石装置をベースに装着する電気機器におい
    て、前記ベースに電磁石装置と係合可能な係合部
    を設けるとともに、電磁石装置、ベースの少なく
    ともいずれか一方に、電磁石装置をベースに装着
    した状態で、電磁石装置を係合部に向けて付勢す
    るバネ部材を設けたことを特徴とする電磁石装置
    の固定構造。
JP3940886U 1986-02-10 1986-03-17 Expired JPH0438495Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3940886U JPH0438495Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17
US07/013,296 US4730176A (en) 1986-02-10 1987-02-10 Electromagnet having a pivoted polarized armature
EP87101811A EP0232897A3 (en) 1986-02-10 1987-02-10 Electromagnet device
CA000529391A CA1270512A (en) 1986-02-10 1987-02-10 Electromagnet having a pivoted polarized armature

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3940886U JPH0438495Y2 (ja) 1986-03-17 1986-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62151706U JPS62151706U (ja) 1987-09-26
JPH0438495Y2 true JPH0438495Y2 (ja) 1992-09-09

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ID=30852542

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JP3940886U Expired JPH0438495Y2 (ja) 1986-02-10 1986-03-17

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JPS62151706U (ja) 1987-09-26

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