JPS6310602Y2 - - Google Patents

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JPS6310602Y2
JPS6310602Y2 JP1776385U JP1776385U JPS6310602Y2 JP S6310602 Y2 JPS6310602 Y2 JP S6310602Y2 JP 1776385 U JP1776385 U JP 1776385U JP 1776385 U JP1776385 U JP 1776385U JP S6310602 Y2 JPS6310602 Y2 JP S6310602Y2
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bobbin
fixed contact
contact piece
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yokes
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【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、ラジコンなどの各種の機器に使用さ
れるリレーに係り、特に固定接片を有するヨーク
や可動接片などをケースに順次挿入して保持する
ことのできる小型でしかも簡単に組立てができる
リレーに関する。
〔考案の背景〕
従来のリレーは、固定接片が可動接片の支持・
固定にネジやリベツトなどが用いられていた。そ
のため、リレーの小型化が進んでケースやその他
の部品が小さくなると、各接片の固定作業が難し
くなり、組立てに手間がかかつて実質的なコスト
高になる。
従来組立作業の改善を図るため、例えば実開昭
51−156439号公報に記載されているような提案が
なされている。
この考案は、永久磁石の両端部に磁極部をそれ
ぞれかしめ付けし、ボビンの一方のフランジ部に
形成された溝に前記磁極部から突設された耳部を
圧入することにより、磁極部を有する永久磁石を
ボビンに取り付ける。
ボビンの他方のフランジ部の両側に挿入孔を形
成し、一対のヨークの基部をそれぞれ挿入してヨ
ークの先端部を前記磁極部に接触させることによ
り、2つのヨークをボビンに取り付ける構造にな
つている。
しかしこのものにおいては、前記フランジ部の
溝の深さのばらつきによつては磁極部とヨークと
の接触状態が悪くなり、磁気抵抗が増大し、結
局、ヨークの先端部間に形成される界磁磁束の強
度が下がり、リレーの動作特性が悪くなる。
さらに、リレーの小型化に伴いボビンのフラン
ジ部も小さくなる傾向にあるため、前述のように
フランジ部に溝を形成してそこに耳部を挿入した
り、他方のフランジ部に挿入孔を形成してヨーク
の基部を挿入したりする構造では、フランジ部の
溝や挿入孔の周囲にクラツクを生じて製品の歩留
りが悪くなるなどの欠点を有している。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、組立作業が簡便でしかも小型化できるリレ
ーを提供するにある。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面とともに説明す
る。第1図ないし第3図はリレーの組立後の状態
を示す図で、合成樹脂で成形された電気絶縁性の
角箱形のケース1には、第8図に示すリレーブロ
ツク2が収納され、ケース1の開口部は合成樹脂
で成形された角形の蓋3で閉塞される。
リレーブロツク2のほぼ中央にはボビン4が配
置され、それの胴部5には励磁コイル6が巻装さ
れて巻回体7を構成し、励磁コイル6の両端部は
ボビン4の両側板8,8に固着されたコイル端子
9A,9Bに巻き付けられてハンダで固定されて
いる。第9図に示すように側板8の下部両側に
は、下方に向けて開口した開口部10を有するポ
ケツト11が付設され、このポケツト11にコイ
ル端子9A,9Bの上部をそれぞれ挿入し、その
後ポケツト11の外表面から熱圧着することによ
り、ポケツト11の一部をコイル端子9A,9B
に融着してそれを固定する。前記ポケツト11
は、コイル端子9A,9Bの取り付けの際の方向
性をなくすると共に、どの方向にでも取り付ける
ことができるように両側板8,8の下部両側に4
個付設されている。(第1図参照)。ボビン4のほ
ぼ中央には軸方向に貫通した透孔12が開設して
あり、この透孔12の形状は、後述する可動接片
13が遊嵌できるように縦長の長方形になつてい
る。また第9図に示すように、両側板8,8の側
端縁にはそれぞれ位置決め用の突部14が形成さ
れている。
15A,15Bは互に対向するように配置され
るヨークで、平面形状がほぼクランク状をしてお
り、互に対向する凹部側板16A,16Bによつ
て形成される内側空間に励磁コイル6を巻装した
ボビン4が配置されるようになつている。第8図
に示すように、凹部側板16A,16Bの前記ボ
ビン4の突部14と対向する部分には係合溝17
がそれぞれ設けられ、ボビン4の突部14が係合
溝17に嵌入することにより、ボビン4に対する
ヨーク15A,15Bの位置決めがなされる。凹
部側板16A,16Bの下端から下方へ向けて固
定接片端子18A,18Bが一体に突設されてい
る。固定接片端子18A,18Bの凹部側板16
A,16Bと連なる部分に、固定接片端子18
A,18Bのねじ曲げを容易にするためのネツク
部19が形成され、さらにこのネツク部19の下
側にケース1の底部と係合するつば部20が設け
られている。
ヨーク15Aにおいて、前記凹部側板16Aの
前側には固定接片21Aが後側には後部対向片2
2Aが形成され、これら固定接片21A、凹部側
板16A、後部対向片22Aは垂直に立設されて
いる。さらに前記固定接片21Aの下端から水平
に延びた水平当接部23Aと、その水平当接部2
3Aの側端から垂下した垂下部24Aとが形成さ
れ、この水平当接部23Aと垂下部24Aとによ
り片側の抱持部が構成されている。これら凹部側
板16A、固定接片21A、後部対向片22A、
水平当接部23A、垂下部24Aは、ヨーク15
Aの素材をプレス加工することによつて一体に形
成される。またヨーク15Bにおいても同様に、
前記凹部側板16Bの前側には固定接片21Bが
後側には後部対向片22Bが形成され、これら固
定接片21B、凹部側板16B、後部対向片22
Bは垂直に立設されている。さらに前記固定接片
21Bの下端から水平に延びた水平当接部23B
と、その水平当接部23Bの側端から垂下した垂
下部24Bとが形成され、この水平当接部23B
と垂下部24Bとによりもう一方の抱持部が構成
されている。これらの凹部側板16B、固定接片
21B、後部対向片22B、水平当接部23B、
垂下部24Bは、ヨーク15Bの素材をプレス加
工することによつて一体に形成される。
ボビン4を介してヨーク15Aと15Bを対向
させることにより、固定接片21Aと21Bなら
びに後部対向片22Aと22Bとがそれぞれ間隔
をおいて対向するとともに、水平当接部23A,
23Bならびに垂下部24A,24Bとによつて
永久磁石25を挿入する空間部が区画形成され
る。従つてボビン4は、ヨーク15Aと15Bの
スペーサとしての役割を有している。第8図に示
すように永久磁石25を前記空間部に挿入して、
例えばN極側の端面を垂下部24Aに上面を水平
当接部23Aに当接・磁着し、S極側の端面を垂
下部24Bに上面を水平当接部23Bに当接・磁
着する。そのため固定接片21AがN極に、固定
接片21BがS極にそれぞれ帯磁され、対向する
固定接片21Aと21Bとの間に永久磁石25に
よる界磁磁束が同一方向に形成される。
ボビン4の突部14とヨーク15A,15Bの
係合溝17との係合と永久磁石25による磁気的
吸引力とにより、ボビン4とヨーク15A,15
Bとが仮止め状態で1つのブロツクが構成され
(第8図において可動接片13が取り除かれてい
る状態)、この状態でケース1に挿入される。
第4図ないし第7図に示すようにケース1は、
底部26とその底部26の周辺からそれぞれ立設
した前壁27と側壁28,28と後壁29とから
構成され、上方が開口している。底部26の長手
方向のほぼ中央で側壁28,28寄りには2個の
固定接片端子挿入孔30が、またこの固定接片端
子挿入孔30の前後に4個のコイル端子挿入孔3
1が形成されており、このコイル端子挿入孔31
は前述したボビン4のポケツト11と対応してい
る。前壁27の内面には固定接片21A,21B
の先端が挿入されて、固定接片21Aと21Bの
間隔が保持される嵌入溝32が所定の間隔をおい
て2条縦方向に形成されている。前壁27の後方
には、永久磁石25を挿入したときにそれが位置
ずれしないように位置規制突部33が底部26か
ら突設されている。
前記のボビン4とヨーク15A,15Bと永久
磁石25の組合せ体からなるブロツクをケース1
に挿入する。そして永久磁石25を前壁27と位
置規制突部33との間に入れ、ヨーク15A,1
5Bから突出している固定接片端子18A,18
Bをそれぞれ固定接片端子挿入孔30に挿入し、
ボビン4から突出しているコイル端子9A,9B
を対応するコイル端子挿入孔31に挿入する。ま
た固定接片21A,21Bの先端部を嵌入溝32
に嵌入して、ボビン4ならびにヨーク15A,1
5Bを位置決めしたのち、固定接片端子18A,
18Bをねじつてつば部20を底部26と係合し
てヨーク15A,15Bの抜け止めを行なう。ケ
ース1は弾性を有しており、第1図に示すように
ケース1の側壁28とボビン4の側板8とによつ
てヨーク15A,15Bの凹部側板16A,16
Bが挟着された状態になつている。
ボビン4の中央に開設された透孔12には、弾
性を有する可動接片13が挿入・遊嵌される。こ
の可動接片13は第3図に示すように、先端部の
両側面に接点34を有する第1板状体35と、下
方へ突出した可動接片端子36を有する第2板状
体37と、この第1板状体35と第2板状体37
とを連結する導電性の弾性板38とから構成され
ている。弾性板38と第1板状体35ならびに第
2板状体37は溶接によつて一体化され、この弾
性板38によつて可動接片13に弾性が付与され
る。
第1板状体35は後述する磁路形成のために磁
性体で作られ、その長さはボビン4の軸方向長さ
よりも長く設計されている。第1板状体35の後
側には脚部39が一体に設けられ、可動接片13
をボビン4の透孔12に挿入した際、脚部39が
ボビン4の側板8に当接してストツパーの役割り
をする。そして、接点34を有する第1板状体3
5の先端部はボビン4を貫通してその前方へ延
び、ヨーク15Aの固定接片21Aとヨーク15
Bの固定接片21Bとの間の中間位置に配置さ
れ、それぞれ固定接片21A,21Bとは所定の
間隙を介して対向する。一方、脚部39を設けた
後端部はボビン4の後方にあり、ヨーク22Aの
後部対向片22Aとヨーク15Bの後部対向片2
2Bとの間の中間位置に配置され、それぞれ後部
対向片22A,22Bとは所定の間隙を介して対
向する。なお、ボビン4の透孔12の大きさは、
可動接片13の挿入がスムースに行なわれ、しか
もレリレーの使用中における可動接片13の変位
を十分に許容するように設計されている。
第2板状体37の上端には係合用の第1切欠溝
40が設けられ、この第1切欠溝40と同形の第
2切欠溝41がケース1の後壁29の内面に突設
された2個の挟持部42にそれぞれ設けられてい
る。挟持部42の間隔は、第2板状体37をその
間に挿入した際に第2板状体37ががたつかない
ように設計されている。またこの挟持部42の間
隔と同じ幅のスリツト43がケース1の後壁29
に形成され、さらにケース1の底部にはスリツト
43の下端と連なつた凹部44が設けられてい
る。一方、第2板状体37の下部にはケース1の
底部26の厚さとほぼ等しい幅の凹欠部45が形
成されている。
ケース1の後壁29に設けられたスリツト43
から可動接片13を挿入し、挟持部42,42の
間を通してその先端部をボビン4の透塞12に挿
入して貫通せしめる。そして第2板状体37の下
部をケース1の底部26に形成された凹部44に
嵌め込み、第2板状体37の凹欠部45を底部2
6の端縁と嵌合させ(第3図参照)、第1切欠溝
40と第2切欠溝41とを位置合せして、第7図
に示すようなコ字形をした連結部材47を一方の
第2切欠溝41から他方の第2切欠溝41にかけ
て挿入する。このようにすることにより、第2板
状体37がケース1に固定され、弾性板38の可
撓性により第1板状体35が変位可能な状態にな
る。
第2図および第3図に示すように、蓋3でケー
ス1の開口部を閉塞した際、スリツト43の上側
部分に嵌入する突条48が蓋3の外周部に設けら
れ、また連結部材47の浮き上がりを防止するた
めのストツパー突部49が蓋3の内面から突設さ
れている。従つて可動接片13の凹欠部45、連
結部材47、突条48、ストツパー突部49との
共働により可動接片13の位置決めがなされる。
第2図に示すようにケース1における側壁28
の上縁近くには止め溝50が形成されており、ま
た蓋3の止め溝50と対応する個所には掛合部5
1が突設されている。ケース1の開口部を蓋3で
閉塞する際、前記掛合部51が止め溝50に嵌り
込んで蓋3がケース1に固定される。
次にこのリレーの作動原理を第10図ないし第
12図を用いて説明する。
第10図に示すようにリレーが作動していない
時、すなわち励磁コイル6に電流が流れていない
時には、可動接片13の先端(自由端)は固定接
片21Aと固定接片21Bの中間位置にあり、い
ずれの極にも帯磁していない。また永久磁石25
により固定接片21AはN極に固定接片21Bは
S極にそれぞれ帯磁され、固定接片21Aと固定
接片21Bとの間には永久磁石25による界磁磁
界φ1が形成されている。
次に第11図に示すように、可動接片13の自
由端(接点34を有する側)がN極に帯磁するよ
うに励磁コイル6に電流を流すと、自由端はそれ
と同極に帯磁している固定接片21Aと反発する
とともに異極に帯磁している固定接片21Bに近
接しようとする力が生じ、可動接片13がその弾
性により変位して接点34が固定接片21Bと接
触する。その結果、可動接片13とヨーク15B
とが電気的に導通状態になり、励磁コイル6に電
流を流し続ければこの導通状態が維持できる。
励磁コイル6に流す電流の方向を第11図の場
合の逆にすれば、第12図に示すように可動接片
13の自由端がS極に帯磁する。そうすれば前述
の場合と逆の磁気的誘起力が可動接片13に作用
し、接点34が固定接片21Aと接触して、可動
接片13とヨーク15Aとが電気的に導通状態に
なる。
なお、第11図および第12図に示してある破
線は、励磁コイル6に流す電流によつて励磁され
た界磁磁束φ2の流れを示す。第11図あるいは
第12図において励磁コイル6に通電している電
流を切れば、可動接片13の復元力により第10
図に示す状態に戻り、可動接片13とヨーク15
A,15Bは非導通状態になる。このように励磁
コイル6への供電あるいはその停止、ならびに電
流方向によつて3態様に切り換えすることができ
る。
本考案は前述のように、励磁コイルを巻装した
ボビンの中央軸方向に透孔を有し、前記励磁コイ
ルの両端をそれぞれ接続する2本のコイル端子を
ボビンに固着し、互に対向してそれぞれ固定接片
端子を有する一対のヨークで前記ボビンの両側面
を覆いそのヨークのボビンより前方に突出した部
分を固定接片、後方へ突出した部分を後部対向片
とし、固定接片どうしならびに後部対向片どうし
を所定の間隔をおいて対向させ、固定接片の下部
に永久磁石を配置して固定接片間に界磁磁束を形
成せしめるリレーを対象とするものである。
このリレーにおいて、前記ボビンの側板の両側
に固定接片間の界磁磁束と同じ方向に突出した位
置決め用突部をそれぞれ設け、前記一対のヨーク
の位置決め用突部と対向する位置に係合溝をそれ
ぞれ形成せしめ、前記固定接片の下端から水平方
向外側に延びた水平当接部と、その水平当接部の
側端から垂下した垂下部とが一体に連設され、ボ
ビンを介して一対のヨークを対向させることによ
つてそれぞれの水平当接部と垂下部とによつて前
記永久磁石を収容する空間部を形成し、その空間
部内に永久磁石を配置させて各水平当接部ならび
に垂下部を永久磁石に当接・磁着する。
そして、前記突部を係合溝に嵌入して固定接片
間の磁気的吸引力でボビンと2つのヨークとの係
合状態を保持したことを特徴とするものである。
このような構成をとることによつて、永久磁石
はそれの磁気的吸引力によつて直接ヨークに取り
付けられるから、従来提案されたように、永久磁
石に磁極部をかしめ付けして、その磁極部に突設
された耳部をボビンの溝に圧入して、磁極部とヨ
ークを磁気的に接続するものに比較して、永久磁
石の取り付けが容易である。また永久磁石はヨー
クに形成された水平当接部と垂下部とに直接接触
し、広い磁着面を確保しているため、ヨーク間に
十分強い界磁磁束が形成され、リレーの動作特性
が良好である。
また、リレーの組立時には単にボビンの位置決
め用突部をヨークの係合溝に挿入するだけで、そ
の後は永久磁石の磁気的吸引力を利用してボビン
と2つのヨークの係合状態が保持できる。それた
め、ボビンとヨークと永久磁石とが1つのブロツ
クとなるから、リレーの組立作業が非常に簡便に
なる。
さらに、一対のヨークの水平当接部と垂下部と
によつて形成された空間部に永久磁石が収納され
て、永久磁石がこれら水平当接部と垂下部に覆わ
れてカバーされている。そのため、リレーの組立
時に何かに衝突して永久磁石がヨークから離れた
りすることがなく、前述のボビンとヨークと永久
磁石との化合関係が確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係るリレーを説明するた
めのもので、第1図および第2図は蓋を取り外し
た状態での平面図および側面図、第3図はリレー
の切断正面図、第4図および第6図はそのリレー
に用いるケースの平面図および背面図、第5図は
第4図−線上の断面図、第7図はそのケース
と連結部材の斜視図、第8図はそのケースに収納
されるリレーブロツクの斜視図、第9図はボビン
の斜視図、第10図ないし第12図はリレーの作
動原理を示す説明図である。 1……ケース、4……ボビン、6……励磁コイ
ル、9A,9B……コイル端子、12……透孔、
13……可動接片、14……突部、15A,15
B……ヨーク、17……係合溝、18A,18B
……固定接片端子、21A,21B……固定接
片、22A,22B……後部対向片、23A,2
3B……水平当接部、24A,24B……垂下
部、25……永久磁石、26……底部、27……
前壁、29……後壁、30……固定接片端子挿入
孔、31……コイル端子挿入孔、32……嵌入
溝、35……第1板状体、37……第2板状体、
43……スリツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 励磁コイルを巻装したボビンの中央軸方向に透
    孔を有し、前記励磁コイルの両端をそれぞれ接続
    する2本のコイル端子をボビンに固着し、互に対
    向してそれぞれ固定接片端子を有する一対のヨー
    クで前記ボビンの両側面を覆い、そのヨークのボ
    ビンより前方に突出した部分を固定接片、後方へ
    突出した部分を後部対向片とし、固定接片どうし
    ならびに後部対向片どうしを所定の間隔をおいて
    対向させ、固定接片の下部に永久磁石を配置して
    固定接片間に界磁磁束を形成せしめるリレーにお
    いて、前記ボビンの側板の両側に固定接片間の界
    磁磁束と同じ方向に突出した位置決め用突部をそ
    れぞれ設け、前記一対のヨークの位置決め用突部
    と対向する位置に係合溝を形成せしめ、前記固定
    接片の下端から水平方向外側に延びた水平当接部
    と、その水平当接部の側端から垂下した垂下部と
    が一体に連設され、ボビンを介して一対のヨーク
    を対向させることによつてそれぞれの水平当接部
    と垂下部とによつて前記永久磁石を収容する空間
    部を形成し、その空間部内に永久磁石を配置させ
    て各水平当接部ならびに垂下部を永久磁石の表面
    に当接・磁着せしめ、前記位置決め用突部を係合
    溝に嵌入して固定接片間の磁気的吸引力でボビン
    と2つのヨークとの係合状態を保持したことを特
    徴とするリレー。
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