JP2000306483A - 同軸リレー - Google Patents

同軸リレー

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JP2000306483A
JP2000306483A JP11117310A JP11731099A JP2000306483A JP 2000306483 A JP2000306483 A JP 2000306483A JP 11117310 A JP11117310 A JP 11117310A JP 11731099 A JP11731099 A JP 11731099A JP 2000306483 A JP2000306483 A JP 2000306483A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H1/20Bridging contacts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature

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  • Electromagnets (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波特性と機械的な開閉が安定し、部品コス
トも安価な同軸リレーを提供することにある。 【解決手段】コンタクトブロック3a,3bは合成樹脂
製駆動体16と、駆動体16の他端部にインサート成形
により固定され、駆動体16が押し駆動されたときに並
設している二つの同軸コネクタ6a,6b又は6b,6
cの中心導体7,7の上端面に接触し、押し駆動が解除
されてばね付勢により駆動体16が復帰移動するときに
両固定接点から開離するコンタクト5と、駆動体16を
ばね付勢するコンタクトばね15とで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸リレーに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロ波と線路をスイッチングするた
めに用いる同軸リレーとしては特開昭58−20260
1号公報等に示されるものがある。
【0003】図9は、ラッチングリレー型の同軸リレー
の従来例を示しており、この従来例は、図示するように
ダイキャスト或いは切削加工により形成され、下面より
上面に貫通させた3つの取り付け孔103…の下部内に
形成した雌ねじ部に3個のSMA型の同軸コネクタ10
1a〜101cを螺着し、各同軸コネクタ101a〜1
01bの各中心導体102の先端を同軸の固定接点とし
て上面に露出させた金属製ベース100と、該ベース1
00に積層されるダイキャスト或いは切削加工により形
成された金属製サブベース107と、ベース100の上
面の凹平面108内に配置され、中央の同軸コネタク1
01bの中心導体102の上端面と、一端(左端)側の
同軸コネクタ101aの中心導体102の上端面とに両
端を接触・開離するコンタクト104の中央部に下端を
熱着したテフロン樹脂製の駆動体105をサブベース1
07に上下移動自在に貫挿するとともに、該駆動体10
5の上端頭部とサブベース107の上面との間にコイル
ばね106を介在させて上方へ駆動体105を押し上げ
るようにした第1のコンタクトブロック109aと、ベ
ース100の上面の凹平面108内に配置され、中央の
同軸コネタク101bの中心導体102の上端面と、他
端(右端)側の同軸コネクタ101cの中心導体102
の上端面とに両端を接触・開離するコンタクト104に
下端を熱着したテフロン樹脂製の駆動体105をサブベ
ース107に上下移動自在に貫挿するとともに、該駆動
体105の上端頭部とサブベース107の上面との間に
コイルばね106を介在させて上方へ駆動体105を押
し上げるようにした第2のコンタクトブロック109b
とで高周波ブロックを構成している。
【0004】また平板状の継鉄110の両側部において
夫々励磁コイル部111の鉄心112の上端を貫挿固定
し、これら励磁コイル部111の間の継鉄110の中央
部下面に一端の磁極面を接合し、励磁コイル部111に
並行するように垂下された直方体状の永久磁石113等
で電磁ブロック114を構成している。
【0005】この電磁ブロック114は継鉄110の両
端部と、サブベース107の両端部との間に夫々スペー
サ115を介在させて、継鉄110の両端部の挿通孔1
16と、スペーサ115の透孔と、サブベース107の
両端部の挿通孔117に挿通させた固定ねじ118,1
19をベース100の両端上面に開口したねじ孔120
に螺入して固定保持される構造となっている。
【0006】この電磁ブロック114の磁気作用により
回動される磁性体からなる接極子121はサブベース1
07の中央に突出させた突部122に回動軸121aに
より中央部が回動自在に枢支され、中央部上面を永久磁
石113の他端の磁極面に対向させるとともに、両端部
の上面を励磁コイル部111の鉄心112の下端の磁極
面に対向させている。
【0007】そして一方の固定ねじ118は継鉄110
の上方に配置されるプリント基板123の一端に貫挿し
てプリント基板123の上下面をナット125,125
で挟むようにして保持し、また更にこのプリント基板1
23の上方に配置されるプリント基板124の一端に更
に貫挿してプリント基板124の上下面をナット12
6,126で挟むようにして保持している。
【0008】プリント基板123の上面には中央がプリ
ント基板123に固定され両端が自由端となったインデ
ィケートばね127とインディケートばね127の自由
端に対向した固定接点131とが配設され、プリント基
板124には電磁ブロック114の励磁回路が配線さ
れ、リード線130により、ベース100上に被着され
る金属製カバー128の天井面に設けた端子129に接
続して外部回路に接続されるようになっている。
【0009】各励磁コイル部111の鉄心112の中心
には非磁性体で絶縁体からなるピン132が上下動自在
に貫挿されており、このピン132は上端をプリント基
板123に貫通させて上記インディケートばね127の
中央の固定点より自由端側の下面に夫々対向させ、下端
を接極子121の端部上面に夫々対向させている。
【0010】而して図9に示す状態では左側の励磁コイ
ル部111では永久磁石113,継鉄110、鉄心11
2、接極子121,永久磁石113の閉磁路で永久磁石
1113の磁束が流れて接極子121の左端部を鉄心1
12の磁極面に吸着保持し、接極子121の左端部でピ
ン132を押し上げ、対応するインディケートばね12
7の自由端を固定接点131より開離させている。そし
てコンタクトブロック109aでは駆動体105がコイ
ルばね106により上方に押し上げられ、同軸コネクタ
101a,101bの中心導体102の上端面より対応
するコンタクト104が開離し、両同軸コネクタ101
a,101b間をオフしている。
【0011】一方図において、接極子121の右側にお
いては、コンタクトブロック109bの駆動体105が
コイルばね106のばね付勢に抗して接極子121の右
端部の下面で押し下げられ、同軸コネクタ101b,1
01cの中心導体102の上端面に対応するコンタクト
104が接触して、両同軸コネクタ101a,101b
間をオンしている。接極子121の右端部に対応するピ
ン132は下方に移動し、該ピン132に対応するイン
ディケートばね127の自由端は固定接点131にばね
力で接触している。
【0012】このような状態において、右側の励磁コイ
ル部111の鉄心112に接極子121の右端部が吸引
される方向に右側の励磁コイル部111に励磁電流を流
すrと、接極子121が図において反時計方向に回動し
て、コンタクトブロック109a,109bの状態を反
転させるとともにインディケートばね127の状態を反
転させる。そして接極子121の右端部が右側の励磁コ
イル部111の鉄心112の磁極面に吸着された後、励
磁電流を遮断しても、永久磁石113,継鉄110、鉄
心112、接極子121、永久磁石113の閉磁路によ
り接極子121はその吸着状態が保持されることにな
る。
【0013】このようにして励磁コイル部111、11
1の励磁コイルに流す励磁電流の方向により接極子12
1を反転させることにより、同軸コネクタ101aと1
01bとの間、同軸コネクタ101bと101cの間を
コンタクトブロック109a、109bのコンタクト1
04,104でオン・オフさせることができるのであ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のコンタクトブロック109a、109bの駆動体10
5はテフロン材を切削加工して形成していたため部品コ
ストが高いという問題があり、しかもコンタクト104
との固定を熱着により行っていたため、熱着部位の微妙
ながたにより高周波特性が不安定とるという問題があっ
た。また熱着部に常に力が加わった状態となって、機械
開閉などにより固定が不安定になり、これまた高周波特
性が不安定となるという問題があった。また駆動体10
5のコンタクト104に固定する部位の断面形状が円形
であるため回転を防止できないという問題もあった。
【0015】更に駆動体105のばね付勢は被挿するコ
イルばね106によるもので、そのためコイルばね10
6が抜けないように大きな径としており、そのため接極
子121との接触による摩擦が大きいと言う問題があ
り、それに加えて駆動体105の形状が一定であるた
め、動作特性が合わない場合には、別の駆動体を作り変
える必要があった。
【0016】更にアイソレーション特性を確保するため
に、コンタクト104をサブベース107に押しつける
のに、コンタクトばねとしてコイルばね106を使用し
ているが、上方への押し上げが左右にばらつくため動作
が安定せず、従って駆動体105を挿通するサブベース
107の孔の径を小さくしてがたを防ぐようにしている
が、このためこの孔部位での摩擦が大きくなり、動作を
不安定にするという問題があった。
【0017】さらに摩擦による消耗粉が発生して接触不
良やアイソレーション不良が発生するという問題があ
る。
【0018】更にまた大きな押し上げ力を得るためにコ
イルばね106の大きな変位が必要となって、その組み
込み時の作業性が悪いという問題があった。
【0019】本発明は、上記の問題点に鑑みて為された
もので、請求項1の発明の目的とするところは、高周波
特性と機械的な開閉が安定し、部品コストも安価な同軸
リレーを提供することにある。
【0020】請求項2の発明の目的とするところは、上
記目的に加えて、コンタクトばねの生産性が良く、しか
もコンタクトばねの押し上げ方向が安定し、且つの上方
への押し上げ力も安定し、方向規制が不要な同軸リレー
を提供することにある。
【0021】請求項3の発明の目的とするところは、上
記目的に加えて、動作が安定し、しかも動作特性の調整
が可能となり、またがたつきを無くすことが可能な同軸
リレーを提供することにある。
【0022】請求項4の発明の目的とするところは、上
記目的に加えて、接点に流せる電力を大きくすることが
できる同軸リレーを提供するにある。
【0023】請求項5の発明の目的とするところは、上
記目的に加えて駆動体が回転しない同軸リレーを提供す
ることにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、駆動機構の電磁ブロックの磁
気作用により回動する接極子に対置され、接極子の回動
によりばね付勢に抗して押し駆動される合成樹脂製駆動
体と、駆動体の他端部にインサート成形により固定さ
れ、駆動体が押し駆動されたときに並設している二つの
同軸の固定接点に接触し、押し駆動が解除されてばね付
勢により駆動体が復帰移動するときに両固定接点から開
離するコンタクトと、駆動体をばね付勢するコンタクト
ばねとで構成されるコンタクトブロックを備えたことを
特徴とする。
【0025】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記コンタクトばねを、上記駆動体の一端部を中
央部に結合した中央片と、該中央片の両側に対称的に形
成され、その両端が中央片の両端部に一体連結した片と
を有し、該片の中央部を固定するとともに、上記連結部
位を固定位置よりも高くし、上記中央片の上記駆動体と
の結合部位の位置を上記連結部位よりも高くした板ばね
により構成したことを特徴とする。
【0026】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、上記駆動体の一端部を上記コンタクトばねの中央
片の中央部の孔に熱着固定して成ることを特徴とする。
【0027】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記駆動体を耐熱樹脂材料で成形
して成ることを特徴とする。
【0028】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記駆動体ヲ固定するコンタクト
の孔の断面形状を角形として成ることを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下本発明を一実施形態により説
明する。
【0030】本実施形態はラッチングリレーを構成する
もので、図2,図3に示すように電磁ブロック22や接
極子ブロック23をフレーム27に組み込んだ駆動機構
ブロック1と、この接極子ブロック23の接極子2によ
り駆動されるコンタクトブロック3a、3bを設けた金
属製サブベース4及びコンタクトブロック3a、3bの
各コンタクト5により開閉される固定接点を中心導体7
の上端面で夫々構成するSMA型の同軸コネクタ6a〜
6bを螺着した金属製ベース8からなる高周波ブロック
と、駆動機構ブロック1の励磁回路やインディケート回
路を設け、駆動機構ブロック1の上方に配設される基板
ブロック26と、下面開口の箱状のLCPなどの合成樹
脂成型品のカバー9とから構成される。
【0031】金属製ベース8は切削加工により形成され
たもので、図1,図4に示すように底面より上面へ貫通
せる3つの取り付け孔10を長手方向に一定間隔で穿設
しており、これら取り付け孔10は雌ねじ部10aを下
部に形成し、上端を金属製ベース8の上面に形成した凹
平面8aに開口させているもので、各取り付け孔10の
雌ねじ部10aに金属製ベース8の底面側からSMA型
の同軸コネクタ6a〜6cを夫々螺着し、同軸コネクタ
6a〜6cの各中心導体7を孔10の上端開口より凹平
面8a内に突出させてある。これら中心導体7の上端面
は同一高さにあって固定接点を構成する。
【0032】同軸コネクタ6a〜6cは外周に雄ねじ部
を形成した金属製の筒状の外殻導体11と、外殻導体1
1内部に挿着されたフッ素系樹脂製絶縁体12と、該絶
縁体12の中心透孔内に挿着され、先部を外部へ突出さ
せた中心導体7と、中心導体7の突出部位の基部付近に
形成したくびれ部7aを中心孔に圧入し、外殻導体11
の上端開口部に圧入される環状のPCTFE(3フッ化
エチレン)からなるサブブッシング13とで構成され、
このサブブッシング13はその材質の硬度で中心導体7
の抜け及び回動を規制する保持力を確保する。
【0033】外部導体11は図5に示すように雄ねじ部
の両側2カ所に外部導体11の上端側開口した接着剤の
収容スペースを確保するための切り込み面11aを形成
してある。接着剤は外部導体11の雄ねじ部を取り付け
孔10の雌ねじ部10aに螺着する際に雌ねじ部10a
との螺着強度を確保するために用いるものであり、切り
込み面11aは接着剤を塗布して螺着する際に、接着剤
の塗布量を多くして十分な接着力による強度を確保しよ
うとした場合に余分な接着剤を収容するスペースとな
る。
【0034】取り付け孔10は図1に示すように雌ねじ
部10aの深さをベース8の高さ寸法の略1/2(半
分)に形成しており、螺合代を大きくすることで、上記
の切り込み面11aによって接着剤の収容スペースを確
保しながら、矢印Y方向の強度を保つことができるよう
にしてある。
【0035】また雌ねじ部10aより上方の孔部10b
の内径を雌ねじ部10aの内径よりやや小さい寸法とす
ることにより、雌ねじ部10aの上端部と孔部10bと
の境界部を段部とし、該段部の下向き面に同軸コネタク
6a〜6cの外殻導体11とサブブッシング13との境
界部位付近の上面を当接し、この当接部位のサブブッシ
ング13の直径方向の寸法と、上記中心導体7のくびれ
部7aを嵌合する孔の周辺でくびれ部7a内の上下面に
当接するサブブッシング13の上下面の直径方向の寸法
とを略同じ寸法とすることにより、高周波特性を確保し
ながら保持力のバランスとり、夫々の部位の内a、bの
部位で矢印X方向の強度の確保を、またcの部位で矢印
X’方向の強度の確保を図り、同時に中心導体7の回動
の防止を図っている。
【0036】かように上記のようX,X’,Y方向の強
度を確保することで、同軸コネクタ6a〜6cの保持力
を確保し、また同軸ケーブルの接続時等の外力で部品が
ずれ高周波特性が変動・劣化するのを防止することがで
きるのである。
【0037】サブベース4は金属板を打ち抜き加工する
ことにより形成されたもので、その長手方向及び短手方
向の寸法をベース8の対応する方向の寸法よりやや小さ
くしており、サブベース4をベース8の上面の定位置に
取り付けたときに、その周囲にカバー9の下端面を載置
するためのベース8の上面が確保できるようになってい
る。またサブベース4の下面はベース8の上面に接触す
るためにその平面度を確保する必要があるが、板状であ
るため研磨にラッピング加工を用いることができる。
【0038】そしてこのサブベース4はベース8上の定
位置に取り付けた際に同軸コネクタ6aの中心導体7
と、同軸コネクタ6bの中心導体7との間の中間及び同
軸コネクタ6aの中心導体7と同軸コネクタ6bの中心
導体7との間の中間に対応する位置に上下に貫通する貫
通孔14,14を穿孔してある。これらの貫通孔14,
14には、上端がサブベース4の上面側に配置されたコ
ンタクトばね15,15に熱着結合して常時上方へ付勢
されるLPC(全芳香族液晶ポリマー)樹脂製駆動体1
6、16を上下方向移動時自在に貫挿してある。
【0039】これらの駆動体16、16はサブベース4
の下面側に突出せる下端にインサート(同時)成形によ
り平板状の導電体からなるコンタクト5、5の中央部を
結合固定して、コンタクトばね15,15と併せてコン
タクトブロック3a、3bを夫々構成している。これら
のコンタクトブロック3a,3bの各コンタクト5は駆
動体16が上下移動することによりベース8の凹平面8
a内で上下移動するようになっており、コンタクトブロ
ック3aのコンタクト5は両端下面は凹平面8a内に突
出した同軸コネクタ6a,6bの中心導体7,7の上端
面に対向し、コンタクトブロック3bのコンタクト5の
両端下面は凹平面8a内に突出した同軸コネクタ6b,
6cの上端面に対向し、コンタクトブロック3aのコン
タクト5は下方向への移動時に同軸コネクタ6a,6b
の中心導体7,7の上端面に接触して同軸コネクタ6
a,6b間をオンし、コンタクトブロック3bのコンタ
クト5は下方向への移動時に同軸コネクタ6b,6cの
中心導体7,7の上端面に接触して同軸コネクタ6b,
6b間をオンするもので、両コンタクトブロック3a,
3bのコンタクト5による上記接触は、駆動機構ブロッ
ク1の接触子2により交互に切り替えられる。従って同
軸コネクタ6bの中心導体7が共通端子となり、この共
通端子側と接続される同軸コネクタを6aと6bとに交
互に切り替えることになる。
【0040】ここでコンタクトブロック3a、3bの駆
動体16の材質として耐熱性が特に優れているLPC樹
脂を用いるので、コンタクト5の発熱に耐えることがで
き、その結果接点部に流せる電力を大きくすることがで
きる。またインサート成形によりコンタクト5を駆動体
16に結合固定しているためコンタクト5の駆動体16
への密着は安定し、またインサート成形の金型によりコ
ンタクト5の位置決めを行うため、コンタクト5の傾き
等も無くなり、また固定部位の寸法(体積)、位置、形
状などが金型精度により安定し、機械的な開閉を含めて
高周波特性が安定する。また駆動体16は成形加工のた
め安価に製作できる。ここで駆動体16との結合固定さ
れるコンタクト5の孔の断面形状を図4に示すように角
形として回動防止を図っている。また高周波マッチング
を貫通孔14を変形することで調整変更するようにすれ
ば、高周波マッチングの変更が容易となる。
【0041】コンタクトブロック3a、3bの駆動体1
6を付勢するコンタクトばね15は,金型による打ち抜
き且つ曲げ加工により日字型に形成されたもので、中央
片15aの中央部をその両端よりも高い位置に位置させ
るように中央片15aを折り曲げるとともに、中央片1
5aに並行する両端片15b、15bをその中央部が両
端よりも低い位置となるように折り曲げて形成してお
り、中央片15aの中央部に設けた挿通孔18に下方か
ら駆動体16の上端部16aを貫挿して熱着固定し、両
端片15bの中央部に設けた挿通孔(図示せず)に固定
ねじ17を上方から挿通させるようになっている。
【0042】駆動体16の上端をコンタクトばね15の
中央片15aに熱着する場合、図5に示すよう治具20
の凹部20aに駆動体16の細径の上端部16aを入れ
て治具20の下端面が駆動体16の上端部周部の上面に
当たるように治具20を通して上端部を加熱溶融させる
ことにより行うため、熱着後の上端部16aの高さは治
具20により一義的に決まり、寸法精度が良い。また駆
動体16の上端部16aは接極子2の接極子ばね19に
より押し駆動される部位であるため、この上端部16a
の高さを変更することにより動作特性を調整することが
できるが、本実施形態の場合、凹部20aの高さ寸法が
異なる治具20を用いて熱着するだけで、容易に精度良
く上端部16aの高さ寸法の調整ができ、動作特性の調
整がやり易いという特徴がある。また熱着はコンタクト
ばね15の復帰力の確保が目的であるため密着した固定
は必要ない。
【0043】ここでコンタクトばね15の押さえとなる
上端部16aより下部の駆動体16の径は、コンタクト
ばね15の挿通孔18の内径より大きければ良く、その
ため、小さな径の熱着形状が可能となる。また上端部1
6aの先端は接極子ばね19に接触する部分の摩擦を小
さくする形状、図示するように接触面積を小さくした
り、R面を形成することができる。また熱着部位の体積
は駆動体16の上端部16aの高さで調整できもので、
駆動体16の成形金型の精度が良いため、がたも無くす
ことができる。
【0044】一方コンタクトばね15は、両端片15b
の中央部を貫通させた固定ねじ17をサブベース4に形
成せる挿通孔を介してベース8側のねじ孔21に螺入締
結することにより、サブベース4とともにベース8に固
定されるようになっており、固定ねじ17をサブベース
4の固定用ねじと兼用して作業性を良くしている。
【0045】さてコンタクトばね15は、日型に形成さ
れた左右対称形状であって両端片15b、15bの中央
部を固定する構成であるため、中央片15aの上方の変
位は可能であるが、両側方へのぶれはほとんどなく、ま
た打ち抜き・曲げ加工の金型寸法で押し上げ力も決まる
ため安定し、結果押し上げ方向が安定し、安定動作が実
現できるものである。しかも1部品で単純な形状である
ため部品生産性も良いものである。
【0046】かようにコンタクトばね15の上方への安
定した押し上げが確保できるため、サブベース4の貫通
孔14によるコンタクトブロック3a,3bの駆動体1
6,16の方向規制が不要となり、そのため駆動体16
と貫通孔14の内面との隙間を大きくすることで、この
部分での摩擦を無くすことができ、結果動作がより安定
することになる。またコンタクトばね15をサブベース
4にねじ固定する方法を採用することで、特性調整のた
めの交換を容易としている。
【0047】尚コンタクトばね15は図7(a)(b)
に示すように外形状が左右対象形状である菱型であって
も、円形であっても良く、これらの場合も中央片15a
の中央部が両端の高さ位置より上方となるように中央片
15aを折り曲げ、またねじ固定部をねじ固定部を設け
た片の両端の高さ位置よりも下方となるように当該片を
曲げてある。
【0048】ここで図1に示すようにコンタクトブロッ
ク3a、3bのコンタクト5の下面より下方に突出する
駆動体16の下端の寸法αは、成形金型の精度で決まっ
て一定である。一方この駆動体16の下方移動時の逃げ
として設けられるベース4の凹平面8a内に設けた円形
状の凹部28の深さ寸法βとでコンタクトブロック3
a,3bの中心部のインピーダンスのずれを最適化する
ことが可能となる。また図4に示すようにコンタクトブ
ロック3a,3bの中心部と、凹部28の断面形状とを
同心円形状にすることでインピーダンスマッチングを最
も取りやすくしてある。尚図4中γは凹部28の直径
を、γ’はコンタクブロック3a,3bの中心部の直径
を示す。
【0049】駆動機構ブロック1は、電磁ブロック22
と、接極子2及び接極子ばね19からなる接極子ブロッ
ク23と、これら電磁ブロック22、接極子ブロック2
3、を保持するフレーム27とで構成される。
【0050】駆動機構ブロック1の主要な構成部材であ
る電磁ブロック22は、継鉄29、2組の励磁コイル部
30、永久磁石32等で構成される。継鉄29は磁性軟
鉄などの磁性体を打ち抜きと曲げ加工により形成された
もので、平板部29aと、この平板部29aの長手方向
の中央部より下方に折り曲げて垂下させた垂下片部29
bとからなり、平板部29aの長手方向の中心より対称
となる両端部位置に設けた孔に夫々励磁コイル部30の
鉄心31の上端を挿入してかしめ固定して、励磁コイル
部30を垂下配設し、垂下片部29b,29bの下端間
には永久磁石32を橋絡配設してある。
【0051】この配設は、垂下片部29bの板幅ととも
に、垂下片部29bの下端に形成して段部34に板状の
永久磁石32の両側上端縁を係合させることにより、永
久磁石32を位置決めすることで行われる。
【0052】ここで垂下片部29bはその中心と平板部
29aの中心とが一致し、中心から見て両側縁までの夫
々距離が等しく形成され、ラッチングリレーを構成する
本実施形態では永久磁石32として図5に示すように垂
下片部29bの両側縁に亘る幅を有し且つ上下面に磁極
を有するものを用いている。
【0053】以上のような永久磁石32の取り付け構造
を採用することにより、板状の継鉄に永久磁石の上端を
接着固定して永久磁石を垂下させる場合に比べて永久磁
石32の体積が小さくなりコストが安価となる。また永
久磁石を直接継鉄の中心部に接着する場合には中心の位
置決めが難しくしかも永久磁石が傾いた場合永久磁石先
端の磁極での変位が大きく動作特性に影響があるが、本
実施形態のように継鉄29の垂下片部29b、29b間
に永久磁石32を取り付ける場合、永久磁石32の傾き
は継鉄29の加工精度で決まる。つまり継鉄29の傾き
は打ち抜き、曲げ加工の金型で決まるため、その傾きは
小さく且つ寸法精度が安定しているため後述する接極子
2のストロークが安定し、消費電力の低減が図れる。ま
た磁気回路として磁気抵抗の小さい継鉄2を中心として
構成するため、磁気抵抗の大きな永久磁石32が小さく
ても同等以上の磁力を確保できる磁気回路を構成でき
る。
【0054】励磁コイル部30は鉄心31を貫挿したコ
イルボビン33に励磁コイル35を巻回して構成され、
夫々の励磁コイル部30のコイルボビン33の上側の鍔
部33aより励磁コイル35の両端に接続した一対のコ
イル端子36,36を突出してある。これらコイル端子
36,36は突出基端より先部を上方へ延長して上端を
継鉄29の平板部29aより上方に突出している。また
下側の鍔部33bの外側端部には一対のインディケート
端子37,37の下部を固定する固定台33cを設け、
これらインディケート端子37,37を支持している。
これらインディケート端子37,37は並行する形で、
電磁ブロック22の空きスペースを利用して上方に延設
されており、上部が上側鍔部36aの上記コイル端子3
6,36の突出部間にて保持される形で、上端を継鉄3
9の平板部39aより上方へ突出してある。一対のイン
ディケート端子37,37は下端部を両側方向に折り曲
げ突出して固定接触片38,38を形成し、この一対の
固定接触片38,38と接触子2の両端端上面に夫々取
り付けたインディケートばね39の両側の可動接触片4
0,40が接極子2の回動により接触開離することに
り、オン、オフして対応する側のコンタクトブロック3
a或いは3bのコンタクト5による同軸コネクタ6a,
6b間或いは6c、6b間のオン、オフ状態を示す信号
を取り出すことができるようなっている。
【0055】従って本実施形態の構造では、従来のよう
にインディケート接点を電磁ブロックの上方に配置し、
励磁コイルの鉄心の中心透孔に、接極子の回動により上
下動するピンを入れて該ピンの上端でインディケート接
点を開閉する構造のように、リレー高さを高くすること
がなく、またインディケート部位の実装のためのプリン
ト基板やピンが不要で、しかもピンと鉄心の中心透孔と
の間等で発生する摩擦が無くなり、動作も安定する。
【0056】ここでインディケート端子37と上記イン
ディケートばね39を同一厚さの同一材料(非磁性体の
導電材)から同時に打ち抜き加工で取り出すようにする
ことで、金型の共通化とともに生産性の向上を図ってい
る。
【0057】各インディケートばね39は励磁コイル部
30の鉄心31の下端の磁極面に対向して吸着される接
極子2の端部上面に板面を溶接接合して固定され、レシ
ュジュアルプレートを兼ねている。また可動接触片40
の部位は金メッキ又はインレイをテープ状に行ってい
る。
【0058】接触子ブロック23は、磁性体からなる接
極子2と、接極子2の両端上面に溶接接合に固定したレ
シュジュアルプレート兼用のインディケートばね39,
39と、下面に取り付けられる接触子ばね19とで構成
され、接触ばね19は接極子2の長手方向に直交する方
向に形成された中央片19bと、この中央片19bの中
央両側より、接極子2の長手方向に並行するように一体
形成した一対のばね片19aと、両ばね片19aの端部
両側より側方へ一体突出したばね調整用突片41とから
なるもので、中央片19bは上方に突出するように断面
が略コ状に形成され、接極子2の下面側に突出形成した
だぼ(図示せず)を中央部に形成した孔(図示せず)に
上方より挿入してかしめることにより、接極子2下面中
央に固定され、その両端を接極子2の両側へ突出させて
いる。この状態で中央片19bの両側のばね片19aと
接極子2の下面との間にはばね片19aが撓むことがで
きる間隙が形成され、また各突片41は接極子2の両側
より外側方向へ突出してばね調整ができるようになって
いる。上記中央片19bの接極子2の両側より突出せる
両端部には後述するフレーム27から突出させたリブ4
3が遊嵌される角孔42を設けてある。
【0059】フレーム27は、非磁性体の金属板を打ち
抜き・曲げ加工して形成されたもので、天井片27a
と、天井片27aの短手方向の両側端より下方に向けて
折り曲げ形成した側片27b、27bとを備え、天井片
27aと両側片27b、27bの空間内に上記のように
ように構成された電磁ブロック22を収納し、さらにこ
の電磁ブロック22の下方に上記のように構成され接極
子ブロック23を配置する。
【0060】電磁ブロック22のフレーム27に対する
取り付けは継鉄39の上面の4隅に下面から押圧して上
方に突出させただぼ44を、天井片27a側に対応させ
た形成した挿通孔45に下方より挿入して、継鉄39の
上面を天井片27aの下面に当接し、この状態で挿通孔
45より突出しただぼ44をかしめ固定することで行わ
れる。このとき電磁ブロック22の両端より上方へ突出
したコイル端子36及びインディケート端子37は夫々
天井片27aの両端に形成した切欠46より天井片27
aより上方に突出することになる。また各励磁コイル部
30の鉄心31の上端部は天井片27aに対向するよう
に設けられた逃げ用孔47内に嵌まることになる。
【0061】電磁ブロック22の永久磁石32の下面よ
りやや下方に位置する両側片27b、27bの中央下端
には内向き方向に折り曲げて突片48、48を形成し、
この突片48,48間に接極子2を嵌めるとともに突片
48,48の先端より更に下向けに折り曲げ形成したリ
ブ43を接極子2の中央両側より突出している接触子ば
ね19の中央片19bの両端部の角孔42に上方から遊
嵌して、接極子2の両側より突出している接触子ばね1
9の中央片19bの両端部の上面を突片48,48の下
面に突出させただぼ49に揺動自在当接する。このとき
永久磁石32の磁力により上向きに接極子ブロック23
は引っ張られるためリブ43が角孔42から脱落するこ
となく、接極子ブロック23はフレーム27に保持され
ることになり、品質も安定する。
【0062】かような接極子ブロック23の保持構造を
採用することにより溶接やかしめ治具が不要で手組みが
可能となり生産性を向上させることができる。またリブ
43が接極子2の中央部側に設置されるため接極子2の
回動による摺動がほとんどなく、つまりまさつが無く動
作が安定する。さらに接触ばね19の角孔42にリブ4
3を遊嵌する構成であるため、接触ばね19のばね力が
その部位に働くことが無く、まただぼ49と接触ばね1
9の中央片19bの下面との接触であるため両者の間で
のまさつが殆ど無く、溶接固定などに比べて余分なばね
力が働かず動作が安定する。
【0063】以上のように電磁ブロック22,接極子ブ
ロック27をフレーム27に組み込むことで駆動機構ブ
ロック1が完成する。
【0064】この駆動機構ブロック1を高周波ブロック
上へ配設固定は次のように行う。つまりフレーム27の
両側片27bの両端下部より下方に一体突出してある脚
片53の段部53aをサブベース4の4隅に形成してあ
る凹欠部54に嵌めて、段部53aの下向き面をサブベ
ース4の上面に乗せて高さの位置決めを行い、この状態
で脚片53の下端側面53aをサブベース4の側面に溶
接固定するのである。
【0065】この配設固定により各コンタクトブロック
3a,3bの駆動体16の上端は対向する接極子ばね1
9のばね片19a、19aの下面に対向し、例えば図に
示すように永久磁石32,継鉄29、励磁コイル部30
の鉄心31とで閉磁路を形成して鉄心31側に吸着され
ている接触子2の一端部側の接触子ばね19のばね片1
9aに対向するコンタクトブロック3aの駆動体16の
上端はばね片19aより離れ、一方吸着されていない側
の接触子2の他端部側の接触子ばね19のばね片19a
に対向するコンタクトブロック3bの駆動体16の上端
はコンタクトばね15の上向き付勢に抗し、ばね片19
aを介して接極子2により下方に押し動かされた状態と
なる。つまりコンタクトブロック3aはコンタクトばね
15により上方に付勢されて駆動体16が上方向に移動
して、コンタクト5の両端を同軸コネクタ6a,6bの
中心導体7の上端面より開離した状態にあり、他方のコ
ンタクトブロック3bは駆動体16が下方向に移動し
て、コンタクト5の両端を同軸コネクタ6b,6cの中
心導体7,7の上端面に接触した状態にあり、同軸コネ
クタ6a,6b間がオフ、同軸コネクタ6b,6c間が
オンとなっている。
【0066】ここで本実施形態の電磁ブロック22及び
接極子ブロック23はフレーム27の一部品で全て位置
決めされるため、寸法精度が安定し、生産性が向上す
る。
【0067】またフレーム27への固定は全てねじ無し
で、かしめや溶接により行うため高さ方向の寸法精度が
安定し、精度のばらつきによる組み替えが不要となる上
にねじ部の接着剤塗布も不要になり組立作業性が向上す
る。
【0068】更にフレーム27は金型精度で寸法や曲げ
が安定しており、電磁ブロック22の寸法安定とともに
フレーム27を高周波ブロックのサブベース4に溶接す
るため、高さ寸法がフレーム27の一部品で決めること
ができる。また高周波ブロックに駆動機構ブロック1を
積み上げる構造であるため、組立工程が単純となる。
【0069】更に高周波の開閉を行うための同軸コネク
タ6a〜6cを取り付け、コンタクトブロック3a,3
bを取り付けたベース8及びサブベース4からなる高周
波ブロックと駆動機構ブロック1とは分離された形でブ
ロック化されて組み込まれる構造であるため、高周波特
性を高周波ブロックのみで調整でき、駆動機構ブロック
1側の動作特性も高周波ブロック側とは別に調整でき、
そのため調整作業が容易で生産性を向上させることがで
きる。また接極子2のストロークはフレーム27と鉄心
31の位置で決まるため、鉄心かしめの治具で寸法を合
わせることで調整できる。更にまたコンタクトブロック
3a,3bの押し込み量、つまりコンタクト5が同軸コ
ネクタ6a,6b又は6b,6cの中心導体7の上面に
当接してからのオーバートラベル量は組立後、接極子ば
ね19の曲げをばね調整用突片41を用いて調整するこ
とで行う。この場合接極子ばね19のばね片19aの先
端が接極子2の下面に当てることもできるため、調整で
きる幅が広い。
【0070】また更に所定の励磁電圧を励磁コイル部3
0に印加したときの動作特性の調整は最終的にインディ
ケートばね39の可動接触片40に接触するインディケ
ート端子27の固定接触片38の曲げにより調整する。
ばね調整用突片41及び固定接触片38はフレーム27
などの他の部品が調整時に邪魔にならないように形成し
てある。
【0071】尚本実施形態の場合基本的には各部品とそ
の位置決めの寸法精度が向上しているため略無調整化が
実現できた。
【0072】さて上記のように高周波ブロック上に駆動
機構ブロック1を配設固定した後に、基板ブロック26
をフレーム27上方に配設する。
【0073】この場合フレーム27の天井片27aの上
方に突出したコイル端子36の先端及びインディケート
端子37の先端を、基板ブロック26のプリント基板2
4に夫々対応するように設けた取り付け孔50、51に
下方から挿入してプリント基板24に半田付けし、プリ
ント基板24を天井片27aの上方に配設固定するとと
もに、プリント基板24に実装されている回路に電気的
に接続する。
【0074】基板ブロック26はプリント基板24と、
プリント基板24の中央部に実装したコネクタ25とで
構成され、コネクタ25は各励磁コイル部30の駆動信
号(励磁電流を含む)を外部回路から入力する端子と、
外部へインディケート端子37からの動作状態信号を外
部へ出力する端子とを備えている。勿論TTL駆動の場
合にはプリント基板24にTTL回路等を実装する。尚
天井片27aの中央開口部52はコネクタ25の下面側
の端子の逃げ用の開口部である。
【0075】上記のフレーム27の配設固定が終了した
後、ベース8上にカバー9を被着することで本実施形態
の同軸リレーが完成することになる。
【0076】カバー9を被着するに当たっては、カバー
9の天井面に設けてある端子導出孔55にコネクタ25
の端子を内部から挿入してカバー9内に駆動機構ブロッ
ク1を収納しながらカバー9をベース8方向に移動させ
て、カバー9の下端を、そのカバー材料の弾性を利用し
て、励磁コイル部30,30のコイルボビン33の固定
台33cの外側面に突出係止している係止突起56の上
端のテーパ面56aでガイドさせながらの係止突起56
を乗り越えさせ、カバー9の両側壁の下部に形成してあ
る係止孔57に係止突起56を内側から係止してカバー
9を固定するのである。この際カバー9の下端部はサブ
ベース4の周囲のベース8上面に当接することになる。
【0077】このように本実施形態によれば、駆動機構
ブロック1の高周波ブロック上への配設とともに、基板
ブロック26の積み上げ配設と、カバー9の上方からの
被着により全体の組立工程が単純化されて組立性が向上
する。
【0078】次に上記のように組立完成した本実施形態
の動作を簡単に説明する。
【0079】図2において、接極子2の端部が鉄心31
の対向する磁極面から離れている側つまり右側の励磁コ
イル部30の励磁コイル35に接極子2の右端部の上面
を吸引する方向の磁束を発生させる向きの励磁電流を流
すと、接極子2の右端部が鉄心31の対向する磁極面に
吸引され、コンタクトブロック3b側のコンタクトばね
15による駆動体16の押し上げ力とで、図2において
接極子2が反時計方向に回動する。
【0080】この回動により、コンタクトブロック3b
側の接極子2の右端部がインディケートばね39を介し
て右側の励磁コイル部30の鉄心31の対向磁極面に吸
着して、鉄心31,継鉄29,永久磁石32,接極子
2,鉄心31の閉磁路が構成され、該接触子2の右端部
が右側の励磁コイル部30の鉄心31の磁極面に吸着さ
れる。この状態は励磁電流が無くなっても永久磁石32
の磁束が閉磁路を流れるため保持されることになる。以
上の動作によりコンタクトブロック3b側のコンタクト
5は同軸コネクタ6b、6cの中心導体7,7の上端面
より開離し、両同軸コネクタ6b、6c間をオフする。
一方コンタクトブロック3a側では接極子2の反時計方
向の回転により、接極子2の左端部が接極子ばね19の
ばね片19aを介してコンタクトばね15の押し上げ力
に抗して駆動体16を下方に押し込み、当該駆動体16
の下端のコンタクト5は同軸コネクタ6a,6bの中心
導体7,7の上端面に接触して、同軸コネクタ6a、6
b間をオンする。またインディケート端子37の固定接
触片38に接触していたコンタクトブロック3b側のイ
ンディートばね39の可動接触片40が開離するととも
に、インディケート端子37の固定接触片38から開離
していたコンタクトブロック3a側のインディートばね
39の可動接触片40が固定接触片38に接触し、コネ
クタ25を通じて外部に動作状態信号が出力されること
になる。この動作状態信号により動作状態がモニタでき
るのである。
【0081】この反転状態からコンタクトブロック3a
側、つまり図において左側の励磁コイル部30の励磁コ
イル35に接極子2の左端部を吸引する方向の励磁電流
を流せば、上記と同様に反転動作して図2の状態に戻る
ことになる。
【0082】上述した構成は双安定型のラッチングリレ
ーであったが、永久磁石32の幅寸法を変えるだけでフ
ェールセーフの単安定型のリレーを構成することができ
る。
【0083】つまり図7に示すように継鉄29の長手方
向に対応する永久磁石32の幅を垂下片部29bの幅よ
り小さくして、片側に寄せるように配設すればよい。こ
の場合左右二つの励磁コイル部30の励磁コイル35を
直列接続して一つの励磁コイルを構成する。
【0084】上述した構成は双安定型のラッチングリレ
ーであったが、永久磁石32の幅寸法を変えるだけでフ
ェールセーフの単安定型のリレーを構成することができ
る。
【0085】つまり図8に示すように継鉄29の長手方
向に対応する永久磁石32の幅を垂下片部29bの幅よ
り小さくして、片側に寄せるように配設すればよい。こ
の場合左右二つの励磁コイル部30の励磁コイル35を
直列接続して一つの励磁コイルを構成する。
【0086】
【発明の効果】請求項1の発明は、駆動機構の電磁ブロ
ックの磁気作用により回動する接極子に対置され、接極
子の回動によりばね付勢に抗して押し駆動される合成樹
脂製駆動体と、駆動体の他端部にインサート成形により
固定され、駆動体が押し駆動されたときに並設している
二つの同軸の固定接点に接触し、押し駆動が解除されて
ばね付勢により駆動体が復帰移動するときに両固定接点
から開離するコンタクトと、駆動体をばね付勢するコン
タクトばねとで構成されるコンタクトブロックを備えて
いるので、駆動体とコンタクトの密着がインサート成形
により安定し、また金型によりコンタクトの位置が決ま
るため、結合部位の寸法、位置、形状等が安定し、また
結合部位の体積も金型で一定になるため高周波特性が安
定し、しかも結合部位の安定や体積アップが可能となる
ため、機械的な開閉も安定し、更に切削加工によらない
ため、部品コストも安価となという効果がある。
【0087】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記コンタクトばねを、上記駆動体の一端部を中央
部に結合した中央片と、該中央片の両側に対称的に形成
され、その両端が中央片の両端部に一体連結した片とを
有し、該片の中央部を固定するとともに、上記連結部位
を固定位置よりも高くし、上記中央片の上記駆動体との
結合部位の位置を上記連結部位よりも高くした板ばねに
より構成したので、コンタクトばねを金属板の打ち抜き
と曲げ加工で製作できるため、部品生産性が良く、しか
も上記のような形状であるため中央片の押し上げ方向が
安定し、且つ加工の金型寸法で押し上げ力を決めること
ができるため、上方への押し上げ力も安定し、その結果
駆動体を挿通する取り付け部位の孔での方向規制が不要
となり、そのため駆動体と孔との間の隙間を大きくする
ことができ、この部分での摩擦が無くなり動作が安定す
るいう効果がある。
【0088】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記駆動体の一端部を上記コンタクトばねの中央片
の中央部の孔に熱着固定するので、熱着に用いる治具
で、熱着部位の高さ、形状を最適に設定でき、そのため
動作が安定し、しかも治具により熱着部位の高さを変更
する事が容易であるため、精度良く高さが変更でき、動
作特性の調整が可能となり、また熱着部位の体積は熱着
する駆動体の部位の高さで調整でき、その金型精度がよ
いためがたつきを無くすことが可能である。
【0089】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、上記駆動体を耐熱樹脂材料で成形し
たので、コンタクトの発熱に耐えうることができ、その
結果接点に流せる電力を大きくすることができるという
効果がある。
【0090】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、上記駆動体を固定するコンタクトの
孔の断面形状を角形としたので、駆動体の回転を防止で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の高周波ブロックの拡大断面
図である。
【図2】同上の縮小分解斜視図である。
【図3】(a)は同上の一部破断せる正面図である。
(b)は同上の一部破断せる側面図である。
【図4】同上のベースの一部破断省略した拡大上面図で
ある。
【図5】同上の駆動体とコンタクトばねとの熱着の説明
図である。
【図6】同上に用いる継鉄の正面図である。
【図7】(a)は同上のコンタクトばねの別の例の上面
図である。(b)は同上のコンタクトばねの他の例の上
面図である。
【図8】本発明の単安定型リレーを構成する実施形態に
用いる継鉄の正面図である。
【図9】一従来例の一部破断せる正面図である。
【符号の説明】
3a,3b コンタクトブロック 5 コンタクト 6a〜6c 同軸コネクタ 7 中心導体 16 駆動体 15 コンタクトばね 15a 中央片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動機構の電磁ブロックの磁気作用により
    回動する接極子に対置され、接極子の回動によりばね付
    勢に抗して押し駆動される合成樹脂製駆動体と、駆動体
    の他端部にインサート成形により固定され、駆動体が押
    し駆動されたときに並設している二つの同軸の固定接点
    に接触し、押し駆動が解除されてばね付勢により駆動体
    が復帰移動するときに両固定接点から開離するコンタク
    トと、駆動体をばね付勢するコンタクトばねとで構成さ
    れるコンタクトブロックを備えたことを特徴とする同軸
    リレー。
  2. 【請求項2】上記コンタクトばねを、上記駆動体の一端
    部を中央部に結合した中央片と、該中央片の両側に対称
    的に形成され、その両端が中央片の両端部に一体連結し
    た片とを有し、該片の中央部を固定するとともに、上記
    連結部位を固定位置よりも高くし、上記中央片の上記駆
    動体との結合部位の位置を上記連結部位よりも高くした
    板ばねにより構成したことを特徴とする請求項1記載の
    同軸リレー。
  3. 【請求項3】上記駆動体の一端部を上記コンタクトばね
    の中央片の中央部の孔に熱着固定して成ることを特徴と
    する請求項2記載の同軸リレー。
  4. 【請求項4】上記駆動体を耐熱樹脂材料で成形して成る
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の同軸
    リレー。
  5. 【請求項5】上記駆動体を固定するコンタクトの孔の断
    面形状を角形として成ることを特徴とする請求項1乃至
    4の何れかに記載の同軸リレー。
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