JPH0319162Y2 - - Google Patents
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- JPH0319162Y2 JPH0319162Y2 JP13746484U JP13746484U JPH0319162Y2 JP H0319162 Y2 JPH0319162 Y2 JP H0319162Y2 JP 13746484 U JP13746484 U JP 13746484U JP 13746484 U JP13746484 U JP 13746484U JP H0319162 Y2 JPH0319162 Y2 JP H0319162Y2
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- electromagnet
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 24
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 6
- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 claims description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
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- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
本考案は電磁継電器、特に固定ブロツクに固定
された電磁石部の少なくとも片側に可動鉄片を配
した可動ブロツクを、2枚の板ばねにて移動方向
に挟着保持して往復移動可能に設置し、前記電磁
石部の励磁・消磁に基づいて可動ブロツクを移動
させるとともに、接点機構を開閉する電磁継電器
に関するものである。
された電磁石部の少なくとも片側に可動鉄片を配
した可動ブロツクを、2枚の板ばねにて移動方向
に挟着保持して往復移動可能に設置し、前記電磁
石部の励磁・消磁に基づいて可動ブロツクを移動
させるとともに、接点機構を開閉する電磁継電器
に関するものである。
(ロ) 従来技術とその問題点
従来、この種の電磁継電器においては、例え
ば、2枚の板ばねのうち、一方の板ばねの両端を
可動ブロツクに係止し、その中央部分を固定ブロ
ツクに固定する一方、他方の板ばねの両端を固定
ブロツクに係止し、その中央部分を可動ブロツク
に固定したものが提案されている(特願昭58−
187232号)。
ば、2枚の板ばねのうち、一方の板ばねの両端を
可動ブロツクに係止し、その中央部分を固定ブロ
ツクに固定する一方、他方の板ばねの両端を固定
ブロツクに係止し、その中央部分を可動ブロツク
に固定したものが提案されている(特願昭58−
187232号)。
しかしながら、従来例では、板ばねの両端の係
止部にがたつきがあると、係止点が可動ブロツク
の移動につれて前後、左右に移動するため、板ば
ねの左右のスパンに差を生じ、板ばねの両端にか
かるばね力に不均衡が生じる。このため、従来例
では、可動ブロツクが電磁石部に対して傾いた状
態で往復移動を行なうこととなり、動作電圧が不
安定となるなど電磁継電器の動作特性を低下させ
るという欠点がある。
止部にがたつきがあると、係止点が可動ブロツク
の移動につれて前後、左右に移動するため、板ば
ねの左右のスパンに差を生じ、板ばねの両端にか
かるばね力に不均衡が生じる。このため、従来例
では、可動ブロツクが電磁石部に対して傾いた状
態で往復移動を行なうこととなり、動作電圧が不
安定となるなど電磁継電器の動作特性を低下させ
るという欠点がある。
(ハ) 考案の目的
本考案の目的は、前記欠点に鑑みてなされたも
ので、可動ブロツクが略平行状態で往復移動し、
動作の安定した電磁継電器を提供することにあ
る。
ので、可動ブロツクが略平行状態で往復移動し、
動作の安定した電磁継電器を提供することにあ
る。
(ニ) 考案の構成とその効果
以上の目的を達成するため、本考案に係る電磁
継電器は、2枚の板ばねのうち一方の板ばねの中
央部分を可動ブロツクに固定部で固定し、かつ、
一端部を固定ブロツクに支持する一方、他方の板
ばねの中央部分を固定ブロツクに固定部で固定
し、かつ、前記一方の板ばねの一端部と同一方向
側の一端部を可動ブロツクに支持し、前記一方の
板ばねの一端部から固定部までの距離と他方の板
ばねの一端部から固定部までの距離とを同長とす
るとともに、無励磁時には前記他方の板ばねを前
記電磁石部に平行とし、励磁時には一方の板ばね
を前記電磁石部に平行とした構成としてある。
継電器は、2枚の板ばねのうち一方の板ばねの中
央部分を可動ブロツクに固定部で固定し、かつ、
一端部を固定ブロツクに支持する一方、他方の板
ばねの中央部分を固定ブロツクに固定部で固定
し、かつ、前記一方の板ばねの一端部と同一方向
側の一端部を可動ブロツクに支持し、前記一方の
板ばねの一端部から固定部までの距離と他方の板
ばねの一端部から固定部までの距離とを同長とす
るとともに、無励磁時には前記他方の板ばねを前
記電磁石部に平行とし、励磁時には一方の板ばね
を前記電磁石部に平行とした構成としてある。
したがつて、本考案にかかる電磁継電器は、2
枚の板ばねの同一方向側の一端部から中央部分で
ある固定部までの距離を各々同長としてあるとと
もに、無励磁時には他方の板ばねを電磁石部に平
行とし、励磁時には一方の板ばねを電磁石部に平
行としてあるので、一方の板ばねの固定部と他方
の板ばねの一端部とが同一半径の円弧上を同一距
離だけ移動し、可動ブロツクは電磁石部に対して
略平行状態に往復移動を行ない、常に同一軌跡上
を移動するので、動作が安定するといつた効果が
ある。
枚の板ばねの同一方向側の一端部から中央部分で
ある固定部までの距離を各々同長としてあるとと
もに、無励磁時には他方の板ばねを電磁石部に平
行とし、励磁時には一方の板ばねを電磁石部に平
行としてあるので、一方の板ばねの固定部と他方
の板ばねの一端部とが同一半径の円弧上を同一距
離だけ移動し、可動ブロツクは電磁石部に対して
略平行状態に往復移動を行ない、常に同一軌跡上
を移動するので、動作が安定するといつた効果が
ある。
(ホ) 実施例の説明
第1図ないし第5図において、本考案に係る電
磁継電器は高周波リレーとして構成したもので、
概略、固定ブロツク1と、電磁石部10と、可動
ブロツク20と、2枚の復帰用および支持用板ば
ね30、35と、ケース40とから構成されてい
る。
磁継電器は高周波リレーとして構成したもので、
概略、固定ブロツク1と、電磁石部10と、可動
ブロツク20と、2枚の復帰用および支持用板ば
ね30、35と、ケース40とから構成されてい
る。
固定ブロツク1は、適宜樹脂で一体に成形した
ベース2の長方形状の長孔3に固定端子9a,9
b,9cを備えた端子台8を固定したものであ
る。各固定端子9a,9b,9cの接点部(先
端)9a,,9b,,9c,は長孔3内に位置し、
長孔3の内壁には各接点部9a,,9b,,9c,
に対向してアース接点6a,6b,……,6fが
設置されている。また、ベース2の裏面からは4
本のアース端子7が突出し、このアース端子7と
アース接点6a,6b,……,6fとはベース2
の表面にメツキされた導電性薄膜を介して短絡さ
れている。なお、導電性薄膜と固定端子9a,9
b,9cとは絶縁されていることは勿論である。
ベース2の長方形状の長孔3に固定端子9a,9
b,9cを備えた端子台8を固定したものであ
る。各固定端子9a,9b,9cの接点部(先
端)9a,,9b,,9c,は長孔3内に位置し、
長孔3の内壁には各接点部9a,,9b,,9c,
に対向してアース接点6a,6b,……,6fが
設置されている。また、ベース2の裏面からは4
本のアース端子7が突出し、このアース端子7と
アース接点6a,6b,……,6fとはベース2
の表面にメツキされた導電性薄膜を介して短絡さ
れている。なお、導電性薄膜と固定端子9a,9
b,9cとは絶縁されていることは勿論である。
電磁石部10はI形鉄心11をスプール12の
胴部に挿通し、コイル17を巻回するとともに、
スプール12にヨーク19を一体に結合したもの
で、前記ベース2の凹部4に装着されている。ス
プール12は台部13の孔13aにヨーク19の
突片19aを突入させるとともに、側部13bを
突片19bの内側面に当接させることにより、ヨ
ーク19に結合される。また、コイル端子18,
18は台部13,13に取付けられ、ベース2の
下方に突出している。
胴部に挿通し、コイル17を巻回するとともに、
スプール12にヨーク19を一体に結合したもの
で、前記ベース2の凹部4に装着されている。ス
プール12は台部13の孔13aにヨーク19の
突片19aを突入させるとともに、側部13bを
突片19bの内側面に当接させることにより、ヨ
ーク19に結合される。また、コイル端子18,
18は台部13,13に取付けられ、ベース2の
下方に突出している。
可動ブロツク20は適宜樹脂で一体に成形した
可動台21の枠部22,22に可動鉄片26a,
26b及びこれに挟まれた永久磁石27,27を
固定し、可動接触片29a,29bを備えた絶縁
台28,28を孔23,23に挿入固定したもの
である。この可動台21の可動鉄片26a,26
bは前記鉄心11のスプール12からの両突出端
部に対して一定のギヤツプをもつて対向するよう
に設置されているとともに、この可動台21は板
ばね30,35にて第1図中の矢印A,B方向に
略平行状態で往復移動可能に挟着保持されてい
る。
可動台21の枠部22,22に可動鉄片26a,
26b及びこれに挟まれた永久磁石27,27を
固定し、可動接触片29a,29bを備えた絶縁
台28,28を孔23,23に挿入固定したもの
である。この可動台21の可動鉄片26a,26
bは前記鉄心11のスプール12からの両突出端
部に対して一定のギヤツプをもつて対向するよう
に設置されているとともに、この可動台21は板
ばね30,35にて第1図中の矢印A,B方向に
略平行状態で往復移動可能に挟着保持されてい
る。
板ばね30は平らな板ばねで、その中央部分3
1を前記ベース2の溝部5aに挿入するととも
に、両端部32a,32bを可動台21の溝部2
4,24に挿入した後、中央部分31及び一端部
32aに接着剤を注入・固化して支持してある。
ただし、端部32bは、板ばね30の延長方向に
若干量だけスライドできるように溝部24に挿入
されている。
1を前記ベース2の溝部5aに挿入するととも
に、両端部32a,32bを可動台21の溝部2
4,24に挿入した後、中央部分31及び一端部
32aに接着剤を注入・固化して支持してある。
ただし、端部32bは、板ばね30の延長方向に
若干量だけスライドできるように溝部24に挿入
されている。
板ばね35は可動台21に付勢力を与えるよう
に予め両側を折曲げた板ばねで、その中央部分3
6の切欠き38a,38bを可動台21に形成し
た突起25,25に係合し、例えば、接着剤等に
より可動ブロツク21に固定する一方、両端部3
7a,37bを前記ベース2の溝部5b,5bに
挿入した後、一端部37aを接着剤により固定し
て支持してある。ただし、端部37bは、板ばね
35の延長方向に若干量だけスライドできるよう
に溝5bに挿入されている。
に予め両側を折曲げた板ばねで、その中央部分3
6の切欠き38a,38bを可動台21に形成し
た突起25,25に係合し、例えば、接着剤等に
より可動ブロツク21に固定する一方、両端部3
7a,37bを前記ベース2の溝部5b,5bに
挿入した後、一端部37aを接着剤により固定し
て支持してある。ただし、端部37bは、板ばね
35の延長方向に若干量だけスライドできるよう
に溝5bに挿入されている。
特に、第2図に示すように、板ばね30の一端
部32aから固定部31までの距離1と、板ば
ね35の一端部37aから固定部36までの距離
2とを同長とするとともに、板ばね30を電磁
石部10に対して平行とし、板ばね35の中央部
分(固定部)36の移動方向の距離C2と板ばね
30の一端部32aの往復方向の移動距離C1、
すなわち、可動ブロツク20の移動距離とを同長
としてある。したがつて、無励磁時には板ばね3
0が電磁石部10に対して平行となり、励磁時に
は板ばね35が電磁石部10に対して平行となる
ようにしてある。
部32aから固定部31までの距離1と、板ば
ね35の一端部37aから固定部36までの距離
2とを同長とするとともに、板ばね30を電磁
石部10に対して平行とし、板ばね35の中央部
分(固定部)36の移動方向の距離C2と板ばね
30の一端部32aの往復方向の移動距離C1、
すなわち、可動ブロツク20の移動距離とを同長
としてある。したがつて、無励磁時には板ばね3
0が電磁石部10に対して平行となり、励磁時に
は板ばね35が電磁石部10に対して平行となる
ようにしてある。
今、コイル17の無励磁時にあつては、板ばね
30,35のばね力にて可動ブロツク20が矢印
B方向に付勢されて移動するので、永久磁石2
7,27の磁力にて鉄心11の両端磁極面と可動
鉄片26b,26bとの間に吸引力が作用し、可
動接触片29aの両端が接点部9b,,9c,に
接触し、可動接触片29bの両端がアース接点6
a,6cに接触する。
30,35のばね力にて可動ブロツク20が矢印
B方向に付勢されて移動するので、永久磁石2
7,27の磁力にて鉄心11の両端磁極面と可動
鉄片26b,26bとの間に吸引力が作用し、可
動接触片29aの両端が接点部9b,,9c,に
接触し、可動接触片29bの両端がアース接点6
a,6cに接触する。
ここで、鉄心11の両端磁極面と可動鉄片26
b,26bとの間に反発力が作用するようにコイ
ル17を励磁すると、鉄心11の両端磁極面と可
動鉄片26a,26aとの間に吸引力が作用し、
板ばね30,35のばね力に抗して可動ブロツク
20が矢印A方向に移動し、可動接触片29bの
両端が接点部9a,,9c,に接触し、可動接触
片29aの両端がアース接点6d,6fに接触す
る。
b,26bとの間に反発力が作用するようにコイ
ル17を励磁すると、鉄心11の両端磁極面と可
動鉄片26a,26aとの間に吸引力が作用し、
板ばね30,35のばね力に抗して可動ブロツク
20が矢印A方向に移動し、可動接触片29bの
両端が接点部9a,,9c,に接触し、可動接触
片29aの両端がアース接点6d,6fに接触す
る。
即ち、本実施例において、可動ブロツク20は
コイル17に対する励磁・消磁に基づいて矢印A
方向に移動、矢印B方向に復帰し、接点部9a,,
9c,及び9b,,9c,を切換える。
コイル17に対する励磁・消磁に基づいて矢印A
方向に移動、矢印B方向に復帰し、接点部9a,,
9c,及び9b,,9c,を切換える。
このときの可動ブロツク20の駆動動作を第6
図に示した概略説明図に従つて説明する。
図に示した概略説明図に従つて説明する。
電磁石部10の励磁によつて可動ブロツク20
が移動すると、板ばね30の一端部32aから固
定部31までの距離1と、板ばね35の一端部
37aから固定部36までの距離2とが同一長
さであるため、板ばね30の一端部32aと板ば
ね35の中央部分(固定部)36とは同一半径の
円弧上を同一距離だけ矢印A方向に移動する。
が移動すると、板ばね30の一端部32aから固
定部31までの距離1と、板ばね35の一端部
37aから固定部36までの距離2とが同一長
さであるため、板ばね30の一端部32aと板ば
ね35の中央部分(固定部)36とは同一半径の
円弧上を同一距離だけ矢印A方向に移動する。
そして、板ばね35の中央部分(固定部)36
とその一端部37aとは、板ばね30の一端部3
2aの移動距離C1に等しい距離C2だけ矢印A方
向上に予めずらして取り付けてあるので、板ばね
30の一端部32aが矢印A方向へ距離C1だけ
移動すると、板ばね35の固定部36も距離C2
(=C1)だけ移動し、板ばね35が電磁石部10
と平行になる。
とその一端部37aとは、板ばね30の一端部3
2aの移動距離C1に等しい距離C2だけ矢印A方
向上に予めずらして取り付けてあるので、板ばね
30の一端部32aが矢印A方向へ距離C1だけ
移動すると、板ばね35の固定部36も距離C2
(=C1)だけ移動し、板ばね35が電磁石部10
と平行になる。
さらに、板ばね30の一端部32aと板ばね3
5の固定部36とは同一半径の円弧上を移動する
ので、可動ブロツク20の移動により、一端部3
2aと固定部36とが同一距離D1,D2だけ第6
図中、右方向に移動する。したがつて、厳密にい
うならば、可動ブロツク20はほぼ平行状態を維
持しながら右斜め下方向に移動する。ただし、板
ばね30の他端部32bおよび板ばね35の他端
部37bが溝部24および溝5bにそれぞれスラ
イドできるように挿入されているので、可動ブロ
ツク20の右方向の変位が吸収され、可動ブロツ
ク20は確実に駆動できる。
5の固定部36とは同一半径の円弧上を移動する
ので、可動ブロツク20の移動により、一端部3
2aと固定部36とが同一距離D1,D2だけ第6
図中、右方向に移動する。したがつて、厳密にい
うならば、可動ブロツク20はほぼ平行状態を維
持しながら右斜め下方向に移動する。ただし、板
ばね30の他端部32bおよび板ばね35の他端
部37bが溝部24および溝5bにそれぞれスラ
イドできるように挿入されているので、可動ブロ
ツク20の右方向の変位が吸収され、可動ブロツ
ク20は確実に駆動できる。
そして、電磁石部10の励磁を解くと、前述と
同一の軌跡に従つて可動ブロツク20が復帰す
る。
同一の軌跡に従つて可動ブロツク20が復帰す
る。
このため、動作前の板ばね30の一端部32a
と板ばね35の固定部36とを結ぶ想像線S1は、
動作後の一端部32aと固定部36とを結ぶ想像
S2と平行になる。この結果、可動ブロツク20
は、移動途中においてはほぼ平行状態を維持しつ
つ、移動完了時においては完全な平行状態となる
ように同一軌跡上を往復移動して接点の接離動作
を同時に行うことになり、動作が安定し、電磁継
電器の動作特性が向上する。
と板ばね35の固定部36とを結ぶ想像線S1は、
動作後の一端部32aと固定部36とを結ぶ想像
S2と平行になる。この結果、可動ブロツク20
は、移動途中においてはほぼ平行状態を維持しつ
つ、移動完了時においては完全な平行状態となる
ように同一軌跡上を往復移動して接点の接離動作
を同時に行うことになり、動作が安定し、電磁継
電器の動作特性が向上する。
なお、距離C1,C2に対して距離D1,D2は極め
て微少であるので、可動ブロツク20の移動方向
はほぼ矢印A、矢印B方向である。
て微少であるので、可動ブロツク20の移動方向
はほぼ矢印A、矢印B方向である。
なお、前述の実施例では2枚の板ばねの同一方
向側の一端部を固定支持する場合を示したが、支
持手段は固定支持に限らず、支点のずれない回動
支持であつてもよい。また、本考案にかかる電磁
継電器は自己復帰型のものに限らず、永久磁石は
必ずしも必要でない。
向側の一端部を固定支持する場合を示したが、支
持手段は固定支持に限らず、支点のずれない回動
支持であつてもよい。また、本考案にかかる電磁
継電器は自己復帰型のものに限らず、永久磁石は
必ずしも必要でない。
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、第1図は平面図、第2図、第3図、第4図は
動作特性を示す説明図、第5図は分解斜視図、第
6図は動作を説明するための概略説明図である。 1……固定ブロツク、10……電磁石部、20
……可動ブロツク、26a,26b……可動鉄
片、30,35……板ばね、31,36……中央
部分(固定部)、32a,37a……一端部。
し、第1図は平面図、第2図、第3図、第4図は
動作特性を示す説明図、第5図は分解斜視図、第
6図は動作を説明するための概略説明図である。 1……固定ブロツク、10……電磁石部、20
……可動ブロツク、26a,26b……可動鉄
片、30,35……板ばね、31,36……中央
部分(固定部)、32a,37a……一端部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 固定ブロツクに固定された電磁石部の少なく
とも片側に可動鉄片を配した可動ブロツクを、
2枚の板ばねにて移動方向に挟着保持して往復
移動可能に設置し、前記電磁石部の励磁・消磁
に基づいて可動ブロツクを移動させるととも
に、接点機構を開閉する電磁継電器において、
前記2枚の板ばねのうち一方の板ばねの中央部
分を可動ブロツクに固定部で固定し、かつ、一
端部を固定ブロツクに支持する一方、他方の板
ばねの中央部分を固定ブロツクに固定部で固定
し、かつ、前記一方の板ばねの一端部と同一方
向側の一端部を可動ブロツクに支持し、前記一
方の板ばねの一端部から固定部までの距離と他
方の板ばねの一端部から固定部までの距離とを
同長するとともに、無励磁時には前記他方の板
ばねを前記電磁石部に平行とし、励磁時には一
方の板ばねを前記電磁石部に平行とすることを
特徴とする電磁電器。 (2) 前記板ばねの一端部の支持手段が、支点のず
れない回動支持であることを特徴とする実用新
案登録請求の範囲第1項記載の電磁継電器。 (3) 前記板ばねの一端部の支持手段が、固定支持
であることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13746484U JPH0319162Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13746484U JPH0319162Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151645U JPS6151645U (ja) | 1986-04-07 |
JPH0319162Y2 true JPH0319162Y2 (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=30695878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13746484U Expired JPH0319162Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319162Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP13746484U patent/JPH0319162Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6151645U (ja) | 1986-04-07 |
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