JPH017961Y2 - - Google Patents

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JPH017961Y2
JPH017961Y2 JP98784U JP98784U JPH017961Y2 JP H017961 Y2 JPH017961 Y2 JP H017961Y2 JP 98784 U JP98784 U JP 98784U JP 98784 U JP98784 U JP 98784U JP H017961 Y2 JPH017961 Y2 JP H017961Y2
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JP
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yokes
yoke
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armature
tip
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JP98784U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は有極電磁継電器のヨークブロツク構造
に関するものである。一般に永久磁石を一対のヨ
ーク間に橋絡し,コイルにより励磁される接極子
を配置した有極電磁石においては接極子の移動最
終端での吸引力の立上り特性が著しい。
従つてこのような有極電磁石を継電器に使用す
る場合は,接極子移動量の変化による感動・開放
特性の著しい変動とヨーク又は接極子の傾きによ
り発生するヨーク磁極面と対向接極子面との間の
相対的に大きな間隙による磁気抵抗の上昇と感度
の低下を防止することが重要である。
従来のヨークブロツク構造は,第1図,第2図
に示すように固定接点ばね13,14,可動接点
ばね15を配設したベースブロツク11で,ベー
スブロツク11の幅方向の中央部にはヨーク2,
3の挿入位置決め用の凸部11aを設け,この凸
部11aの両外側面にヨーク2,3をベースブロ
ツク11に挿入するための挿入溝2′,3′を設け
てある。
この構造はヨーク2,3を挿入溝2′,3′に挿
入したとき,挿入位置決め用凸部11aが中間に
介在するため,挿入したヨーク2,3がそれぞれ
外方に傾きを発生することがある。
このような傾きは,接極子5の移動量およびヨ
ーク磁極面2a,3aと対向接極子面との間隙に
変化を生じ磁気抵抗を高くし感度が低下する原因
となる。
本考案は上述の点に鑑みて提供したもので,ヨ
ーク2,3をベースブロツクの溝2′,3′に挿入
したときのヨーク2,3の傾きを防止することを
目的とするものである。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第3図に示すように電磁石ブロツクAはコイル
ボビン8に捲回されたコイル4とヨーク2,3と
接極子5とにより構成されている。一対のヨーク
2,3の中央部を永久磁石1により橋絡し,一対
のヨーク2,3の両面に夫々相対向して互いに極
性が異なる磁極面2a,3aを形成している。コ
イルボビン8は筒状に形成されコイルボビン8の
筒孔には磁性体の接極子5が挿通され,コイルボ
ビン8の端部で接極子5の端部5bは一対のヨー
ク2,3の磁極面2a,3a間に介在されてい
る。接極子5の基端部5aはおさえばね10によ
り枢支されて水平方向に回動が自在となり,自由
端が磁極面2a,3a間で切換的に吸着される。
上述のように形成された電磁石ブロツクAを,
モールド形成されたベースブロツク11上に配
し,基端が可動接点端子16に固着された可動接
点ばね15を接極子5の端部5bに取付けたカー
ド9により駆動し,固定接点ばね13,14と可
動接点ばね15との接点切替えを行う。
ここで本考案の一実施例によるベースブロツク
について説明する。
第4図,第5図に示すようにベースブロツク1
1の幅方向の中央部に一対のヨーク2,3を挿入
する溝2′,3′を設け,溝2′,3′にはヨーク
2,3の外側面全高にわたつて当接する傾き防止
用の突状側壁11b,11cをベースブロツク1
1と一体成形により設けてある。
このように構成されたベースブロツク11は,
ヨーク2,3を溝2′,3′に挿入したとき位置決
めの凸部11aと傾き防止用の突状側壁11b,
11cとにより磁極面間の間隔寸法を極めて高精
度に維持することができる。
ベースブロツク11に電磁石ブロツクAを配設
するときは,ベースブロツク11の溝2′,3′に
ヨーク2,3を挿入し,コイルボビン8の両端鍔
部8a,8bより下方に突出した係止舌片8d,
8eを一対のヨーク2,3間に上方より圧入する
ことによりベースブロツク11に対し電磁石ブロ
ツクAの一対のヨーク2,3,およびコイルボビ
ン8を位置決めし固定する。
上述したように本考案によればヨーク端部の磁
極間の間隔寸法をヨークの傾きを防止すると共に
高精度に維持でき、接極子の移動量と磁気面積の
安定した特性の継電器をうることが出来る利点を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のベースブロツク平面図、第2図
は同上のベースブロツクの概略断面図、第3図は
本考案の一実施例による有極電磁継電器の分解斜
視図、第4図は同上のベースブロツク平面図、第
5図は同上のベースブロツクの概略断面図。 2,3……ヨーク、2′,3′……溝、5……接
極子、11……ベースブロツク、11b,11c
……突状側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルを捲回したコイルボビンと、コイルボビ
    ンの外側部に永久磁石により先端部対向面に異極
    の磁極面を形成した一対のヨークと、コイルボビ
    ンの中央部に挿通し先端部が前記ヨークの磁極面
    に位置するとともに先端部に可動接点ばねを駆動
    するカードを設けた接極子とを備え、コイルを励
    磁することにより接極子の先端部をヨークの異極
    の磁極面に反転吸着させ、前記カードによりベー
    スブロツク上に配設した可動接点ばねを駆動する
    ようにした有極電磁継電器において、該ベースブ
    ロツクを合成樹脂により成形し、該ベースブロツ
    クに一対のヨークを挿入固定する溝を設け、該溝
    にヨーク外側面全高にわたり当接する傾き防止用
    の突状側壁を設けたことを特徴とする有極電磁継
    電器のベースブロツク構造。
JP98784U 1984-01-10 1984-01-10 有極電磁継電器のベ−スブロツク構造 Granted JPS60113938U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS60113938U JPS60113938U (ja) 1985-08-01
JPH017961Y2 true JPH017961Y2 (ja) 1989-03-02

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ID=30473322

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JPS60113938U (ja) 1985-08-01

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