JPS6344934Y2 - - Google Patents

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JPS6344934Y2
JPS6344934Y2 JP15895579U JP15895579U JPS6344934Y2 JP S6344934 Y2 JPS6344934 Y2 JP S6344934Y2 JP 15895579 U JP15895579 U JP 15895579U JP 15895579 U JP15895579 U JP 15895579U JP S6344934 Y2 JPS6344934 Y2 JP S6344934Y2
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JP
Japan
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armature
magnetic pole
yokes
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block
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JP15895579U
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JPS5675446U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は2Tタイプの有極電磁継電器に関する
ものである。
一般に永久磁石で励磁された1対のヨーク間
に、コイルで励磁される接極子を配置して構成し
た有極電磁石にあつては、第7図に示すように接
極子のストロークの最終端での吸引力の立上り特
性が著しいという特性を有する。従つてこのよう
な有極電磁石をリレーとして応用する場合、接極
子ストロークが変化すると、負荷曲線との関係か
ら感動、開放特性が著しく変動することになる。
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、接極子が間に配設されるヨーク端部の対向間
隔寸法をコイルボビン側の位置決め舌片により規
制することにより、上記対向間隔寸法をコイルボ
ビンの成形金型の寸法精度で規制し、もつて接極
子ストロークの寸法精度を向上し、常に安定なリ
レー特性が得られるようにした有極電磁継電器を
提供することを目的とするものである。
以下本考案を実施例図により詳述する。図中第
1図乃至第6図は本考案実施例有極電磁継電器を
示すものである。即ちこの実施例において、Aは
電磁石ブロツクであつて、コイルボビン2に巻回
されたコイル1,1aとヨーク8,8と接極子1
1とにより構成されている。2枚のヨーク8,8
の中央部を永久磁石9で橋絡してこれらヨーク
8,8の両端に夫々相対向して互いに極性が形成
されている。コイルボビン2は筒状に形成されて
コイル1,1aが巻回されており、コイルボビン
2の筒孔には磁性体製の接極子11が挿通され、
コイルボビン2の両端部で接極子11の両端部は
上記ヨーク8,8の磁極面10…間に介在されて
いる。そして、コイルボビン2の筒孔の一端の内
寸法の一部が第5図に示すように小さくされてお
り、この部分によつて接極子11が枢支されてい
るとともに、接極子11のこの枢支される一端側
の両磁極面10,10間に位置する部分の図中上
下方向寸法が大きくされることによつて、接極子
11の長手方向の動きが規制されているものであ
り、他端の自由端が磁極面10,10間で切換的
に吸着されるようにしてある。ここでコイルボビ
ン2は第5図a〜cに示すように両端部に鍔部
5,5aを有しているが、接極子11の枢支端側
に相当する鍔部5には、鍔部5外面の上端部より
接極子11の突出方向と同方向に位置決め舌片2
4が一体に突設されており、この位置決め舌片2
4の巾寸法は、接極子11枢支端側の磁極面1
0,10間の間隔寸法に適合するようにしてあ
る。またこの鍔部5は厚肉に形成されており、図
示のように略コ字状に打抜き形成されたリード端
子6…の曲部側が一体に埋込成形されている。こ
れらリード端子6…の各端部は鍔部5より外方に
突出され、これらリード端子6の一方の端部6a
をやや狭巾としてかつ鍔部5からの突出寸法を短
かくしこの端部6aにコイル1,1aを巻付けて
半田付接続するようにしてあり、他方の端部6b
は上記端部6aより広巾としてかつ鍔部5から長
く突出され、この端部6bを必要に応じてやや前
方乃至後方に屈曲させた上で、後述のようにコイ
ル端子3上端の切込み17に圧入接続するもので
ある。かくて上述のようにして形成された電磁石
ブロツクAはベースブロツク4上に配設されるも
のであり、基端がCOM端子12に固着され電磁
石ブロツクAの側方にこれと略平行に配設された
接点ばね13…を接極子11端部に取設したカー
ド14,14により駆動し、NO,NC両端子1
5,16と接点ばね13とよりなる接点部Bで接
点の切換接続を行なうようにしてある。ベースブ
ロツク4は第6図a〜dに示すように、コイル端
子3、OM端子12、NO端子15、NC端子16
を貫通植設した合成樹脂成形品により形成されて
おり、COM端子12の上端には予め接点ばね1
3の基端が溶着され、NO、NC端子15,16
とともに接点部Bが構成されている。一方ベース
ブロツク4の上面両側に配置された接点部B…間
の中央位置は前記電磁石ブロツクAの配設位置と
なるものであつて、ベースブロツク4の底面から
一体に突台部18,19を突設してこれら突台部
18,19の対向面に凹部20,20aを形成
し、さらに接極子11の自由端側に相当するベー
スブロツク4他端部の中央部分にはヨーク8,8
の他端部磁極面10,10間の間隔寸法に適合す
る巾寸法を有する位置決め凸片23が上方突出し
て形成されている。
かくてベースブロツク4上に電磁石ブロツクA
を配設するに際しては、コイルボビン2の両端鍔
部5,5aから下方に突出した係止舌片21,2
1aを前記突台部18,19対向面の凹部20,
20aに上方から嵌め込むことにより、ベースブ
ロツク4に対し電磁石ブロツクAのコイルボビン
2を位置決め固定するものであるが、このとき電
磁石ブロツクAのヨーク8,8(及び永久磁石
9)は予めベースブロツク4上に配設され、上記
コイルボビン2の配設に際してその鍔部5から突
出した位置決め舌片24がヨーク8,8の一端部
磁極面10,10間に嵌め込まれ、接極子11の
枢支端側の端部に相当するこの端部の磁極面1
0,10間の間隔寸法を規制しており、さらにベ
ースブロツク4上にヨーク8,8を配設するに際
し、ヨーク8,8の他端部磁極面10,10間に
ベースブロツク4上面の位置決め凸片23を嵌め
込み、接極子11の自由端側の端部に相当するこ
の端部の磁極面10,10間の間隔寸法を位置決
め凸片23の巾寸法で規制するようにしてある。
22はケースである。
本考案は上述のように構成した有極電磁継電器
において、接極子の一端部に対応するコイルボビ
ンの鍔部から上記接極子の端部方向と同方向に位
置決め舌片を延出し、この位置決め舌片の両側に
上記両ヨークの一端部の対向磁極面を夫々当接す
るとともに、上記ベースブロツクの端部中央に位
置決め凸片を突設し、この位置決め凸片の両側に
上記電磁石ブロツク側の上記両ヨークの他端部の
対向磁極面を夫々当接したものであり、位置決め
舌片及び位置決め凸片によつてヨークの両磁極面
間の間隔を所定間隔に設定するとともに、接点部
の接点ばねとヨークの他端部の対向磁極面との相
対位置が一定になるように位置決めすることによ
り、リレー特性の安定化を図ることができるよう
にしたものである。つまり、本考案に係る有極電
磁継電器においては、接極子の両端の磁気吸引特
性がリレー特性の安定化に影響を与えることは明
白であり、本考案にあつては、コイルボビンの鍔
部に設けた位置決め舌片にてヨークの一端部の対
向磁極面間の間隔寸法を規制するとともに、ベー
スブロツクに設けた位置決め凸片によつてヨーク
の他端部の対向磁極面間の間隔寸法を規制するこ
とによつて、接極子に対する磁気吸引特性を一定
にしているので、リレー特性を安定化することが
できるという効果があり、さらに、ヨークの他端
部の対向磁極面の位置を接点部の接点ばねが配設
されているベースブロツクに突設した位置決め凸
片によつて規制しているので、接点ばねとヨーク
の他端部の対向磁極面の相対位置が一定に設定さ
れ、接極子に対する磁気吸引特性の安定化に加え
て接点ばねの弾性によるばね負荷特性の安定化も
同時に行なわれることになり、リレー特性をより
安定化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の電磁石ブロツクの分解
斜視図、第2図は同上の分解斜視図、第3図は同
上の斜視図、第4図は同上の回路図、第5図は同
上のコイルボビンを示し同図aは一部切欠した拡
大平面図、同図bは拡大右側面図、同図Cは拡大
正面図で、第6図は同上のベースブロツクを示し
同図aは拡大平面図、同図bは拡大正面図、同図
cはX−X断面図、同図dはY−Y断面図であ
り、第7図は一般の有極電磁石の吸引特性図であ
る。 1,1aはコイル、2はコイルボビン、4はベ
ースブロツク、8はヨーク、9は永久磁石、10
は磁極面、11は接極子、13は接点ばね、24
は位置決め舌片、Aは電磁石ブロツク、Bは接点
部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2枚のヨークの中央部を永久磁石で橋絡してこ
    れらヨークの両端部に夫々相対向し極性が異なる
    磁極面を形成するとともに、中央部をコイルボビ
    ン内に遊嵌し両端部を夫々ヨークの磁極面間に配
    置した接極子を一端部で回動自在に枢支し且つ接
    極子の他端部にカードを設けて電磁石ブロツクを
    形成し、上記ベースブロツク上に設けた凹部に上
    記コイルボビンの両端に設けた鍔部の下部より突
    設せる係止舌片を嵌合させて上記電磁石ブロツク
    を上記ベースブロツク上に配設し、該ベースブロ
    ツク上に配設した接点部の接点ばねを上記接極子
    の他端部のカードにより駆動するようにした有極
    電磁継電器において、上記接極子の一端部に対応
    する上記コイルボビンの鍔部から上記接極子の端
    部方向と同方向に位置決め舌片を延出し、この位
    置決め舌片の両側に上記両ヨークの一端部の対向
    磁極面を夫々当接するとともに、上記ベースブロ
    ツクの端部中央に位置決め凸片を突設し、この位
    置決め凸片の両側に上記電磁石ブロツク側の上記
    両ヨークの他端部の対向磁極面を夫々当接して成
    る有極電磁継電器。
JP15895579U 1979-11-15 1979-11-15 Expired JPS6344934Y2 (ja)

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JP15895579U JPS6344934Y2 (ja) 1979-11-15 1979-11-15

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Publication Number Publication Date
JPS5675446U JPS5675446U (ja) 1981-06-19
JPS6344934Y2 true JPS6344934Y2 (ja) 1988-11-22

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