JP3430537B2 - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

Info

Publication number
JP3430537B2
JP3430537B2 JP03297593A JP3297593A JP3430537B2 JP 3430537 B2 JP3430537 B2 JP 3430537B2 JP 03297593 A JP03297593 A JP 03297593A JP 3297593 A JP3297593 A JP 3297593A JP 3430537 B2 JP3430537 B2 JP 3430537B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yoke
metal base
core
iron core
frequency relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03297593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06251678A (ja
Inventor
王仁 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP03297593A priority Critical patent/JP3430537B2/ja
Publication of JPH06251678A publication Critical patent/JPH06251678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3430537B2 publication Critical patent/JP3430537B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、高周波リレーに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】鉄心、継鉄、アース端子等が高周波リレ
ーに使用されており、これらの部材はベース内に納装さ
れている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記高周波リレーにお
いて、ボデイ内にアースに接続されない鉄心、継鉄、ア
ース端子等の金属部品が存在すると、浮遊容量となり、
高周波波形(例えば、インサーション、アイソレーショ
ン、リターンロス)において乱れ(ノッチ)を生じる原
因となっていた。 【0004】本発明は、上述の点に鑑みて提供したもの
であって、高周波波形における乱れ(ノッチ)を少なく
することを目的とした高周波リレーを提供するものであ
る。 【0005】本発明は、磁気回路を構成する鉄心、及
び、該鉄心を備えたコイルブロックの両側にそれぞれ長
手方向がコイル軸方向に沿うように配置される一対の
鉄と、各々の継鉄に対してコイルブロックと反対側にそ
れぞれ配置され、アース端子を支持するとともに絶縁体
を介して固定端子を支持する金属ベースとを有する高周
波リレーにおいて、上記鉄心、継鉄、金属ベースを納装
するボデイの底部に上記鉄心の先端部をボデイ底面より
露出させる孔と、継鉄の長手方向の両端にいたる1平面
をボデイ底面より露出させる孔と、金属ベースをボデイ
底面より露出させる孔を穿設し、上記鉄心の先端部、
継鉄の1平面、金属ベースの1平面が同じ平面内に配置
されるように上記鉄心、継鉄、金属ベースを上記孔か
ら露出させたものである。 【0006】 【作用】本発明によれば、磁気回路の金属部品をボデイ
の裏面から露出させることにより、直接に金属部品を基
板にアースでき、そのため、高周波回路において余分な
浮遊容量をアースすることで、波形の乱れが少ない安定
した高周波特性を得ることができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。先ず、図1に基づいて高周波リレーの全体を説明
する。絶縁材からなるボデイ1内にはコイルブロック2
が納装される。このコイルブロック2は、コイルボビン
3と、このコイルボビン3の外周に巻装されるコイル4
と、コイルボビン3内に配置される鉄心5とで構成され
ている。 【0008】また、コイルブロック2の両側には一対の
略コ字型の継鉄6が配設される。コイルブロック2の上
方にはカード7が配設され、このカード7の両側には、
接触バネブロック8を設けている。接触バネブロック8
には、その両側に接触バネ9を備え、また、カード7の
両端側には、一対の接極子10と磁石11とが配設され
ている。 【0009】更に、カード7の上方には平衡バネ12が
配設され、その上からケース13が覆設されるようにな
っている。また、上記接触バネ9と接離する固定端子1
5、アース端子19を備え、これらは、金属ベース16
に配設される。すなわち、金属ベース16には複数の穴
17が穿孔されており、これらの穴17に、絶縁体14
を介した固定端子15やアース端子19が装着されるも
のである。 【0010】また、これらの固定端子15、アース端子
19を覆う形で金属製のシールド板18が金属ベース1
6の上面に配設されている。尚、20はコイル端子であ
る。ここで、ボデイ1の底部には、図2に示すように、
孔21〜23が穿設されている。つまり、金属ベース1
6の下面をボデイ1の裏面より突出させるための孔21
と、同様に鉄心5及び継鉄6等の磁気回路を構成する部
品をボデイ1の裏面より露出させるための孔22と23
を設けているものである。 【0011】そして、ボデイ1の裏面に面する磁気回路
の金属部品、つまり、継鉄6、鉄心5、金属ベース16
等を該ボデイ1の裏面より露出させ、シール材で基板に
固定することで、これら金属部品の浮遊容量をアースす
ることができる。そのため、波形の乱れ(ノッチ)が少
ない安定した高周波特性を得ることができるものであ
る。 【0012】尚、図3は図2(a)のA−A断面図を示
し、図4は図2(a)のB−B断面図を示している。 (実施例2)図5〜図8は固定端子間の浮遊容量をカッ
トするようにした実施例を示し、シールドブロック31
の底部を略コ字型に形成し、また、接触バネ32,33
を略Z字型に形成したものである。 【0013】シールドブロック31の中央の上部と両側
にはそれぞれシールドブロック31に対して絶縁体を介
して固定端子34〜35が設けられており、接触バネ3
2,33と固定されているカード39を上下動させるこ
とで、接点を切り換えるようになっている。図5は接触
バネ33により固定端子34と36が接続され、固定端
子35が切り離されている状態である。この状態の時、
固定端子34と35の間には、上部がシールドブロック
31の底部37に接触した接触バネ32の上部が位置す
るために、固定端子34から固定端子35への高周波の
漏れを阻止している。 【0014】また、図6の状態は、接触バネ32により
固定端子34と35とが導通し、固定端子36は切り離
されている状態である。この状態の時、上部がシールド
ブロック31の天井面に接触している接触バネ33の下
部が、固定端子34と36の間に位置している。そのた
め、固定端子34から固定端子36への高周波の漏れを
阻止することができる。 【0015】かかる構成とすることで、固定端子自体の
浮遊容量が、シールドブロックのコーナー部により、固
体端子間のシールド効果を促し、良好なアイソレーショ
ンを得ることができる。 (実施例3)図9〜図11は各固定端子間の浮遊容量を
カットするようにした実施例を示し、金属製で箱状のシ
ールドケース41内に絶縁体42を介して3つの固定端
子43〜45が配設されている。また、各固定端子43
〜45間にはシールドケース41と導通した金属隔離壁
46が設けてある。 【0016】接触バネ47,48はコ字型に形成されて
おり、平行移動して接点の開閉を行うようになってい
る。図9の状態は、接触バネ48により固定端子43と
44とが導通し、固定端子45は切り離されている。こ
の時、接触バネ47を左側の金属隔離壁46に接触して
アースされることになる。 【0017】また、接触バネ47,48が右側に移動し
た場合にも、上記と同様に、接触バネ48が右側の金属
隔離壁46と接触することになる。従って、固定端子自
体の浮遊容量が金属隔離壁46を設けることで、シール
ド効果を促し、良好なアイソレーションを得ることがで
きる。 【0018】 【発明の効果】本発明によれば、磁気回路を構成する鉄
、及び、該鉄心を備えたコイルブロックの両側にそれ
ぞれ長手方向がコイル軸方向に沿うように配置される一
対の継鉄と、各々の継鉄に対してコイルブロックと反対
側にそれぞれ配置され、アース端子を支持するとともに
絶縁体を介して固定端子を支持する金属ベースとを有す
る高周波リレーにおいて、上記鉄心、継鉄、金属ベース
を納装するボデイの底部に上記鉄心の先端部をボデイ底
面より露出させる孔と、継鉄の長手方向の両端にいたる
1平面をボデイ底面より露出させる孔と、金属ベースを
ボデイ底面より露出させる孔を穿設し、上記鉄心の先
端部、継鉄の1平面、金属ベースの1平面が同じ平面内
に配置されるように上記鉄心、継鉄、金属ベースを上記
孔から露出させたものであるから、磁気回路の金属部
品をボデイの底面から露出させることにより、直接に金
属部品を基板にアースでき、そのため、高周波回路にお
いて余分な浮遊容量をアースすることで、波形の乱れが
少ない安定した高周波特性を得ることができるという効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施例の高周波リレーの全体の分解斜
視図である。 【図2】(a)は同上の高周波リレーの平面図である。
(b)は同上の高周波リレーの側面図である。(c)は
同上の高周波リレーの底面図である。 【図3】同上の図2(a)のA−A断面図である。 【図4】同上の図2(a)のB−B断面図である。 【図5】同上の実施例2の説明図である。 【図6】同上の説明図である。 【図7】同上の接触バネの斜視図である。 【図8】同上の接触バネの平面図である。 【図9】(a)〜(c)は同上の実施例3の接点部の平
面図、横断面図及び側断面図である。 【図10】同上の接触バネの斜視図である。 【図11】同上の接触バネの側面図である。 【符号の説明】 1 ボデイ 5 鉄心 6 継鉄 14 絶縁体 15 固定端子 16 金属ベース 21 孔 22 孔 23 孔

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】磁気回路を構成する鉄心、及び、該鉄心を
    備えたコイルブロックの両側にそれぞれ長手方向がコイ
    ル軸方向に沿うように配置される一対の継鉄と、各々の
    継鉄に対してコイルブロックと反対側にそれぞれ配置さ
    れ、アース端子を支持するとともに絶縁体を介して固定
    端子を支持する金属ベースとを有する高周波リレーにお
    いて、上記鉄心、継鉄、金属ベースを納装するボデイの
    底部に上記鉄心の先端部をボデイ底面より露出させる孔
    と、継鉄の長手方向の両端にいたる1平面をボデイ底面
    より露出させる孔と、金属ベースをボデイ底面より露出
    させる孔を穿設し、上記鉄心の先端部、継鉄の1平
    面、金属ベースの1平面が同じ平面内に配置されるよう
    に上記鉄心、継鉄、金属ベースを上記孔から露出させ
    たことを特徴とする高周波リレー。
JP03297593A 1993-02-23 1993-02-23 高周波リレー Expired - Fee Related JP3430537B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03297593A JP3430537B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 高周波リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03297593A JP3430537B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 高周波リレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06251678A JPH06251678A (ja) 1994-09-09
JP3430537B2 true JP3430537B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=12373897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03297593A Expired - Fee Related JP3430537B2 (ja) 1993-02-23 1993-02-23 高周波リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3430537B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06251678A (ja) 1994-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3748929B2 (ja) 電磁接触器
US5291166A (en) Electromagnetic relay with resistor and method for manufacturing the same
US20020121950A1 (en) High frequency relay
JPS63174737U (ja)
JP3430537B2 (ja) 高周波リレー
EP0361442B1 (en) Relay device for switching radio frequency signal
JPH11144592A (ja) 電磁継電器
JP3319814B2 (ja) 高周波リレー
KR100310372B1 (ko) 제2코일로부터제1코일이확실하게절연된코일틀및이코일틀을갖춘변압기
JPH03167725A (ja) 高周波リレー
JPH0514441Y2 (ja)
JPS59114721A (ja) トランスフア形電磁継電器
JPH0729548Y2 (ja) 高周波リレー
JP2714256B2 (ja) 水銀濡れスイッチ
JPH073568Y2 (ja) 高周波リレー
JPH05205597A (ja) リレー
JPS59211929A (ja) 有極電磁継電器
JP2681820B2 (ja) 高周波リレー
JPH0159691B2 (ja)
JPS6348044Y2 (ja)
JPH0422525Y2 (ja)
JPH05314883A (ja) 電磁継電器
JPH04133223A (ja) 電磁継電器
JP2000340084A (ja) 高周波リレー
JPS59132530A (ja) 高周波用開閉器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021008

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030422

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees