JPH0514441Y2 - - Google Patents

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JPH0514441Y2
JPH0514441Y2 JP1986026287U JP2628786U JPH0514441Y2 JP H0514441 Y2 JPH0514441 Y2 JP H0514441Y2 JP 1986026287 U JP1986026287 U JP 1986026287U JP 2628786 U JP2628786 U JP 2628786U JP H0514441 Y2 JPH0514441 Y2 JP H0514441Y2
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armature
shield plate
yoke
plate
coil
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、接点部をシールド板により遮蔽構造
とした高周波用の電磁継電器に関するものであ
る。
[背景技術] 第4図はこの種の従来の高周波用の電磁継電器
の電磁石ブロツクの斜視図を示すものであり、接
極子3の長手方向に沿つて且つ下方にヨーク4が
配置してある。ヨーク4の四隅には接極子3の磁
極面に対応して立ち上がり部4aが上方へ一体に
形成してある。この立ち上がり部4の間に接極子
3の磁極面となる端部が位置している。また、電
磁石ブロツクの両側には接極子3により開閉駆動
される接点部を遮蔽する非磁性体からなるシール
ド板5′が配設されている。かかる従来例におい
ては、特に高周波特性の向上を目的として接点部
をシールド板で囲み、残りのスペースに電磁石の
回路を形成し、シールド板と磁気回路とは別々に
なつていた。そして、ヨーク4は接極子3と磁気
回路を構成するものであるため、接極子3の長手
方向全長に亘つて形成しており、ヨーク4が大型
化するという問題があつた。また、他の例とし
て、実願昭57−17278号(実開昭59−21540号公
報)には、アマチユアの長手方向に沿つて配置さ
れたヨークの両端に一対の極片(上記第4図の
「ヨーク」に相当)を一体形成したものが開示さ
れているが、この従来例では、ヨークがアマチユ
アの長手方向全長にわたつて形成されているた
め、上記従来例と同様、ヨークの大型化を招くば
かりか、ヨークは接点部の片側に配置されるため
に、接点部の遮蔽効果を十分に高めることができ
ないという問題があつた。
[考案の目的] 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、接点部を遮蔽するシールド板と電磁石の磁
気回路部材を共用することで、遮蔽効果を高めつ
つ、小型化を図ることを目的とした電磁継電器を
提供するものである。
[考案の開示] (構成) 本考案は、外周にコイルを巻回したコイル枠
と、コイル枠内に挿着された接極子と、コイルの
励磁時に磁気回路を構成して接極子を吸引せし
め、接極子の長手方向の両端部に至る長さを有す
るヨークと、接極子により開閉駆動される接点部
を遮蔽するシールド板と、上記各部材を配置する
ボデイと、このボデイを覆設するケースとを有す
る電磁継電器において、上記ヨークを接極子の長
手方向に対して2分割して接極子の両端部に対応
した一対のヨークを形成し、2分割されたヨーク
間に上記シールド板を箱形の磁性体で形成して架
橋すると共に、上記接極子により開閉駆動される
接点部を上記シールド板にて囲むようにしたこと
を特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
接極子3は従来と同様に構成してあり、第1図に
示すようにヨーク4は従来と比べて、その長手方
向に対して2分割して接極子3の両端部に対応し
た一対のヨーク4b,4cを形成し、シールド板
5を従来の非磁性体から磁性体の材質を用いたこ
とを特徴としている。そして、ヨーク4b,4c
の内側の両側より夫々突部4dを一体に突設して
いる。一対のヨーク4b,4cの突部4d間に架
橋する形で磁性体からなるシールド板5が配置さ
れる。従つて、従来のヨーク4と比べた場合に、
ヨーク4の中央部分が削除された形となつてい
る。磁気回路は、接極子3、ヨーク4b、シール
ド板5、ヨーク4cと構成されるものである。
尚、この構成は、接極子3が一端が枢支され、又
は中央が軸支された回転型、あるいは平行移動型
のいずれの電磁継電器にも適用できるものであ
る。
第2図は電磁継電器の分解斜視図を示し、接極
子3は外周にコイル1を巻回したコイル枠2内に
挿着されている。接極子3にはカード6が取着し
てあり、このカード6の先端部は切欠部5aを介
してシールド板5内に位置して接点部を開閉駆動
するようにしている。ボデイ7の上面には上記電
磁石ブロツクを収納配置する収納凹所8が形成さ
れ、この収納凹所8の両側に接点部が配置構成し
てある。ボデイ7には固定端子9と共通端子10
とが埋設されており、共通端子10には先端に接
点15を固着した接点板11が固着され、固定端
子9の固定接点に相対している。また、ボデイ7
にはコイル端子12が設けられている。これらの
部材からなる接点部がシールド板5により遮蔽さ
れるものであり、このシールド板5の下部よりア
ース端子13が垂設されている。尚、このアーム
端子13はシールド板5に直接設けなくても、ボ
デイ7に埋設しておいて、シールド板5を配置し
たときに接触接続されるようにしておいてもよ
い。また、アース端子13は1本に限らず、必要
に応じて適宜複数本形成されるものである。ボデ
イ7にはケース14が覆設される。
しかして、コイル1が励磁されない状態では接
極子3が吸引駆動されないので、両接点は開離し
ている。コイル1が励磁されると、上述のように
シールド板5を介して磁気回路が構成されて、接
極子3を吸引駆動し、そのため、カード6により
接点板11が駆動されて両接点が接触接続され
る。コイル1への通電が遮断されると、初期状態
に復帰する。ここで、第1図のように接極子3の
長手方向に対し2分割された一対のヨーク4b,
4c間に磁性体から成るシールド板5を架け渡す
ものであるから、コイルの励磁時において接極子
3、ヨーク4b、シールド板5、ヨーク4cの磁
気回路が構成されることによつて、上記シールド
板5を電磁石の磁気回路部材として共用できる。
従つて、ヨーク4b,4cの中央部分が削除され
た形となつて、ヨーク4b,4cを小型化するこ
とが可能になる。しかも、上記ヨーク4b,4c
を除くシールド板5の部分が箱形に形成されてい
るから、該シールド板5にて接極子3により開閉
駆動される接点部(第2図に示すボデイ7側の固
定端子9、共通端子10、コイル端子12)を囲
むことによつて該接点部の遮蔽効果が大幅に高め
られ、ヨーク4b,4cの小型化を図る構造であ
りながら、高周波特性の向上が同時に達成される
ようになる。
第3図はシールド板5の他の実施例を示し、シ
ールド板5を周側部を遮蔽する側板16と底板1
7とに分離し、側板16をケース14側に設け、
底板17をボデイ7に配置するようにしたもので
ある。尚、底板17には接点部を構成する部材の
逃げ用の穴乃至スリツトが形成してあるのはもち
ろんである。また、底板17にはアース端子13
が一体に形成してある。しかして、ケース14を
外せば、接点部の回りに位置する側板16はない
状態になるので、調整及び接点接触の確認が容易
となるものである。そして。ケース14を挿着す
れば、接点部の回りには側板16が位置すること
になつて、接点部を遮蔽し、高周波特性を現状維
持させることができる。尚、側板16は特にケー
ス14に設けなくとも単体で取り外せる構成とし
てもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、外周にコイルを巻回し
たコイル枠と、コイル枠内に挿着された接極子
と、コイルの励磁時に磁気回路を構成して接極子
を吸引せしめ、接極子の長手方向の両端部に至る
長さを有するヨークと、接極子により開閉駆動さ
れる接点部を遮蔽するシールド板と、上記各部材
を配置するボデイと、このボデイを覆設するケー
スとを有する電磁継電器において、上記ヨークを
接極子の長手方向に対して2分割して接極子の両
端部に対応した一対のヨークを形成し、2分割さ
れたヨーク間に上記シールド板を磁性体で形成し
て架橋するようにしたものであるから、2分割し
たヨーク間を磁性体からなるシールド板で架橋す
ることで、従来のヨークの中央部が省略でき、同
性能ならば小型化が可能となる。しかも、上記ヨ
ークを除くシールド板の部分が接点部を囲む箱形
に形成されているから、シールド板による接点部
の遮蔽効果が大幅に高められ、ヨークの小型化を
図る構造でありながら、高周波特性の向上を同時
に達成できるという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部斜視図、第2図
は同上の電磁継電器の分解斜視図、第3図は同上
のシールド板の他の実施例の分解斜視図、第4図
は従来例の要部斜視図である。 1はコイル、2はコイル枠、3は接極子、4
b,4cはヨーク、5はシールド板、7はボデ
イ、14はケース、16は側板、17は底板を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外周にコイルを巻回したコイル枠と、コイル
    枠内に挿着された接極子と、コイルの励磁時に
    電気回路を構成して接極子を吸引せしめ、接極
    子の長手方向の両端部に至る長さを有するヨー
    クと、接極子により開閉駆動される接点部を遮
    蔽するシールド板と、上記各部材を配置するボ
    デイと、このボデイを覆設するケースとを有す
    る電磁継電器において、上記ヨークを接極子の
    長手方向に対して2分割して接極子の両端部に
    対応した一対のヨークを形成し、2分割された
    ヨーク間に上記シールド板を箱形の磁性体で形
    成して架橋すると共に、上記接極子により開閉
    駆動される接点部を上記シールド板にて囲むよ
    うにして成ることを特徴とする電磁継電器。 (2) 上記シールド板を、周側部を遮蔽する側板
    と、底板とで構成し、該側板をケース側に設け
    ると共に、底板をボデイ側に設けたことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
    磁継電器。
JP1986026287U 1986-02-25 1986-02-25 Expired - Lifetime JPH0514441Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921540B2 (ja) * 1977-10-26 1984-05-21 セイコーエプソン株式会社 フオトレジストパタ−ンの形成方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921540U (ja) * 1982-07-30 1984-02-09 松下電工株式会社 電磁継電器

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JPS5921540B2 (ja) * 1977-10-26 1984-05-21 セイコーエプソン株式会社 フオトレジストパタ−ンの形成方法

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