JPH0729549Y2 - 高周波リレー - Google Patents
高周波リレーInfo
- Publication number
- JPH0729549Y2 JPH0729549Y2 JP2052089U JP2052089U JPH0729549Y2 JP H0729549 Y2 JPH0729549 Y2 JP H0729549Y2 JP 2052089 U JP2052089 U JP 2052089U JP 2052089 U JP2052089 U JP 2052089U JP H0729549 Y2 JPH0729549 Y2 JP H0729549Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- shield box
- shield
- block
- movable contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、高周波信号をオン、オフする高周波リレーに
関するものである。
関するものである。
［従来の技術］ 従来、１〜5GHzの高周波信号をオン、オフするこの種の
高周波リレーは、第４図および第５図に示すように、ケ
ース１をボデイ1aとカバー1bとで形成し、このボデイ1a
に、電磁石ブロック２が収納される電磁石ブロック収納
部2aと、電磁石ブロック２にて駆動される可動接点ばね
４および固定接点ピン５よりなる接点ブロック３が収納
される接点ブロック収納部3aとを設けている。また、接
点ブロック収納部3aには、上方に開口し接点部を囲むシ
ールド箱６を配設し、接点ブロック収納部3aの内底面に
設けられたボス部７に固定接点ピン５を貫設し、ボス部
７から突出した固定接点ピン５の上部に可動接点ばね４
を弾接自在にしている。図中、6aはシールド箱に一端形
成されボデイ1aに貫設されたアース端子である。ここ
に、電磁石ブロック２は、コイル枠20aに巻装された励
磁コイル20、コイル枠20a内に挿通された鉄心21および
磁路を形成する継鉄22よりなる電磁回路部と、鉄心21と
継鉄22との間に吸引自在に配置される接極子23および可
動接点ばね４を駆動するカード部24を一体化した接極子
部と、接極子部を平衡ばね25を介して保持する保持板26
とで形成されている。
高周波リレーは、第４図および第５図に示すように、ケ
ース１をボデイ1aとカバー1bとで形成し、このボデイ1a
に、電磁石ブロック２が収納される電磁石ブロック収納
部2aと、電磁石ブロック２にて駆動される可動接点ばね
４および固定接点ピン５よりなる接点ブロック３が収納
される接点ブロック収納部3aとを設けている。また、接
点ブロック収納部3aには、上方に開口し接点部を囲むシ
ールド箱６を配設し、接点ブロック収納部3aの内底面に
設けられたボス部７に固定接点ピン５を貫設し、ボス部
７から突出した固定接点ピン５の上部に可動接点ばね４
を弾接自在にしている。図中、6aはシールド箱に一端形
成されボデイ1aに貫設されたアース端子である。ここ
に、電磁石ブロック２は、コイル枠20aに巻装された励
磁コイル20、コイル枠20a内に挿通された鉄心21および
磁路を形成する継鉄22よりなる電磁回路部と、鉄心21と
継鉄22との間に吸引自在に配置される接極子23および可
動接点ばね４を駆動するカード部24を一体化した接極子
部と、接極子部を平衡ばね25を介して保持する保持板26
とで形成されている。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、固定接点ピン
５の機械的強度を補強するためのボス部７を接点ブロッ
ク収納部3aに形成しているので、可動接点ばね４とシー
ルド箱６の底面との間にボス部７の高さに対応した比較
的大きな空間が形成されるので、この空間によって十分
なインサーションロスが得られなくなり所定の高周波特
性を満足できなくなるという問題があった。
５の機械的強度を補強するためのボス部７を接点ブロッ
ク収納部3aに形成しているので、可動接点ばね４とシー
ルド箱６の底面との間にボス部７の高さに対応した比較
的大きな空間が形成されるので、この空間によって十分
なインサーションロスが得られなくなり所定の高周波特
性を満足できなくなるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、可動接点ばねとシールド箱底面の間
に形成される空間によるインサーションロスの低下を少
なくすることができ、優れた高周波特性が得られるとと
もに、シールド箱の組み立て時における機械的強度を高
くするることができる高周波リレーを提供することにあ
る。
的とするところは、可動接点ばねとシールド箱底面の間
に形成される空間によるインサーションロスの低下を少
なくすることができ、優れた高周波特性が得られるとと
もに、シールド箱の組み立て時における機械的強度を高
くするることができる高周波リレーを提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案の高周波リレーは、ケースのボデイに、電磁石ブ
ロックが収納される電磁石ブロック収納部と、電磁石ブ
ロックにて駆動される可動接点ばねおよび固定接点ピン
よりなる接点ブロックが収納される接点ブロック収納部
とを設け、接点ブロック収納部に上方に開口し接点部を
囲むシールド箱を配設し、接点ブロック収納部の内底面
に設けられたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部か
ら突出した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自
在にして成る高周波リレーにおいて、可動接点ばねとシ
ールド箱の底面との間に形成される空間を狭めるととも
にシールド箱の両側面に当接する直方体状の補助シール
ド部材を設けたものである。
ロックが収納される電磁石ブロック収納部と、電磁石ブ
ロックにて駆動される可動接点ばねおよび固定接点ピン
よりなる接点ブロックが収納される接点ブロック収納部
とを設け、接点ブロック収納部に上方に開口し接点部を
囲むシールド箱を配設し、接点ブロック収納部の内底面
に設けられたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部か
ら突出した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自
在にして成る高周波リレーにおいて、可動接点ばねとシ
ールド箱の底面との間に形成される空間を狭めるととも
にシールド箱の両側面に当接する直方体状の補助シール
ド部材を設けたものである。
［作用］ 本考案は上述のように構成されており、ボデイの接点ブ
ロック収納部に、上方に開口し接点部を囲むシールド箱
を配設するとともに接点ブロック収納部の内底面に設け
られたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部から突出
した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自在にし
て成る従来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点
ばねとシールド箱の底面との間に形成される空間を狭め
ているので、可動接点ばねとシールド箱底面の間に形成
される空間によるインサーションロスの低下を少なくす
ることができ、優れた高周波特性が得られる。また、シ
ールド補助部材をシールド箱の両側面に当接させている
ので、シールド箱の組み立て時における機械的強度を強
くすることができるようになっている。
ロック収納部に、上方に開口し接点部を囲むシールド箱
を配設するとともに接点ブロック収納部の内底面に設け
られたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部から突出
した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自在にし
て成る従来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点
ばねとシールド箱の底面との間に形成される空間を狭め
ているので、可動接点ばねとシールド箱底面の間に形成
される空間によるインサーションロスの低下を少なくす
ることができ、優れた高周波特性が得られる。また、シ
ールド補助部材をシールド箱の両側面に当接させている
ので、シールド箱の組み立て時における機械的強度を強
くすることができるようになっている。
［実施例］ 第１図および第２図は本考案一実施例を示すもので、従
来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点ばね４と
シールド箱６の底面との間に形成される空間を狭めると
ともにシールド箱６の両側面に当接する直方体状の補助
シールド部材８を設けたものである。ここに、実施例で
は、２個の補助シールド部材８を、金属ブロックにて形
成しているが、板金加工された金属箱であっても良い。
また、第３図に示すように、２個の補助シールド部材８
を一体化し、ボス部挿通孔7aを穿設した補助シールド部
材８′を用いても良い。
来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点ばね４と
シールド箱６の底面との間に形成される空間を狭めると
ともにシールド箱６の両側面に当接する直方体状の補助
シールド部材８を設けたものである。ここに、実施例で
は、２個の補助シールド部材８を、金属ブロックにて形
成しているが、板金加工された金属箱であっても良い。
また、第３図に示すように、２個の補助シールド部材８
を一体化し、ボス部挿通孔7aを穿設した補助シールド部
材８′を用いても良い。
いま、実施例にあっては、可動接点ばね４とシールド箱
６の底面との間に形成される空間が補助シールド部材８
によって狭められることになるので、１〜5GHzの高周波
信号をオン、オフする場合におけるインサーションロス
を十分大きな値にすることができ、高周波特性が従来例
に比べて大幅に改善されることになる。また、シールド
補助部材８をシールド箱６の両側面に当接させているの
で、シールド箱６がシールド補助部材によって補強され
ることになり、組み立て時における機械的強度を強くす
ることができ、歩留りの向上および低コスト化を図るこ
とができる。
６の底面との間に形成される空間が補助シールド部材８
によって狭められることになるので、１〜5GHzの高周波
信号をオン、オフする場合におけるインサーションロス
を十分大きな値にすることができ、高周波特性が従来例
に比べて大幅に改善されることになる。また、シールド
補助部材８をシールド箱６の両側面に当接させているの
で、シールド箱６がシールド補助部材によって補強され
ることになり、組み立て時における機械的強度を強くす
ることができ、歩留りの向上および低コスト化を図るこ
とができる。
［考案の効果］ 本考案は上述のように構成されており、ボデイの接点ブ
ロック収納部に、上方に開口し接点部を囲むシールド箱
を配設するとともに接点ブロック収納部の内底面に設け
られたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部から突出
した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自在にし
て成る従来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点
ばねとシールド箱の底面との間に形成される空間を狭め
ているので、可動接点ばねとシールド箱底面の間に形成
される空間によるインサーションロスの低下を少なくす
ることができ、優れた高周波特性が得られる。また、シ
ールド補助部材をシールド箱の両側面に当接させている
ので、シールド箱の組み立て時における機械的強度を強
くすることができるという効果がある。
ロック収納部に、上方に開口し接点部を囲むシールド箱
を配設するとともに接点ブロック収納部の内底面に設け
られたボス部に固定接点ピンを貫設し、ボス部から突出
した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自在にし
て成る従来例と同様の高周波リレーにおいて、可動接点
ばねとシールド箱の底面との間に形成される空間を狭め
ているので、可動接点ばねとシールド箱底面の間に形成
される空間によるインサーションロスの低下を少なくす
ることができ、優れた高周波特性が得られる。また、シ
ールド補助部材をシールド箱の両側面に当接させている
ので、シールド箱の組み立て時における機械的強度を強
くすることができるという効果がある。
第１図は本考案一実施例の一部破断側面図、第２図は同
上の要部分解斜視図、第３図は他の実施例の要部斜視
図、第４図は従来例の分解斜視図、第５図は同上の一部
破断側面図である。 １はケース、1aはボデイ、２は電磁石ブロック、2aは電
磁石ブロック収納部、３は接点ブロック、3aは接点ブロ
ック収納部、４は可動接点ばね、５は固定接点ピン、６
はシールド箱、７はボス部、８は補助シールド部材であ
る。
上の要部分解斜視図、第３図は他の実施例の要部斜視
図、第４図は従来例の分解斜視図、第５図は同上の一部
破断側面図である。 １はケース、1aはボデイ、２は電磁石ブロック、2aは電
磁石ブロック収納部、３は接点ブロック、3aは接点ブロ
ック収納部、４は可動接点ばね、５は固定接点ピン、６
はシールド箱、７はボス部、８は補助シールド部材であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】ケースのボデイに、電磁石ブロックが収納
される電磁石ブロック収納部と、電磁石ブロックにて駆
動される可動接点ばねおよび固定接点ピンよりなる接点
ブロックが収納される接点ブロック収納部とを設け、接
点ブロック収納部に上方に開口し接点部を囲むシールド
箱を配設し、接点ブロック収納部の内底面に設けられた
ボス部に固定接点ピンを貫通して配設し、ボス部から突
出した固定接点ピンの上部に可動接点ばねを弾接自在に
して成る高周波リレーにおいて、可動接点ばねとシール
ド箱の底面との間に形成される空間を狭めるとともにシ
ールド箱の両側面に当接する直方体状の補助シールド部
材を設けたことを特徴とする高周波リレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052089U JPH0729549Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 高周波リレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2052089U JPH0729549Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 高周波リレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111040U JPH02111040U (ja) | 1990-09-05 |
| JPH0729549Y2 true JPH0729549Y2 (ja) | 1995-07-05 |
Family
ID=31236957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2052089U Expired - Lifetime JPH0729549Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 高周波リレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0729549Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP2052089U patent/JPH0729549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02111040U (ja) | 1990-09-05 |
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