JP2681820B2 - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

Info

Publication number
JP2681820B2
JP2681820B2 JP1716889A JP1716889A JP2681820B2 JP 2681820 B2 JP2681820 B2 JP 2681820B2 JP 1716889 A JP1716889 A JP 1716889A JP 1716889 A JP1716889 A JP 1716889A JP 2681820 B2 JP2681820 B2 JP 2681820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armature
base
block
coil
movable contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1716889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02197041A (ja
Inventor
和弘 信時
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1716889A priority Critical patent/JP2681820B2/ja
Publication of JPH02197041A publication Critical patent/JPH02197041A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2681820B2 publication Critical patent/JP2681820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は高周波リレーに関する。
〔従来の技術〕
従来この種高周波リレーは第7図及び第8図に示す如
く、鉄芯、ヨーク、コイル、接極子等よりなる電磁石10
0と、シールドブロック103内に配設された可動接点ばね
101a,101a及び固定接点101b,101c,101dとよりなる接点
部101と、前記電磁石100の動きを接点部101に伝達する
カード104及び復帰ばね105とのそれぞれを合成樹脂等の
絶縁材よりなる箱形ベース102内に収納配設して構成さ
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例で説明した高周波リレーは高い高周波特性が得
られ、VTR等の高周波信号切替に利用できるという利点
を有しているがプリント基板等に取付け実装する場合、
電磁石100と接点部101とが同一平面上に配設されている
ため実装面積が大きくなり高密度実装ができないという
問題があった。
又、電磁石100の動きをシールドブロック103内に収納
した接点部101に伝達する手段としてカード104,104を用
い、かつ復帰手段として復帰ばね105を用いて接点の開
閉を行っており、動作及び復帰手段のための部品点数が
多いため部品寸法のバラツキや組立時のバラツキが発生
し易く動作特性変化が大きく安定した特性の高周波リレ
ーが得難いということがあり、さらにシールドブロック
103内に接点部101が設けられているので前記カード104
の組立時のバラツキが発生するとカード104と一体にな
った接点部101のバラツキが発生し安定した高周波特性
が得られないという問題があった。
本発明は上記問題点に着目し改善を図ったものであっ
てその目的とするところは小型コンパクトで組立がし易
く特性の安定した高周波リレーを得るにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本発明高周波リレーはベース
内に配設したコイルブロック上でほぼそのコイルブロッ
ク範囲内に接極子ブロックを積み重ねて設けると共に前
記ベースの略開口縁内にシールドブロックを配設してい
る。
〔作 用〕
コイルブロック面積範囲内のスペースにおいて接極子
ブロックを積み重ね配設し、かつアース接点を有するシ
ールドブロックをベースの略開口縁内に設けているので
小型で実装取付面積を小さくでき、各部品が順次積み重
ねることにより簡単に組立てられる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第1
図から第5図に示すようにケーシング1は箱状のベース
11とそのベース11を被嵌するカバー12とから構成され
る。
ベース11は合成樹脂のような絶縁材料の成型材であ
り、長手方向の両側壁には中央部に軸受用凹所13がそれ
ぞれ設けられている。ベース11の内側の四隅には第4図
に示す如く固定接点23を有した固定接点柄24が設けら
れ、片側の固定接点板24.24はベース11の裏面より突出
する固定端子片25.25に一体に接続され、他方側の固定
接点板24.24は一体に共通端子片22に一体に接続されて
いる。ベース11の長手方向両側壁にはそれぞれ一対のコ
イル端子結合片26が突設していて、そのコイル端子結合
片26はコイル端子片27と一体に導電材で形成されてい
る。
ベース11内にはコイルブロック3と、永久磁石4と、
接極子ブロック5と、シールドブロック6とが配設され
ている。
コイルブロック3は略コ形をした鉄芯31にコイル32が
巻装されているとともに、鉄芯31の両磁極がそれぞれ絶
縁材料で形成されたつば33に覆れ、つば33の周面から両
磁極の先端部が露出している。前記コイルブロック3が
ベース11内に収納された状態でつば33に設けたコイル端
子34とコイル端子結合片26がはんだ付け等の方法で電気
的、機械的に結合される。前記鉄芯31の両磁極内には永
久磁石4が磁極を当接させる形で介装されている。
永久磁石4は板状であって、表面にベース11の長手方
向中間で最も厚くなり、端部に向うほど厚みが小さくな
るように傾斜した傾斜面41が設けられている。永久磁石
4の両端部はそれぞれ同極に着磁され、中間部が異なる
磁極に着磁されている。ただし、中間部の着磁位置は一
方の端部側に偏させてもよく、その場合は単安定動作を
させることができる。
接極子ブロック5は第3図(a),(b)に示す如
く、平板状に形成された磁性体よりなる接極子51と、接
極子51の両側に配設された略コ形で両腕部52a,52aを有
し基部52bとよりなる可動接触ばね片52と、接極子51お
よび可動接触ばね片52とともに一体に形成された合成樹
脂等からなる絶縁材料の成型材である支持体53とからで
きている。接極子ブロック5はベース11の凹部13に軸支
された回動軸55を軸として揺動自在となっている。前記
可動接触ばね片52は接極子51の両側で接極子51と略同一
平面上に配設されているから全体として上下方向の厚み
を小さくできる。
シールドブロック6はベース11の開口縁と略同一の大
きさの略口形をした銅板のような導電性の金属材料より
なり、四角部よりそれぞれ内方に延出し前記ベース11の
固定接点23に対向する複数のアース接点61が設けられて
いる。シールドブロック6の長手方向両側にはベース11
の複数の孔12に中間が圧入固定され先方がベース11裏面
より突出する複数のアース端子62が設けられている。
尚、アース端子62は一部がベース11に固定され、先方が
ベース11の外部に突出するのであれば長手方向両側に限
定されず各端子22,25,27を結ぶ略同一線上の間に設けて
もよく本実施例に限定されない。
以上のようにして箱形ベース11の内底にまず、コイル
ブロック3を固着し、次にそのコイルブロック3の上方
に永久磁石4が両端部を前記鉄芯31の各磁極の内面に当
接するよう介装して組立てられる。その上に、接極子ブ
ロック5が前記コイルブロック3の面積内において積み
重ねられ、支持体53の回動軸55を中心に揺動できるよう
に配設される。最後にアース接点61を有するシールドブ
ロック6が前記ベース11の略開口縁に重ね合わされ、各
アース端子62をベース11の孔12,12へ圧入することによ
りシールドブロック6がベース11に位置決め固定される
ものである。前記支持体53の回動軸55が収納された凹所
13をシールドブロック6がふたをするため外部から振動
や衝撃が加わっても回動軸55のおれやはずれがなく安定
した動作が得られる。このように各ブロックがベース11
の上方より順次積み重ねて容易に組立てることができ、
かつ、接点部を含む接極子ブロック5が電磁石部である
コイルブロック3の面積内で積み重ねられかつシールド
ブロック6もベース11の開口縁内に設けられるので実装
取付面積が大きくならないものである。
そうして、前記コイル32に通電すると接極子51の一端
が鉄芯31の一方の磁極に吸引され、接極子ブロック5が
揺動し鉄芯31→接極子51→永久磁石4→鉄芯31の閉磁路
が形成され、一方の可動接触ばね片52の両腕部52a,52a
が対応する固定接点23、23に接触するとともに固定接点
23,23から開離中の他方の可動接触ばね片52の両腕部52
a,52aが対応するアース接点61,61に接触し、開放中の可
動接触ばね片52がプリント板上等のアースパターンにア
ースされるのでアイソレーション特性等の高周波特性を
良くすることができる。この状態でコイル32の通電を停
止すると、永久磁石4の磁力により前記閉磁路がそのま
ま維持され、接極子51が鉄芯31の一方に当接したままの
状態が保持される。また、前記コイル32の通電方向を逆
向きにすると接極子51は鉄芯31の他方の磁極に吸引さ
れ、前記と逆の他方の可動接触ばね片52の両腕部52a,52
aが対応する固定接点23,23に接触し、一方の開離中の可
動接触ばね片52の両腕部52a,52aがアース接点61,61に接
触しアースされる。この状態においても通電を停止した
後、そのままの状態が維持されるものであり、いわゆる
双安定動作の高周波リレーを構成できる。
尚、前記接極子ブロック5は第5図(a),(b)に
示す如く支持部分を可動接触ばね片52と一体に形成した
弾性を有する支持片55′,55′としてもよく、この場合
支持片55′,55′は前記ベース11の凹所13に設けた溶接
部に溶接され固着されるものである。支持部材として可
動接触ばね片52と一体に形成した支持片55′を用いてい
るので支持体53に特別な回動軸を設ける必要がなく支持
体53の構造が単独になると共に接極子ブロック5が揺動
する場合、弾性体の支持片55′がねじり変形するだけで
軸受部分での摩擦がないので安定した動作ができ、かつ
軸受部の摩耗粉による接触不良発生を防止することがで
きる。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明は、ベース内底部に配設した
コイルブロック上でそのコイルブロック面積内に接点部
を含む接極子ブロックを積み重ねて設けると共にベース
の略開口縁内にシールドブロックを配設したことによ
り、従来の如くブリント板上での実装面積が大きくなら
ず、小型でコンパクトな高周波リレーを得ることができ
る。
又、箱形ベース内に上方からコイルブロック、接極子
ブロック、シールドブロックと順次積み重ねるように配
設して組立てることができ組立が非常に容易にできると
共に従来の如く、カードや復帰ばね等による組立のバラ
ツキがないため極めて高周波特性及び動作特性の安定し
た高周波リレーを得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はそれぞれ本発明の一実施例を示すも
のであり、第1図は分解斜視図、第2図は動作説明図、
第3図(a)は要部平面図、同図(b)は要部側面図、
第4図は要部展開平面図、第5図は内部回路図である。
第6図(a),(b)はそれぞれ他の実施例の要部を示
すものであり、それぞれ同図(a)は要部平面図、同図
(b)は要部斜視図である。第7図及び第8図はそれぞ
れ従来例を示すものであり、第7図は平面図、第8図は
要部分解斜視図である。 3……コイルブロック、5……接極子ブロック、6……
シールドブロック、11……ベース、23……固定接点、31
……鉄芯、32……コイル、51……接極子、52……可動接
極ばね片、53……支持体、61……アース接点、62……ア
ース端子。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄芯にコイルが巻装されたコイルブロック
    と、鉄芯に対して揺動自在に配設された接極子と、接極
    子の両側方で互いに逆方向に延びる一対の両腕部を有す
    る略コ形の可動接触ばね片と、前記接極子と可動接触ば
    ね片の基部とを一体に連結する支持体よりなる接極子ブ
    ロックと、接極子の揺動に伴って可動接触ばね片が接離
    する固定接点を有しコイルブロック及び接極子が装着さ
    れた略箱形ベースと、固定接点開離中の一方の可動接触
    ばね片が接触するアース接点を有し、かつ前記ベースよ
    り突出するアース端子を設けたシールドブロックとより
    なり、前記ベースの内底部に配設したコイルブロック上
    でほぼそのコイルブロック面積範囲内に接極子ブロック
    が積み重ねて配設されると共に前記ベースの略開口縁内
    にシールドブロックを配設してなることを特徴とする高
    周波リレー。
JP1716889A 1989-01-26 1989-01-26 高周波リレー Expired - Fee Related JP2681820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1716889A JP2681820B2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 高周波リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1716889A JP2681820B2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 高周波リレー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02197041A JPH02197041A (ja) 1990-08-03
JP2681820B2 true JP2681820B2 (ja) 1997-11-26

Family

ID=11936429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1716889A Expired - Fee Related JP2681820B2 (ja) 1989-01-26 1989-01-26 高周波リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2681820B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4888094B2 (ja) 2006-12-07 2012-02-29 オムロン株式会社 高周波リレー及びその接続構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02197041A (ja) 1990-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0196022B1 (en) Polarized electromagnetic actuator device
US6806801B2 (en) High frequency relay
US4587502A (en) Electromagnetic relay
EP0124109B1 (en) Electromagnetic relay with symmetric reaction
JP2681820B2 (ja) 高周波リレー
EP0024216B1 (en) Transfer-type electromagnetic relay
JP3319814B2 (ja) 高周波リレー
JPH0729548Y2 (ja) 高周波リレー
US5162764A (en) Slim-type polarized electromagnetic relay
JPH0765684A (ja) 電磁リレー
JPH0511633Y2 (ja)
JPS6035157Y2 (ja) 有極継電器
JPS6355741B2 (ja)
JPH0714489A (ja) 高周波リレー
JPH0119307Y2 (ja)
JPH0119308Y2 (ja)
JPH0119309Y2 (ja)
JP2529889Y2 (ja) リレー
JPH0514441Y2 (ja)
JPH0440251Y2 (ja)
JP3413847B2 (ja) 有極リレー
JPH0422527Y2 (ja)
JP4289700B2 (ja) 高周波リレー
JPH0731971B2 (ja) 電気機器の基台
JPH0439639Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees