JPH0765684A - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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Publication number
JPH0765684A
JPH0765684A JP21573793A JP21573793A JPH0765684A JP H0765684 A JPH0765684 A JP H0765684A JP 21573793 A JP21573793 A JP 21573793A JP 21573793 A JP21573793 A JP 21573793A JP H0765684 A JPH0765684 A JP H0765684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
insulating wall
shield plate
contact spring
armature
Prior art date
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Pending
Application number
JP21573793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Tsuka
和昌 塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP21573793A priority Critical patent/JPH0765684A/ja
Publication of JPH0765684A publication Critical patent/JPH0765684A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高容量の高周波信号を流すことができるよう
にする。 【構成】 略中央に絶縁壁1aを有するベース1 と、鉄芯
3 に巻回したコイル2 と、鉄芯3 に吸引釈放される接極
子4 と、接極子4 に応動して接点開閉を行う接点ばね5
と、を備え、絶縁壁1aの両側にコイル2 及び接点ばね5
を併設した電磁リレーにおいて、アース端子1fを有した
シールド板1eを絶縁壁1aに沿って設けた構成になってい
る。従って、出力部である接点ばね5 に高容量の高周波
信号を流しても、それによって誘起される高周波は、シ
ールド板1eで遮蔽されてアース端子1fに落ちるので、入
力部であるコイル2 には高周波が誘起されずに、発熱も
起こらない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁リレーに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁リレーとして、図2に示す構
成のものが存在する。このものは、略中央に絶縁壁A1
有するベースA と、鉄芯B にコイル枠C1を介して巻回し
たコイルC と、鉄芯B に吸引釈放される接極子D と、接
極子D に応動して接点開閉を行う接点ばねE と、を備
え、絶縁壁A1の両側収容凹所にコイルC 及び接点ばねE
を併設してなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電磁リ
レーにあっては、入力部のコイルC 及び出力部の接点ば
ねE は併設されているが、それらの間にはベースA の絶
縁壁A1が介在するので、入出力間の絶縁は確保されてい
るが、接点ばねE に例えば1.8 GHz(ギガヘルツ)、3 W
(ワット)以上のような高容量の高周波信号を流すと、
それによってコイルC に誘起された高周波でもってコイ
ルC 自体の発熱が大きくなって損傷することがある。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、高容量の高周波信号を流
すことができる電磁リレーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、略中央に絶縁壁を有す
るベースと、鉄芯に巻回したコイルと、鉄芯に吸引釈放
される接極子と、接極子に応動して接点開閉を行う接点
ばねと、を備え、絶縁壁の両側にコイル及び接点ばねを
併設した電磁リレーにおいて、アース端子を有したシー
ルド板を絶縁壁に沿って設けた構成になっている。
【0006】また、請求項2記載のものは、前記シール
ド板を前記絶縁壁と共に一体成形してなる構成になって
いる。
【0007】また、請求項3記載のものは、前記シール
ド板を前記絶縁壁の内部に埋設してなる構成になってい
る。
【0008】
【作用】請求項1記載のものによれば、接点ばねに高容
量の高周波信号を流しても、それによって誘起される高
周波は、シールド板で遮蔽されてアース端子に落ちるの
で、コイルには高周波が誘起されずに、発熱も起こらな
い。
【0009】また、請求項2記載のものによれば、シー
ルド板はベースを成形加工するときに同時に絶縁壁と共
に一体成形して装着されるので、組立作業が容易で確実
に行える。
【0010】さらに、請求項3記載のものによれば、シ
ールド板は絶縁壁の内部に埋設されて露出しないので、
絶縁性を悪くすることもない。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて以下に説
明する。
【0012】1 はベースで、合成樹脂等の成形材料によ
り、略箱形に形成され、その凹所の略中央には絶縁壁1a
を立設してその両側にコイル室1b及び接点室1cが形成さ
れている。接点室1cの両側つまり絶縁壁1a及び一方側壁
の内面側の上方には、略半円凹状の軸受け部1d,1d がそ
れぞれ形成されている。
【0013】またこのベース1 は成形加工される際に、
以下の各金属部材がそれぞれ一体成形される。すなわ
ち、絶縁壁1aに沿った部分には、外部に導出したアース
端子1fを有した平板状のシールド板1eを設け、対向する
一方の側壁には、3本のコイル端子1gを設け、他方の側
壁の両端及び中央には、一端部に固定接点1hを有して他
端部を外部に導出した2個の接点端子1i及び一端部に共
通接続部1jを有して他端部を外部に導出した共通端子
(図示せず) をそれぞれ設けてある。
【0014】2 はコイルで、コイル枠2aに巻回されてい
る。コイル枠2aは、磁性材料により略コ字状に形成され
た鉄芯3 と共に一体成形され、このとき鉄芯3 は対向す
る磁極片3a,3b をコイル枠2aから露出している。
【0015】4 は接極子で、磁性材料により、略長方形
の平板状に形成され、その長手方向の中央部の両側部に
は、略半円凸状の軸部4a,4a が設けられている。
【0016】5 は接点ばねで、リン青銅等の板ばね材に
より、長手方向両側に双子状のばね片5a,5a を設けて形
成され、そのばね片5a,5a は、先端に可動接点5bをそれ
ぞれ設けられるとともに、中央部の一方側にばね支持片
5cが突設されている。そして、この接点ばね5 は、絶縁
体5dで一体成形することによって中央部を接極子4 に固
着支持され、ばね片5a,5a が絶縁体5dの両側から接極子
4 の長手方向に延出される。
【0017】6 は永久磁石で、平板状に形成され、両端
部が同極で中央部が異極にそれぞれ着磁されるととも
に、その両端部が鉄芯3 の両磁極片3a,3b 間に介挿され
る。
【0018】そして、コイル枠2aは、コイル2 が絶縁壁
1a及びシールド板1eでもって覆われるよう、ベース1 の
コイル室1bに嵌装され、コイル2 は両端2本のコイル端
子1gに電気的に接続される。このとき鉄芯3 の両磁極片
3a,3b は永久磁石6 と共にベース1 の接点室1cの底面に
位置する。なお、中央のコイル端子1gは互いに逆巻きの
2種類のコイルが巻回されている場合に、その中間端子
として使用される。
【0019】次いで接極子4 が接点室1c内に嵌装される
とともに、接点ばね5 に設けた可動接点5bが固定接点1h
に接離可能なよう、接点ばね5 のばね支持片5cが共通接
続部1jに電気的に接続され、また接極子4 の軸部4a,4a
が軸受け部1d,1d に回動自在に支持される。こうして、
入力部であるコイル2 及び出力部である接点ばね5 は絶
縁壁1a及びシールド板1eの両側に併設してベース1 に装
着される。
【0020】そして、合成樹脂等の成形材料により略箱
形に形成されたケース7 がベース1に嵌着される。
【0021】次に、動作を説明する。コイル2 を通電す
ると、その磁化の向きに応じて接極子4 は一端部が鉄芯
3 の両端磁極部3a,3b の一方に吸引されて中央部の軸部
4a,4a を支点として揺動し、コイル2 の通電を切っても
永久磁石6 の保持吸引力によりその状態を保持するとと
もに、コイル2 への通電方向を逆向きにすると、接極子
4 は同様にして反転揺動し、元の状態に戻る。このよう
に、この有極リレーは、接極子4 が中央部を支点として
揺動自在に可動する、いわゆるバランスアマチュア型で
双安定動作するものであって、この接極子4 に応動して
接点ばね5 に設けた可動接点5bが固定接点1hに接離す
る。
【0022】かかる電磁リレーにあっては、入力部であ
るコイル2 及び出力部である接点ばね5 は併設された状
態にあるが、それらの間にはベース1 の絶縁壁1a及び外
部に導出したアース端子1fを有するシールド板1eが介在
するので、入出力間の絶縁は絶縁壁1aにより確保される
とともに、接点ばね5 に例えば1.8 GHz(ギガヘルツ)、3
W(ワット)以上のような高容量の高周波信号を流し
た場合でも、それによって誘起される高周波は、コイル
2 を覆うシールド板1eで遮蔽されてアース端子1fに落ち
るので、コイル2 には高周波が誘起されずに、発熱も起
こらない。
【0023】また、このシールド板1eはベース1 を成形
加工するときに同時に絶縁壁1aと共に一体成形して装着
されるので、わざわざ組み込む必要がなく組立作業が容
易で確実に行える。
【0024】なお、本実施例では、シールド板1eを絶縁
壁1aの外側面に沿って設けているために、もし開閉動作
による金属粉等がシールド板1eに付着したような場合に
は、コイル2 及び接点ばね5 の間の絶縁性を劣化させる
可能性があるが、シールド板1eを絶縁壁1aの内部に埋設
して露出しないように一体成形しておけば上記のような
絶縁性の劣化も起こらない。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載のものは、接点ばねに高容
量の高周波信号を流しても、それによって誘起される高
周波は、シールド板で遮蔽されてアース端子に落ちるの
で、コイルには高周波が誘起されずに、発熱も起こらな
い。
【0026】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載の効果に加えて、シールド板はベースを成形加工する
ときに同時に絶縁壁と共に一体成形して装着されるの
で、組立作業を容易で確実に行うことができる。
【0027】さらに、請求項3記載のものは、請求項2
記載の効果に加えて、シールド板は絶縁壁の内部に埋設
されて露出しないので、絶縁性を悪くすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース 1a 絶縁壁 1e シールド板 1f アース端子 2 コイル 3 鉄芯 4 接極子 5 接点ばね

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略中央に絶縁壁を有するベースと、鉄芯
    に巻回したコイルと、鉄芯に吸引釈放される接極子と、
    接極子に応動して接点開閉を行う接点ばねと、を備え、
    絶縁壁の両側にコイル及び接点ばねを併設した電磁リレ
    ーにおいて、 アース端子を有したシールド板を絶縁壁に沿って設けた
    ことを特徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 前記シールド板を前記絶縁壁と共に一体
    成形してなることを特徴とする請求項1記載の電磁リレ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記シールド板を前記絶縁壁の内部に埋
    設してなることを特徴とする請求項2記載の電磁リレ
    ー。
JP21573793A 1993-08-31 1993-08-31 電磁リレー Pending JPH0765684A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007169A1 (fr) * 1996-08-09 1998-02-19 Omron Corporation Interrupteur haute frequence
KR100296456B1 (ko) * 1998-01-27 2001-07-31 이마이 기요스케 고주파 개폐 장치
KR100888619B1 (ko) * 2008-05-13 2009-03-12 남애전자 주식회사 알에프 스위치

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