JPS6213321Y2 - - Google Patents

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JPS6213321Y2
JPS6213321Y2 JP18597582U JP18597582U JPS6213321Y2 JP S6213321 Y2 JPS6213321 Y2 JP S6213321Y2 JP 18597582 U JP18597582 U JP 18597582U JP 18597582 U JP18597582 U JP 18597582U JP S6213321 Y2 JPS6213321 Y2 JP S6213321Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
reed switch
magnetic
reed
coil
permanent magnet
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JP18597582U
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English (en)
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JPS5990157U (ja
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Publication date
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はリードリレー、特にノーマルオープン
形リードスイツチと永久磁石とを組み合わせて構
成されるノーマルクローズ形リードリレーに関す
る。
この種のリードリレーは例えば鉄道のATSシ
ステムにおける地上子制御用リレーとして用いら
れており、近年では、従来地上子と制御用リレー
とを接続していたケーブルの経年変化の影響を考
慮して制御用リレーを直接地上子内に収容するこ
とが好ましいとされている。制御用リレーを地上
子内に組み込む場合、地上子が枕木上に設置され
ることから制御用リレーは高い耐振性が要求され
るため、リードスイツチの感動値を高く設定する
必要がある。
ところが、従来のこのようなリードリレーは第
1図又は第2図に示すように、リードスイツチ1
に近接させて矩形或いはリング状の永久磁石2を
配置し、これらの外側に単にコイル3を巻き回わ
した構造であり空心ソレノイドで駆動するもので
あつた。このため、十分な耐振性を得るのに必要
な感動値をリードスイツチに与えるにはコイル部
を大きくしなければならず地上子内に収容できる
形状に収めることが難しかつた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
コイルを巻回したボビンの両側に継鉄部を設け、
リードスイツチ周囲に継鉄部と一体の一対の磁性
体スリーブをリードスイツチ接点部と対応する位
置において間隙を有して対向するよう装着すると
共に、磁性体スリーブ外面に接触させて永久磁石
を設ける構成とすることにより、磁気効率を向上
させリードスイツチの感動起磁力を低下させてリ
ードリレーの小型化を図ることを目的とするもの
である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図は本考案のリードリレーの1実施例を示
す断面図である。
図において、基板11とカバー12とからなる
リレー本体内の略中央部に、接点部(図示せず)
がガラス管内に密封されたノーマルオープン形の
リードスイツチ13を配置し、その両端を基板1
1に固定した端子14に接続している。このリー
ドスイツチ13の外側には長さの異なる一対の磁
性体スリーブとして例えば鉄製の第1鉄スリーブ
15と第2鉄スリーブ16とが同軸かつ対向して
設けられている。これら両鉄スリーブ15と16
の長さ関係はリードスイツチ13の接点部位置が
中心からずれた位置にあり、この接点部位置の所
に鉄スリーブ15,16間のギヤツプ部分が位置
するようにしてある。各鉄スリーブ15,16は
第4図に示す形状の継鉄部17に固定され一体と
なつている。更に、この鉄スリーブ15,16の
外面には銅スリーブ18が設けられ、この銅スリ
ーブ18の外面にコイル19を巻回したボビン2
0が圧嵌されている。そして、第1図中の上側の
ボビン20の略中央部に永久磁石21を設け、こ
の永久磁石21を銅スリーブ18の切欠部を介し
て第1鉄スリーブ15の外面に接触させてある。
このように、永久磁石21をリードスイツチ13
の接点部位置に対応させずボビン20の中央部分
に配置することにより、漏れ磁束を少なくでき、
コイル19を有効に利用することができる。
そして、リードスイツチ13、継鉄部17、コ
イル19を有するボビン20等からなる電磁部の
外側に、透磁率の大きな材料からなる磁気シール
ドケース22を設け、電磁部に対する外部磁界の
影響を軽減するようにしてある。
かかる構成によれば、継鉄部17及び鉄スリー
ブ15,16を設けることによつて漏れ磁束が減
少し、コイル19に発生する起磁力を一定とした
時にリードスイツチ13の接点部分の磁束が従来
構造のものに比べて増大し磁気作用力が高まる。
言い換えれば、リードスイツチの感動値が同じな
らば、コイルに発生させる起磁力を小さくでき
る。従つて、従来の空心ソレノイド構造のものに
比べて小型にでき地上子内に収容することが可能
になる。
また、永久磁石21をボビン20に挿入する構
造なので、永久磁石21の位置決めが容易で、し
かも位置ずれを防止することができる。
以上述べたように本考案によれば、漏れ磁束が
減少し磁気効率を高めることができるので、リー
ドスイツチの接点部に対する磁気作用力を同一と
するならば、コイルに発生させる起磁力は小さく
てよく、コイル部を小型化することができる。こ
れにより、ノーマルクローズ形リードリレーの適
用範囲を今まで以上に拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来例を示す簡略
構成図、第3図は本考案の1実施例を示す断面
図、第4図は同上実施例に用いた継鉄部及び鉄ス
リーブを示す斜視図である。 13……リードスイツチ、15,16……鉄ス
リーブ、17……継鉄部、19……コイル、20
……ボビン、21……永久磁石、22……磁気シ
ールドケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常時永久磁石の磁気力によつて閉成されてい
    るリードスイツチをコイルへの通電によつて開成
    するよう構成したリードリレーにおいて、前記リ
    ードスイツチの周囲に設ける前記コイルを巻回し
    たボビンの両側に配置する継鉄部と、前記ボビン
    とリードスイツチとの間に介装されリードスイツ
    チの接点部近傍で一側が互いに間隙を有して対向
    し他側がそれぞれ前記継鉄部に一体に固定された
    一対の磁性体スリーブと、リードスイツチの接点
    部近傍の磁性体スリーブ外面に接触して配置され
    る永久磁石と、前記継鉄部の外側に設けられ透磁
    率の大きい材料からなる磁気シールドケースと、
    を備えたことを特徴とするリードリレー。
JP18597582U 1982-12-10 1982-12-10 リ−ドリレ− Granted JPS5990157U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18597582U JPS5990157U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リ−ドリレ−

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JP18597582U JPS5990157U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リ−ドリレ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5990157U JPS5990157U (ja) 1984-06-19
JPS6213321Y2 true JPS6213321Y2 (ja) 1987-04-06

Family

ID=30401826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18597582U Granted JPS5990157U (ja) 1982-12-10 1982-12-10 リ−ドリレ−

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JPS5990157U (ja) 1984-06-19

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