JP3322442B2 - 高周波リレー - Google Patents

高周波リレー

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H51/00Electromagnetic relays
    • H01H51/22Polarised relays
    • H01H51/2272Polarised relays comprising rockable armature, rocking movement around central axis parallel to the main plane of the armature
    • H01H51/2281Contacts rigidly combined with armature

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  • Electromagnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バランスアマチュア構
造の高周波リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のバランスアマチュア構造の高周波
リレーとしては図7に示すものがある。この高周波リレ
ーでは、ボディ1aと、ボディ1aに被着される下面が
開口する箱状のカバー1bとでケース1が構成されてい
る。ボディ1a内には、略コ字状に形成された鉄心6の
中央片に絶縁状態でコイル(図示せず)を巻装してコイ
ルブロック3が形成され、このコイルブロック3を鉄心
6の開口を側方にして横向きに収めてある。鉄心6の両
側片6aの間には永久磁石4を配置し、両端部を夫々鉄
心6の両側片6aに対向させて永久磁石4上に揺動自在
に接極子ブロック5を配置してある。この接極子ブロッ
ク5は、両端に可動接点10が固着された接点ばね9
を、接極子8に一体的に形成して構成してある。接極子
ブロック5の中央の一側部からは、接点ばね9から一体
的に突出されコイルの非通電時に接極子ブロック5を鉄
心6から引き離す力を付与するヒンジばね片(9a、図
4参照)を突出してある。
【0003】永久磁石4は、直方体状のもので、両端部
と中央部とが異極に着磁されており、コイルブロック3
の鉄心6の両側片6a間に接着などにより介装され、コ
イルブロック3と一体に組み合わされる。接極子ブロッ
ク5は、磁性材製の接極子8と導電材製の接点ばね9
と、可動接点10とで構成されている(図6参照)。こ
の高周波リレーは、接点端子13、共通端子14及び図
示しないコイル端子を備え、固定接点11は接点端子1
3の一端に固着され、ヒンジばね片は共通端子14の一
端に連結され、コイルはコイル端子に接続される。そし
て、夫々の端子13〜15はボディ1aにインサート
し、他端部をボディ1aから下方に垂下させ、プリント
基板に実装する場合の端子ピンとしてある。
【0004】上記高周波リレーは、コイルへの電流の通
電方向に応じて、磁極部としての鉄心6の両側片6aを
異極に励磁し、接極子8の両端部の一方を吸引すると共
に、他方を引き離す起磁力を発生させ、接極子8を支点
部(図4の17a参照)を中心に回動させる。このよう
にして、一旦鉄心6の側片6aに接極子8が吸着される
と、コイルの通電を停止しても、永久磁石4の起磁力に
より接極子8の回動状態が保持される。そして、接極子
8を逆方向に回動させる場合には、コイルの通電方向を
逆にすればよい。このようにして回動される接極子8の
回動に応じて一体的に回動する接点ばね9に固着された
可動接点10が、左右の固定接点11に選択的に接触,
開離することにより、接点切換が行われる。
【0005】なお、以上の説明は双安定型として高周波
リレーを構成した場合の説明であったが、接点ばね9の
ばね負荷特性をアンバランスにするなどにより、コイル
の通電を停止すると、所定の可動接点10と固定接点1
1とが接触する状態に接極子8が復帰回動する単安定型
として構成することもできる。ところで、この種の高周
波リレーにおいては、プリント基板と固定接点11との
間隔を極力狭くし、高周波信号の漏洩を少なくすること
が望まれる。つまりは、接点端子13のプリント基板と
固定接点11との間の部分から高周波信号が漏洩するか
らである。なお、上記高周波リレーの場合にはボディ1
aの底面がプリント基板20への実装面となる。
【0006】上記高周波リレーの場合には、接極子ブロ
ック5及び永久磁石4をコイルブロック3の横に並設し
てあるので、全体形状が薄型に形成され、プリント基板
と固定接点11との間隔は狭くなっている。しかしなが
ら、高周波信号の漏洩を少なくしてさらに高周波特性を
良好とするために、プリント基板20と固定接点11と
の間隔をさらに狭くすることは上記高周波リレーの構造
では難しい。つまり、上記高周波リレーの場合には、可
動接点10は、接極子8と一体の接点ばね9に固着さ
れ、接極子ブロック5は永久磁石4上に載置されている
ので、可動接点10の位置をさらに低くすることは難し
く、結果的に固定接点11の位置をプリント基板側に近
づけることができない。
【0007】そこで、図8に示すものが提案されてい
る。この高周波リレーでは、ケース1のボディ1aを無
くし、且つケース1内部の各構成を上下逆に収め、上記
高周波リレーを実装するプリント基板20上に固定接点
10を設けたものである。この場合には、固定接点10
がプリント基板20上に設けられるため、高周波特性が
改善される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
種の高周波リレーは、1つの可動接点10と固定接点1
1との開閉で接点切換を行ういわゆる1点切り構造であ
り、しかも小型であるため、接点間の距離をとることが
難しく、高周波特性、特に開離した接点間における信号
の飛び込みによるアイソレーション特性の劣化が生じる
という問題があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、良好なアイソレーショ
ン特性を得ることができる高周波リレーを提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、下面が開口する箱状のケース
と、略コ字状の鉄心の中央片に絶縁状態でコイルを巻装
して形成され鉄心の開口方向を横向きにしてケース内に
収納されるコイルブロックと、上記鉄心の両側片間に介
装される永久磁石と、互いに対向した少なくとも2つの
接点ばね、及びコイルの非通電時に鉄心から引き離す力
を付与するヒンジばね片を絶縁状態で接極子に一体に
成して構成され接極子の両端部を夫々鉄心の両側片に
対向させて揺動自在に永久磁石の下方に配置される接極
子ブロックと、ケースの下面を閉塞する形で取り付けら
れるプリント基板とを備え、接点ばねの先端部を分岐
して夫々の分岐部のプリント基板に対向する面に可動接
点を固着し、夫々の可動接点が接触,開離する回路パタ
ーンを上記プリント基板に形成してある。
【0011】なお、経年的な劣化を少なくするために、
請求項2に示すように、ケースの外部を封止用の樹脂を
用いてモールドすることが好ましい。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、上述のように構成すること
により、一方の可動接点が固定接点としての一方の回路
パターンから分離したとき、他方の可動接点も他方の回
路パターンから開離するいわゆる2点切り構造となる。
よって、接点間における信号の飛び込みを少なくするこ
とが可能となり、アイソレーション特性が良好となる。
【0013】請求項2の発明は、ケースの外部を封止用
の樹脂を用いてモールドすることにより、高周波リレー
を封止して、経年的な劣化を少なくする。
【0014】
【実施例】図1乃至図3に基づいて本発明の一実施例を
説明する。本実施例の高周波リレーは、図8の従来例を
基本とするものである。つまりは、ケース1のボディ1
aを無くし、且つケース1内部の各構成を上下逆に収め
てある。なお、基本構成は図7で説明したものと同じで
あるので、同一の構成に関しては同一の符号を付し、重
複する構成の説明は省略する。
【0015】本実施例の接極子ブロック5は、図3に示
すように、接極子8の中央部に合成樹脂部17を形成
し、この合成樹脂部17に接点ばね9をインサートして
一体化して形成してある。上記合成樹脂部17の一端面
からは接極子ブロック5をケース1に対して揺動自在に
支持する支点部17aを突設してある。この点は従来も
同じである。但し、本実施例の場合には、左右の接点ば
ね9は分離され、且つ従来は接点ばね9に一体的形成し
ていたヒンジばね片16も夫々の接点ばね9とは分離し
てある。つまり、各接点ばね9及びヒンジばね片16と
は合成樹脂部17で絶縁されている。夫々の接点ばね9
は、先端が二股状に分岐され、夫々の分岐片の先端に可
動接点10が固着してある。
【0016】そして、本実施例の場合には、図1に示す
ように、従来の固定接点10、接点端子13及び共通端
子14に対応する構成として、プリント基板20上の回
路パターン20a,20bを用いてある。ここで、この
回路パターン20a,20bは夫々可動接点10と接
触,開離するように形成してある。このように構成すれ
ば、固定接点としての回路パターン20aから可動接点
10が開離した状態で、共通ライン側の回路パターン2
0bからも可動接点10が開離し、いわゆる2点切り構
造となる。このため、回路パターン間の可動接点に接触
する部分の距離を良好なアイソレーション特性が得られ
る距離を確保すれば、良好なアイソレーション特性を得
ることが可能となる。
【0017】ところで、上述したように従来の図8で説
明した1点切り構造の高周波リレーにおいて、さらに高
周波特性を改善する場合には、図4あるいは図5に示す
ように、固定接点10自体をプリント基板20の回路パ
ターン20aで兼用してもよい。このようにすれば、固
定接点11自体からの高周波信号の漏れを少なくでき、
さらに高周波特性が改善される。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、下面が
開口する箱状のケースと、略コ字状の鉄心の中央片に絶
縁状態でコイルを巻装して形成され鉄心の開口方向を横
向きにしてケース内に収納されるコイルブロックと、上
記鉄心の両側片間に介装される永久磁石と、互いに対向
した少なくとも2つの接点ばね、及びコイルの非通電時
に鉄心から引き離す力を付与するヒンジばね片を絶縁状
態で接極子に一体に形成して構成され接極子の両端部
を夫々鉄心の両側片に対向させて揺動自在に永久磁石の
下方に配置される接極子ブロックと、ケースの下面を閉
塞する形で取り付けられるプリント基板とを備え、
点ばねの先端部を分岐して夫々の分岐部のプリント基板
に対向する面に可動接点を固着し、夫々の可動接点が接
触,開離する回路パターンを上記プリント基板に形成し
てあるので、一方の可動接点が固定接点としての一方の
回路パターンから分離したとき、他方の可動接点も他方
の回路パターンから開離するいわゆる2点切り構造とす
ることができ、このため接点間における信号の飛び込み
を少なくなり、アイソレーション特性が良好となる。
【0019】請求項2の発明は、ケースの外部を封止用
の樹脂を用いてモールドすることにより、高周波リレー
を封止して、経年的な劣化を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の底面図である。
【図2】同上のプリント基板への実装状態における断面
図である。
【図3】接極子ブロックの平面図である。
【図4】高周波特性を改善した高周波リレーの底面図で
ある。
【図5】同上のプリント基板への実装状態における断面
図である。
【図6】接極子ブロックの平面図である。
【図7】従来のプリント基板への実装状態における断面
図である。
【図8】さらに別の従来のプリント基板への実装状態に
おける断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 3 コイルブロック 4 永久磁石 5 接極子ブロック 6 鉄心 8 接極子 9 接点ばね 10 可動接点 16 ヒンジばね片 20 プリント基板 20a,20b 回路パターン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が開口する箱状のケースと、略コ字
    状の鉄心の中央片に絶縁状態でコイルを巻装して形成さ
    れ鉄心の開口方向を横向きにしてケース内に収納される
    コイルブロックと、上記鉄心の両側片間に介装される永
    久磁石と、互いに対向した少なくとも2つの接点ばね
    及びコイルの非通電時に鉄心から引き離す力を付与する
    ヒンジばね片を絶縁状態で接極子に一体に形成して構成
    され接極子の両端部を夫々鉄心の両側片に対向させて
    揺動自在に永久磁石の下方に配置される接極子ブロック
    と、ケースの下面を閉塞する形で取り付けられるプリン
    ト基板とを備え、接点ばねの先端部を分岐して夫々の
    分岐部のプリント基板に対向する面に可動接点を固着
    し、夫々の可動接点が接触,開離する回路パターンを上
    記プリント基板に形成して成ることを特徴とする高周波
    リレー。
  2. 【請求項2】 上記ケースの外部を封止用の樹脂を用い
    てモールドして成ることを特徴とする請求項1記載の高
    周波リレー。
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