JPH077630B2 - ラッチングリレー - Google Patents

ラッチングリレー

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JPH077630B2
JPH077630B2 JP33540389A JP33540389A JPH077630B2 JP H077630 B2 JPH077630 B2 JP H077630B2 JP 33540389 A JP33540389 A JP 33540389A JP 33540389 A JP33540389 A JP 33540389A JP H077630 B2 JPH077630 B2 JP H077630B2
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Japan
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iron core
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和弘 信時
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/04Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
    • H01H2050/049Assembling or mounting multiple relays in one common housing

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、バランスアマチュア構造のラッチングリレー
に関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のバランスアマチュア構造のラッチングリ
レーは、コイルを巻回した略コ字状の鉄心と、両端部を
夫々鉄心の両磁極に対向させて揺動自在に取り付けられ
た接極子と、鉄心と接極子との間で磁路を形成しコイル
の通電により鉄心の磁極に吸着された接極子の吸着状態
を保持する永久磁石と、接極子の一方向への回動により
押圧されて接点を閉成する接点ばねとを備え、コイルに
通電すると、鉄心の磁化の向きにより接極子の一端部が
鉄心の一方の磁極に吸引するように揺動し、コイルへの
通電を停止しても、永久磁石の磁力により上記閉磁路が
そのまま維持され、接極子が鉄心に吸着された状態が保
たれる所謂双安定動作を行う。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この種のバランスアマチュア構造のラッチン
グリレーは組立性が悪く、生産性の低いものであった。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、組立性の良いラッチングリレーを提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、上面が開口する
箱状のベースと、開口方向を上向きにしてベース内に収
納される略コ字状の鉄心と、ベースの一端部に配置され
る固定接点と、コイルボビンに巻装され鉄心のベースの
他端側の一側片に嵌挿して取り付けられるコイルと、ベ
ースの両側壁の中央部に夫々形成された載置台上に架橋
して配置され固定接点側に突設するばね片を備える接点
ばねと、ばね片の先端に固着され固定接点に接触,開離
する可動接点と、ベースの両側壁のコイル側にずれた位
置に夫々形成された突台に揺動支点を嵌めて揺動自在に
取り付けらる接極子と、接極子の固定接点側に一体形成
され接極子の回動に応じて接点ばねのばね片を駆動する
カードと、鉄心の固定接点側にずれた中央片上に載置さ
れ固定接点側に鉄心と接極子との間で磁路を形成しコイ
ルの通電により鉄心の磁極に吸着された接極子の吸着状
態を保持する永久磁石とを備え、鉄心をベースに収納
し、コイルを鉄心の一側片に嵌挿して取り付け、永久磁
石を鉄心の中央片上に載置し、ベースに接点ばねを架橋
して配置し、接点ばね上に接極子を取り付けてある。
[作用] 本発明は、上述のように鉄心を上面が開口する箱状のベ
ースの底面に開口方向を上向きにして配設し、コイルボ
ビンに巻装されたコイルを鉄心の一側片に嵌挿して取り
付け、永久磁石を鉄心の中央片上に載置し、ベースの両
側壁に夫々形成された載置台上に接点ばねを架橋して配
置し、ベースの両側壁に夫々形成された突台に揺動支点
を嵌めて揺動自在に接極子を取り付けることにより、す
べての部材を積み重ねる形でベースに組み込むことがで
きるようにしたものである。
[実施例] 第1図及び第2図に本発明の一実施例を示す。本実施例
のリレーのケーシング10は、上面が開口する箱状のベー
ス11と、下面が開口された箱状であってベース11を包み
込む形で被嵌されるカバー12とからなり、内部に後述す
る各部材を収納する。
ベース11は合成樹脂等の絶縁性材料で形成され、底面か
らは内部の中央部を幅方向で2分する隔壁13を突設して
あり、この隔壁13により分離された収納空間の夫々に2
組の開閉機構を夫々構成する部材を収める。ベース11に
は接点ばね5に接続される共通端子21、固定接点23が固
着される固定端子22及びコイル2が接続されるコイル端
子24がインサート成型してあり、端子21,22は一端壁の
外面に沿って下方に一端を突出してあり、共通端子21の
他端は両側壁及び隔壁13の中央上部に形成された凹所14
の底面から露呈するようにベース11内に埋設され、固定
端子22の他端は収納空間の一端壁側のコーナ部分に膨出
形成されたリブ15の上面から固定接点7を露呈させるよ
うにベース11内に埋設してある。また、コイル端子24の
一端は他側壁の外面に沿って下方に突出してあり、他端
は他側壁の凹所16から夫々露呈させるようにベース11内
に埋設してある。また、ベース11の両側壁の内面及び隔
壁13の両側面の凹所14のコイル端子24よりの部分には突
台17を形成し、この突台17に接極子3の揺動支点9を嵌
める軸穴18を形成してあり、この突台17の凹所14位置に
は凹所14の底面と面一の載置台19を形成してある。
鉄心1は略コ字状で、中央片の両側に形成された耳片1a
で位置決めしてベース11に配設することができるように
してある。
コイル2は、コイルボビン25に2組のコイル素線を夫々
逆巻にして巻装してあり、夫々のコイルをセット,リセ
ット用に用いる。コイルボビン25の一方の鍔25a内には
コイル端子24及びコイル素線に夫々接続される接続片26
a,26bを突設してあり、対応する接続片26a,26b同士は鍔
25a内でつながっている。このコイル2は、鉄心1の一
側片をコイルボビン25の貫通孔25b内に通す形で取り付
けられる。
永久磁石4は直方体状で鉄心1の中央片上に載置され、
固定接点7側に寄せて配設される。
接点ばね5は導電材料で形成され、先端から中央部に亘
ってスリット50で分離され先端に可動接点6が固着され
たばね片51を回路数に応じた数備え、夫々のばね片51を
連結片52により一体に連結してあり、連結片52を凹所14
及び載置台19間に掛け渡す形で配置される。なお、連結
片52部分で夫々のばね片51間を絶縁するようにしてもよ
い。
接極子5は、磁性材で平板状に形成され、合成樹脂等の
絶縁材料で揺動支点9及びカード8を一端形成してあ
り、揺動支点9の形成位置はコイル2側にずらしてあ
り、カード8の下面は円形に形成してある。この接極子
3は揺動支点9を突台17の軸穴18に嵌めてベース11に取
り付けられる。
ベース11内に各部材を収納した状態で、ベース11にカバ
ー12を被嵌すると、組立が完了する。このように本実施
例では全ての部材を積み重ねる形で組み込むことがで
き、このため自動組立機による自動組立が可能となり、
生産性が向上する。また、本実施例のように言わば2個
のラッチングリレーをケーシング10内に一体に組み込む
ことにより、ケーシング10の加工費を安くでき、コスト
ダウンが可能である。なお、上述の説明では2個の場合
を示したが、3個以上にしても良い。
ところで、永久磁石4を固定接点7側にずらして配置す
ると共に、接極子3の揺動支点9をコイル側にずらして
あるのは、接点ばね5及びカード8からなる接点ブロッ
クがフレキシャ構造であり、ばね力が一方向に加わりば
ね負荷特性がアンバランスであるから、良好な双安定動
作が得られるように、アンバランスなばね負荷特性に吸
引特性をマッチングさせる必要があるためである。
このラッチングリレーでは、コイル2に通電すると、鉄
心1の磁化の向きにより接極子3の一端部が鉄心1の一
方の側片に吸引される。この状態でコイル2への通電を
停止すると、永久磁石4の磁力により上記閉磁路がその
まま維持され、接極子3が鉄心1の一方に接触した状態
が保たれる。また、コイル2に逆向きの電流が流れるよ
うに通電を行うと、接極子3は鉄心1の他方の側片に吸
引される。この状態においても通電を停止した後は、そ
のままの状態が維持され、いわゆる双安定動作を行う。
ここで、接点ばね5は接極子3が特定方向に回動した場
合に押圧されて可動接点6を固定接点7に接触させ、接
極子3の逆方向への回動によって可動接点6を固定接点
7から開離させる。
[発明の効果] 本発明は上述のように、上面が開口する箱状のベース
と、開口方向を上向きにしてベース内に収納される略コ
字状の鉄心と、ベースの一端部に配置される固定接点
と、コイルボビンに巻装され鉄心のベースの他端側の一
側片に嵌挿して取り付けられるコイルと、ベースの両側
壁の中央部に夫々形成された載置台上に架橋して配置さ
れ固定接点側に突設するばね片を備える接点ばねと、ば
ね片の先端に固着され固定接点に接触,開離する可動接
点と、ベースの両側壁のコイル側にずれた位置に夫々形
成された突台に揺動支点を嵌めて揺動自在に取り付けら
る接極子と、接極子の固定接点側に一体形成され接極子
の回動に応じて接点ばねのばね片を駆動するカードと、
鉄心の固定接点側にずれた中央片上に載置され固定接点
側に鉄心と接極子との間で磁路を形成しコイルの通電に
より鉄心の磁極に吸着された接極子の吸着状態を保持す
る永久磁石とを備え、鉄心をベースに収納し、コイルを
鉄心の一側片に嵌挿して取り付け、永久磁石を鉄心の中
央片上に載置し、ベースに接点ばねを架橋して配置し、
接点ばね上に接極子を取り付けてあるので、すべての部
材を積み重ねる形でベースに組み込むことができ、この
ため自動組立機による自動組立が可能となり、生産性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例の平面図、及
び夫々異なる部分の断面図、第2図は同上の分解斜視図
である。 1は鉄心、2はコイル、3は接極子、4は永久磁石、5
は接点ばね、6は可動接点、7は固定接点、8はカー
ド、11はベース、17は突台、19は載置台、51はばね片で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面が開口する箱状のベースと、開口方向
    を上向きにしてベース内に収納される略コ字状の鉄心
    と、ベースの一端部に配置される固定接点と、コイルボ
    ビンに巻装され鉄心のベースの他端側の一側片に嵌挿し
    て取り付けられるコイルと、ベースの両側壁の中央部に
    夫々形成された載置台上に架橋して配置され固定接点側
    に突設するばね片を備える接点ばねと、ばね片の先端に
    固着され固定接点に接触,開離する可動接点と、ベース
    の両側壁のコイル側にずれた位置に夫々形成された突台
    に揺動支点を嵌めて揺動自在に取り付けらる接極子と、
    接極子の固定接点側に一体形成され接極子の回動に応じ
    て接点ばねのばね片を駆動するカードと、鉄心の固定接
    点側にずれた中央片上に載置され固定接点側に鉄心と接
    極子との間で磁路を形成しコイルの通電により鉄心の磁
    極に吸着された接極子の吸着状態を保持する永久磁石と
    を備え、鉄心をベースに収納し、コイルを鉄心の一側片
    に嵌挿して取り付け、永久磁石を鉄心の中央片上に載置
    し、ベースに接点ばねを架橋して配置し、接点ばね上に
    接極子を取り付けて成ることを特徴とするラッチングリ
    レー。
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