JPH04253132A - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JPH04253132A
JPH04253132A JP813191A JP813191A JPH04253132A JP H04253132 A JPH04253132 A JP H04253132A JP 813191 A JP813191 A JP 813191A JP 813191 A JP813191 A JP 813191A JP H04253132 A JPH04253132 A JP H04253132A
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permanent magnet
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coil
iron core
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JP813191A
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Kazumasa Tsuka
塚 和昌
Kazuhiro Nobutoki
信時 和弘
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バランスアマチュア方
式の有極リレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の有極リレーとしては、略コ字型に
形成された鉄心にコイルが巻回されたコイルブロックと
、鉄心の両側片間に介装され両側片に対向する両端部が
同極に着磁され中央部が異極に着磁された永久磁石と、
この永久磁石上に揺動自在に配置され両端部が夫々鉄心
の両端に対向した接極子とを備え、接極子が揺動するこ
とで接点を開閉するいわゆるバランスアマチュア方式の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のバラ
ンスアマチュア方式の有極リレーでは、吸引力を削減す
るために、図10に示す接極子51の磁極面である両端
下面(但し、図10は下面側から見た斜視図である)に
レシジュアルプレート60を溶着等により固着していた
【0004】しかしながら、最近の有極リレーの小形化
に伴って接極子51が小さくなり、従ってレシジュアル
プレート60も小形になり、このためレシジュアルプレ
ート60を接極子51に固着することが困難となってい
た。つまりは、吸引力を削減できる構造を備えた接極子
51の製造が難しいという問題があった。本発明は上述
の点に鑑みて為されたものであり、その目的とするとこ
ろは、吸引力を削減できる構造を備えた接極子を容易に
製造することができる有極リレーを提供することにある
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、接極子の両端下面の磁極面に凹部を形
成してある。また、両端に可動接点が固着された接点ば
ねを接極子の上面に一体的に取り付け、可動接点の固着
部を接極子の両端よりも側方に突出させると共に、上記
凹部に対応する部分及びその先端を接極子から隔離させ
た形状に接点ばねを形成し、上記凹部を打出し形成して
接点ばね側の面を突出させるようにすると、上記凹部を
打出し形成した場合に上面側に出っ張る部分に、接点の
溶着時に接点を引き外す働きを持たせることができる。
【0006】
【作用】本発明は、接極子の両端下面と永久磁石との距
離を広くすると、レシジュアルプレートと同様の吸引力
の削減効果を得ることができる点に着目し、凹部をレシ
ジュアルプレートの代わりに用いたものであり、しかも
凹部であれば、小形の接極子であっても簡単に形成でき
、吸引力を削減できる構造を備えた接極子を容易に製造
することができる。
【0007】
【実施例】本実施例の有極リレーは、上面が開口する箱
状のベース11と、下面が開口する箱状でベース11に
被嵌されるカバー(図示せず)とでケーシングが形成さ
れ、コイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブロッ
ク5とが上記ケーシング内に収められる。
【0008】ベース11は合成樹脂等の絶縁性材料で形
成され、このベース11の内部は、図3に示すように、
中央部に形成された隔壁13で2つの収納空間に分離し
てある。上記隔壁13により分離された一方の収納空間
にはコイルブロック3が収められ、他方の収納空間に永
久磁石4及び接極子ブロック5が収められる。ベース1
1には共通端子21、2本の固定端子22、及び3本の
コイル端子24がインサート成型されている。端子21
, 22は永久磁石4などを収める側の側壁の外面に沿
って下方に垂下され、この側壁の中央に形成された凹所
14の底面に共通端子21の上端部を露呈させてある。 永久磁石4などを収める側の両端壁に形成された凹所1
5の底面には固定端子22の上端部を露呈させてあり、
この固定端子22の露呈部分に固定接点23を固着して
ある。また、コイル端子24はコイルブロック3を収め
る側の側壁に沿って下方に垂下され、このコイルブロッ
ク3を収める側壁及び端壁に形成された凹所16からコ
イル端子24の上端部を露呈させてある。また、ベース
11の永久磁石4などを収める側の側壁及び隔壁13に
は接極子51を揺動自在に支持する凹所17を夫々形成
してある。
【0009】コイルブロック3は、略コ字状の鉄心31
と、鉄心31の中央部に巻装されるコイル32とからな
る。ここで、コイル32が巻装されたコイルボビン33
の鍔部33からは夫々コイル32の端部を接続する接続
片34と固定片35とを突設してあり、接続片34を側
壁の凹部16から露呈するコイル端子24に接続して、
コイル32をコイル端子24に接続すると共に、固定片
35を端壁の凹部16から露呈するコイル端子24にス
ポット溶接等により固着してコイルブロック3をベース
11に固定する。
【0010】永久磁石4は平板状で、鉄心31の両側片
に対向する両端部が同極に着磁され、中央部が異極に着
磁され、永久磁石4などを収める収納空間側に突出する
鉄心31の両側片間に収められる。接極子ブロック5は
、図2に示すように、平板状の磁性材製の接極子51と
、接極子51に固着された導電性の接点ばね52と、可
動接点57とからなる。
【0011】接極子51の磁極面となる両端下面は、図
1に示すように、斜め上方に傾斜したテーパ面51a 
として、揺動した際に磁極面と永久磁石4との隙間を小
さくし、永久磁石4からの漏洩磁束を効率良く拾い、磁
気効率が向上するようにしてある。両側面の中央からは
揺動支点53が突設してあり、夫々の揺動支点53をベ
ース11の一側壁及び隔壁13に形成された凹所17に
嵌めて、ベース11に揺動自在に収められる。
【0012】この接極子51の上記磁極面には、図1(
a)に示すように、凹部58を夫々形成してある。この
ように接極子51の磁極面となる両端下面に凹部58を
形成すると、吸引力を削減することができる。つまり、
接極子51の両端下面と永久磁石4との距離を凹部58
により部分的に広くすることにより、レシジュアルプレ
ートと同様の吸引力の削減効果が得られる。なお、本実
施例の場合には凹部58をほぼレシジュアルプレートと
同等程度の大きさに形成して吸引力を削減してある。こ
のように凹部58により吸引力の削減を行うと、凹部5
8は小形の接極子51であっても簡単に形成できるので
、吸引力を削減できる構造を備えた接極子51を容易に
製造できる。しかも、この凹部58は接極子51の形成
時に同時に形成できるという利点もあり、またレシジュ
アルプレートの場合よりも磁気特性のばらつきを小さく
抑えることが可能であり、特性のばらつきを小さくする
ことも期待できる。
【0013】なお、上記凹部58は必ずしも接極子51
と同時に形成しなくてもよく、例えば接極子51の形成
後に打出し加工を加えて形成してもよい。なお、このよ
うに打出し形成により凹部58を形成した場合には次の
ような利点が得られる。つまり、凹部58を打出し形成
すると、図5に示すように反対の面に突部59ができ、
図中の想像線で示すように接点が溶着した場合に、上記
突部59がばね片52aに当たって溶着した可動接点5
7を固定接点23から引き外すように働くからである。
【0014】接点ばね52は、図2に示すように先端に
可動接点57が固着されたばね片52aを両端部に夫々
備えており、中央部を接極子51に固着して接極子51
に一体に取り付けてある。ばね片52aは、スリット5
6により2分され、略Z字状に折曲して、先端を接極子
51から隔離させてある。この接点ばね52の中央部の
一側からは、T字状のヒンジばね55を突設してある。
【0015】この接極子ブロック5は揺動支点53を凹
所17に嵌めて、ベース11内に揺動自在に収められ、
ヒンジばね55を凹所14の底面から露呈する共通端子
21にスポット溶接してベース11に取り付けられる。 上述のようにしてベース11内にコイルブロック3と磁
石ブロック4と接極子ブロック5とを収納した状態で、
ベース11にカバー12を被嵌すると、組立が完了する
【0016】この有極リレーにおいては、コイル32へ
の電流の通電方向を切り換えることにより、それまで鉄
心31の側片から離ている接極子51の一端側に永久磁
石4に吸引させる起磁力を発生させることにより、接極
子ブロック5を揺動させ、接点ばね52の一方のばね片
52a に固着された可動接点57を固定接点23に接
触させると共に、他方の可動接点57を固定接点23か
ら開離させて接点切換を行う。なお、コイル32への通
電を停止しても、永久磁石4の起磁力により上記切換状
態は保持される。
【0017】ところで、この種の接極子51が永久磁石
4上に揺動自在に載置されるタイプの有極リレーでは、
上述のように接極子51の揺動支点53をベース11に
支持させることが一般的に行われる。しかし、このよう
にすると、ベース11のそりや鉄心31との組込精度が
ストロークに非常に影響を及ぼし、ストロークが安定し
ないという問題がある。
【0018】そこで、この点を改善する場合、図6及び
図7に示すように、接極子51の揺動支点53を支持す
る支持部41を永久磁石4に形成するとよい(例えば、
支持部41を同時成形により永久磁石4に形成する)。 このようにすれば、永久磁石4はそりが少ないので、接
極子51の固定状態が安定し、鉄心31側の固定状態を
安定させればよくなり、鉄心31との組込み精度を良く
することが期待でき、従ってストロークが安定するので
ある。
【0019】なお、図8は上記永久磁石4をベース11
に装着した状態を示し、図9に示すように支持部41の
揺動支点53が嵌められる凹部42位置は、凹部17の
底面位置よりも低い位置となるようにしてある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のように、接極子の両端下
面の磁極面に凹部を形成してあるので、凹部により吸引
力を削減することができ、しかも凹部であれば、小形の
接極子であっても簡単に形成できるので、吸引力を削減
できる構造を備えた接極子を容易に製造することができ
る。
【0021】また、両端に可動接点が固着された接点ば
ねを接極子の上面に一体的に取り付け、可動接点の固着
部を接極子の両端よりも側方に突出させると共に、上記
凹部に対応する部分及びその先端を接極子から隔離させ
た形状に接点ばねを形成し、上記凹部を打出し形成して
接点ばね側の面を突出させるようにすると、上記凹部を
打出し形成した場合に上面側に出っ張る部分に、接点の
溶着時に接点を引き外す働きを持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の接極子の斜視図で
ある。(b)は同上を裏返した場合の斜視図である。
【図2】(a)は同上を備える接極子ブロックの平面図
である。(b)は(a)におけるA−A線断面図である
【図3】カバーを外した場合の一部を破断した平面図で
ある。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】凹部を打出し成形した場合の要部の側面図であ
る。
【図6】接極子の支持部を備える永久磁石を示す斜視図
である。
【図7】(a)は同上の永久磁石の平面図である。 (b)は(a)のC−C線断面図である。(c)は(a
)のD−D線断面図である。
【図8】上記永久磁石を備える有極リレーの平面図であ
る。
【図9】図8のE−E線断面図である。
【図10】従来の接極子の斜視図である。
【符号の説明】
4  永久磁石 31  鉄心 32  コイル 51  接極子 52  接点ばね 57  可動接点 58  凹部 59  突部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コイルを巻装した鉄心の両端間に永久
    磁石が介装され、この永久磁石上に揺動自在に接極子を
    配置し、接極子の両端下面を鉄心の両端に夫々対向させ
    た有極リレーにおいて、接極子の両端下面の磁極面に凹
    部を形成して成ることを特徴とする有極リレー。
  2. 【請求項2】  両端に可動接点が固着された接点ばね
    を接極子の上面に一体的に取り付け、可動接点の固着部
    を接極子の両端よりも側方に突出させると共に、上記凹
    部に対応する部分及びその先端を接極子から隔離させた
    形状に接点ばねを形成し、上記凹部を打出し形成して接
    点ばね側の面を突出させて成る請求項1記載の有極リレ
    ー。
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