JPS61218033A - 有極リレー - Google Patents

有極リレー

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JPS61218033A
JPS61218033A JP6008885A JP6008885A JPS61218033A JP S61218033 A JPS61218033 A JP S61218033A JP 6008885 A JP6008885 A JP 6008885A JP 6008885 A JP6008885 A JP 6008885A JP S61218033 A JPS61218033 A JP S61218033A
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JP
Japan
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armature
piece
base
coil
block
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信時 和弘
健治 小野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野1 本発明は有極リレー、さらに詳しくは、接極子がその中
央部を支点として揺動自在に配設された有極リレーに関
するものである。
[−1J’!技術1 一般に接極子がその中央部を支点として揺動自在に配設
されたこの種の有極リレーにおいては、接極子ブロック
が軸によって支持されているものであり、コイルブロッ
クによる#?極子の吸引力は可!l!IJ接触ばね片の
ばね力により調節されている。
このため、吸引力を調節すると可動接点と固定接点との
]lflの接点圧が変化するから、吸引力と接点圧とを
最適値に設定するのが困難であるという問題がある。
[発明の目的) 本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、接極子の吸引力を調節するば
ね負荷と可動接触ばね片とを独立させ、接点圧に影響を
及ぼすことなく接極子の吸引力を調節できるようにした
有極リレーを提供することにある。
【発明の開示1 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお
、以下の説明においては本発明の有極電磁装置を用いた
有極リレーを例示する。
第1図に示すようにケーシング1は上方に開放された箱
状のベース11と、下方に開放された箱状であってベー
ス11の上方からベース11の側壁の外側を覆う形で被
嵌されるカバー12とから構成される。
ベース11は略直方体に形成された合成樹脂のような絶
縁性材料の成型品であり、巾方向の両側壁にはその長手
方向の中央部において上方および内側面が開放された凹
所13がそれぞれ形成される。各凹所13の底面にはそ
れぞれ接触片21が臨み、接触片21はベース11の中
方向の側壁の外側に露出して下方に突出する共通端子片
22と一体に導電板で形成されている。ベース11の内
側の四隅には上下に走り上端がベース11の上面よりも
下方に位置するリプ14がそれぞれ形成される。リプ1
4の上面には上面に固定接点23を有した固定接点板2
4が重複し、固定接点板24はベース11の中方向の側
壁の外側に露出して下方に突出する固定端子片25と一
体に導電板で形成されでいる。ベース11の長手方向の
両側壁にはそれぞれ中方向の中央部において上方および
側壁の表裏に開放された切欠部15が形成されており、
各切欠部15の底面からはぐれぐれ一対のコイル端子結
合片26が上方に向かって突設される。
コイル端子結合片26はベース11の中方向の両側壁の
外側に露出して下方に突出するコイル端子片27と一体
に導電板で形成されている。このように、接触片21と
共通端子片22、固定接点板24ど固定端子片25、お
よびコイル端子結合片26とコイル端子片27は、それ
ぞれ導電板で一体に形成され、ベース11と各導電板と
はインサート成形によって一体化されている。導電板は
ベース11の側壁内で引き回され、ベース11の側壁内
の略全長に亘って導電板が内装されるようにしている。
したがって、ベース11の側壁は導電板によって補強さ
れることになり、ベース11が箱形であることと相まっ
て強度が大きくなっている。
カバー12はベース11と同様に略直方体に形成された
合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であって、土壁の
内周面から下方に向かって4枚の仕切片16が突設され
ている。仕切片16はカバー12の長手方向に沿って形
成されている。
ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはコイルブロック3と、磁石片4と、接極子ブロ
ック5とが配設されている。
コイルブロック3は第3図に示すように、上方に開放さ
れた略コ字形の鉄芯31の横片にコイル32が巻装され
るとともに、鉄芯31の脚片がそれぞれ絶縁性材料で形
成された鍔33に覆われ鍔33の周面の一所から脚片の
先端部が露出しな形状に形成されている。コイル32に
接続されたコイル端子34は各鍔33に対応してそれぞ
れ一対設けられ、鍔33の上端よりも上方に突出すると
ともに上記コイル端子結合片26に当接するように折曲
されている。コイルブロック3がベース11内に収納さ
れた状態でコイル端子34とコイル端子結合片26とは
f8接結合、あるいは半田結合などの方法で電気的およ
び機械的に結合される。
ここで、コイル端子34お上りコイル端子結合片26は
それぞれ鉄芯31の脚片の上端よりも上方に突出してお
り、またコイル端子結合片26が切欠部15内に突設さ
れているから、コイル端子結合片26とコイル端子34
とがベース11から露出するものであり、両者の溶接結
合あるいは半田結合などの作業が容易となるものである
。鉄芯31の脚片の露出部分の′間には上記磁石片4が
磁極を当接させる形で介装されている。
磁石片4は板状であって、上面中央部にベース11の中
方向に走る断面略半円形の凹溝41が形成されている。
磁石片4の上面はベース11の艮手方向における中央部
でもっとも厚みが大きく端部に向かって次第に厚みが小
さくなるように傾斜した傾斜面42となっている。また
、ベース11の長手方向における磁石片4の両端部はそ
れぞれ同極に着磁され、中央部が異なる磁極に着磁され
ている。すなわち、両端部がN極であれば、中央部はS
極となるように着磁されているのである。
そして、その両端部の磁極がコイルブロック3の鉄芯3
1の各脚片の内側面に当接した形で両脚片間に介装され
るのである。
接極子ブロック5は略炬形の平板状に形成された磁性体
製の接極子51と、接極子51の巾方向の両側においで
接極子51と略同一平面に配設された可動接触ばね片5
2と、接極子51および可動接触ばね片52とともに一
体に成形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形品で
あるばね支持体53とから構成されている。接極子51
の下面には第4図に示すように、接極子51の巾方向に
走る断面略半円形の突条54が形成されている。
可動接触ばね片52は細長い導電性の板ばねであって、
長手方向の中央部には巾方向に向かって先端部が略丁字
形に形成された支持片55が一体に突設されている。ま
た、長手方向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリッ
ト56が形成され、可動接触ばね片52の先端部が撓み
やすくなっている。
ばね支持体53には接極子51の中方向における両j1
Mに開口する切欠57が形成されている。二の切欠57
の奥端から支持片55が突設され、支持片55の先端部
が接極子51の中方向においでばね支持体53よりも外
方に突出している。すなわち、可動接触ばね片52は長
手方向の中央部においてばね支持体53によって固定さ
れ、また支持片55がばね支持体53から突設されてい
るものであるから、可動接触ばね片52の長手方向の両
端部および支持片55はそれぞれ独立してばね力を作用
させることになる。この後極子ブロック5は接極子51
の下面に設けた突条54を磁石片4の凹溝41に収める
とともに、支持片55をベース11の側壁に設けた日清
13に嵌合させることによってベース11内の定位置に
配設されるものであって、接極子ブロック5は支持片5
5を軸として揺動自在となるのである。このように、可
動接触ばね片52に一体に形成された支持片55が接極
子ブロック5の支持を行なうものであるから、可動接触
ばね片52が導電部と支持部とを兼ねることになり、構
成部品の削オにつながるものである。また、平板状の支
持片55を接極子ブロック5の回動軸とした構成により
、接極子ブロック5が揺動することによって支持片55
にねじれが生ヒ、このねじれに対するばね力が接極子ブ
ロック5に作用するから、第5図に示すように、接極子
51のねじれに起因するばね力で接極子51に作用する
吸引力が調節でき、また可動接点ばね片52のばね力に
より固定接点23と可動後、αばね片52との間の接点
圧が調節できるものである。
その結果、可動接点ばね片52の長手方向の両端部の形
状や寸法を111節することにより接点圧を調節でき、
また支持片55の形状および寸法の調節により吸引力を
調節できるから、接点圧と吸引力とをそれぞれ別個に独
立して調節することができるのである。さらに、可動接
触ばね片52は長手方向の両端部がそれぞれ独立したば
ね力を作用させるものであるから、可動接触ばね片52
の両端部の形状や寸法を調節することで両固定接点′2
3に対する接点圧をそれぞれ独立して調節することが可
能であり、接点圧の調節が容易となっている。
また、可動接触ばね片52が接極子51の中方向の両側
で接極子51と略同一平面上に配設されているから、全
体として上下方向の厚みを小さくできるものである。
以上のようにして、ベース11内にコイルブロック3と
磁石片4と接極子ブロック5とが収納された状態でベー
ス11にはカバー12が被嵌される。
カバー12の内周面に突設された4枚の仕切片16は、
第2図に示すように、ベース11にカバー12を被嵌し
た状態でそれぞれ接極子51と可動接触ばね片52との
間の隙間に挿入され、接極子51と可動接触ばね片52
との間に絶縁性の仕切片16が介在することにより両者
間の絶縁距離が大きく取れるようにしている。
なお、上述の例で磁石片4の凹溝41を断面略半円状と
した例を示したが、断面形状を上方に開放された略V字
形としてもよいものである。この場合には接極子51に
形成された突条54を薄刃状とすればよいものである。
以上の構成により、コイル32に通電すれば、磁化の向
きに応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の
一方の脚片に吸引されて接極子ブロック5が揺動し、鉄
芯31→接極子51→磁石片4→鉄芯31の閉磁路が形
成され、可動接触ばね片52の長手方向の一方の端部が
対応する固定接点23に接触するのである。この状態で
コイル32への通電を停止すると、磁石片4の磁力によ
り上記閉磁路がそのまま維持され、接極子51が鉄芯3
1の一方に接触した状態が保たれるのである。また、コ
イル32への通電方向を逆向きにすれば、接極子51は
鉄芯31の他方の脚片に吸引され、可動接触ばね片52
の長手方向の他方の端部が対応する固定接点23に接触
する。この状態においても通電を停止した後、そのまま
の状態が維持されるものであり、いわゆる双安定動作を
行なうことができるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、接極子の枢支部分に対応する位
置に接極子の両端を結ぶ方向とは直交する方向で接極子
の両側に突出する弾性を有した支持片が接極子と一体に
設けられ、接極子ブロックが両支持片を結ぶ輪の回りに
揺動自在となるように支持片の先端部がケーシングに形
成された凹所に係止されているので、接極子の吸引力を
支持片のねじれに起因するばね力によって調節で慇るも
のであり、支持片の形状や寸法のみを調節すればよいも
のであって、可動接触ばね片とは独立してaSでき、接
点圧に影響を及ぼすことなく接極子の吸引力が調節でき
るという利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、tJSs
図は同上の断面図、第4図は同上に使mする接極子ブロ
ックを示す下面側の!!視図、第5図は同上の動作説明
図である。 1はケーシング、3はコイルブロック、4は磁石片、5
は接極子ブロック、11はベース、12はカバー、13
は凹所、14はリブ、15は切欠部、16は仕切片、2
1は接触片、22は共通端子片、23は固定接点、24
は固定端子板、25は固定端子片、26はコイル端子結
合片、27はコイル端子片、31は鉄芯、32はフィル
、33は鍔、34はコイル端子、41は凹溝、42は傾
斜面、51は接極子、52は可動接触ばね片、53はば
ね支持体、54は突条、55は支持片、56はスリット
、57は切欠である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七 第2図 113@ 第4図 手続補正書(自発) 昭和61年6月25日 昭和60年特許願第60088号 2、発明の名称 有極電磁石 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所 大阪府門真市大字門真1048番地名称(58
3)松下電工株式会社 代表者  藤 井 貞 夫 4、代理人 郵便番号 530 5、補正命令の日付 自  発 訂正明細書 1、発明の名称 有極電磁石 2、特許請求の範囲 (1) tLH−にコイルが巻装されたコイルブロック
と、鉄芯の」磁極間に11され磁極に対応する両端部が
同極に着磁され両磁極間の申」1韻遣り画it抹異極に
着磁された水シ入1L互−と、両端部がそれぞれ鉄芯の
両磁極に対向するとともに史」1部」巳水。 ゑi持」二虻h」り邊−接極子ブロックと、傍」1子j
L饅−とする1璽mムー 3、発明の詳細な説明 [技術分野1 本発明は有極電磁石に関するものである。 [背景技術] 一般にこの種の有極電磁石においでは、接極子ブロック
が軸により支持されており、コイルブロックによる接極
子の吸引力が別に設けられたばねによりl1節されてい
る。たとえば、有極電磁石をリレーの駆動装置として用
いる場合に、可動接触ばね片のばね力を吸引力の調節に
利用するのであり、その場合、吸引力を調節すると接、
αの接点圧が変化するから、吸引力と接点圧とを独立し
てそれぞれ最適値に設定するのが困難である。
【発明の目的】
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであって、その
主な目的とするところは、有極リレーに用いる場合に接
点圧に影響を及ぼすことなく接極子の吸引力を調節でお
るようにした有極電磁石を提供することにある。 [発明の開示1 (実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお
、以下の説明では本発明の有極電磁石を用いた有極リレ
ーを例示する。第1図に示すようにケーシング1は箱状
のベース11と、箱状であってベース11を覆う形で被
嵌されるカバー12とから構成される。 ベース11は合成街脂のような絶縁性材料の成型品であ
り、両側壁にはその長手方向の中央部において凹所13
がそれぞれ形成される。各凹所13にはそれぞれ接触片
21が設けられ、接触片21はベース11の中方向の側
壁の外側に露出して下方に突出する共通端子片22と一
体に導電材で形成されている。ベース11の内側の四隅
にはリプ14がそれぞれ形成される。リプ14には固定
接点23を有した固定接点板24が設けられ、固定接点
板24はベース11の巾方向の側壁の外側に露出しで下
方に突出する固定端子片25と一体に導電材で形成され
ている。ベース11の長手方向の両側壁には切欠部15
が形成されており、各切欠部15の底面からはそれぞれ
一対のコイル端子結合片26が突設されている。コイル
端子結合片26はベース11の中方向の両gJ1壁の外
側に露出して下方に突出するコイル端子片27と一体に
導電材で形成されているにのように、接触片21と共通
層子片22、固定接、α板24と固定端子片25、およ
びコイル端子結合片26とコイル端子片27は、それぞ
れ導電材で一体に形成され、ベース11と各導電材とは
インサート成形によって一体化されている。導電材はベ
ース11の側壁内で引き回され、ベース11の側壁内の
略全長に亘って導電材が内装されるようにしている。し
たがって、ベース11の側壁は導電材によって補強され
ることになり、ベース11が箱形であることと相まって
強度が大きくなっている。 カバー12は合成樹脂のような絶縁性材料の成形品であ
って、内底面から4枚の仕切片16が突設されている。 仕り片16はカバー12の長手方向に沿って形成されて
いる。 ベース11とカバー12とにより形成されたケーシング
1内にはコイルブロック3と、永久磁石4と、接極子ブ
ロック5とが配設されている。 コイルブロック3は第3図に示すように、上方に開放さ
れた略コ形をした鉄芯31にコイル32が巻装されると
ともに、鉄芯31の両磁極がそれぞれ絶縁性材料で形成
された鍔33に覆われ鍔33の局面から両磁極の先端部
が露出した形状に形成されている。コイル32に接続さ
れたコイル端子34は各鰐33に対応してそれぞれ一対
設けられ−、鍔33よりも上方に突出するとともに上記
コイル端子結合片26に当接するように折曲されている
。コイルブロック3がベース11内に収納された状態で
コイル端子34とコイル端子結合片26とは溶接結合、
あるいは半田結合などの方法で電気的および機械的に結
合される。ここで、コイル端子34およびコイル端子結
合片26はそれぞれ鉄芯31の両磁極よりも上方に突出
しており、またコイル端子結合片26が切欠部15内に
突設されているから、フィル端子結合片26とコイル端
子34とがベース11から露出するものであり、両者の
S後結合あるいは半田結合などの作業が容易となるもの
である。鉄芯31の両磁極間には上記永久磁石4が磁極
を当接させる形で介装されでいる。 永久磁石4は板状であって、表面中央部にベース11の
中方向に走る断面略半円形の凹溝41が形成されている
。永久磁石4の表面はベース11の長手方向における中
間部でもっとも厚みが大さく端部に向かって次第に厚み
が小さくなるように傾斜した傾斜面42となっている6
また、ベース11の長手方向における永久磁石4の両端
部はそれぞれ同極に着磁され、中間部が異なる磁極に着
磁されている。すなわち、両端部がN極であれば、中間
部はS極となるように着磁されているのである。ただし
、中間部の着磁位置は一方の端部側に偏移させてもよく
、その場合には単安定型の動作をさせることができる。 永久磁石4の両端部の磁極はコイルブロック3の鉄芯3
1の各磁極の内側面に当接した形で両脚片間に介装され
るのである。 ここにおいて、鉄芯31の磁極と永久磁石4の両端部の
磁極との間に所要のギャップを介在させてもよく、所要
の磁気特性を得るためには両ギャップに差を与えてもよ
い。 接極子ブロック5は平板状に形成された磁性体製の接極
子51と、接極子51の両側に配設された可動接触ばね
片52と、接極子51および可動接触ばね片52ととも
に一体に成形された合成樹脂のような絶縁性材料の成形
品であるばね支持体53とから構成されている。接極子
51の裏面には第4図に示すように、接極子51の中方
向に走る断面略半円形の突条54が形成されている。可
動接触ばね片52は導電性の板ばねであって、長手方向
の中央部には巾方向に向かって先端部が略T形に形成さ
れた支持片55が一体に突設されている。また、長手方
向の両端部にはそれぞれ先端開口するスリット56が形
成され、可動接触ばね片52の先端部が撓みやすくなっ
ている。ばね支持体53には接極子51の巾方向におけ
るlW端縁に開口する切欠57が形成されている。この
切欠57の奥端から支持片55が突設され、支持片55
の先端部が接極子51の巾方向においてばね支持体53
よりも外方に突出している。すなわち、可動接触ばね片
52は長手方向の中央部においてばね支持体53によっ
て固定され、また支持片55がばね支持体53から突設
されているものであるから、可動接触ばね片52の長手
方向の両端部および支持片55はそれぞれ独立してばね
力を作用させることになる。この後極子ブロック5は接
極子51の裏面に設けた突条54を永久磁石4の凹溝4
1に収めるとともに、支持片55をベース11の側壁に
設けた凹所13に嵌合させることによってベース11内
の定位置に配設されるものであって、接極子ブロック5
は支持片55を袖として揺動自在となるのである。こう
して、支持片55をベース11の周壁に形成された凹所
13に嵌合して接極子ブロック5を支持しているから、
ベース11内において支持片55の先端間の距離を最大
にとることができるのであり、限られた空間内で接極子
ブロック5を大きくすることができるのである。さらに
、可動接触ばね片52に一体に形成された支持片55が
接極子ブロック5の支持を行なうものであるから、可動
接触ばね片52が導電部と支持部とを兼ねることになり
、構成部品の削減につながるものである。また、平板状
の支持片55を接極子ブロック5の揺動中心とした構成
により、支持片55のねじれを利用して接極子ブロック
5が揺動自在となるから、接極子ブロック5と他の部材
との間に摩擦を生じる部分が全くあるいは殆ど存在せず
、接極子ブロック5の初動時において静止摩擦力に打ち
勝つための起動力が少なくなるのであり、高感度な有極
電磁石を得ることができるのである。一方、支持片55
のねじれによるばね力が接極子ブロック5に作用するか
ら、第5図に示すように、接極子51のねじれに起因す
るばね力で接極子51に作用する吸引力が調節でき、ま
た可動#:iばね片52のばね力により固定接点23と
可動接点ばね片52との間の接点圧が調節できるもので
ある。その結果、可動接点ばね片52の長手方向の両端
部の形状や寸法を調節することにより接、α圧をgsで
き、また支持片55の形状および寸法の調節により吸引
力を調節できるから、接点圧と吸引力とをそれぞれ別個
に独立して調節することができるのである。さらに、可
動接触ばね片52は長手方向の両端部がそれぞれ独立し
たばね力を作用させるものであるから、可動接触ばね片
52の両端部の形状や寸法を調節することで両面定接点
23に対する接点圧をそれぞれ独立して調節することが
可能であり、接点圧の調節が容易となっている。また、
可動接触ばね片52が接極子51の巾方向の両側で接極
子51と略同一平面上に配設されているから、全体とし
て上下方向の厚みを小さくできるものである。 なお、可動接触ばね片52は接極子51の両側に配設さ
れているが、いずれか一方にのみ設けてもよい。 以上のようにして、ベース11内にコイルブロック3と
永久磁石4と接極子ブロック5とが収納された状態でベ
ース11にはカバー12が被嵌される。カバー12の内
底面に突設された4枚の仕切片16は、第2図に示す・
ように、ベース11にカバー12を被嵌した状態でそれ
ぞれ接極子51と可動接触ばね片52どの間の隙間に挿
入され、接極子51と可動接触ばね片52との間に絶縁
性の仕切片16が介在することにより両者間の絶縁距離
が大きく取れるようにしでいる。 なお、上述の例で永久磁石4の凹溝41を断面略半円状
とした例を示したが、断面形状を上方に開放された略V
形としでもよいものである。この場合には接極子51に
形成された突条54を薄刃状とすればよいものである。 さらに上述した形状以外にも、接極子51が揺動案内さ
れるように永久磁石4と接極子51とを一方を他方に収
めて嵌合させる形状であれば、どのような形状でもよい
。 また、永久磁石4と接極子51とは常時接触した状態で
嵌合させるか、あるいは外部からの振動や衝撃が作用し
たときにのみ嵌合させるかはどちらでもよい。 以上の構成により、コイル32に通電すれば、磁化の向
きに応じて接極子51の長手方向の一端部が鉄芯31の
一方の磁極に吸引されて接極子ブロック5が揺動し、鉄
芯31→接極子51→水久磁石4→鉄芯31の閉磁路が
形成され、可動接触ばね片52の長手方向の一方の端部
が対応する固定接点23に接触するのである。この状態
でコイル32への通電を停止すると、永久磁石4の磁力
により上記閉磁路がそのまま維持され、接極子51が鉄
芯31の一方に接触した状態が保たれるのである。また
、コイル32への通電方向を逆向きにすれば、接極子5
1は鉄芯31の他方の磁極に吸引され、可動接触ばね片
52の長手方向の他方の端部が対応する固定接点23に
接触する。この状態においても通電を停止した後、その
ままの状態が維持されるものであり、いわゆる双安定動
作を行なうことができるのである。 [発明の効果] 本発明は上述のように、接極子の中間部両側にそれぞれ
突設された弾性を有する支持片がベースの周壁に形成さ
れた同所内に係止されるので、接極子の吸引力を支持片
のねじれに起因するばね力によって調節できるものであ
り、支持片の形状や寸法のみを調節すればよいものであ
って、たとえば本発明の有極電磁石をリレーに用いる場
合には、可動接触ばね片とは独立して調節でき、接点圧
に影響を及ぼすことなく接極子の吸引力が調節できると
いう利点を有するものである。また、ベースの周壁に形
成された凹所に接極子の揺動軸となる支持片を係止して
いるので、ベース内において支持片の先端間の距離を最
大とすることができるのであり、限られた空間ながら接
極子を比較的大きいものとして駆動効率を高くすること
ができるのである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図は
同上のカバーを外した状態の一部省略平面図、第3図は
同上の断面図、第4図は同上に使用する接極子ブロック
を示す下面側の斜視図、第5図は同上の動作説明図であ
る。 3はコイルブロック、4は永久磁石、5は接極子ブロッ
ク、11はベース、13は凹所、31は鉄芯、32はコ
イル51は接極子、55は支持片である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略コ字形に形成された鉄芯にコイルが巻装された
    コイルブロックと、鉄芯の磁極間に介装され磁極に対応
    する両端部が同極に着磁され両磁極間の中央部が異極に
    着磁された磁石片と、両端部がそれぞれ鉄芯の両磁極に
    対向するとともに中央部が磁石片の中央部に揺動自在に
    枢支された接極子を有する接極子ブロックとがケーシン
    グ内に納装され、接極子には鉄芯の磁極を結ぶ方向にお
    いて長い可動接触ばね片が一体に設けられ、可動接触ば
    ね片の両端部に対応してそれぞれ固定接点がケーシング
    の定位置に設けられた有極リレーにおいて、接極子には
    接極子の枢支部分に対応する位置に接極子の両端を結ぶ
    方向とは直交する方向で接極子の両側に突出する弾性を
    有した支持片が一体に設けられ、接極子ブロックが両支
    持片を結ぶ軸の回りに揺動自在となるように支持片の先
    端部がケーシングに形成された凹所に係止されて成るこ
    とを特徴とする有極リレー。
JP6008885A 1985-03-25 1985-03-25 有極リレー Granted JPS61218033A (ja)

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