JPS6230768Y2 - - Google Patents

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JPS6230768Y2
JPS6230768Y2 JP15970281U JP15970281U JPS6230768Y2 JP S6230768 Y2 JPS6230768 Y2 JP S6230768Y2 JP 15970281 U JP15970281 U JP 15970281U JP 15970281 U JP15970281 U JP 15970281U JP S6230768 Y2 JPS6230768 Y2 JP S6230768Y2
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JP
Japan
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piece
magnetic pole
yoke
pole piece
auxiliary
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JP15970281U
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JPS5865742U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小形で磁気効率の良い有極形電磁継電
器に関するものである。
以下、本考案の実施例について詳細に説明する
と、第1図は本考案における有極形電磁継電器を
示す正面図、第2図は第1図の分解正面図、第3
図はコイルボビンの側面図で、図中1は略コ字形
に形成した継鉄、2,3はL字形に形成した磁極
片および補助磁極片である。4はコイル14を巻
装したコイルボビンでその胴部には貫通孔4a及
び案内溝4b,4cが設けられている。5はL字
形に形成された補助継鉄、6は略コ字形に形成さ
れた連結板、7は接極子、8はヒンジばね、9は
コイル端子、10は駆動カード、11は接点ばね
を搭載したばねブロツクであり、12は箱、13
は蓋、15a,15bは永久磁石である。
第2図は本考案の有極形電磁継電器を示す分解
正面図で、樹脂で成形されたコイルボビン4に設
けた上方の案内溝4bに前記磁極片2の一片2a
と継鉄1の一片1aの先端が相対向するように圧
入固着するとともに他方の案内溝4cに前記補助
磁極片3の1方の片3aを前記磁極片2の1片2
aと同方向に圧入固着する。なお継鉄1の片1a
を案内溝4bに圧入する前にあらかじめコ字形の
継鉄1の片1bに接極子7を固着したL字形のヒ
ンジばね8を固着させておくことによつて、該接
極子7はコイルボビン4に設けられている貫通孔
4a内に収納される。その後前記磁極片2の1方
の片2bと、前記継鉄1の1方の片1cへコイル
14をおおうように配置された前記補助継鉄5の
1片5aとで形成される空間Aに永久磁石15a
を狭持させ、また前記補助磁極片3の1方の片3
bと、前記継鉄1の1片1bに固着されたヒンジ
ばね8に密着し、コイル14をおおうように配置
された前記連結板6の1片6aとで形成される空
間Bに永久磁石15bを狭持する。
前記永久磁石15a,15bは各片の接合面に
接着剤等により固着してもよい。
次にコイルボビン4の鍔に設けた突起4dをば
ねブロツク11に有する貫通孔11aに挿通し、
その先端部をめ等によりこれらを一体に固着し
た後、駆動カード10を連繋することにより電磁
継電器の組立は完了する。
圧入強度を増すため案内溝4b,4cの巾及び
高さの寸法は圧入される前記磁極片2の1片2
a、継鉄1の1片1aおよび補助継鉄の1片3a
のそれぞれの巾および板厚寸法よりやや小さくし
てある。
本考案の有極形電磁継電器は平常(不動作)状
態においては、連結板6→継鉄1→接極子7→補
助磁極片3→永久磁石15b→連結板6の磁気回
路が形成されていて、接極子7には予め吸引力を
働かせており、また駆動カード10を通しての接
点ばねの反抗力によつて第1図に示す状態にあ
る。これを動作させるにはコイル端子9を通して
コイル14に励磁電流を流すと磁束は不動作状態
での前記磁気回路と継鉄1→接極子7→短間隙C
→磁極片2→永久磁石15a→補助継鉄5→継鉄
1の磁気回路とに分散されるが予め動作状態によ
る励磁電流から生じる磁束の方向と不動作状態に
おける永久磁石15bにより磁束の方向とは逆
に、動作状態における永久磁石15aによる磁束
の方向とは同じに設定しておくことにより、前記
励磁電流による磁束で不動作状態での接極子7を
吸引させている磁束は打ち消される。また前記励
磁電流により接極子7自体が極性をもつ磁性体と
なるが前記磁気回路の設定条件により、接極子7
と磁極片2aとの間には異極性間に働く吸引力が
生じる。従つて上記吸引力により接極子7は前記
磁極片2側に吸引され、その結果駆動カード10
を介して接点ばねの反抗力を越えて該接点ばねを
動作せしめる。この動作状態においてコイル11
の励磁電流を断つても前記磁極片2と補助継鉄5
に狭持されている永久磁石15aによる磁気回路
のみによつて動作を続け自己保持を行う。
これを復旧させるには、上記と逆方向に励磁電
流を流すことによつて動作側の磁束を打ち消すと
同時に補助磁極片3側に磁束を流さしめ、また接
極子7と補助磁極片3との異極性間の吸引力およ
び接点ばねの反抗力により接極子7は復旧し、電
磁継電器は平常状態に復帰するものである。
以上説明したように、本考案の有極形電磁継電
器によれば次のような多大な効果を奏する。
接極子の両面をはさみこむように2個の永久
磁石を配置せしめて磁気回路を形成し、励磁、
復旧電流により接極子を励磁するようにしたこ
とにより、接極子の両面にて反撥力および吸引
力が同時に相乗して働らくようにしたため、極
めて低電力で感度の良い動作が行い得るように
した有極形電磁継電器を提供することができ
る。
磁極片および継鉄をコイルボビンに設けた案
内溝に圧入するだけで永久磁石を固着すること
ができるので、この取り付け部品を不要ならし
め、かつ組み込みが容易であるので作業性がよ
く経済性に富む。
コイルボビンの胴部内に磁極片、継鉄、接極
子等の部品を収納せしめ得るので電磁石を極め
て小さく構成し得、もつて有極形電磁継電器自
体を小形にでき得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における有極形電磁継電器を示
す正面図、第2図は本考案の有極形電磁継電器を
示す分解正面図、第3図は本考案のコイルボビン
の側面図である。 1……継鉄、2……磁極片、3……補助磁極
片、4……コイルボビン、5……補助継鉄、6…
…連結板、7……接極子、8……ヒンジばね、1
5a,15b……永久磁石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルボビンの貫通孔の両側壁にそれぞれ上下
    一対の案内溝を設け、該貫通孔に貫挿される接極
    子をヒンジばねを介して略コ字形の継鉄に枢着
    し、前記継鉄の一片とL字形磁極片の一片の先端
    が相対向するよう前記上方の案内溝にコイルの両
    端からそれぞれ圧入固着し、下方の案内溝にL字
    形に形成された補助磁極片の一片を前記磁極片と
    同方向から圧入固着し、前記磁極片の他方の片お
    よび補助磁極片の他方の片と、コイルの長手方向
    に延びるように外方に配置したL字形の補助継鉄
    の一片および略コ字形の連結板の一片とで形成さ
    れる空間にそれぞれ永久磁石を挟持せしめると共
    に該L字形の補助継鉄の他片および略コ字形の連
    結板の他片をそれぞれ前記継鉄の面に当接したこ
    とを特徴とする有極形電磁継電器。
JP15970281U 1981-10-28 1981-10-28 有極形電磁継電器 Granted JPS5865742U (ja)

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JP15970281U JPS5865742U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 有極形電磁継電器

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JP15970281U JPS5865742U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 有極形電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS5865742U JPS5865742U (ja) 1983-05-04
JPS6230768Y2 true JPS6230768Y2 (ja) 1987-08-07

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ID=29952148

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JP15970281U Granted JPS5865742U (ja) 1981-10-28 1981-10-28 有極形電磁継電器

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JPH0439641Y2 (ja) * 1987-01-19 1992-09-17

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JPS5865742U (ja) 1983-05-04

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