JPH0446357Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446357Y2 JPH0446357Y2 JP2623486U JP2623486U JPH0446357Y2 JP H0446357 Y2 JPH0446357 Y2 JP H0446357Y2 JP 2623486 U JP2623486 U JP 2623486U JP 2623486 U JP2623486 U JP 2623486U JP H0446357 Y2 JPH0446357 Y2 JP H0446357Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- magnetic pole
- yoke
- coil
- opposing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 29
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 6
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は、小型の有極リレーに関する。
電気機器、電子機器などの小型化が進んでお
り、これらに用いられる有極リレーも小型化が要
請される。
り、これらに用いられる有極リレーも小型化が要
請される。
ところで、従来の有極リレーには、接点機構
(SW)とこれを駆動する有極電磁石とを別々に
配置しているものがある。
(SW)とこれを駆動する有極電磁石とを別々に
配置しているものがある。
接点機構と有極電磁石とを別々に配置している
と、全体にリレーの大きさが大きくなるという欠
点がある。
と、全体にリレーの大きさが大きくなるという欠
点がある。
この考案は、以上のことに鑑みて、全体に小型
の有極リレーを提供することを目的とする。
の有極リレーを提供することを目的とする。
この考案は、上記の目的を達成するために、コ
イルを巻回した鉄心および鉄心と磁気的につなが
つているヨークを備え、ヨークは、鉄心の両側方
をコイルに沿つて延びていて、その一方の部分が
他方の部分および鉄心よりも長く延びていて前記
他方の部分の方へ折曲して対向磁極部の一方とな
つているとともに前記他方の部分の先端部が対向
磁極部のもう一方となつており、鉄心がヨークの
前記他方の部分よりも長く延びていてこの他方の
部分の方へ折曲して中間磁極部となつていて、コ
イルの励磁により対向磁極部と中間磁極部とが異
なる極性をもつようになつている電磁石ブロツ
ク、 対向磁極部の一方と中間磁極部との間に臨む磁
性体片、および、対向磁極部のもう一方と中間磁
極部との間に臨む磁性体片が永久磁石をその着磁
方向両端から挟んでなり、正逆移動する接極子ブ
ロツク、 ヨークの鉄心一側方における部分、鉄心および
コイルの間に配置されて接極子ブロツクの正逆移
動により駆動される接点機構 をそれぞれ備えている有極リレーを要旨としてい
る。
イルを巻回した鉄心および鉄心と磁気的につなが
つているヨークを備え、ヨークは、鉄心の両側方
をコイルに沿つて延びていて、その一方の部分が
他方の部分および鉄心よりも長く延びていて前記
他方の部分の方へ折曲して対向磁極部の一方とな
つているとともに前記他方の部分の先端部が対向
磁極部のもう一方となつており、鉄心がヨークの
前記他方の部分よりも長く延びていてこの他方の
部分の方へ折曲して中間磁極部となつていて、コ
イルの励磁により対向磁極部と中間磁極部とが異
なる極性をもつようになつている電磁石ブロツ
ク、 対向磁極部の一方と中間磁極部との間に臨む磁
性体片、および、対向磁極部のもう一方と中間磁
極部との間に臨む磁性体片が永久磁石をその着磁
方向両端から挟んでなり、正逆移動する接極子ブ
ロツク、 ヨークの鉄心一側方における部分、鉄心および
コイルの間に配置されて接極子ブロツクの正逆移
動により駆動される接点機構 をそれぞれ備えている有極リレーを要旨としてい
る。
以下に、この考案を、その実施例をあらわす図
面を参照しながら詳しく説明する。
面を参照しながら詳しく説明する。
第1図は、この考案の1実施例をあらわしてい
る。第1図にみるように、この有極リレーは、電
磁石ブロツク1、接極子ブロツク2、および、接
点機構3をそれぞれ備えている。
る。第1図にみるように、この有極リレーは、電
磁石ブロツク1、接極子ブロツク2、および、接
点機構3をそれぞれ備えている。
電磁石ブロツク1は、コイル11が巻回された
鉄心12、および、鉄心12と磁気的につながつ
ているヨーク13を備えている。ヨーク13は、
鉄心12の両側方をコイル11に沿つて延びてい
る。ヨーク13の鉄心一側方における部分(一方
の部分)13aは、ヨーク13の鉄心他側方にお
ける部分(他方の部分)13bおよび鉄心12よ
りも長く延びていて他方の部分13bの方へ折曲
して対向磁極部14,16の一方14となつてい
る。他方の部分13bの先端部は、対向磁極部1
4,16のもう一方16となつている。鉄心12
は、ヨーク13の他方の部分13bよりも長く延
びていてこの他方の部分13bの方へ折曲して中
間磁極部15となつている。コイル11の励磁に
より、対向磁極部14,16と中間磁極部15と
は、異なる極性をもつようになつている。17は
コイル枠である。
鉄心12、および、鉄心12と磁気的につながつ
ているヨーク13を備えている。ヨーク13は、
鉄心12の両側方をコイル11に沿つて延びてい
る。ヨーク13の鉄心一側方における部分(一方
の部分)13aは、ヨーク13の鉄心他側方にお
ける部分(他方の部分)13bおよび鉄心12よ
りも長く延びていて他方の部分13bの方へ折曲
して対向磁極部14,16の一方14となつてい
る。他方の部分13bの先端部は、対向磁極部1
4,16のもう一方16となつている。鉄心12
は、ヨーク13の他方の部分13bよりも長く延
びていてこの他方の部分13bの方へ折曲して中
間磁極部15となつている。コイル11の励磁に
より、対向磁極部14,16と中間磁極部15と
は、異なる極性をもつようになつている。17は
コイル枠である。
接極子ブロツク2は、2つの磁性体片21,2
2が永久磁石23をその着磁方向両端から挟んで
なつていて、正逆(矢印A,B方向)移動するよ
うになつている。磁性体片21は、対向磁極部の
一方14と中間磁極部15との間に臨んでいる。
磁性体片22は、対向磁極部のもう一方16と中
間磁極部15との間に臨んでいる。
2が永久磁石23をその着磁方向両端から挟んで
なつていて、正逆(矢印A,B方向)移動するよ
うになつている。磁性体片21は、対向磁極部の
一方14と中間磁極部15との間に臨んでいる。
磁性体片22は、対向磁極部のもう一方16と中
間磁極部15との間に臨んでいる。
接点機構3は、固定接点31と可動接点32を
備えている。接点機構3は、ヨーク13の鉄心一
側方における部分13a、鉄心12およびコイル
11の間に配置されていて、接極子ブロツク2の
正逆移動により駆動される。
備えている。接点機構3は、ヨーク13の鉄心一
側方における部分13a、鉄心12およびコイル
11の間に配置されていて、接極子ブロツク2の
正逆移動により駆動される。
このように、この考案の有極リレーは、ヨーク
の鉄心一側方における部分、鉄心およびコイルの
間に、すなわち、有極電磁石の内部に、接点機構
が配置されているので、有極電磁石の隙間が有効
に利用され、接点機構が有極電磁石と別々に配置
されているものよりも、全体に小型または極めて
小型のリレーが容易に得られる。また、第1図に
示すようにみて、紙面に垂直な方向の厚みを薄く
することができる。
の鉄心一側方における部分、鉄心およびコイルの
間に、すなわち、有極電磁石の内部に、接点機構
が配置されているので、有極電磁石の隙間が有効
に利用され、接点機構が有極電磁石と別々に配置
されているものよりも、全体に小型または極めて
小型のリレーが容易に得られる。また、第1図に
示すようにみて、紙面に垂直な方向の厚みを薄く
することができる。
上記実施例のように、ヨークが鉄心および接極
子ブロツクを囲むような形状であると、磁束漏れ
が少なくなる。このため、効率がよくなり、ま
た、有極リレーの周りの磁気部品との相互の影響
が少なくなる。また、接極子ブロツクの動きしろ
および接点駆動部も電磁石ブロツクの内側に配置
されるので、電磁石ブロツクの大きさでほぼ有極
リレー全体の大きさが決まる。
子ブロツクを囲むような形状であると、磁束漏れ
が少なくなる。このため、効率がよくなり、ま
た、有極リレーの周りの磁気部品との相互の影響
が少なくなる。また、接極子ブロツクの動きしろ
および接点駆動部も電磁石ブロツクの内側に配置
されるので、電磁石ブロツクの大きさでほぼ有極
リレー全体の大きさが決まる。
つぎに、この有極リレーの動作を説明する。第
1図にみるように、コイル11の励磁を行わない
ときには、接極子ブロツク2は、矢印Aの方向に
移動した状態にある。このとき、可動接点32
は、接極子ブロツク2で押圧されておらず、可動
接点32を担持する接点ばね33のばね力によ
り、固定接点31から開離している。永久磁石2
3の着磁方向が図示のようになつている場合、コ
イル11に電流を通じて対向磁極部14,16を
N極に、中間磁極部15をS極にそれぞれ励磁す
ると、同極反発・異極吸引により接極子ブロツク
2は矢印B方向に移動する。この動きにより、可
動接点32が固定接点31に閉成する。
1図にみるように、コイル11の励磁を行わない
ときには、接極子ブロツク2は、矢印Aの方向に
移動した状態にある。このとき、可動接点32
は、接極子ブロツク2で押圧されておらず、可動
接点32を担持する接点ばね33のばね力によ
り、固定接点31から開離している。永久磁石2
3の着磁方向が図示のようになつている場合、コ
イル11に電流を通じて対向磁極部14,16を
N極に、中間磁極部15をS極にそれぞれ励磁す
ると、同極反発・異極吸引により接極子ブロツク
2は矢印B方向に移動する。この動きにより、可
動接点32が固定接点31に閉成する。
この実施例の有極リレーは、シングルステイブ
ル形であり、磁性体片21の方が磁性体片22よ
りも大きい(または、長い)ので、接極子ブロツ
ク2が矢印A方向に動いたときが、磁気抵抗の小
さい状態であり、接極子ブロツク2が矢印B方向
に動いたときが、磁気抵抗の大きい状態である。
ル形であり、磁性体片21の方が磁性体片22よ
りも大きい(または、長い)ので、接極子ブロツ
ク2が矢印A方向に動いたときが、磁気抵抗の小
さい状態であり、接極子ブロツク2が矢印B方向
に動いたときが、磁気抵抗の大きい状態である。
コイル11のこの励磁をやめると、接極子ブロ
ツク2は、矢印A方向に移動し、接点31,32
が開離する。
ツク2は、矢印A方向に移動し、接点31,32
が開離する。
この考案の有極リレーは、接極子ブロツクが正
方向に動いたときと、逆方向に動いたときとで磁
気抵抗に差がある場合にはシングルステイブル形
になる。磁気抵抗に差がない場合にはラツチング
形になる。シングルステイブル形の有極リレー
は、コイルの励磁を行つていないときには、磁気
抵抗の小さい状態にあり、ある極性の励磁を行う
と磁気抵抗の大きい状態になり、この励磁を行つ
ている間はこの状態を保つ。この励磁をやめると
接極子ブロツクが磁気抵抗の小さい状態に復帰す
る。磁気抵抗の大きい状態にする励磁極性が決ま
つていて、反対極性の励磁だと接極子ブロツクは
動かない。ラツチング形の有極リレーは、コイル
に通じる電流の極性を変えることによつて接極子
ブロツクが移動し、コイルの励磁をやめてもその
ままその状態を保つ。
方向に動いたときと、逆方向に動いたときとで磁
気抵抗に差がある場合にはシングルステイブル形
になる。磁気抵抗に差がない場合にはラツチング
形になる。シングルステイブル形の有極リレー
は、コイルの励磁を行つていないときには、磁気
抵抗の小さい状態にあり、ある極性の励磁を行う
と磁気抵抗の大きい状態になり、この励磁を行つ
ている間はこの状態を保つ。この励磁をやめると
接極子ブロツクが磁気抵抗の小さい状態に復帰す
る。磁気抵抗の大きい状態にする励磁極性が決ま
つていて、反対極性の励磁だと接極子ブロツクは
動かない。ラツチング形の有極リレーは、コイル
に通じる電流の極性を変えることによつて接極子
ブロツクが移動し、コイルの励磁をやめてもその
ままその状態を保つ。
なお、上記の実施例では、可動接点を担持して
いる接点ばねおよび固定接点を担持している端子
板がコイル枠に取り付けられていたが、他のもの
に取り付けられてもよい。接極子ブロツクは接点
駆動部を介して接点機構を駆動していたが、直接
に接点機構を駆動するようであつてもよい。
いる接点ばねおよび固定接点を担持している端子
板がコイル枠に取り付けられていたが、他のもの
に取り付けられてもよい。接極子ブロツクは接点
駆動部を介して接点機構を駆動していたが、直接
に接点機構を駆動するようであつてもよい。
この考案は、上記の実施例に限られない。
〔考案の効果〕
この考案の有極リレーは、以上にみるように、
接点機構が、ヨークの鉄心一側方における部分、
鉄心およびコイルの間に配置されているので、全
体に極めて小型のリレーが容易に得られる。
接点機構が、ヨークの鉄心一側方における部分、
鉄心およびコイルの間に配置されているので、全
体に極めて小型のリレーが容易に得られる。
第1図はこの考案の1実施例をあらわす平面図
である。 1……電磁石ブロツク、2……接極子ブロツ
ク、3……接点機構、11……コイル、12……
鉄心、13……ヨーク、13a……ヨークの鉄心
一側方における部分(一方の部分)、13b……
ヨークの鉄心他側方における部分(他方の部分)、
14……対向磁極部の一方、15……中間磁極
部、16……対向磁極部のもう一方、21,22
……磁性体片、23……永久磁石。
である。 1……電磁石ブロツク、2……接極子ブロツ
ク、3……接点機構、11……コイル、12……
鉄心、13……ヨーク、13a……ヨークの鉄心
一側方における部分(一方の部分)、13b……
ヨークの鉄心他側方における部分(他方の部分)、
14……対向磁極部の一方、15……中間磁極
部、16……対向磁極部のもう一方、21,22
……磁性体片、23……永久磁石。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 コイルを巻回した鉄心および鉄心と磁気的につ
ながつているヨークを備え、ヨークは、鉄心の両
側方をコイルに沿つて延びていて、その一方の部
分が他方の部分および鉄心よりも長く延びていて
前記他方の部分の方へ折曲して対向磁極部の一方
となつているとともに前記他方の部分の先端部が
対向磁極部のもう一方となつており、鉄心がヨー
クの前記他方の部分よりも長く延びていてこの他
方の部分の方へ折曲して中間磁極部となつてい
て、コイルの励磁により対向磁極部と中間磁極部
とが異なる極性をもつようになつている電磁石ブ
ロツク、 対向磁極部の一方と中間磁極部との間に臨む磁
性体片、および、対向磁極部のもう一方と中間磁
極部との間に臨む磁性体片が永久磁石をその着磁
方向両端から挟んでなり、正逆移動する接極子ブ
ロツク、 ヨークの鉄心一側方における部分、鉄心および
コイルの間に配置されて接極子ブロツクの正逆移
動により駆動される接点機構 をそれぞれ備えている有極リレー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2623486U JPH0446357Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2623486U JPH0446357Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62137543U JPS62137543U (ja) | 1987-08-29 |
JPH0446357Y2 true JPH0446357Y2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=30827124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2623486U Expired JPH0446357Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446357Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP2623486U patent/JPH0446357Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62137543U (ja) | 1987-08-29 |
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