JPH0114646B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0114646B2
JPH0114646B2 JP282279A JP282279A JPH0114646B2 JP H0114646 B2 JPH0114646 B2 JP H0114646B2 JP 282279 A JP282279 A JP 282279A JP 282279 A JP282279 A JP 282279A JP H0114646 B2 JPH0114646 B2 JP H0114646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
fixed
magnet
terminal
magnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP282279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5595211A (en
Inventor
Hideji Mizoguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP282279A priority Critical patent/JPS5595211A/ja
Publication of JPS5595211A publication Critical patent/JPS5595211A/ja
Publication of JPH0114646B2 publication Critical patent/JPH0114646B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は接点に磁気吹き消し用マグネツトを
配置した接点装置に関するものである。
一般に、接点容量が大きく直流負荷を開閉する
接点装置にあつては、固定接点と可動接点との開
路時に、両接点がアークでつながつて円滑に遮断
できないのを防ぐため、磁気吹き消し用のマグネ
ツトを接点に近接して配置することが行なわれて
いる。すなわち、フレミングの左手の法則にもと
づいて、接点間に流れる電流の方向とマグネツト
による磁界の方向とに対して直角方向へ力を及ぼ
させて、接点間に発生するアークを上記直角方向
へ吹き飛ばすことが行なわれる。(実公昭38―
2958号参照) ところで、従来の接点装置においては、たとえ
ば第5図に示すように、接点21が付着された固
定端子22の、上記接点21の近接位置にマグネ
ツト23を配置するに当り、このマグネツト23
は一般に用いられる等方性をもつて着磁された両
面着磁形のものである。つまり、マグネツト23
の両端面がN,S極に着磁され、これらの両端面
間に形成される側面には着磁されていない構成で
あるから、マグネツト23からの磁束は接点21
が存在する側へ流れる磁束φ1と接点21が存在
しない側へ流れる磁束φ2に散され、接点21側
へれる磁束φ1がそれだけ少なくなり、磁気効率
が悪い。それでも、充分な磁気吹き消し作用を得
るためには、マグネツト23として、残留磁気が
大きなMK鋼にコバルト、銅を加えたいわゆるア
ルニコマグネツトを用いなければならず高価であ
る。
この発明は、接点に対し、一側面に偏位して着
磁されたフエライトマグネツトの上記一側面を近
接させて配置することにより、磁気吹き消し作用
が効率よく行なえ、しかも安価に構成できる接点
装置を提供することを目的とする。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図はこの発明に係る接点装置が組み込まれ
た電磁継電器を示すもので同図においては、1は
鉄心、2は鉄心1に装着されかつ電磁コイル3を
巻装したコイルスプール、4はヨークである。5
は上部絶縁台、6は上部絶縁台5に嵌入されかつ
一側面に固定接点7、他側面にフエライトマグネ
ツト8が付着された固定端子、9は下部絶縁台
で、上部絶縁台5と同じく、固定接点7とフエラ
イトマグネツト8が付設された固定端子6が嵌入
されている。10はスペーサで、上部絶縁台5、
スペーサ10、下部絶縁台9を図のように重合配
置して、固定端子6,6を上記スペーサ10と上
部絶縁台5もしくは下部絶縁台9とで挾着保持す
るものである。
11は可動絶縁台で、これに可動接点12を有
する可動接触片13がインサートされ、またヨー
ク4と係合する鉄片14がかしめ止めされてい
る。
上記電磁コイル3に通電しないときは、第1図
のように、復帰ばね体15の押下げ力により可動
接触片13は下方に位置しており、上部絶縁台5
に嵌入された固定端子6の固定接点7と可動接点
12は開、下部絶縁台9に嵌入された固定端子6
の固定接点7と可動接点12は閉となつている。
電磁コイル3に通電すると、鉄心1が励磁されて
鉄片14を吸着し、動接触片13は上方へ変位し
て、上側の固定接点7と可動接点12とは閉、下
側の固定接点7と可動接点12とは開となる。
この電磁継電器の動作および復帰時における固
定接点7と可動接点12の閉から開状態に移行す
るとき、両接点間にアークが発生するが、各固定
端子6,6に付着された磁気吹き消し用フエライ
トマグネツト8,8により、これが側方へ飛散さ
れる。
第2図および第3図に示すように、上記固定端
子6の一側面6aには固定接点7が設けられてお
り、他側面6bの固定接点7が対応する位置には
磁気吹き消し用フエライトマグネツト8が付着さ
れている。16,16は上記マグネツト8の端子
6との当接面8aからマグネツト8と一体的に設
けた1対の強磁性体、たとえば鉄からなる突起
で、その先端は上記端子6の一側面6a側の固定
接点7の両側近傍に突出している。
すなわち、第4図に示すように、固定端子6の
一側面6aに固定接点7を設けるとともに、この
接点7の両側近傍に位置して1対の透孔17,1
7を形成する。他方、マグネツト8の固定端子6
との当接面8aからこのマグネツト8と一体的に
かつ端子6の厚さより長寸の1対の突起16,1
6を形成する。そして、これら突起16,16を
上記端子6の透孔17,17に挿通して、その先
端を接点7の両側に突出させる。なお、端子6と
マグネツト8との固定は接着剤等を用いてもよい
が、第2図、第3図のように、上記突起16,1
6をかしめることにより堅固に固定できる。
ところで、上記マグネツト8はフエライトで構
成され、第3図、第4図に示すように、一面側、
つまり固定端子6との当接面8aに偏位して着磁
されている。すなわち、異方性をもつて着磁され
ている。
第3図に示すように、上記一面側に偏位して着
磁されたフエライトマグネツト8の一面側を接点
7に近接して配置すると、マグネツト8からの磁
束φは、その大部分が接点7の存在する側へ流れ
ることになり、磁気効率がよく、有効に磁気吹き
消し作用が行なえる。しかも、マグネツト8にフ
エライトを用いると、一面側に偏位しての着磁が
可能であるばかりでなく、アルニコマグネツトな
どにくらべて安価に構成できる。
なお、上記実施例では、接点装置を電磁継電器
に用いた場合を示したが、接点を有する各種のス
イツチに適用されうるものである。
以上のように、この発明によれば、磁気吹き消
し作用が効率よく行なえ、しかも安価に構成でき
る接点装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る接点装置が使用された
電磁継電器の側面図、第2図は接点装置の斜視
図、第3図は断面図、第4図は分解斜視図、第5
図は従来の接点装置を示す断面図である。 6……固定端子、7……固定接点、8……フエ
ライトマグネツト、8a……一側面、12……可
動接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定端子に固着された固定接点と、この固定
    接点に接離する可動接点と、上記各接点の近傍に
    位置して上記固定端子に固定されたマグネツトと
    を備えた接点装置において、上記マグネツトは一
    側面に偏位して着磁されたN,S極を有するフエ
    ライトマグネツトからなり、このフエライトマグ
    ネツトの上記一側面を固定接点に対向させて固定
    端子に固着し、上記フエライトマグネツトからの
    磁束が固定接点側に偏位して流れるように構成し
    たことを特徴とする接点装置。
JP282279A 1979-01-13 1979-01-13 Contact device Granted JPS5595211A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP282279A JPS5595211A (en) 1979-01-13 1979-01-13 Contact device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP282279A JPS5595211A (en) 1979-01-13 1979-01-13 Contact device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5595211A JPS5595211A (en) 1980-07-19
JPH0114646B2 true JPH0114646B2 (ja) 1989-03-13

Family

ID=11540095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP282279A Granted JPS5595211A (en) 1979-01-13 1979-01-13 Contact device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5595211A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58115716A (ja) * 1981-12-29 1983-07-09 松下電工株式会社 接点
JPS58131628A (ja) * 1982-01-31 1983-08-05 松下電工株式会社 消弧装置
JPS61153249U (ja) * 1985-03-13 1986-09-22
JP3949179B2 (ja) * 1994-03-31 2007-07-25 三菱電機株式会社 開閉器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5595211A (en) 1980-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4560966A (en) Polarized electromagnet and polarized electromagnetic relay
US3950718A (en) Electromagnetic device
JP5989225B2 (ja) 有極電磁リレー及びその製造方法
WO2000060626A8 (en) Latching magnetic relay assembly with linear motor
JPH07245052A (ja) 電磁石装置
JPS62188122A (ja) 漏洩電流防止スイツチのマグネツトリリ−ス装置
JPS6226561B2 (ja)
KR860000545B1 (ko) 전자계전기(電磁繼電器)
JPH0114646B2 (ja)
KR930024041A (ko) 2조의 전자계전기부를 갖는 소형, 경제적이고 안정한 유극전자계산기
JPS6138166Y2 (ja)
JPH0260020A (ja) 有極電磁石装置
JP2636354B2 (ja) 有極電磁石装置
JPH0116275Y2 (ja)
JPH0446357Y2 (ja)
JPH0343683Y2 (ja)
JPH0225208Y2 (ja)
US4673908A (en) Polarized relay
JPH0347297Y2 (ja)
JPS59739Y2 (ja) 有極電磁装置
JPH0119305Y2 (ja)
JP2555722Y2 (ja) 有極リレー
JPH08138509A (ja) 直流電磁接触器
JPH0225206Y2 (ja)
JPH0342650Y2 (ja)