JP4888094B2 - 高周波リレー及びその接続構造 - Google Patents

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Description

本発明は高周波リレー、特に、高周波回路を設けたプリント基板に実装する高周波リレー及びその接続構造に関する。
従来、プリント基板上に設けられる高周波回路は所定の高周波特性を確保すべく、例えば、プリント基板の表面に信号線を設け、かつ、高周波リレーを実装する一方、前記プリント基板の裏面に前記信号線に対してマイクロストリップライン構造を実現するためにグランドパターンを形成している。また、前記プリント基板上には、前記高周波リレーを制御するための駆動用電源線も設けられている。このようなプリント基板では、特許文献1から明かように、高周波特性を低下させずに高周波信号を伝送するためには、表裏面で信号線が相互に交差し、あるいは、信号線と電源線とが交差することにより、前記グランドパターンが信号線あるいは電源線で分断されないように設計する必要がある。
「わかりやすい高周波技術入門」 鈴木茂夫著 日刊工業新聞発行
しかしながら、高周波リレー、特に、複数個の高周波リレーを同一プリント基板上に実装して接続しようとすると、前記グランドパターンが分断されないように配線パターンを設計することが容易でなく、所望の高周波特性を確保することが困難であるという問題点があった。
本発明は、前記問題点に鑑み、プリント基板に実装しても、所定の高周波特性を確保できる高周波リレーおよび高周波リレーの接続構造を提供することを課題とする。
本発明にかかる高周波リレーは、前記課題を解決すべく、鉄芯にコイルを巻回して形成され、かつ、ベースの上方に配置された1巻タイプの電磁石部の励磁により、可動鉄片を駆動して接点を切り替える高周波リレーであって、前記ベースの平面領域を信号線で区分けした3つの領域のうち、少なくとも2つの前記領域の外周縁部に、前記コイルに接続された少なくとも2つの駆動用端子部をそれぞれ配置した構成としてある。
本発明にかかる高周波リレーによれば、必要に応じて駆動用端子部を適宜、選択することにより、信号線および電源線の引き出し位置を任意に選択できるので、信号線相互、あるいは、信号線および電源線の交差がなく、高周波特性の高い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる他の高周波リレーとしては、前記ベースが平面3角形であってもよい。
本実施形態によれば、スペース効率の高い高周波リレーが得られる。
本発明の実施形態としては、平面3角形ベースの各角部に信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ配置し、1巻タイプの電磁石部の励磁によって駆動される可動鉄片を介し、信号用共通端子部に信号用第1端子部および信号用第2端子部を交互に接続可能とするとともに、前記平面3角形ベースの各辺の外周縁部に一対ずつ配置した駆動用端子部のうち、一方側の駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、残る他方側の駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続してもよい。
本実施形態によれば、前述の効果に加え、各角部に信号用端子部を配置してあるので、信号用端子部の位置が判りやすく、接続作業が容易、かつ、迅速に行える。また、各辺の外周縁部に一対ずつ駆動用端子部を配置してあるので、接続の自由度が高く、設計しやすく、接続作業性が高い。
また、本発明にかかる高周波リレーの接続構造としては、前述の高周波リレーをピラミッド状に配置し、上方に位置する高周波リレーの底辺角部に配置した信号用第1,第2端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの信号用共通端子部にそれぞれ接続するとともに、前記信号用第1,第2端子部の間に配置した一対の駆動用端子部のうち、一方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの一方側の駆動用端子部にそれぞれ接続するとともに、残る他方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの残る他方側の駆動用端子部にそれぞれ接続した構造としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部相互の接続を高周波リレーに囲まれたスペース内で行うことができるので、スペース効率が高い。また、高周波リレーの各辺の駆動用端子部から電源線を引き出せるので、前記電源線が信号用端子部を接続する信号線に交差することがなく、高周波特性の低下を防止できる。
本発明にかかる高周波リレーは、前記ベースが平面方形であってもよい。
本発明によれば、スペース効率の高い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる高周波リレーは、平面方形ベースの対向する両側縁部15,16のうち、一方の縁部15に配置した信号用共通端子部20と、残る他方の縁部16に配置した一対の信号用第1,第2端子部23,24とを交互に接続可能とするとともに、前記縁部15のうち、前記信号用共通端子部20によって分けられた縁部のいずれか一方に配置した一対の駆動用第1,第2端子部21,22のうち、前記駆動用第1端子部21を、前記信号用第1,第2端子部23,24の間に配置した一対の駆動用第3,第4端子部25,26のうちの前記駆動用第4端子部26に、相互に導通させ、かつ、電磁石部70の一端部に接続する一方、前記駆動用第2端子部22を前記駆動用第3端子部25に相互に導通させ、かつ、電磁石部70の他端部に接続した構成であってもよい。
本発明によれば、前述の効果に加え、信号線相互、あるいは、信号線および電源線の交差がなく、高周波特性の良い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続した構成であってもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電力線と信号用端子部に接続した信号線とがプリント基板上で交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる他の高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ交差するように接続した構成であってもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電力線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続してあるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる別の高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、高周波リレー10の信号用共通端子部20を配置した縁部15と、高周波リレー17の第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16とが平行になるように配置し、
高周波リレー10の信号用共通端子部20を対向する高周波リレー17の信号用第1共通端子部23に接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第1,第2端子部21,22と高周波リレー17の駆動用端子部21,22とを同一方向側に配置した外部電源に接続する一方、
高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24と高周波リレー17の信号用第2端子部24とを前記外部電源の反対側に配置した外部装置に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる高周波リレーは、平面方形ベースの対向する両側縁部15,16のうち、一方の縁部15に配置した信号用共通端子部20と、残る他方の縁部16に配置した一対の信号用第1,第2端子部23,24とを交互に接続可能とするとともに、前記縁部15のうち、前記信号用共通端子部20の両側にそれぞれ配置した駆動用第1,第2端子部21,22のうち、前記駆動用第1端子部21を、前記信号用第1,第2端子部23,24の間に配置した一対の駆動用第3,第4端子部25,26のうちの前記駆動用第4端子部26に、相互に導通させ、かつ、電磁石部70の一端部に接続する一方、前記駆動用第2端子部22を前記駆動用第3端子部25に相互に導通させ、かつ、電磁石部70の他端部に接続した構成であってもよい。
本発明によれば、スペース効率が高く、信号線相互、あるいは、信号線および電源線の交差がなく、高周波特性の良い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
高周波リレー10の駆動用第3端子部25を、対向する高周波リレー17の駆動用第4端子部26に接続する一方、
高周波リレー10の駆動用第1端子部21と高周波リレー17の駆動用第2端子部22とを同一の外部電源に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とがプリント基板上で交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる他の高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続する一方、
高周波リレー17の駆動用第1端子部21,22を同一の外部電源に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とがプリント基板上で交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる別の高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ交差するように接続する一方、
高周波リレー17の駆動用第1端子部21,22を同一の外部電源に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる異なる高周波リレーの接続構造としては、前述の一対の高周波リレー10,17を、第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16,16を直交するように配置し、
高周波リレー10の信号用第2端子部24および駆動用第4端子部26を、高周波リレー17の信号用第1端子部23および駆動用第3端子部25にそれぞれ接続するとともに、
高周波リレー10の駆動用第3端子部25および高周波リレー17の駆動用第4端子部26を同一の外部電源に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる新たな高周波リレーの接続構造としては、前述の4つの高周波リレー10,17,18,19を、第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16を環状となるように配置し、
前記縁部16の両端部に配置した隣接する信号用第1,第2端子部を相互に接続するとともに、
隣接する3つの高周波リレー10,17,18の隣り合う駆動用第3,第4端子部25,26を相互に接続する一方、
高周波リレー10の駆動用第2端子部22および高周波リレー19の駆動用第1端子部21を同一の外部電源に接続した構成としてもよい。
本発明によれば、駆動用端子部を接続する電力線と信号用端子部を接続する信号線とが交差しないので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる高周波リレーは、前記ベースが平面6角形である構成としてもよい。
本発明によれば、スペース効率が高い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる実施形態としては、平面正6角形ベースの3つの角部に信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ均等に配置し、かつ、交互に接続可能とするとともに、前記平面正6角形の各辺の外周縁部に一対の駆動用端子部をそれぞれ設け、一方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、残る他方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続した構成としてもよい。
本実施形態としては、スペース効率が高いとともに、信号線相互、あるいは、信号線および電源線の交差がなく、高周波特性の良い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる高周波リレーの接続構造は、前述の一方の高周波リレーの各辺に他方の高周波リレーの各辺を接合して亀甲模様状に配置し、隣接する駆動用端子部を接続するとともに、隣接する一方の前記高周波リレーの信号用端子部と他方の高周波リレーの信号用端子部とを接続した構成としてもよい。
本発明によれば、前述の効果に加え、駆動用端子部に接続した電力線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーの接続構造が得られる。
本発明にかかる高周波リレーとしては、前記ベースが平面円形である構成としてもよい。
本発明によれば、高周波リレーが配置しやすく、接続作業の自由度が高い高周波リレーが得られる。
本発明の実施形態としては、平面円形ベースの平面領域を信号線で3つに区分けして得られる各領域の外周縁部の境界に、信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ配置し、かつ、交互に接続可能とするとともに、前記領域の外周縁部に一対の駆動用端子部をそれぞれ配置し、一方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、残る他方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続した高周波リレーであってもよい。
本実施形態によれば、前述の効果に加え、駆動用端子部に接続した電源線と信号用端子部に接続した信号線とが交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーが得られる。
本発明にかかる高周波リレーの接続構造としては、前述の一方の高周波リレーの信号用第1,第2端子部を、下方側に位置する一対の高周波リレーの信号用共通端子部にそれぞれ接続するとともに、前記信号用第1,第2端子部の間に位置する一対の駆動用端子部のうち、一方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの一方側の駆動用端子部にそれぞれ接続するとともに、残る他方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの他方側の駆動用端子部にそれぞれ接続した構成であってもよい。
本発明によれば、駆動用端子部に接続した電力線と信号用端子部に接続した信号線とがプリント基板上で交差しないように接続できるので、高周波特性の良い高周波リレーが得られるという効果がある。
本発明にかかる実施形態を図1ないし図13の添付図面に従って説明する。
第1実施形態は、図1および図2に示すように、自己保持型高周波リレー10に適用した場合である。前記自己保持型高周波リレー10は、ベース11と、支持配線基板20と、一対の可動接触片50,55と、可動鉄片60と、電磁石部70と、ケースカバー80とからなるものである。
前記ベース11は浅底の箱形状であり、その底面に信号用共通固定接点12と、一対の信号用固定接点13,14とが同一直線上に配置されている。また、前記信号用共通固定接点12は前記ベース11の縁部15の中央に設けた信号用共通端子部20に電気接続されている。さらに、前記縁部15のうち、前記信号用共通端子部20の片側に一対の駆動用第1,第2端子部21,22を設けてある。一方、前記縁部15に対向する縁部16のうち、その両端に、前記信号用固定接点13,14にそれぞれ電気接続されている信号用第1,第2端子部23,24が設けられている。さらに、前記縁部16に配置した前記信号用第1,第2端子部23,24の間に、一対の駆動用第3,第4端子部25,26が設けられている。
支持配線基板30は、前記ベース11の開口縁部を被覆可能な平面形状を有する板状絶縁体であり、その上面中央に一対の支持突部31,32を設けてあるとともに、前記支持突部31,32の間を通過する中心線上に一対の操作孔33,34を設けてある。前記支持突部31,32には、その対向面に支持溝31a(図示せず),32aがそれぞれ形成されている。また、前記支持配線基板30は、対向する両側縁部35,36を有する。そして、一方側の前記縁部35のうち、前記ベース11に設けた前記端子部20,21,22と対応する位置に、信号用中継共通端子部40および駆動用第1,第2中継端子部41,42を設けてある。前記駆動用中継端子部41,42からは後述する電磁石部70の中継端子76,77にそれぞれ電気接続できる接続パッド41a,42aが延在している。一方、前記支持配線基板30の他方側の前記縁部36のうち、その両端に信号用第1,第2中継端子部43,44をそれぞれ設けてあるとともに、前記信号用中継端子部43,44の間に一対の駆動用第3,第4中継端子部45,46を設けてある。そして、前記駆動用第3,第4中継端子部45,46からは後述する電磁石部70の中継端子76,77にそれぞれ電気接続できる接続パッド45a,46aが延在している。
可動接触片50,55は、短冊状導電材からなる接触片51,56の中央に操作部52,57をそれぞれアウトサート成形したものである。そして、前記可動接触片50,55は、その操作部52,57を前記支持配線基板30の操作孔33,34に下方側から嵌合して突出させるとともに、図示しないコイルバネを介して上方に付勢されている。
可動鉄片60は帯状磁性材からなり、その両側面の中央に支持軸61,62を同一軸心上にそれぞれ突設したものであり、その上面中央に短冊状永久磁石63を一体化してある。そして、前記支持配線基板30に突設した支持突部31,32の支持溝31a(図示せず),32aに前記支持軸61,62をそれぞれ嵌合することにより、回動可能に支持される。
電磁石部70は、略C字形鉄芯71の両端部をプレス加工して磁極部71a,71bを形成するとともに、鍔部72,73をそれぞれ組み付けてある。また、前記鉄芯71の中央部に絶縁テープ74を介してコイル75を巻回してある。さらに、前記鍔部72,73に組み付けた門型中継端子76,77の中継用突起76a,77aに前記コイル75の引出線を絡げて半田付けしてある。そして、前記中継端子76の両端の端子部76b,76b、および、前記中継端子77の両端の端子部77b,77bを、前記支持配線基板30の接続用パッド42a,45aおよび41a,46aにそれぞれ位置決めして半田付けする。
前記ケースカバー80は、図1Aに示すように、前記支持配線基板30の周辺縁部を残して被覆できる箱形状を有し、前記支持配線基板30上に固定され、電磁石部70等を外部から遮蔽する。
前述の構成部品からなる前記高周波リレー10を組み立てる場合には、前記ベース11に図示しないコイルバネを介して可動接触片50,55の突部52,57を、支持配線基板30の操作孔33,34にそれぞれ嵌合して突出させる。そして、前記ベース11に支持配線基板30を固定する。ついで、支持突部31,32の支持溝31a(図示せず),32aに可動鉄片60の支持軸61,62を嵌合して回動可能に支持する。さらに、前記支持配線基板30に電磁石部70を位置決めし、半田付けで固定する。そして、前記支持配線基板30にケースカバー80を位置決めして固定することにより、組立作業が完了する。
前述の構成部品からなる高周波リレー10の動作について説明する。
無励磁の場合には、図1Bに示すように、可動鉄片60の一端部60aが鉄芯71の磁極部71aに吸着している一方、他端部60bが可動接触片55の操作部57を図示しないコイルバネのバネ力に抗して押し下げている。このため、可動接触片55の接触片56の両端部が信号用共通固定接点12および信号用固定接点14にそれぞれ接触している。一方、可動接触片50の接触片51の両端部は信号用共通固定接点12および信号用固定接点13からそれぞれ開離している。
そして、前記鉄芯71の磁極部71bが可動鉄片60の他端部60bを吸引するように、前記コイル75に電圧を印加して励磁すると、可動鉄片60は支持軸61,62を中心として回動する。そして、鉄芯71の磁極部71aから可動鉄片60の一端部60aが開離した後、可動鉄片60の他端部60bが鉄芯71の磁極部71bに吸着する。このため、可動接触片55がコイルバネのバネ力で押し上げられて上昇し、接触片56の両端部が信号用共通固定接点12および信号用固定接点14からそれぞれ開離し、回路を開く。一方、可動接触片50が押し下げられ、接触片51の両端部が信号用共通固定接点12および信号用固定接点13にそれぞれ接触し、回路を閉成する。そして、前記コイル75に対する電圧の印加を停止しても、永久磁石の63の磁力により、その状態を保持する。
ついで、前記コイルに75に前述と逆方向の電圧を印加すると、鉄芯71の磁極部71aが可動鉄片60の他端部60aを吸引し、可動鉄片60は支持軸61,62を中心として逆方向に回動する。そして、鉄芯71の磁極部71bから可動鉄片60の一端部60bが開離した後、可動鉄片60の他端部60aが鉄芯71の磁極部71aに吸着する。このため、可動接触片50が図示しないコイルバネのバネ力で押し上げられて上昇し、接触片51の両端部が信号用共通固定接点12および信号用固定接点13からそれぞれ開離する。一方、可動接触片55が押し下げられ、接触片56の両端部が信号用共通固定接点12および信号用固定接点14にそれぞれ接触する。そして、前記電圧の印加を停止しても、その状態を保持する。
次に、前述の高周波リレーと同一構造を有する2個の高周波リレー10,17を組み合わせた接続構造としては、例えば、概略的に図示した図3に示すように、2個の前記高周波リレー10,17の縁部16,16を相互に対向するように配置して接続した場合がある。なお、本実施形態にかかる接続構造は、説明の便宜上、高周波リレー10,17の外周縁部に、信号用端子部および駆動用端子部に転用できるダミー用端子部29を、適宜設けた高周波リレーに基づいて説明する。
すなわち、高周波リレー10は、その信号用第1端子部23を、減衰器91を介し、対向する高周波リレー17の信号用第2端子部24に接続してある。また、高周波リレー10は、その信号用第2端子部24を対向する高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続してある。さらに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続してある。そして、高周波リレー10の信号用共通端子部20は図示しない信号入力装置に接続されている。一方、高周波リレー17の信号用共通端子部20は検出器92に接続されている。さらに、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22が外部電源に接続されている。なお、前記高周波リレー10,17の外周縁部には、既述したように信号用端子部および駆動用端子部に転用できるダミー用端子部29を適宜設けてある。
本実施形態によれば、図3Bに示すように、高周波リレー10,17間の信号線と電源線とは交差しない。さらに、高周波リレー17の一対の駆動用第1,第2端子部21,22が信号用共通端子部20の片側に配置され、実装するプリント基板(図示せず)上の信号線と電源線とは交差することがないので、所定の高周波特性を確保できる高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第2実施形態は、図4に示すように、縁部16,16が相互に対向するように配置した一対の高周波リレー10,17を2台の第1,第2送信機93,94にそれぞれ接続し、放送系インフラなどの冗長系切り替え用アプリケーションに適用した場合である。
すなわち、高周波リレー10の信号用第1端子部23を対向する高周波リレー17の信号用第2端子部24に接続し、かつ、グランド95に接続してある。また、高周波リレー10の信号用第2端子部24を対向する高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続し、かつ、アンテナ96に接続してある。さらに、高周波リレー10の信号用共通端子部20を第1送信機93に接続してあるとともに、高周波リレー17の信号用共通端子部20を第2送信機94に接続してある。そして、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ接続してある。また、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22は外部電源にそれぞれ接続されている。
本実施形態によれば、高周波リレー10,17間の信号線と電源線とは交差しない。さらに、高周波リレー17の一対の駆動用第1,第2端子部21,22が信号用共通端子20の一方側に配置され、電源線が信号線に交差しないようにプリント配線できるので、優れた高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第3実施形態は、図5に示すように、一対の高周波リレー10,17の縁部16,16が部分的に対向するように平行に配置することにより、SP3Tなどのトーナメント接続に適用した場合である。
すなわち、一方の高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を図示しない信号出力装置に接続するとともに、信号用共通端子部20を高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続してある。また、高周波リレー10の駆動用第1,第2端子部21,22は外部電源に接続してある。さらに、他方の高周波リレー17の信号用共通端子部20を外部入力装置に接続するとともに、信号用第2端子部24を外部出力装置に接続してある。そして、高周波リレー17は、駆動用第1,第2端子部21,22を外部電源に接続してある。
本実施形態によれば、すべての駆動用第1,第2端子部21,22が一方側に集まっているので、電源線と信号線とが交差しないようにプリント配線を行うことができ、優れた高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第4実施形態は、図6に示すように、計測器に利用されるフィルター・アッテネータの切り替えに適用した場合である。なお、本実施形態にかかる高周波リレー10,17は、信号用共通端子部20の両側に駆動用第1,第2端子部21,22をそれぞれ配置した点を除き、前述の高周波リレーと同一である。
すなわち、2個の高周波リレー10,17は、その縁部16,16が相互に対向するように配置された場合である。そして、高周波リレー10の信号用第1端子部23を、減衰器91を介し、対向する高周波リレー17の信号用第2端子部24に接続してある。また、高周波リレー10の信号用第2端子部24を対向する高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続してある。さらに、高周波リレー10の駆動用第3端子部25を対向する高周波リレー17の駆動用第4端子部26に接続してある。そして、高周波リレー10の信号用共通端子部20は図示しない信号入力装置に接続されている一方、高周波リレー17の信号用共通端子部20は検出器92に接続されている。さらに、高周波リレー10の駆動用第1端子部21および高周波リレー17の駆動用第2端子部22が外部電源にそれぞれ接続されている
本実施形態によれば、図6Bに示すように、高周波リレー10の駆動用第1端子部21および高周波リレー17の駆動用第2端子部22が同一方向側に引き出され、外部電源に接続されている。このため、実装するプリント基板(図示せず)の信号線と電源線とが交差することがなく、所望の高周波特性を確保できる高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第5実施形態は、図7に示すように、第4実施形態とほぼ同様であり、2個の高周波リレー10,17を対向するように配置した場合である。
すなわち、高周波リレー10の信号用第1端子部23を、減衰器91を介し、対向する高周波リレー17の信号用第2端子部24に接続してある。また、高周波リレー10の信号用第2端子部24を対向する高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続してある。さらに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続してある。そして、高周波リレー10の信号用共通端子部20は図示しない信号入力装置に接続されている一方、高周波リレー17の信号用共通端子部20は検出器92に接続されている。さらに、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22が外部電源にそれぞれ接続されている。
本実施形態によれば、図7Bに示すように、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22が、信号用共通端子部20の両側から反対方向に引き出されている。このため、実装するプリント基板(図示せず)の信号線と電源線とが交差することがなく、所望の高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第6実施形態は、図8に示すように、対向するように配置した一対の高周波リレー10,17を2台の第1,第2送信機93,94にそれぞれ接続し、放送系インフラなどの冗長系切り替え用アプリケーションに適用した場合である。
すなわち、高周波リレー10の信号用第1端子部23を対向する高周波リレー17の信号用第2端子部24に接続し、かつ、グランド95に接続してある。また、高周波リレー10の信号用第2端子部24を対向する高周波リレー17の信号用第1端子部23に接続し、かつ、アンテナ96に接続してある。さらに、高周波リレー10の信号用共通端子部20を第1送信機93に接続してあるとともに、高周波リレー17の信号用共通端子部20を第2送信機94に接続してある。そして、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ接続してある。また、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22が外部電源にそれぞれ接続されている。
本実施形態によれば、高周波リレー17の駆動用第1,第2端子部21,22が信号用共通端子部20の両側から反対方向に引き出されているので、実装するプリント基板上で電源線と信号線とが交差しないように配線でき、優れた高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第7実施形態は、図9に示すように、2個の高周波リレー10,17を接続し、図示しない外部入力装置および外部出力装置に接続した場合である。
すなわち、2個の高周波リレー10,17を、その縁部16,16が相互に直角となるように配置した。そして、一方の高周波リレー10の信号用第2端子部24および駆動用第4端子部26を、他方の高周波リレー17の信号用第1端子部23および駆動用第3端子部25にそれぞれ接続してある。また、高周波リレー10の信号用共通端子部20および信号用第1端子部23を外部入力装置に接続してある一方、高周波リレー17の信号用第2端子部24を外部入力装置に接続してある。さらに、一方の高周波リレー10の駆動用第3端子部25および他方の高周波リレー17の駆動用第4端子部26を外部電源にそれぞれ接続してある。そして、高周波リレー17の信号用共通端子部20を外部出力装置に接続してある。
本実施形態によれば、高周波リレー10の駆動用第3端子部25および高周波リレー17の駆動用第4端子部26を隣り合わせて引き出してある。このため、プリント基板上で信号線と電源線とが交差することがなく、優れた高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第8実施形態は、図10に示すように、4個の高周波リレー10,17,18,19を、隣り合う信号用第1,第2端子部25,26を相互に接続してロ字形に配置した場合である。
すなわち、高周波リレー10の駆動用第4端子部26を、高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26および高周波リレー18の駆動用第3,第4端子部25,26を介し、高周波リレー19の駆動用第3端子部25に直列に接続してある。また、高周波リレー10の駆動用第2端子部22および高周波リレー19の駆動用第1端子部21を外部電源にそれぞれ接続してある。さらに、高周波リレー10の信号用共通端子部20を第1送信機93に、高周波リレー17の信号用共通端子部20をアンテナ96に、高周波リレー18の信号用共通端子部20を第1送信機94に、および、高周波リレー19の信号用共通端子部20をグランド95にそれぞれ接続してある。
本実施形態によれば、高周波リレー10の駆動用第2端子部22および高周波リレー19の駆動用第1端子部21が同一方向側に引き出される。このため、プリント基板上で信号線と電源線とが交差することがなく、優れた高周波特性を有する高周波リレーの接続構造が得られるという利点がある。
第9実施形態は、図11に示すように、平面正三角形のベースからなる同一構造の高周波リレー101,102,103を、ピラミッド状に配置した場合である。
前記高周波リレー101は、外周縁部120に駆動用端子部130,131、外周縁部121に駆動用端子部132,133、および、外周縁部122に駆動用端子部134,135をそれぞれ配置してある。そして、前記駆動用端子部130,133,134は相互に導通するとともに、電磁石部170の一端部に接続されている。また、前記駆動用端子部131,132,135は相互に導通するとともに、電磁石部170の他端部に接続されている。さらに、前記高周波リレー101の3つの頂部には信号用共通端子部150、信号用端子部151,152をそれぞれ配置してある。
ピラミッド状に配置された前記高周波リレー101,102,103は、高周波リレー101の駆動用端子部135を高周波リレー102の駆動用端子部132および高周波リレー103の駆動用端子部131に接続するとともに、高周波リレー101の駆動用端子部134を高周波リレー102の駆動用端子部133および高周波リレー103の駆動用端子部130に接続してある。さらに、高周波リレー101の信号用端子部151,152は高周波リレー102の信号用共通端子部150および高周波リレー103の信号用共通端子部150にそれぞれ接続してある。
そして、高周波リレー101の駆動用端子部130,131に電圧を印加しない場合に、高周波リレー101の信号用共通端子部150から入力された信号(図11Bにおいて矢印付きの実線で示す)は、信号用端子部152から高周波リレー103の信号用共通端子部150を介して信号用端子部152から出力される。
ついで、高周波リレー101の駆動用端子部130,131に電圧を印加して前記電磁石部170を励磁し、可動接触片が駆動して接点を切り換わると、他の高周波リレー102,103の電磁石部170,170が同時に励磁され、可動接触片が駆動して固定接点が同時に切り換わり、電圧の印加を停止しても、その状態を保持する。このため、高周波リレー101の信号用共通端子部150から入力された信号(図11Bにおいて矢印付きの点線で示す)は、信号用端子部151から高周波リレー103の信号用共通端子部150を介して信号用端子部151から出力される。
さらに、高周波リレー101の駆動用端子部132,133から電磁石部170に前述と逆方向の電圧を印加すると、高周波リレー101,102,103の可動接触片が同時に反転し、元の状態に復帰する。
本実施形態によれば、高周波リレー101,102,103の駆動用接続線が信号用接続線に交差することがないので、優れた高周波特性を有する回路を構成できるという利点がある。
第10実施形態は、図12に示すように、平面正六角形のベースからなる同一構造の高周波リレー104ないし109を、蜂巣状に配置した場合である。
例えば、高周波リレー104は、外周縁部120に駆動用端子部130,131、外周縁部121に駆動用端子部132,133、外周縁部122に駆動用端子部134,135、外周縁部123に駆動用端子部136,137、外周縁部124に駆動用端子部138,139、および、外周縁部125に駆動用端子部140,141をそれぞれ配置してある。さらに、前記駆動用端子部130,132,135,137139,140は相互に導通するとともに、電磁石部170の一端部に接続されている。また、前記駆動用端子部131,133,134,136,138,141は相互に導通するとともに、電磁石部170の他端部に接続されている。そして、前記高周波リレー104の6つの角部のうち、均等に信号用共通端子部150、信号用端子部151,152をそれぞれ配置してある。
高周波リレー104の外周縁部123,124に高周波リレー105,106をそれぞれ接合して電気接続し、ついで、高周波リレー107,108,109を順次、接合して電気接続することにより、蜂巣状に配置できる。
そして、例えば、高周波リレー104の駆動用端子部132,133に電圧を印加しない場合に、高周波リレー104,105,107の各信号用共通端子部150から入力された信号は、高周波リレー104,105,107の各信号用端子部152から高周波リレー106,108,109の各信号用共通端子部150を通過し、各信号用端子部152から出力される。
ついで、高周波リレー104の駆動用端子部132,133に電圧を印加すると、すべの電磁石部170が同時に励磁され、可動接触片が駆動して接点を同時に切り換え、電圧の印加を停止しても、その状態を保持する。このため、高周波リレー104,105,107の各信号用共通端子部150から入力された信号は、高周波リレー104,105,107の各信号用端子部151から出力される。特に、高周波リレー106,108の各信号用共通端子部150に入力された信号は、各信号用端子部151から出力される。
そして、前記高周波リレー104の駆動用端子部134,135から電磁石部170に前述とは逆方向に電圧を印加すると、すべての電磁石部170が逆方向に励磁され、可動接触片が復帰して接点を切り換え、元の状態に復帰する。
第11実施形態は、図13に示すように、平面円形のベースからなる同一構造の高周波リレー110,111,112を、均等の間隔となるように配置した場合である。
前記高周波リレー110は、円形のベースを3つに区分けした領域の外周縁部120,121,122のうち、外周縁部120に駆動用端子部130,131、外周縁部121に駆動用端子部132,133、および、外周縁部122に駆動用端子部134,135を配置してある。さらに、駆動用端子部130,133,134は相互に導通しているとともに、電磁石部170の一端部に接続されている。一方、駆動用端子部131,132,135は相互に通電しているとともに、電磁石部170の他端部に接続されている。また、前記駆動用端子部131,133,135の時計回り方向の近傍の外周縁部には信号用共通端子部150,信号用端子部152,151がそれぞれ配置されている。
前記高周波リレー110,111,112を相互に均等の間隔で配置するとともに、高周波リレー110の信号用端子部151,152を、高周波リレー111,112の信号用共通端子部150,150にそれぞれ接続する。また、高周波リレー110の駆動用端子部135を、高周波リレー111の駆動用端子部132および高周波リレー112の駆動用端子部130にそれぞれ接続する。さらに、高周波リレー110の駆動用端子部134を、高周波リレー111の駆動用端子部133および高周波リレー112の駆動用端子部131にそれぞれ接続してある。
そして、例えば、高周波リレー110の駆動用端子部130,131に電圧を印加しない場合に、高周波リレー110の信号用共通端子部150から入力された信号は、高周波リレー110の信号用端子部152から高周波リレー112の信号用共通端子部150を通過し、信号用端子部152から出力される。
ついで、前記駆動用端子部130,131に電圧を印加して電磁石部170を励磁すると、すべの電磁石部170が同時に励磁され、可動接触片が駆動して接点を同時に切り換え、電圧の印加を停止しても、その状態を保持する。このため、高周波リレー110の信号用共通端子部150から入力された信号は、高周波リレー110の信号用端子部151を通過し、高周波リレー111の信号用共通端子部150を介し、信号用端子部151から出力される。
そして、前記高周波リレー110の駆動用端子部132,133から電磁石部170に前述とは逆方向に電圧を印加すると、すべての電磁石部170が逆方向に励磁され、可動接触片が復帰して接点を切り換え、元の状態に復帰する。
前述の実施形態では、電磁石タイプの駆動機構を組み込む場合について説明したが、必ずしもこれに限らず、圧電素子タイプ、静電容量タイプ、発熱タイプによる駆動機構を組み込んでもよい。
また、前記高周波リレーは自己保持型に限らず、自己復帰型であってもよいことは勿論である。
さらに、一方の高周波リレーの駆動用端子部は、可動接触片が同一方向に駆動するように他方の高周波リレーの駆動用端子部に接続するだけでなく、可動接触片が異なる方向に駆動するように接続してもよいことは勿論である。
そして、平面3角形、方形、6角形、円形の高周波リレーを必要に応じて適宜、組み合わせてもよいことは勿論である。
本発明にかかる高周波リレーは、前述の実施形態に限らず、他の構造の高周波リレーおよび接続構造にも適用できる。
図Aおよび図Bは、本発明にかかる高周波リレーの第1実施形態を示す平面図および断面図である。 図1で示した高周波リレーの分解斜視図である。 図1で示した高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第2実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第3実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第4実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第5実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第6実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第7実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第8実施形態を示す高周波リレーを適用した回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第9実施形態を示す高周波リレーの回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第10実施形態を示す高周波リレーの回路図および接続構造を示す平面図である。 図Aおよび図Bは、第11実施形態を示す高周波リレーの回路図および接続構造を示す平面図である。
10,17,18,19:高周波リレー
12:共通固定接点
13,14:固定接点
15,16:縁部
20:信号用共通端子部
21,22:駆動用第1,第2端子部
23,24:信号用第1,第2端子部
25,26:駆動用第3,第4端子部
29:ダミー用端子部
101〜112:高周波リレー
120〜125:縁部
130〜141:駆動用端子部
150:信号用共通端子部
151,152:信号用第1,第2端子部

Claims (21)

  1. 鉄芯にコイルを巻回して形成され、かつ、ベースの上方に配置された1巻タイプの電磁石部の励磁により、可動鉄片を駆動して接点を切り替える高周波リレーであって、
    前記ベースの平面領域を信号線で区分けした3つの領域のうち、少なくとも2つの前記領域の外周縁部に、前記コイルに接続された少なくとも2つの駆動用端子部をそれぞれ配置したことを特徴とする高周波リレー。
  2. 前記ベースが平面3角形であることを特徴とする請求項1に記載の高周波リレー。
  3. 平面3角形ベースの各角部に信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ配置し、1巻タイプの電磁石部の励磁によって駆動される可動鉄片を介し、信号用共通端子部に信号用第1端子部および信号用第2端子部を交互に接続可能とするとともに、
    前記平面3角形ベースの各辺の外周縁部に一対ずつ配置した駆動用端子部のうち、一方側の駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、
    残る他方側の駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続したことを特徴とする請求項2に記載の高周波リレー。
  4. 請求項3に記載の高周波リレーをピラミッド状に配置し、上方に位置する高周波リレーの底辺角部に配置した信号用第1,第2端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの信号用共通端子部にそれぞれ接続するとともに、前記信号用第1,第2端子部の間に配置した一対の駆動用端子部のうち、一方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの一方側の駆動用端子部にそれぞれ接続するとともに、残る他方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの残る他方側の駆動用端子部にそれぞれ接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  5. 前記ベースが平面方形であることを特徴とする請求項1に記載の高周波リレー。
  6. 平面方形ベースの対向する両側縁部15,16のうち、一方の縁部15に配置した信号用共通端子部20と、残る他方の縁部16に配置した一対の信号用第1,第2端子部23,24とを交互に接続可能とするとともに、
    前記縁部15のうち、前記信号用共通端子部20によって分けられた縁部のいずれか一方に配置した一対の駆動用第1,第2端子部21,22のうち、前記駆動用第1端子部21を、前記信号用第1,第2端子部23,24の間に配置した一対の駆動用第3,第4端子部25,26のうちの前記駆動用第4端子部26に、相互に導通させ、かつ、電磁石部70の一端部に接続する一方、
    前記駆動用第2端子部22を前記駆動用第3端子部25に相互に導通させ、かつ、電磁石部70の他端部に接続したことを特徴とする請求項5に記載の高周波リレー。
  7. 請求項6に記載の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  8. 請求項6に記載の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ交差するように接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  9. 請求項6に記載の一対の高周波リレー10,17を、高周波リレー10の信号用共通端子部20を配置した縁部15と、高周波リレー17の第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16とが平行になるように配置し、
    高周波リレー10の信号用共通端子部20を対向する高周波リレー17の信号用第1共通端子部23に接続するとともに、高周波リレー10の駆動用第1,第2端子部21,22と高周波リレー17の駆動用端子部21,22とを同一方向側に配置した外部電源に接続する一方、
    高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24と高周波リレー17の信号用第2端子部24とを前記外部電源の反対側に配置した外部装置に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  10. 平面方形ベースの対向する両側縁部15,16のうち、一方の縁部15に配置した信号用共通端子部20と、残る他方の縁部16に配置した一対の信号用第1,第2端子部23,24とを交互に接続可能とするとともに、
    前記縁部15のうち、前記信号用共通端子部20の両側にそれぞれ配置した駆動用第1,第2端子部21,22のうち、前記駆動用第1端子部21を、前記信号用第1,第2端子部23,24の間に配置した一対の駆動用第3,第4端子部25,26のうちの前記駆動用第4端子部26に、相互に導通させ、かつ、電磁石部70の一端部に接続する一方、
    前記駆動用第2端子部22を前記駆動用第3端子部25に相互に導通させ、かつ、電磁石部70の他端部に接続したことを特徴とする請求項5に記載の高周波リレー。
  11. 請求項10に記載の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
    高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
    高周波リレー10の駆動用第3端子部25を、対向する高周波リレー17の駆動用第4端子部26に接続する一方、
    高周波リレー10の駆動用第1端子部21と高周波リレー17の駆動用第2端子部22とを同一の外部電源に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  12. 請求項10に記載の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
    高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
    高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第4,第3端子部26,25にそれぞれ接続する一方、
    高周波リレー17の駆動用第1端子部21,22を同一の外部電源に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  13. 請求項10に記載の一対の高周波リレー10,17を、信号用第1,第2端子部23,24を配置した縁部16,16を相互に対向するように配置し、
    高周波リレー10の信号用第1,第2端子部23,24を、対向する高周波リレー17の信号用第2,第1端子部24,23にそれぞれ接続するとともに、
    高周波リレー10の駆動用第3,第4端子部25,26を、対向する高周波リレー17の駆動用第3,第4端子部25,26にそれぞれ交差するように接続する一方、
    高周波リレー17の駆動用第1端子部21,22を同一の外部電源に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  14. 請求項10に記載の一対の高周波リレー10,17を、第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16,16を直交するように配置し、
    高周波リレー10の信号用第2端子部24および駆動用第4端子部26を、高周波リレー17の信号用第1端子部23および駆動用第3端子部25にそれぞれ接続するとともに、
    高周波リレー10の駆動用第3端子部25および高周波リレー17の駆動用第4端子部26を同一の外部電源に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  15. 請求項10に記載の4つの高周波リレー10,17,18,19を、第1,第2信号用端子部23,24を配置した縁部16を環状となるように配置し、
    前記縁部16の両端部に配置した隣接する信号用第1,第2端子部を相互に接続するとともに、
    隣接する3つの高周波リレー10,17,18の隣り合う駆動用第3,第4端子部25,26を相互に接続する一方、
    高周波リレー10の駆動用第2端子部22および高周波リレー19の駆動用第1端子部21を同一の外部電源に接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  16. 前記ベースが平面6角形であることを特徴とする請求項1に記載の高周波リレー。
  17. 平面正6角形ベースの3つの角部に信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ均等に配置し、かつ、交互に接続可能とするとともに、前記平面正6角形の各辺の外周縁部に一対の駆動用端子部をそれぞれ設け、一方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、残る他方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続したことを特徴とする請求項16に記載の高周波リレー。
  18. 請求項17に記載された一方の高周波リレーの各辺に他方の高周波リレーの各辺を接合して亀甲模様状に配置し、隣接する駆動用端子部を接続するとともに、隣接する一方の前記高周波リレーの信号用端子部と他方の高周波リレーの信号用端子部とを接続することを特徴とする高周波リレーの接続構造。
  19. 前記ベースが平面円形であることを特徴とする請求項1に記載の高周波リレー。
  20. 平面円形ベースの平面領域を信号線で3つに区分けして得られる各領域の外周縁部の境界に、信号用共通端子部、信号用第1端子部および信号用第2端子部をそれぞれ配置し、かつ、交互に接続可能とするとともに、前記領域の外周縁部に一対の駆動用端子部をそれぞれ配置し、一方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、電磁石部の一端部に接続する一方、残る他方側の前記駆動用端子部を相互に導通させ、かつ、前記電磁石部の他端部に接続したことを特徴とする請求項19に記載の高周波リレー。
  21. 請求項20に記載された一方の高周波リレーの信号用第1,第2端子部を、下方側に位置する一対の高周波リレーの信号用共通端子部にそれぞれ接続するとともに、前記信号用第1,第2端子部の間に位置する一対の駆動用端子部のうち、一方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの一方側の駆動用端子部にそれぞれ接続するとともに、残る他方側の前記駆動用端子部を下方側に位置する一対の高周波リレーの他方側の駆動用端子部にそれぞれ接続したことを特徴とする高周波リレーの接続構造。
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