JP3663396B2 - 非可逆回路素子 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナ共用器等に適用されるサーキュレータ、アイソレータ等の非可逆回路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の非可逆回路素子の構成を図6,図7に基づいて説明すると、従来の非可逆回路素子は、コ字状の第1のヨーク51と、この第1のヨーク51内に配置された磁石52と、この磁石52の下部に配置された円板状のフェライト部材53と、120度の間隔でフェライト部材53に取り付けられ、一部が互いに交叉した状態となった金属板からなる3個の中心導体54、55,56と、フェライト部材53を保持する保持部材57と、コ字状の第2のヨーク58とで構成されている。
【0003】
また、保持部材57の孔57aには、中心導体54、55,56を取り付けたフェライト部材53が挿入されると共に、このフェライト部材53上に磁石52を配置した状態で、上下から第1,第2のヨーク51,58を被せる。
そして、第1,第2のヨーク51,58で磁石52,フェライト部材53、及び保持部材57を挟持した状態で、コ字状が互い違いに配置された第1,第2のヨーク51,58を結合して、第1,第2のヨーク51,58とで磁気閉回路が形成された構成となっている。
【0004】
また、図7に示すように、3個の中心導体54、55,56は、薄い金属板で形成されて、それぞれコンデンサCが接続され、入力用、或いは出力用の第1導体部54a、55a、56aと、この第1導体部54a、55a、56aに繋がれた接地側の第2導体部54b、55b、56bとで構成されていると共に、3個の中心導体54,55,56のそれぞれは、第1導体部54a、55a、56a、及び第2導体部54b、55b、56bがフェライト部材53上に位置した状態となっている。
【0005】
そして、例えば、中心導体54の第1導体54aに信号を入力すると、第2導体54bに電流Iが流れ、すると、第2導電部54b側に磁束が発生すると共に、この磁束は、第2導体部54bと第2導体部55b間に位置するフェライト部材53を磁路Gとして、第2導体部55bに作用する。
その結果、中心導体55の第2導体部55bに電流Iが発生して、第1導体部55aから出力されるようになる。
【0006】
また、磁束が第2導体部54bと第2導体部55b間に位置するフェライト部材53を磁路Gとして通過した時、その間に位置する中心導体56の第1導体部56aには、不要な電流が発生して、伝達すべきエネルギーが伝達の過程で大きく失われ、その結果、挿入損失が大きくなると共に、アイソレーションが劣化する。
【0007】
また、中心導体55から入力して、中心導体56から出力する場合、及び中心導体56から入力して、中心導体54から出力する場合も、前記と同様の原理によって、挿入損失が大きくなると共に、アイソレーションが劣化する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の非可逆回路素子は、中心導体54、55,56の第1導体部54a、55a、56a、及び第2導体部54b、55b、56bがフェライト部材53上に位置した状態となっているため、第1導体部54a、55a、56aの下部に位置するフェライト部材53の存在によって、伝達すべきエネルギーが伝達の過程で大きく失われ、その結果、挿入損失が大きくなると共に、アイソレーションが劣化するという問題がある。
【0009】
そこで、本発明は挿入損失が少なく、アイソレーションの良好な非可逆回路素子を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体とを備え、これ等の中心導体は、前記交叉した位置から一端に向かって直線状に延びる入力用、或いは出力用の第1導体部と、この第1導体部に繋がり、他端側が接地される第2導体部とを有し、前記第1,第2,第3の中心導体の前記交叉部の近傍から前記一端にわたって前記第1導体部と対向する前記フェライト部材の箇所には、前記第1導体部と対向しない切り欠き部が設けられると共に、前記第2導体部が前記フェライト部材上に位置した構成とした。
【0011】
また、第2の解決手段として、前記フェライト部材は、中心から3方向に延びる延在部と、この延在部間に設けられた前記切り欠き部を有して、Y字状に形成され、前記延在部の中心部に前記第1,第2,第3の中心導体の前記交叉部が位置した状態で、前記第1,第2,第3の中心導体の前記第1導体部が前記切り欠き部に位置すると共に、前記第1,第2,第3の中心導体の前記第2導体部が前記延在部上に位置した構成とした。
【0012】
また、第3の解決手段として、前記切り欠き部は約120度の角度で形成された構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の非可逆回路素子の図面を説明すると、図1は本発明の非可逆回路素子の分解斜視図、図2は本発明の非可逆回路素子の要部の断面図、図3は本発明の非可逆回路素子の要部の拡大断面図、図4は本発明の非可逆回路素子に係り、その要部を説明するための説明図、図5は本発明の非可逆回路素子をサーキュレータに適用した等価回路図である。
【0014】
次に、本発明の非可逆回路素子の構成を図1〜図4に基づいて説明すると、コ字状の磁性板(鉄板等)からなる第1のヨーク1は、四角状の上板1aと、この上板1aの対向する辺から下方に折り曲げられた対向する一対の側板1bとを有する。
【0015】
合成樹脂の成型品からなる直方体の支持部材11は、互い分離した二つの部材、或いは一つの部材で構成されると共に、この支持部材11は、中心部に設けられた円筒状の空洞部11aと、空洞部11aの下部側に設けられた切り欠き部11bとを有する。
そして、この支持部材11は、第1のヨーク1内に取り付けられると共に、支持部材11は、成型加工によって第1のヨーク1と一体に形成されている。
【0016】
バネ性ある金属材からなる端子部材12は、接触部12aと、この接触部12aに連結部12bを介して連結された接続部12cと、この接続部12cの一端から折り曲げられた折り曲げ部12dとを有する。
【0017】
複数個の端子部材12は、支持部材11の下部に成型加工によって埋設されて取り付けられており、この端子部材12が支持部材11に取り付けられた際、接触部12aが切り欠き部11bの位置から中心方向に延びて配置されると共に、接続部12cは、支持部材11の下面から露出し、且つ、折り曲げ部12dは、支持部材11の側面から露出した状態で配置されている。
【0018】
円板状の磁石2は、支持部材11の空洞部11a内に挿入されて配置され、磁石2の外周面が支持部材11によって支持されて、位置決めされた構成となっている。
【0019】
コ字状の磁性板(鉄板等)からなる第2のヨーク3は、四角状の底板3aと、この底板3aの対向する辺から上方に折り曲げられた対向する一対の側板3bとを有する。
そして、この第2のヨーク3は、その一対の側板3bが第1のヨーク1の一対の側板1bと結合されて、磁気閉回路が形成されると共に、支持部材11が第2のヨーク3内に位置した状態となる。
【0020】
YIG(Yttrium iron garnet)等からなるY字状のフェライト部材4は、中心から等間隔で3方向に延びる延在部4aと、この延在部4a間に位置し、約120度の角度で設けられたV字状の切り欠き部4bとを有し、このフェライト部材4は、第2のヨーク3の底板3a上に載置された状態で、取り付けられている。
【0021】
また、チップ型のコンデンサC1は、板状のセラミック等からなる絶縁体21と、この絶縁体21の対向する平坦な二つの外面に設けられた銀等からなる第1,第2の電極部22,23とで構成され、そして、互いに対向する第1,第2の電極部22,23との間で容量が形成されている。
【0022】
そして、3個のチップ型のコンデンサC1は、第1の電極部22が第2のヨーク3の底板3aに半田付けされ、第2のヨーク3に取り付けられると共に、第2のヨーク3に接地された構成となっている。
【0023】
銅等の薄い導電板からなる第1,第2,第3の中心導体5,6、7は、それぞれ両端部に設けられた一対の折り曲げ部5a、6a、7aと、一方の折り曲げ部5a、6a、7aの端部に設けられた接続部5b、6b、7bと、他方の折り曲げ部5a、6a、7aの端部において折り曲げ形成された端子部5c、6c、7cと、端子部5c、6c、7c側に位置する入力用、或いは出力用の第1導体部5d、6d、7dと、接続部5b、6b、7b側に位置する第2導体部5e、6e、7eとを有する。
【0024】
そして、第1,第2,第3の中心導体5,6、7は、それぞれ絶縁材からなる誘電体8を挟んで、上下方向の異なる面に配置され、且つ、互いに120度の間隔を置いて配設されると共に、上下方向において一部が交叉した状態となっている。
また、これ等の第1,第2,第3の中心導体5,6、7は、誘電体8を介してフェライト部材4上に載置される。
【0025】
この時、第1,第2,第3の中心導体5,6,7の端子部5c、6c、7cは、それぞれがチップ型のコンデンサC1の第2の電極部23上に半田付けされて、電気的に接続され、また、接続部5b、6b、7bは、第2のヨーク3の底板3aに半田付けされて、接地状態で電気的に接続される。
【0026】
即ち、入力用、或いは出力用の第1導体部5d、6d、7d側には、コンデンサC1が接続され、また、接地用の第2導体部5e、6e、7e側が接地された構成となっている。
また、フェライト部材4上に配置された第1,第2,第3の中心導体5,6、7は、図4に示すように、第1導体部5d、6d、7dが切り欠き部4b上に位置すると共に、第2導体部5e、6e、7eが延在部4a上に位置した状態となっている。
【0027】
この時、図4に示すように、延在部4aの幅は、第2導体部5e、6e、7eの幅より若干広くなって、第2導体部5e、6e、7eの両側より延在部4aがはみ出した状態になると共に、切り欠き部4bの奥部は、第1,第2,第3の中心導体5,6,7の交叉部の近傍まで形成された状態となっている。
【0028】
なお、フェライト部材4に設けられた切り欠き部4bは、V字状のもので説明したが、U字状等の形状に形成しても良く、要は、第1導体部の下部の一部、或いは、大部分と対向する位置に切り欠き部を設ければ良い。
【0029】
支持部材11を取り付けた第1のヨーク1と第1,第2,第3の中心導体5,6,7を保持した第2のヨーク3とが組み合わされて、第1,第2,第3の中心導体5,6,7が組み込みされた際、第2の電極部23上に位置する端子部5c、6c、7cには、端子部材12の接触部12aが弾接状態で接触する。
この時、端子部材12の接続部12cの下面は、第2のヨーク3の底板3aの下面と略面一の状態となっている。
【0030】
そして、第1,第2,第3の中心導体5,6,7上には、第1のヨーク1に位置決めされた磁石2が配置され、この状態で、第1,第2のヨーク1,3の側板1b、3b同士が結合されると、第1,第2のヨーク1,3間で磁石2,フェライト部材4等を挟持すると、サーキュレータ、或いはアイソレータからなる非可逆回路素子が形成される。
【0031】
また、このような構成を有する非可逆回路素子は、ここでは図示しないが、導電パターンを有する回路基板上に搭載されて、面実装されるようになっている。
そして、非可逆回路素子が搭載された際、第2のヨーク3の底板3aの下面と端子部材12の接続部12cの下面が回路基板上に面一状態で載置されて、半田付けされ、接続部12cは、配線用の導電パターンに半田付けされると共に、第2のヨーク3の底板3aが接地用の導電パターンに半田付けされる。
【0032】
この時、端子部材12は、接続部12cと共に、露出状態の折り曲げ部12dが半田付けされるため、端子部材12の導電パターンへの半田付けを確実にすることができる。
【0033】
このような構成を有する本発明の非可逆回路素子は、図4に示すように、例えば、第1の中心導体5の第1導体5dに信号を入力すると、第2導体5eに電流Iが流れ、すると、第2導電部5e側に磁束が発生すると共に、この磁束は、V字状の延在部4aを磁路Gとして、第2の中心導体6の第2導体部6eに作用する。
その結果、第2の中心導体6の第2導体部6eに電流Iが発生して、第1導体部6dから出力されるようになる。
【0034】
また、磁束がV字状の延在部4aを磁路Gとして通過した時、その間に位置する第3の中心導体7の第1導体部7dでは、電流の発生が少なくなって、エネルギーの伝達が大きくなり、その結果、挿入損失が少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【0035】
また、第2の中心導体6から入力して、第3の中心導体7から出力する場合、及び第3の中心導体7から入力して、第1の中心導体5から出力する場合も、前記と同様の原理によって、挿入損失が少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【0036】
また、図5は、本発明の非可逆回路素子をサーキュレータに適用した等価回路図を示し、第1,第2,第3の中心導体5,6,7のそれぞれの一端側に入出力端子となる端子部5c、6c、7cが設けられ、また、それぞれの他端側である接続部5b、6b、7bが接地されると共に、第1,第2,第3の中心導体5,6,7の端子部5c、6c、7cには、接地されたチップ型のコンデンサC1が接続された構成となっている。
【0037】
【発明の効果】
本発明の非可逆回路素子は、平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体とを備え、これ等の中心導体は、入力用、或いは出力用の第1導体部と、この第1導体部に繋がった接地側に位置する第2導体部とを有し、フェライト部材には、第1導体部と対向する箇所に切り欠き部が設けられた状態で、第2導体部がフェライト部材上に位置した構成とした。このような構成によって、磁束がV字状の延在部を磁路Gとして通過した時、その間に位置する中心導体の第1導体部では、電流の発生が少なくなって、エネルギーの伝達が大きくなり、その結果、挿入損失が少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【0038】
また、フェライト部材がY字状に形成され、第1,第2,第3の中心導体の第1導体部が切り欠き部に位置すると共に、第1,第2,第3の中心導体の第2導体部がフェライト部材上に位置したため、第1導体部のフェライト部材への対向部分を少なくできて、挿入損失が一層少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【0039】
また、切り欠き部は約120度の角度で形成されたため、第1導体部のフェライト部材への対向部分を更に少なくできて、挿入損失が一層少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【0040】
また、切り欠き部が中心導体の交叉部の近傍まで形成されたため、第1導体部のフェライト部材への対向部分を更に少なくできて、挿入損失が一層少なくなると共に、アイソレーションが良好となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非可逆回路素子の分解斜視図。
【図2】本発明の非可逆回路素子の要部の断面図。
【図3】本発明の非可逆回路素子の要部の拡大断面図。
【図4】本発明の非可逆回路素子に係り、その要部を説明するための説明図。
【図5】本発明の非可逆回路素子をサーキュレータに適用した等価回路図。
【図6】従来の非可逆回路素子の分解斜視図。
【図7】従来の非可逆回路素子に係り、その要部を説明するための説明図。
【符号の説明】
1 第1のヨーク
1a 上板
1b 側板
11 支持部材
11a 空洞部
11b 切り欠き部
12 端子部材
12a 接触部
12b 連結部
12c 接続部
12d 折り曲げ部
2 磁石
3 第2のヨーク
3a 底板
3b 側板
4 フェライト部材
4a 延在部
4b 切り欠き部
5 第1の中心導体
5a 折り曲げ部
5b 接続部
5c 端子部
5d 第1導体部
5e 第2導体部
6 第2の中心導体
6a 折り曲げ部
6b 接続部
6c 端子部
6d 第1導体部
6e 第2導体部
7 第3の中心導体
7a 折り曲げ部
7b 接続部
7c 端子部
7d 第1導体部
7e 第2導体部
8 誘電体
C1 チップ型のコンデンサ
21 絶縁体
22 第1の電極部
23 第2の電極部
Claims (3)
- 平板状のフェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する第1,第2,第3の中心導体とを備え、これ等の中心導体は、前記交叉した位置から一端に向かって直線状に延びる入力用、或いは出力用の第1導体部と、この第1導体部に繋がり、他端側が接地される第2導体部とを有し、前記第1,第2,第3の中心導体の前記交叉部の近傍から前記一端にわたって前記第1導体部と対向する前記フェライト部材の箇所には、前記第1導体部と対向しない切り欠き部が設けられると共に、前記第2導体部が前記フェライト部材上に位置したことを特徴とする非可逆回路素子。
- 前記フェライト部材は、中心から3方向に延びる延在部と、この延在部間に設けられた前記切り欠き部を有して、Y字状に形成され、前記延在部の中心部に前記第1,第2,第3の中心導体の前記交叉部が位置した状態で、前記第1,第2,第3の中心導体の前記第1導体部が前記切り欠き部に位置すると共に、前記第1,第2,第3の中心導体の前記第2導体部が前記延在部上に位置したことを特徴とする請求項1記載の非可逆回路素子。
- 前記切り欠き部は約120度の角度で形成されたことを特徴とする請求項1、又は2記載の非可逆回路素子。
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