JP2003273608A - 非可逆回路素子 - Google Patents
非可逆回路素子Info
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- JP2003273608A JP2003273608A JP2002069288A JP2002069288A JP2003273608A JP 2003273608 A JP2003273608 A JP 2003273608A JP 2002069288 A JP2002069288 A JP 2002069288A JP 2002069288 A JP2002069288 A JP 2002069288A JP 2003273608 A JP2003273608 A JP 2003273608A
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- conductor
- yoke
- ferrite member
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 伝送ロスが少なく、中心導体の折れの少ない
非可逆回路素子を提供する。 【解決手段】 本発明の非可逆回路素子において、中心
導体5は、フェライト部材4上に位置する導体部8と、
第2のヨーク3に接続される端子部6と、導体部8と端
子部6間を繋ぐ接続部7とを有し、接続部7は、導体部
の幅よりも広い幅で形成されたため、従来に比して伝送
ロスが少なく、電気的特性が良好であると共に、接続部
7の幅は、従来よりも広く、端子部6との境目で接続部
7の折れ難いものが得られる。
非可逆回路素子を提供する。 【解決手段】 本発明の非可逆回路素子において、中心
導体5は、フェライト部材4上に位置する導体部8と、
第2のヨーク3に接続される端子部6と、導体部8と端
子部6間を繋ぐ接続部7とを有し、接続部7は、導体部
の幅よりも広い幅で形成されたため、従来に比して伝送
ロスが少なく、電気的特性が良好であると共に、接続部
7の幅は、従来よりも広く、端子部6との境目で接続部
7の折れ難いものが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナ共用器等に
適用されるサーキュレータ、アイソレータ等の非可逆回
路素子に関する。
適用されるサーキュレータ、アイソレータ等の非可逆回
路素子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非可逆回路素子の構成を図7に基
づいて説明すると、従来の非可逆回路素子は、コ字状の
第1のヨーク51と、この第1のヨーク51内に配置さ
れた磁石52と、この磁石52の下部に配置されたフェ
ライト部材53と、120度の間隔でフェライト部材5
3に取り付けられ、一部が互いに交叉した状態となった
金属板からなる中心導体54と、フェライト部材53を
保持する保持部材55と、コ字状の第2のヨーク56と
で構成されている。
づいて説明すると、従来の非可逆回路素子は、コ字状の
第1のヨーク51と、この第1のヨーク51内に配置さ
れた磁石52と、この磁石52の下部に配置されたフェ
ライト部材53と、120度の間隔でフェライト部材5
3に取り付けられ、一部が互いに交叉した状態となった
金属板からなる中心導体54と、フェライト部材53を
保持する保持部材55と、コ字状の第2のヨーク56と
で構成されている。
【0003】そして、中心導体54は、フェライト部材
54の下部に位置する円板状の接地用の端子部54a
と、120度の間隔でフェライト部材53上に位置する
3個の導体部54bと、この3個の導体部54bのそれ
ぞれと端子部54a間を繋ぎ、導体部54bと同等の幅
で形成された接続部54cと、3個の導体部54bの自
由端側から突出する引き出し部54dとを有する。
54の下部に位置する円板状の接地用の端子部54a
と、120度の間隔でフェライト部材53上に位置する
3個の導体部54bと、この3個の導体部54bのそれ
ぞれと端子部54a間を繋ぎ、導体部54bと同等の幅
で形成された接続部54cと、3個の導体部54bの自
由端側から突出する引き出し部54dとを有する。
【0004】また、保持部材55の孔55aには、中心
導体54を取り付けたフェライト部材53が挿入される
と共に、このフェライト部材53上に磁石52を配置し
た状態で、上下から第1,第2のヨーク51,56を被
せる。そして、第1,第2のヨーク51,56で磁石5
2,フェライト部材53、及び保持部材55を挟持した
状態で、コ字状が互い違いに配置された第1,第2のヨ
ーク51,56を結合して、第1,第2のヨーク51,
56とで磁気閉回路が形成された構成となっている。
導体54を取り付けたフェライト部材53が挿入される
と共に、このフェライト部材53上に磁石52を配置し
た状態で、上下から第1,第2のヨーク51,56を被
せる。そして、第1,第2のヨーク51,56で磁石5
2,フェライト部材53、及び保持部材55を挟持した
状態で、コ字状が互い違いに配置された第1,第2のヨ
ーク51,56を結合して、第1,第2のヨーク51,
56とで磁気閉回路が形成された構成となっている。
【0005】また、中心導体54は、薄い金属板で形成
されて、端子部54aが第2のヨーク56に電気的に接
続されると共に、引き出し部54dが第1,第2のヨー
ク51,56外に突出した構成となっている。このよう
な非可逆回路素子が電子機器に組み込みされた際、中心
導体54の引き出し部54dは、ワイヤによる配線が行
われるようになっている。
されて、端子部54aが第2のヨーク56に電気的に接
続されると共に、引き出し部54dが第1,第2のヨー
ク51,56外に突出した構成となっている。このよう
な非可逆回路素子が電子機器に組み込みされた際、中心
導体54の引き出し部54dは、ワイヤによる配線が行
われるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の非可逆回路素子
は、接地用の端子54aと導体部54bとの間が導体部
54bと同等の幅の接続部54cで連結されているた
め、伝送ロスが大きいという問題がある。また、端子部
54aから接続部54cを折り曲げる際に、接続部54
cが幅狭であるために、端子部54aとの境目で折れ易
くなるという問題がある。
は、接地用の端子54aと導体部54bとの間が導体部
54bと同等の幅の接続部54cで連結されているた
め、伝送ロスが大きいという問題がある。また、端子部
54aから接続部54cを折り曲げる際に、接続部54
cが幅狭であるために、端子部54aとの境目で折れ易
くなるという問題がある。
【0007】そこで、本発明は伝送ロスが少なく、中心
導体の折れの少ない非可逆回路素子を提供することを目
的とする。
導体の折れの少ない非可逆回路素子を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、平板状のフェライト部材と、
このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方
向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する
導体部を有する中心導体と、この中心導体の前記導体部
上に配置された磁石と、この磁石を覆うように配置され
た第1のヨークと、前記フェライト部材の下面側に配置
され、前記第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2
のヨークとを備え、前記中心導体は、前記フェライト部
材上に位置する前記導体部と、前記第2のヨークに接続
される端子部と、前記導体部と前記端子部間を繋ぐ接続
部とを有し、前記接続部は、前記導体部の幅よりも広い
幅で形成された構成とした。
の第1の解決手段として、平板状のフェライト部材と、
このフェライト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方
向の異なる面に設けられて、上下方向に一部が交叉する
導体部を有する中心導体と、この中心導体の前記導体部
上に配置された磁石と、この磁石を覆うように配置され
た第1のヨークと、前記フェライト部材の下面側に配置
され、前記第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2
のヨークとを備え、前記中心導体は、前記フェライト部
材上に位置する前記導体部と、前記第2のヨークに接続
される端子部と、前記導体部と前記端子部間を繋ぐ接続
部とを有し、前記接続部は、前記導体部の幅よりも広い
幅で形成された構成とした。
【0009】また、第2の解決手段として、前記接続部
は、前記導体部の幅方向の両端から前記端子部に向かっ
て漸次幅広となして形成された構成とした。
は、前記導体部の幅方向の両端から前記端子部に向かっ
て漸次幅広となして形成された構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の非可逆回路素子の図面を
説明すると、図1は本発明の非可逆回路素子の第1実施
例に係る要部断面図、図2は本発明の非可逆回路素子の
第1実施例に係る分解斜視図、図3は本発明の非可逆回
路素子の第1実施例に係り、中心導体を示す斜視図であ
る。
説明すると、図1は本発明の非可逆回路素子の第1実施
例に係る要部断面図、図2は本発明の非可逆回路素子の
第1実施例に係る分解斜視図、図3は本発明の非可逆回
路素子の第1実施例に係り、中心導体を示す斜視図であ
る。
【0011】また、図4は本発明の非可逆回路素子の第
2実施例に係る要部断面図、図5は本発明の非可逆回路
素子の第2実施例に係る分解斜視図、図6は本発明の非
可逆回路素子をサーキュレータに適用した等価回路図で
ある。
2実施例に係る要部断面図、図5は本発明の非可逆回路
素子の第2実施例に係る分解斜視図、図6は本発明の非
可逆回路素子をサーキュレータに適用した等価回路図で
ある。
【0012】次に、本発明の非可逆回路素子の第1実施
例の構成を図1〜図3に基づいて説明すると、コ字状の
磁性板(鉄板等)からなる第1のヨーク1は、四角状の
上板1aと、この上板1aの対向する辺から下方に折り
曲げられた対向する一対の側板1bとを有する。
例の構成を図1〜図3に基づいて説明すると、コ字状の
磁性板(鉄板等)からなる第1のヨーク1は、四角状の
上板1aと、この上板1aの対向する辺から下方に折り
曲げられた対向する一対の側板1bとを有する。
【0013】合成樹脂の成型品からなる直方体の支持部
材11は、互い分離した二つの部材、或いは一つの部材
で構成されると共に、この支持部材11は、中心部に設
けられた円筒状の空洞部11aを有する。そして、この
支持部材11は、第1のヨーク1内に取り付けられると
共に、支持部材11は、成型加工によって第1のヨーク
1と一体に形成されている。
材11は、互い分離した二つの部材、或いは一つの部材
で構成されると共に、この支持部材11は、中心部に設
けられた円筒状の空洞部11aを有する。そして、この
支持部材11は、第1のヨーク1内に取り付けられると
共に、支持部材11は、成型加工によって第1のヨーク
1と一体に形成されている。
【0014】円板状の磁石2は、支持部材11の空洞部
11a内に挿入されて配置され、磁石2の外周面が支持
部材11によって支持されて、位置決めされた構成とな
っている。
11a内に挿入されて配置され、磁石2の外周面が支持
部材11によって支持されて、位置決めされた構成とな
っている。
【0015】コ字状の磁性板(鉄板等)からなる第2の
ヨーク3は、四角状の底板3aと、この底板3aの対向
する辺から上方に折り曲げられた対向する一対の側板3
bとを有する。そして、この第2のヨーク3は、その一
対の側板3bが第1のヨーク1の一対の側板1bと結合
されて、磁気閉回路が形成される。
ヨーク3は、四角状の底板3aと、この底板3aの対向
する辺から上方に折り曲げられた対向する一対の側板3
bとを有する。そして、この第2のヨーク3は、その一
対の側板3bが第1のヨーク1の一対の側板1bと結合
されて、磁気閉回路が形成される。
【0016】YIG(Yttrium iron ga
rnet)等からなる平板状のフェライト部材4は、第
2のヨーク3の底板3a上に載置された状態で、取り付
けられている。
rnet)等からなる平板状のフェライト部材4は、第
2のヨーク3の底板3a上に載置された状態で、取り付
けられている。
【0017】また、チップ型のコンデンサC1は、板状
のセラミック等からなる絶縁体21と、この絶縁体21
の対向する平坦な二つの外面に設けられた銀等からなる
第1,第2の電極部22,23とで構成され、そして、
互いに対向する第1,第2の電極部22,23との間で
容量が形成されている。
のセラミック等からなる絶縁体21と、この絶縁体21
の対向する平坦な二つの外面に設けられた銀等からなる
第1,第2の電極部22,23とで構成され、そして、
互いに対向する第1,第2の電極部22,23との間で
容量が形成されている。
【0018】そして、3個のチップ型のコンデンサC1
は、第1の電極部22が第2のヨーク3の底板3aに半
田付けされ、第2のヨーク3に取り付けられると共に、
第2のヨーク3に接地された構成となっている。
は、第1の電極部22が第2のヨーク3の底板3aに半
田付けされ、第2のヨーク3に取り付けられると共に、
第2のヨーク3に接地された構成となっている。
【0019】銅等の薄い導電板からなる中心導体5は、
円板状の接地用の端子部6と、この端子部6の外周部
で、120度の間隔を置いて上方に折り曲げられた3個
の接続部7と、この3個の接続部7のそれぞれの一端か
ら内方に折り曲げ形成された3個の導体部8と、この3
個の導体部8の自由端側からそれぞれ突出する引き出し
部9とを有する。
円板状の接地用の端子部6と、この端子部6の外周部
で、120度の間隔を置いて上方に折り曲げられた3個
の接続部7と、この3個の接続部7のそれぞれの一端か
ら内方に折り曲げ形成された3個の導体部8と、この3
個の導体部8の自由端側からそれぞれ突出する引き出し
部9とを有する。
【0020】また、それぞれの接続部7は、導体部8の
幅方向の両端から端子部6に向かって漸次広幅となして
形成されている。なお、この接続部7は、導体部8の幅
よりも広い幅の帯状体で、導体部8と端子部6を結合し
ても良い。
幅方向の両端から端子部6に向かって漸次広幅となして
形成されている。なお、この接続部7は、導体部8の幅
よりも広い幅の帯状体で、導体部8と端子部6を結合し
ても良い。
【0021】そして、この中心導体5は、円形状の端子
部6をフェライト部材4の下面に位置させた状態で、接
続部7をフェライト部材4の側面に沿って上方に折り曲
げた後、接続部6の一端から3個の導体部8をフェライ
ト部材4の上面側に折り曲げて、導体部8の中央部が互
いに上下方向に重なるように構成されている。この時、
導体部8間には、絶縁材からなる誘電体10が介在され
て、導体部8間が絶縁された状態となっている。
部6をフェライト部材4の下面に位置させた状態で、接
続部7をフェライト部材4の側面に沿って上方に折り曲
げた後、接続部6の一端から3個の導体部8をフェライ
ト部材4の上面側に折り曲げて、導体部8の中央部が互
いに上下方向に重なるように構成されている。この時、
導体部8間には、絶縁材からなる誘電体10が介在され
て、導体部8間が絶縁された状態となっている。
【0022】このような構成を有する中心導体5は、端
子部6が第2のヨーク3の底板3a上に載置、半田付け
されて、接地状態で電気的に接続される。また、中心導
体5の引き出し部9は、それぞれチップ型のコンデンサ
C1の第2の電極部23上に半田付けされて、電気的に
接続された構成となっている。
子部6が第2のヨーク3の底板3a上に載置、半田付け
されて、接地状態で電気的に接続される。また、中心導
体5の引き出し部9は、それぞれチップ型のコンデンサ
C1の第2の電極部23上に半田付けされて、電気的に
接続された構成となっている。
【0023】そして、中心導体5の導体部8上には、第
1のヨーク1に位置決めされた磁石2が配置され、この
状態で、第1,第2のヨーク1,3の側板1b、3b同
士が結合されると、第1,第2のヨーク1,3間で磁石
2,フェライト部材4等を挟持すると、サーキュレー
タ、或いはアイソレータからなる非可逆回路素子が形成
される。
1のヨーク1に位置決めされた磁石2が配置され、この
状態で、第1,第2のヨーク1,3の側板1b、3b同
士が結合されると、第1,第2のヨーク1,3間で磁石
2,フェライト部材4等を挟持すると、サーキュレー
タ、或いはアイソレータからなる非可逆回路素子が形成
される。
【0024】また、このような構成を有する非可逆回路
素子は、ここでは図示しないが、導電パターンを有する
回路基板上に搭載されて、面実装されるようになってい
る。
素子は、ここでは図示しないが、導電パターンを有する
回路基板上に搭載されて、面実装されるようになってい
る。
【0025】また、図4,図5は本発明の非可逆回路素
子の第2実施例を示し、この第2実施例について説明す
ると、中心導体5が3個に分離された構成となってお
り、3個のそれぞれの中心導体5は、第1実施例と同様
に、端子部6,広幅となった接続部7,導体部8,及び
引き出し部9を備えたものである。
子の第2実施例を示し、この第2実施例について説明す
ると、中心導体5が3個に分離された構成となってお
り、3個のそれぞれの中心導体5は、第1実施例と同様
に、端子部6,広幅となった接続部7,導体部8,及び
引き出し部9を備えたものである。
【0026】その他の構成は、前記第1実施例と同様で
あるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説
明を省略する。
あるので、同一部品に同一番号を付し、ここではその説
明を省略する。
【0027】また、図6は、本発明の非可逆回路素子を
サーキュレータに適用した等価回路図を示し、中心導体
5の導体部8の一端側に入出力端子となる引き出し部9
が設けられ、また、それぞれの他端側の端子部6が接地
されると共に、引き出し部9には、接地されたチップ型
のコンデンサC1が接続された構成となっている。
サーキュレータに適用した等価回路図を示し、中心導体
5の導体部8の一端側に入出力端子となる引き出し部9
が設けられ、また、それぞれの他端側の端子部6が接地
されると共に、引き出し部9には、接地されたチップ型
のコンデンサC1が接続された構成となっている。
【0028】
【発明の効果】本発明の非可逆回路素子は、平板状のフ
ェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電
体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向
に一部が交叉する導体部を有する中心導体と、この中心
導体の導体部上に配置された磁石と、この磁石を覆うよ
うに配置された第1のヨークと、フェライト部材の下面
側に配置され、第1のヨークとで磁気閉回路を構成する
第2のヨークとを備え、中心導体は、フェライト部材上
に位置する導体部と、第2のヨークに接続される端子部
と、導体部と端子部間を繋ぐ接続部とを有し、接続部
は、導体部の幅よりも広い幅で形成されたため、従来に
比して伝送ロスが少なく、電気的特性の良好なものが得
られる。また、接続部の幅は、従来よりも広く、端子部
との境目で折れ難いものが得られる。
ェライト部材と、このフェライト部材上に位置し、誘電
体を挟んで上下方向の異なる面に設けられて、上下方向
に一部が交叉する導体部を有する中心導体と、この中心
導体の導体部上に配置された磁石と、この磁石を覆うよ
うに配置された第1のヨークと、フェライト部材の下面
側に配置され、第1のヨークとで磁気閉回路を構成する
第2のヨークとを備え、中心導体は、フェライト部材上
に位置する導体部と、第2のヨークに接続される端子部
と、導体部と端子部間を繋ぐ接続部とを有し、接続部
は、導体部の幅よりも広い幅で形成されたため、従来に
比して伝送ロスが少なく、電気的特性の良好なものが得
られる。また、接続部の幅は、従来よりも広く、端子部
との境目で折れ難いものが得られる。
【0029】また、接続部は、導体部の幅方向の両端か
ら端子部に向かって漸次幅広となして形成されたため、
従来に比して伝送ロスが少なく、電気的特性の良好なも
のが得られると共に、端子部との境目で接続部の折れ難
いものが得られる。
ら端子部に向かって漸次幅広となして形成されたため、
従来に比して伝送ロスが少なく、電気的特性の良好なも
のが得られると共に、端子部との境目で接続部の折れ難
いものが得られる。
【図1】本発明の非可逆回路素子の第1実施例に係る要
部断面図。
部断面図。
【図2】本発明の非可逆回路素子の第1実施例に係る分
解斜視図。
解斜視図。
【図3】本発明の非可逆回路素子の第1実施例に係り、
中心導体を示す斜視図。
中心導体を示す斜視図。
【図4】本発明の非可逆回路素子の第2実施例に係る要
部断面図。
部断面図。
【図5】本発明の非可逆回路素子の第2実施例に係る分
解斜視図。
解斜視図。
【図6】本発明の非可逆回路素子をサーキュレータに適
用した等価回路図。
用した等価回路図。
【図7】従来の非可逆回路素子の分解斜視図。
1 第1のヨーク
1a 上板
1b 側板
11 支持部材
11a 空洞部
2 磁石
3 第2のヨーク
3a 底板
3b 側板
4 フェライト部材
5 中心導体
6 端子部
7 接続部
8 導体部
9 引き出し部
10 誘電体
C1 チップ型のコンデンサ
21 絶縁体
22 第1の電極部
23 第2の電極部
Claims (2)
- 【請求項1】 平板状のフェライト部材と、このフェラ
イト部材上に位置し、誘電体を挟んで上下方向の異なる
面に設けられて、上下方向に一部が交叉する導体部を有
する中心導体と、この中心導体の前記導体部上に配置さ
れた磁石と、この磁石を覆うように配置された第1のヨ
ークと、前記フェライト部材の下面側に配置され、前記
第1のヨークとで磁気閉回路を構成する第2のヨークと
を備え、前記中心導体は、前記フェライト部材上に位置
する前記導体部と、前記第2のヨークに接続される端子
部と、前記導体部と前記端子部間を繋ぐ接続部とを有
し、前記接続部は、前記導体部の幅よりも広い幅で形成
されたことを特徴とする非可逆回路素子。 - 【請求項2】 前記接続部は、前記導体部の幅方向の両
端から前記端子部に向かって漸次幅広となして形成され
たことを特徴とする請求項1記載の非可逆回路素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069288A JP2003273608A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 非可逆回路素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002069288A JP2003273608A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 非可逆回路素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003273608A true JP2003273608A (ja) | 2003-09-26 |
Family
ID=29200189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002069288A Withdrawn JP2003273608A (ja) | 2002-03-13 | 2002-03-13 | 非可逆回路素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003273608A (ja) |
-
2002
- 2002-03-13 JP JP2002069288A patent/JP2003273608A/ja not_active Withdrawn
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