JPS6114117Y2 - - Google Patents

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JPS6114117Y2
JPS6114117Y2 JP18574880U JP18574880U JPS6114117Y2 JP S6114117 Y2 JPS6114117 Y2 JP S6114117Y2 JP 18574880 U JP18574880 U JP 18574880U JP 18574880 U JP18574880 U JP 18574880U JP S6114117 Y2 JPS6114117 Y2 JP S6114117Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型化を目的とした電磁継電器の構造
に関するものである。
従来のこの種の電磁継電器では励磁コイル後端
に鉄心の後端部を露出させ、この鉄心の後端部に
接点ばね組を固定し、当該接点ばね組を励磁コイ
ル部の上方又は側方に配置する構造をとつてい
た。したがつて励磁コイルの斜め上下方向の4隅
部分がデツドスペースの空間となり、電磁継電器
の容積の小形化の妨げとなつていた。
又、接点ばね、特に可動接点ばねの形状は、通
常直線状かもしくはテンシヨンを付与するために
わずかに曲げを施した形状となつており、このよ
うな接点ばねを駆動するには、接点ばねの運動の
支点ヒンジ部と接極子による作用点との間が長く
なるように接点ばねの長さを設定しなければなら
ず、従つて接点ばねが長くなつて電磁継電器の外
形の小形化に限界があつた。
近年、電磁継電器と電子部品とが同一プリント
配線板に要装される混用回路が多用されるように
なり、その場合、この種の電磁継電器は電子部品
の高さと同じ程度の高さのものが要望され、ま
た、プリント配線板上への高密度実装を考慮した
場合には、電磁継電器の取付面積が小さいものが
要望されている。
本考案は上記に鑑み、電磁継電器の取付面積を
小さくし、又高さをも同一プリント配線板での混
用電子部品との高さを考慮して低くできる電磁継
電器を提供することを目的とする。
この目的のために本考案による電磁継電器を次
のような構造とした。すなわち、鉄心の両端に磁
極片と継鉄とを溶接又はかしめ等により固着し、
上記鉄心に励磁コイルを巻回した電磁石と、その
開磁気回路部側(磁極片と継鉄とが対向する側)
に、継鉄側をヒンジ部とし、磁極片側を磁気吸引
面とするように配した接極子とで電磁石回路部分
を構成し、継電器の容積を極力小さくするため上
記接極子に固定された可動接点ばね群を駆動する
ための接点ばね駆動体(所謂、カード)は磁極片
と継鉄間の、従来はデツドスペースとなつていた
空間に配置し、又可動接点ばね群と固定接点ばね
群も電磁石部分の両側斜め上方及び下方の従来は
デツドスペースになつていた防塵ケースと励磁コ
イル両側との間の空間に隣接配置されるよう構成
し、更に可動接点ばね群においても継電器の高さ
をも極力低くするため、かつ磁気吸引力とばね負
荷との整合を考慮し、可動接点ばねの中間部分、
すなわち、運動の支点部となる固定端と接点固着
部となる自由端との間を略コ字形に折り曲げて当
該可動接点ばねの長手方向の構造上の寸法を短く
するも、その有効長は長くとれるようにし、この
折り曲げ部による占有面積によつて電磁継電器の
容積が増加しないように当該折り曲げ部を電磁石
部分の上記両側斜め下方の空間部分に位置させる
ようにした。
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
図面はいずれも本考案の実施例を示したもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
第1図に於けるX−X断面図である。
第1図乃至第3図に於いて、1は鉄心、2は励
磁コイル、3は磁極片、4は継鉄、5はヒンジば
ね、6は接極子、7a及び7bはそれぞれブレー
ク側及びメーク側の固定接点、8及び9はそれぞ
れブレーク側及びメーク側の固定接点ばね、10
a及び10bはそれぞれブレーク側及びメーク側
の可動接点、11はリベツト、12は可動接点ば
ね、13は接点ばね駆動体(所謂、カード)、1
4及び15はそれぞれブレーク側及びメーク側の
固定接点ばね端子、16は可動接点ばね端子、1
7は励磁コイル端子、18は接点ばねモールド、
19は防塵ケースである。
電磁石回路部分は次のように構成されている。
すなわち、鉄心1に励磁コイル2を巻回し、上記
鉄心1の両端1a,1bにそれぞれ磁極片3およ
び継鉄4を溶接又はかしめ付け等により固着し、
接極子6を、その自由端6aが上記磁極片3との
吸引面3aと対向して上記継鉄4上にヒンジばね
5により可動的に支持して成り、上記ヒンジばね
5は接極子3の吸引面3a側と反対方向にばねス
チフネスを利用した復帰力が作用するように曲げ
加工を施してある。
また、接極子6の自由端6aとヒンジ6bとの
間で継鉄4と磁極片3と当接しない部分の磁気吸
引面側には接点ばね駆動体13が、例えばリベツ
ト11等によつて固定されており、この接点ばね
駆動体13は、従来はデツドスペースとなつてい
た継鉄4と磁極片3との間の開磁気回路部に必然
的に生ずる空間に位置している。
接点回路部分は次のように構成されている。
すなわち、ブレーク側の固定接点ばね8はその
開閉部側先端8aに固定接点7aが溶接された平
板状の接点ばねで成り、メーク側固定接点ばね9
はその開閉部側先端9aに固定接点7bが溶接さ
れた略L字状の接点ばねで構成される。
また、可動接点ばね12は、その運動の自由端
12aの双方の面にそれぞれブレーク側可動接点
10a及びメーク側可動接点10bが溶接されて
成り、また、その運動の支点となる固定端12c
と接点固着部である自由端12aとの間の中間部
分12bはメーク接点方向に略コ字形状に折曲げ
た形状に構成される。
ブレーク側固定接点ばね端子14及びメーク側
固定接点ばね端子15はそれぞれの固定接点ばね
8及び9と一体に構成され、可動接点ばね端子1
6は可動接点ばね12とは別体で構成されてお
り、これらの各端子14,15及び16と励磁コ
イル端子17とは相互間に所定の端子間隔を隔て
て、モールド結合により一体化固定されている。
接点ばねモールド18には、その中にインサー
トモールドされた可動接点ばね端子16のモール
ド内延長部分16aの所で切欠き穴18c,18
dが設けられており、上記可動接点ばね端子16
の延長部分16aはこの切欠き穴18a,18b
を介してその両面が外部に露出している。そし
て、可動接点ばね12は、その自由端12aの可
動接点10aが固定接点7aに接触し、可動接点
10bが固定接点7bに離隔するようにして、そ
の固定端12cが上記接点ばねモールド18の切
欠き穴18dから露出した可動接点ばね端子16
のモールド内延長部分16aに溶接又はかしめ付
け等により固定されている。
また、前記したように、可動接点ばね12はそ
の中間部分12bを略コ字形に形成してあり、こ
れによつて可動接点ばね12の自由端12aと固
定端12cとの間の直線長さよりも長いばね有効
長を確保してあり、このようにして所要のスチフ
ネスをもつた可動接点ばね12により継電器の高
さ(端子14乃至17を下にした場合の高さ)を
低くしても電磁石回路部分で発生する磁気吸引力
と接点回路部分のばね負荷との間の動作整合効率
が良くなつている。
以上のようにして構成された電磁石回路部分と
接点回路部分とは次のようにして相互に組み立て
られる。
すなわち、第1図に示すように接点回路部分は
右部分Aと左部分Bとが線対称に別個に構成され
ており、電磁石回路部分の継鉄4側が接点ばねモ
ールド18の底部分の空間18aに嵌合するよう
に当該電磁石回路部分を上記左右の接点回路部分
A及びBで挾み込み固定され、防塵ケース19が
励磁コイル2及び接点部分にわたつて被せられ
る。このとき、接点ばね駆動体13の接点ばね当
接部分13aが可動接点ばね12のコ字形状の中
間部分12bに当接するように、また、電磁石回
路部分と接点回路部分とを相互に組み立てた状態
に於いて、接点ばねモールド18の固定接点支持
部分18b、固定接点8及び9、可動接点12は
従来であればデツドスペースであつた励磁コイル
2の両側と防塵ケース19との間に形成される空
間に配置されるようにそれぞれ関連各部分の寸法
が設定してある。
以上、詳細に説明したように本考案では励磁コ
イルと防塵ケースとの間の空間(励コイルの斜面
上下方向の空間部分)に接点回路部分を配し、ま
た接点ばね駆動体を継鉄と磁極片の間の空間に配
したので、電磁石回路部分の周辺に形成される従
来はデツドスペースとなつていた空間の有効的利
用が可能となつて電磁継電器の取付面積を小さく
することができ、また可動接点ばねを略コ字形状
にして、その有効長を長くするようにしたので、
磁気吸引力とばね負荷との間の動作整合性を適度
に維持したまま電磁継電器の高さを低く設定する
ことができる。
このように本考案は電磁継電器の容積を小さく
し、外形を小形化する上で極めて顕著な効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の実施例を示したもの
で、第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は
第1図に於けるX−X断面図である。 1……鉄心、2……励磁コイル、3……磁極
片、4……継鉄、6……接極子、8,9……固定
接点ばね、12……可動接点ばね、13……接点
ばね駆動体、18……接点ばねモールド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心と該鉄心に巻回した励磁コイルと、上記鉄
    心の両端に設けられた継鉄及び磁極片と、該継鉄
    部分に支点があり、該磁極片に接離自在に設けら
    れた接極子と、固定接点ばね及び可動接点ばねと
    から成る接点ばね組と、上記接極子の運動を上記
    可動接点ばねに伝える接点ばね駆動体から成る電
    磁継電器に於いて、運動の支点部となる固定端と
    接点を固着した自由端との間を屈曲形状となした
    可動接点ばねと、接点を固着した先端部を上記可
    動接点ばねの自由端に対向させて配置した固定接
    点ばねとでなる接点ばね組を上記励磁コイルの両
    側と防塵カバーの間に形成される空間に配設し、
    上記接点ばね駆動体が上記可動接点ばねの屈曲形
    状部分に当接するようにしたことを特徴とする電
    磁継電器。
JP18574880U 1980-12-24 1980-12-24 Expired JPS6114117Y2 (ja)

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JPS57107254U JPS57107254U (ja) 1982-07-02
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JPS57107254U (ja) 1982-07-02

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